ガイアの夜明け 感想

『島国ニッポン 令和の”開国”へ~外国人とどう向き合う~』【今日の「ガイアの夜明け」感想】

今日のガイアを3行で

  • 外国人労働者問題について
  • モンゴル人労働者を確保しようと頑張っている企業がありました
  • 外国人の感性で万年筆に伝統工芸を施して販売してました

※この記事はガイアの夜明けを見ながら自分のメモ書き的な感じで書いている記事です。放送内容を引用してます

池の平ホテル 白樺リゾートの復活

長野県白樺湖
湖畔には家族で楽しめる遊園地
動物とも触れあえます
昭和の雰囲気が漂ってます。
1988年のテレビCMで有名だったそうです…私は知らないですけども。
北海道じゃ知らんですわな。

1955年の開業以来湖畔のリゾートとして有名だそうです。

最近本館リニューアルしたそうです。
展望露天風呂や館内もおしゃれに

やってきたのは台湾からのツアー客でした。
台湾出身のホテルマンもいます。
入社して半年らしいですが、丁寧な接客を心がけているそうです。

大変なところもあるが充実している

レストランの厨房

カレーの仕込みをしているのはネパールのバスネットさん

ネパールからきて16年だそうです。

あんまり大変でない
日本の言葉がわからんくてもみんなが助けてくれるから大丈夫

今や欠かせない貴重な戦力となっている外国人スタッフ
ミャンマー・ベトナム・ネパールなど23人いるそうです。
矢島社長

それぞれの国からスタッフが更に仲間に加わってもらえるようなあり方を引き続き努力していきたい

深刻な人手不足は観光業だけでなくあらゆる業界に広がっていました。

外国人労働者で…という話があります。

GTN(グローバル・トラスト・ネットワーク)

東京新大久保
韓国やらなんやらでしたっけね。
食べ歩きが人気です。
GTNと書かれた店舗があります。

お客も店員も外国人だらけです。

「SIMカードを作りに来た」
「インドネシアから来た部屋の契約」

GTM

在日外国人にスマホの契約や家の賃貸などサポートしています。

外国人の差別の経験

1位:家を探すとき
2位:仕事をしているとき
3位:仕事を探すとき
4位:クレジットカード作成
5位:銀行口座作成

取材中には水漏れの相談が来てました。
水のトラブルから仕事の相談まで対応するそうです。

何がトラブルがあってもどこに連絡すれば良いか分からない外国人が多い

ネパール人の従業員
日本語、英語、ヒンディー語が出来る。

24言語に対応70万人以上をサポート

GTN本社社長後藤さん

創業から15年以上外国人のサポートをしてきたそうです。

審査部は1日300件の審査をしているそうです。
外国人が家を借りるとき保証人がいない。
GTNが保証人を代行し手数料を得るビジネス

(外国から)来た人が嫌な思いをして帰るとか
差別を受けたと感じる環境を変えたい

後藤さんが外国人ビジネス始めたのは大学時代
ITベンチャーを起業した仲間の中国人や韓国人の留学生の保証人になったのが切っ掛けだそうです。
その輪が広がり、2006年GTN企業

丸井グループ本社

エポスカードと新たなカードの開発を進めていた
外国人が困っているクレカを作りやすくしようとしているそうです。
外国人は3割くらいにしかカードを発行していない

外国人専用のクレジットカード(VISA)

