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関屋記念・東海ステークス競馬予想|データ分析による本命・対抗馬選定

競馬予想コーナー

主に日曜日に行われる重賞レースの競馬予想をしています。

個人の予想なので当たらないことの方が多いとは思います。

2024年の印予想ワイド的中率は75.36%

回収率は68.9%となりました。

※ワイド的中の定義:6頭選びその6頭でワイド当たりが作れれば的中とする

その実績をひっさげ?予想をしていきます。

関屋記念(GIII) 新潟競馬場(7/27) 芝1600m

レース概要と変更点

関屋記念は新潟競馬場1600メートル(芝・外)で行われるハンデキャップ戦のG3レースです。

今年は夏の新潟開幕週に開催され、サマーマイルシリーズの第2戦として位置づけられています。

負担重量が別定からハンデキャップに変更され、出走馬のローテーションにも変化が生じています。

人気別傾向

過去10年の優勝馬10頭中9頭が単勝4番人気以内で決着しており、上位人気馬が堅実な成績を残しています。

一方で2着は7頭が6番人気以下となっており、上位人気同士の決着は少ない傾向にあります。

ハンデ戦への変更により、下位人気馬の台頭余地が広がる可能性があります。

枠番別傾向

過去10年で7枠と8枠が合計7勝を挙げ、2着も計5回と外枠が好成績を収めています。

内枠よりも外寄りの枠に入った馬の方が有利な傾向が見られます。

迷った際は外枠の馬を重視する戦略が有効とされています。

前走別成績

3着以内が最も多いのは中京記念組の9回ですが、今年は関屋記念が先に開催されるため臨戦過程が変化します。

しらさぎS(旧米子S)組やその他のG3組、上半期のマイルG1からの参戦馬に注目が集まります。

G1からの参戦馬は2-1-4-19の成績で、勝率7.7%、3着内率26.9%となっています。

勝ち馬の特徴

過去10年の優勝馬10頭中9頭は前走を勝利しているか、負けていても1着馬とのタイム差が0.4秒以内でした。

その9頭中8頭にはオープンクラスの芝1600メートル戦での勝ち鞍があり、距離実績が重要なファクターです。

前走の好走と距離適性の両方を満たす馬が優勝候補として有力視されます。

関屋記念予想

馬番:馬名
14:カナテープ
8:シヴァース
15:イミグラントソング
4:レガーロデルシエロ
18:ダイシンヤマト
×16:フォーチュンタイム

本命:カナテープ(1番人気)

前走:府中牝馬S2着 1:46.2(良)芝18m

複合評価:7項目中6項目該当(本命級認定)

個別間隔実績:該当間隔(中4週)で過去4戦4勝【信頼度:Aランク】

該当データ(客観的根拠):

  • 基本データ:6歳牝馬で左回り【4-4-3-2】連対率61.5%【信頼度:Aランク】
  • コース適性:新潟芝【0-0-1-1】、1600m芝【0-2-1-1】連対率50%【信頼度:Bランク】
  • 前走評価:府中牝馬S2着、G3での好走継続
  • 騎手評価:キング騎手とのコンビ連対率27.6%【信頼度:Aランク】
  • 血統評価:父ロードカナロアの該当距離での実績優秀
  • 調子評価:追い切りA評価、前走時体重増も府中牝馬Sで好走

人気度検証:1番人気だが、データ分析では全項目で優秀なため本命選出

対抗:シヴァース(4番人気)

前走:しらさぎS10着 1:33.7(良)芝16m

複合評価:7項目中5項目該当(対抗級認定)

個別間隔実績:該当間隔(中4週)で過去3戦2勝【信頼度:Bランク】

該当データ(客観的根拠):

  • 基本データ:4歳牡馬で該当距離【3-0-1-2】勝率50%【信頼度:Bランク】
  • コース適性:新潟芝【1-0-0-0】勝率100%【信頼度:Dランク】
  • 前走評価:しらさぎS10着だが同距離での立て直し期待、前走は先行策が裏目
  • 騎手評価:内田博幸騎手の実績は低いが馬の能力評価
  • 血統評価:父モーリスの該当距離実績良好
  • 調子評価:追い切りA評価、前走勝ち馬の前で競馬

