Cities: Skylines 10周年 – わたしの都市づくりの軌跡
Cities: Skylinesが10周年とのことです。
私も2015年4月からプレイしているのでほぼ10年プレイしています。
ということで、10年の軌跡を見ていきましょう。
※2015/4/13の画像
2015年 – 「ニュービギニングス」
最初の都市は、すべての市長の例に漏れず混沌としていました。
道路は直線的で無味乾燥、区画分けは正方形のグリッドのみ。
水道管の配置に悩み、電力線の引き方に頭を抱えました。
After Darkの発売で夜のエンターテイメント産業と観光に目覚め、繁華街の夜景に心躍らせました。
交通渋滞と汚水問題に苦しみながらも、ゲームの基本を学ぶ貴重な一歩でした。
※2015/10/25の画像
2016年 – 「ウィンターワンダーランド」
Snowfallの発売で雪国での都市づくりに挑戦した年。
路面電車を導入したり、雪化粧した街並みの美しさに魅了されました。
※2016/2/28の画像
一方でNatural Disastersで災害対策の重要性も学び、洪水や竜巻に備えた避難経路の確保と早期警報システムの構築に取り組みました。
災害後の復興計画まで考慮した都市設計は、現実世界の防災意識も高めてくれました。
2017年 – 「マウンテントランジット」
Mass Transitの発売で交通網づくりに目覚めた年。
モノレール、ケーブルカー、フェリーなど新たな交通手段を活用し、山岳地帯に挑戦。
高低差を活かした立体的な都市設計に取り組みました。
※2017/7/9の画像
Green Citiesの影響も受け環境に優しい電気自動車と充電スタンドの普及、有機廃棄物処理施設の導入など、持続可能な都市づくりの第一歩を踏み出しました。
山頂の風力発電所と谷間のエコ住宅が調和する風景は特にお気に入りです。
2018年 – 「パークアンドインダストリー」
Parklifeで都市の緑化に本腰を入れた年。
テーマパーク、自然公園、動物園、市立公園を戦略的に配置し、不動産価値の向上と市民の幸福度アップに成功。
※2018/6/3
後半はIndustriesに注力し、専門化された産業地区(農業、林業、鉱業、石油)の開発に挑戦。
原材料から最終製品までの生産チェーンを最適化する過程で、物流システムの複雑さと奥深さに気づかされました。
※2018/11/8
公園と産業が共存する持続可能な都市モデルの構築は、私の都市計画スキルの大きな転換点となりました。
2019年 – 「エデュケーションシティ」
Campus拡張パックに影響され、教育都市の構築に情熱を注いだ年。
3つの大学キャンパス(総合大学、工科大学、芸術大学)を中心に街を発展させ、各キャンパス周辺には学生向けの娯楽施設や低価格住宅を配置。
※2019/6/23
卒業生が地元企業に就職するサイクルを作り出し、高学歴人材による技術革新都市として成功。
夜間のキャンパスライトアップが美しく、スポーツイベント開催時の盛り上がりは特に印象に残っています。
2020年 – 「モダンジャパン・バイ・ザ・シー」
Content Creator Pack: Modern Japanの建物を活用し、日本風の都市景観に挑戦した年。
細い路地と高層ビルが混在する独特の都市空間を再現し、日本式の公園や商店街で活気ある街づくりを目指しました。
Sunset Harborの発売後は、漁業と水上交通を組み合わせた港町エリアを拡張。
※2020/3/26
パンデミック期間中のリアルライフを反映してか、健康施設と医療機関の配置に特に注意を払い、市民の健康寿命を延ばすことに成功しました。
夕暮れ時の海岸線から見える漁船の景色は、このゲームで最も印象的な瞬間の一つです。
2021年 – 「ブリッジタウン」
Content Creator Pack: Bridges & Piersを活用した水辺の都市開発に取り組んだ年。
様々な橋のデザインを試し、水路で分断された地区を魅力的につなぐ景観設計に挑戦。
あとは風景画像を作ろうといろいろ頑張った年でもありました。
大型DLCがない年でしたが、これまで学んだテクニックを組み合わせて、水と緑と建物が調和する独自の都市美学を追求。
※2021/12/13
小規模な改良の積み重ねが、時に大きな変革よりも都市の魅力を高めることを学びました。
2022年 – 「スカイウェイ・フィナンシャル」
Airportsの発売で大規模国際空港の建設に取り組んだ年。
ターミナル、滑走路、管制塔を最適に配置し、空港と都市を結ぶ交通網の整備に注力。
※2022/2/8
Plazas & Promenades拡張パックで歩行者天国の広場と遊歩道を街の中心に設け、車に依存しない都市区画を実現。
※2022/9/16
さらにFinancial Districtsを活用して高層ビジネス街を構築し、経済の中心地として洗練された都市空間を創出。
空の玄関口から金融街までの動線を意識した都市設計は、私の都市計画スキルの集大成と言えるものでした。
2023年 – 「リゾートライフ」
Hotels & Retreatsの発売で観光業に特化した都市開発を推進した年。
シティホテルから高級リゾート、ユースホステルまで様々な宿泊施設を戦略的に配置し、観光産業のエコシステムを構築。
ツアーバスの経路とレストラン、観光名所の連携を最適化し、訪問者数と滞在時間の最大化に成功。
※2023/6/2
地元の特色を活かした観光体験を提供することで、持続可能な観光都市モデルを確立。
これまで培った交通、環境、経済のノウハウを総動員し、住民と観光客が共に満足できる都市バランスの達成は、私の市長としての誇りです。
2024年 – 「レイルロード・レガシー」
Content Creator Pack: Railroads of Japanを活用し、日本の鉄道文化を再現した年。
駅前商店街と高層オフィス街を組み合わせ、日本特有のコンパクトシティを目指しました。
※2024/11/17
これまでの9年間で学んだすべてのテクニックとアイデアを注ぎ込み、交通、環境、経済、教育のバランスを完璧に保ちながらも、
各駅周辺に個性的な特徴を持たせることに成功。
Cities: Skylines IIの発売を前に、オリジナルゲームの集大成として、鉄道を軸に発展する持続可能な都市モデルを実現しました。
※CS2画像 – 2025/3/6
10年間のCities: Skylinesの旅は、単なるゲームプレイを超えて、都市計画や社会システムへの理解を深める学びの道のりでした。
初心者から経験豊かな仮想市長へと成長する過程で、失敗と成功を繰り返しながら、理想の都市像を追求し続けてきました。
各年のDLCが提供する新たな可能性に触れ、自分の都市づくりの哲学も進化していきました。
次の10年も、Cities: Skylinesとともに新たな都市づくりの冒険を続けていきたいと思います。
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