他社は殆ど外国人向けをやっていない。トップランナーになれる可能性がある

GTNは、外国人と日本の企業の人材マッチングサービスもやっていました。

カルディ、山ちゃん、アシックス
IT企業の正社員まで多岐にわたる

日本人が本当に採用できなくなってきた
外国人がいてくれた方が助かるというニーズも増えているそうです。

チンギスハーン国際空港
モンゴルの国土は日本の4倍

伝統のゲルに暮らす遊牧民が今もいます

首都ウランバートル
人口160万人が暮らす大都市
人口の半分だそうです。

チンギスハーン広場で目立つのは若者

平均年齢

日本:48歳
モンゴル:28歳

モンゴルも若い国なんですねぇ。

日本に来たい人がいる
一人でも多く来て貰い日本とモンゴルの架け橋に

やってきたのは、新モンゴル高等専門学校
日本の高専を真似て作ったそうです。

5年間日本語の勉強しているという学生。
ロボットの部品を手作りしていました

実践的技術力を身が行きます。

高専に入って日本は凄いと思って必ず日本の会社や工場で働きたい

という学生さん。
そんなモンゴルは車社会。走っている殆どがトヨタ車。
郊外に出ると道なき道
悪路を走るので故障が多く修理のための機械工学が盛んだそうです。

平均月収5万円のモンゴル
若者の多くが海外を目指すそうです。

高収入目指して。

モンゴルにある外国に人材を送り出す政府機関

彼らの協力が必要です。
後藤さん今回ミーティングに期待をかけていた。

モンゴルに注目している日本企業が増えている
我々も色々な形で一緒にやっていきたい
協力をお願いしたい

厳しい表情を崩さない政府機関側

モンゴル国民の中では韓国に行った方が良いとの認識が一般的
日本で働いているモンゴル人の給与が韓国よりも低い

日本の現実を突きつけられました。

日本が安すぎますからねぇ。日本人すら糞安い給料で働いてますから
円安ですし日本の価値って本当になくなってきてるなぁと思います。

在韓モンゴル人

日本の3倍

「若者が海外に働きに行く理由は経済面。給与の高さや貯金できるかなどが一番。2番目は働き方や制度で良い環境が整っているか」
「どんどん変えていかないと取り残されてしまう。日本に来たい人が沢山いるのも事実。期待に応えられるようにやっていく」

ウランバートルのオフィスビル
2017年GTNモンゴル開設したそうです。

そこに3人の男女がやってきました。
集まったのは4月日本で就職が決まった内定者達。

就職先の人事担当者と面談を重ねていました。

来日に向けて心の準備は?

日本に行って日本人と一緒に働いてみたい
どう言う仕事をやったら進むのか
どうやって日本は発展したのか
行ったことが無いから見ながら…

勉強しているというツォルモン氏48歳
元レスリングチャンピオン。
横綱朝青龍とも縁があります。
建設現場で豊富な経験を持つ技術者

即戦力として採用されてました。

ビジネスマナー研修もGTNの仕事の一つ。
受け入れた企業や社会や来た人が満足してもらえるためには事前の知識教育と心構えが大切。

金子機械

モンゴル3人に内定出した会社です。
重機が並んでいるが建設会社ではありません。

金子機械。重機レンタルする会社です。
返却されたら整備して再び貸し出します
色々なメーカー機械の種類があります。
現場に応じ専門の技術が必要だそうです。
色々な会社に対応が必要。

重機は高価なので自社で持たずレンタルするケースが増えているそうで。
需要は右肩上がり。
人材獲得に苦戦してきているそうです。

金子機械は外国人社員7人。

外国人を雇ってみてどう?

良かった。人材不足を解消してくれたというわけではなく、彼らが勉強熱心
教える側も熱意を持って遅いえると応えてくれる。
それが自分たちも嬉しくて相乗効果が良かった

モンゴルのガラム氏
日本に来て5年

ショベルカーのエンジンとかエンジンオイル漏れとか修理することがあるかの確認。

苦労したのが言葉の壁
日本語の勉強をしながら仕事をしていました。

努力の甲斐あって漢字が多い注文書も読めるように

ガラム氏
国立大学で学んだ機械工学のエキスパート

なんでもできるよういならないとだめ。まだまだ

仕事をリードすることも増えてきたそうです。
日本人社員からも頼られています。

困ったことでもすぐ教えてくれるので助かっている
機械を覚えようという姿勢が違う
日本人みたいに働きたい

ガラム氏の原動力です。
17:30仕事終わりで帰宅。
去年結婚したガラムさん
妻と2人で暮らしてます

ハクさん

3LDKの社宅家賃は3万円。
かなりお安いようです。

夕食の準備は2人で行っていてモンゴル家庭料理作って撒いた

ボーズというモンゴルの餃子。
美味しそうでした。

ガラムさんの大好物
妻のハクさんは日本語の勉強中。

日本は凄く発展している国だから家族と日本で長く暮らしたい
子どもも作って幸せな生活を作りたい

外国人採用をしている金子機械
中心が人事担当の市村さん
モンゴルの内定者と面談をしていた女性

市村さんは入社10年目
海外での経験が今に繋がっているそうです。

自分が言ったときは自分が外国人。外国人の気持ちが少し分かる

モンゴル人の採用も市村さんが提案
どうやったらスムーズに受け入れられるか独学で学び試行錯誤していました。

文化が違うのか、言葉を間違えているのか、性格なのか
いろいろ考えて一個一個確かめて歩み寄って…

大切にしているのが外国人社員との面談してました。

N2などの試験対策の日本語教室は会社が全額負担。

金子機械

給与体系は日本人と同じだそうです。

市村さんは日本人スタッフにもある取り組みを進めている
管理職に向けた外国人接し方講習会なども開いてました。
「明確な指示をしましょう等」とやってました。
「指示の出し方一つで誤解生まないように歩み寄るのが大事」と。