人気度検証:4番人気だが、新潟実績と追い切り評価で対抗評価

単穴:イミグラントソング(3番人気)

前走:NHKマイルC11着 1:32.4(良)芝16m

複合評価:7項目中5項目該当(単穴級認定)

個別間隔実績:該当間隔(中10週)で過去2戦1勝【信頼度:Cランク】

該当データ(客観的根拠):

  • 基本データ:3歳牡馬でデータ的に有利、該当距離【2-1-1-2】連対率50%【信頼度:Bランク】
  • コース適性:サンプル不足だが新潟初参戦
  • 前走評価:NHKマイルC11着だが前走距離変更効果見込める
  • 騎手評価:石川裕紀人騎手の15番枠連対率25%【信頼度:Cランク】
  • 血統評価:父マクフィのG2勝利実績あり
  • 調子評価:追い切りA評価、ニュージーランドT勝ち馬の実績

人気度検証:3番人気だが、3歳馬の実績と調子面で単穴評価

連下:レガーロデルシエロ(5番人気)

前走:新潟大賞典10着 2:01.4(稍)芝20m

複合評価:7項目中4項目該当(連下級認定)

個別間隔実績:該当間隔(中9週)で過去4戦2勝【信頼度:Bランク】

該当データ(客観的根拠):

  • 基本データ:4歳牡馬、該当距離【1-2-1-0】連対率75%【信頼度:Bランク】
  • コース適性:新潟芝【0-0-0-1】実績少ないが左回り適性良好
  • 前走評価:新潟大賞典10着だが距離短縮効果大
  • 騎手評価:戸崎圭太騎手との連対率26.8%【信頼度:Aランク】
  • 血統評価:父ロードカナロアの実績良好
  • 調子評価:追い切りS評価(最高評価)、美浦S勝ち鞍あり

人気度検証:5番人気だが、追い切り最高評価と距離短縮効果で連下評価

連下:ダイシンヤマト(8番人気)

前走:しらさぎS4着 1:33.4(良)芝16m

複合評価:7項目中4項目該当(連下級認定)

個別間隔実績:該当間隔(中4週)で過去5戦3勝【信頼度:Aランク】

該当データ(客観的根拠):

  • 基本データ:5歳牡馬で該当距離【4-3-4-5】勝率25%【信頼度:Aランク】
  • コース適性:新潟芝【0-0-0-0】実績ないが左回り【0-3-3-3】連対率33%【信頼度:Bランク】
  • 前走評価:しらさぎS4着、前走1勝クラス勝ち上がり組
  • 騎手評価:吉田豊騎手との連対率11.2%【信頼度:Aランク】
  • 血統評価:父ヤマカツエースの実績は限定的
  • 調子評価:追い切りB評価、あけぼのS勝ち馬の実績

人気度検証:8番人気だが、前走しらさぎS好走と該当距離実績で連下評価

穴:フォーチュンタイム(6番人気)

前走:阪急杯5着 1:22.0(良)芝14m

複合評価:7項目中4項目該当(穴級認定)

個別間隔実績:該当間隔(中21週)で過去3戦2勝【信頼度:Bランク】

該当データ(客観的根拠):

  • 基本データ:4歳牡馬、該当距離【3-1-0-0】勝率75%【信頼度:Bランク】
  • コース適性:新潟芝【0-0-0-0】実績ないが左回り【1-0-0-0】勝率100%【信頼度:Dランク】
  • 前走評価:阪急杯5着、距離延長で良化期待
  • 騎手評価:三浦皇成騎手の実績は標準的
  • 血統評価:父グレーターロンドンの実績は有望
  • 調子評価:追い切りA評価、休み明け実績良好

人気度検証:6番人気だが、該当距離での勝率75%と調子面で穴馬評価

全頭チェック結果

検討対象:18頭中12頭を詳細検討

前走1勝クラス好走馬:レガーロデルシエロ(美浦S勝ち)、ダイシンヤマト(あけぼのS勝ち)、ハクサンバード(湘南S勝ち)、シヴァース(夢洲S勝ち)を全て検討済み

人気薄検討馬:ハクサンバード(12番人気)、ニシノスーベニア(13番人気)、アルセナール(7番人気)も検討したが、距離実績・調子面で上位6頭に及ばず

除外根拠: – オフトレイル:中16週の長期休養で該当距離実績乏しい – シンフォーエバー:芝実績は新馬戦のみで重賞では通用せず – ジョウショーホープ:左回り実績【1-0-0-4】で苦手 – ボンドガール:前走ヴィクトリアマイル16着の大敗から立て直し困難 – メイショウシンタケ:左回り【0-0-0-8】で完全に苦手コース – リフレーミング:該当距離実績【0-0-0-0】で初挑戦