週末の夜

管理職とモンゴル人社員との交流会
食事はモンゴル料理
コロナ禍で出来なかった交流会が実現してました。

価値観の共有なども行えてました。

この秋に内定者3人がモンゴルから迎える
お互いを知る事が何より大事

技能実習制度の見直し

技能実習制度などに関する有識者会議

政府有識会議の座長代理の方が説明してくれてました。

技能実習制度を廃止して新しい制度を作ろうとしてました。

技能実習生制度とは

外国人が働きながら技能を学ぶ
本国に持って帰って使えないといけないです。

国際協力の仕組みとして1993年にできました。

ただ日本の労働力不足を補う手段として使われ低賃金長時間労働など噴出

これまでは
人材教育を通じた国際貢献
今後は、労働力確保人材育成

これまでは3-5年
今後は、長期滞在を可能に

これまでは、転職原則不可
今後は、一定の制度内で可能に

新制度が出来てきたいと思ってもらえるか…
日本は人手不足ですが日本の賃金が上がりません。

ただ母国の賃金は上がっています。
外国人労働者を欲しがっているのは韓国、台湾など日本以外にもあり競合している
意識も変えないと行けない

日本人は閉鎖的。外国人と付き合うのが下手。
インバウンドが増えて外国人との接触機会が増えている
気持ちを変える開国するチャンス

ワンチャー

大分豊後高田市。
社員の8割外国人

スリランカ、アフリカ…彼らが手がけるのは万年筆

螺鈿蒔絵サンピラー 148,500円
蒔絵桜 242,000円

高い…

唯一無二の高級万年筆を作っています。
美術品のような作品はため息が出ます。
世界中で高く評価され売上の8割を海外が占めてるそう。


ワンチャーを経営するのは岡垣氏

万年筆の価値を見いだしたのは外国人
新たな視点興味を見つけ出すことが出来る
できるだけ色々な人が一緒に働き
融合することで製品が生み出されることを目指す

大分県には学生の半分が留学生という大学がある
2011年の創業以来そこの卒業生を採用しています。

岡垣さんがリーダーにしたのはインド人のカルパナさん

そのカルパナさんが新たな作品を作ろうとしていました。

木工職人の酒井さんと田谷漆器店のコラボ。


田谷漆器店は創業1818年輪島塗の専門店
創業200年
卓越した職人技で伝統の美を守ってきました。

田谷さん達に持ちかけたのが木工職人の酒井さんが作るペンに漆塗りをするという物でした。
酒井さんの木工と輪島職人の技を掛け合わせて作りたいとのこと。

僕らにはないマーケットでデザインも全然いままでと違う
ヒット商品になりそう。職人の育成にも繋がる

と、田谷氏

カルパナさん世界に発信するのも大事な仕事です。
英語解説もつけます
伝統工芸の素晴らしさを表現するのが大事です。

先生の話を聞いて説明をできるだけ書いている
海外の客が漆のことをあまり知らないのでこれを四で貰い職人のことを知ってもらえれば信頼が出来る

5月
カルパナさんが来たのは1年通い続けた場所

九州を代表する漆塗り作家
廣田さんのアトリエ

廣田さん

伝統技法や独自技法で作品を手がける作家さん。

見せてくれたのは半年前カルパナ氏が制作依頼した万年筆

廣田さんの万年筆は海外のお客さんに人気だそうです。

廣田さんの思いは

自分からは殆ど発信しないので訪れてくれるのは、いままで身につけた技術を活かしてくれている
私のそのものをを活かしてくれているのでありがたい存在

そんなカルパナ氏。
インドに帰ることにしたそうです。

ワンチャーをインドにも広めたいとのこと。

インド帰国後ワンチャーの仕事をするそうです。
カルパナのために集まる社員
3年過ごした仲間達が別れを惜しみます。

感動のお別れシーンでした。

1週間後

廣田さんの元へ引き継いだのはインドネシア出身マリシさん
万年筆が完成しました。

金箔蒔絵 椿

綺麗な作品でした。

凄く大きい椿が裏にある。
音が鳴るようにボトンと落ちる椿は潔さがある

と作家さんが説明してくれていました。

翌日マリシ氏が動きます
調べていたのは椿の花言葉

他の人にどうやって説明するのか自分が分からないと説明できない
先に理解するために

廣田さんからの話も自分の言葉に置き換えます

数日後
オンラインの相手はカルパナ氏

完成が気になっていました。
廣田さんのページも上手く作れていました。

社長の岡垣さん
外国人社員の成長に期待しています

真面目さ熱心さ
自分たちからも感心させられる
楽しみですねみんな

まとめ・感想

外国人労働者を如何に受け入れるかという話でした。
先ほども書きましたけど日本は今や世界でも貧しいというか安い国の一つ。
様々な国に負けてますからね。
豊だけど貧乏なのです。
そんな国に来たい人などどれだけいるのだろう。

他のアジア諸国の方がよっぽど稼げますからね。

日本の惨めさを改めて実感してました。

実質賃金下がりっぱなしなんだから豊になるはずがないのです

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