東海ステークス(GIII) 中京競馬場(7/27) ダ1400m

レース概要

昨年までプロキオンSの名称で行われていた当レースは、本年より東海Sに変更された。

ここ数年の3連単配当は年によって大きく変動し、2020年が82万6670円、2021年が194万4140円と大荒れした年もあれば、2023年は9310円、2024年は2万5360円と順当に収まった年もある。

過去10年のプロキオンSを集計対象として、好走馬に共通するポイントを分析している。

人気薄の馬も侮れない

過去10年の単勝人気別成績では、1番人気の3着内率が50.0%とやや物足りない結果となっている。

5番人気以内の馬はそれぞれ3着内率が30%以上を記録しているものの、安定感に欠ける面もある。

3着以内馬延べ30頭のうち10頭は6番人気以下の馬であり、伏兵が馬券に絡む可能性も高いレースとなっている。

4歳馬が好成績

過去10年の年齢別成績では、4歳馬が6勝を挙げて圧倒的な強さを見せている。

連対馬20頭のうち9頭を4歳馬が占めており、連対率も31.0%と優秀な水準に達している。

4歳馬の好走傾向は明確であり、馬券検討の際には重要な要素として考慮すべきポイントとなっている。

前走好走馬が中心

過去10年の前走着順別成績では、前走1着だった馬が3着内率30.6%と比較的優秀な成績を収めている。

一方で前走6着以下だった馬の3着内率は11.5%にとどまっており、明確な差が見られる。

どちらかといえば前走好走馬が強いレースの傾向があり、前走の成績は重要な判断材料となる。

勝ち馬を探せ! FOR THE WIN

過去5年の優勝馬5頭は、いずれも年齢が6歳以下という共通点を持っている。

また、この5頭すべてが前走の距離と当レースの距離が異なるという特徴も見られる。

年齢の若さと前走距離の違いが勝ち馬の重要な条件として浮かび上がっており、予想の際の絞り込み要素として活用できる。

東海ステークス予想

馬番:馬名
2:ビダーヤ
13:コンクイスタ
14:サンライズホーク
16:サンライズフレイム
4:エートラックス
×7:ヤマニンウルス

本命:ビダーヤ(1番人気)

前走:欅ステークス1着 1:23.2(良)ダート1400m

複合評価:7項目中6項目該当(本命級認定)

個別間隔実績:該当間隔(中8週)で過去実績なし(初回間隔)【信頼度:参考程度】

該当データ(客観的根拠):

  • 基本データ:4歳馬でプロキオンS系レースで過去4歳馬が6勝(勝率20.7%)【信頼度:Aランク】
  • 距離適性:ダート1400m【4-0-0-0】連対率100%【信頼度:Bランク】
  • 前走評価:オープン特別勝ち馬、距離変更なし効果○
  • 騎手評価:坂井瑠星の中京ダートで連対率25.0%【信頼度:Aランク】
  • 血統評価:父リアルスティールの短距離ダート適性○
  • 調子評価:追い切りB評価、馬体重未発表だが4連勝中の上昇期

人気度検証:1番人気だが、データ分析では無敗の4歳馬として最も信頼度が高いため妥当な評価

対抗:コンクイスタ(5番人気)

前走:天保山ステークス1着 1:23.6(良)ダート1400m

複合評価:7項目中5項目該当(対抗級認定)

個別間隔実績:該当間隔(中4週)で過去2戦2勝【信頼度:Cランク】

該当データ(客観的根拠):

  • 基本データ:5歳馬で東海S系レースで過去5歳馬が5勝(勝率14.3%)【信頼度:Aランク】
  • 距離適性:ダート1400m【3-3-2-0】連対率75%【信頼度:Bランク】
  • コース適性:中京ダートで連対率100%のデータ該当馬【信頼度:Aランク】
  • 前走評価:オープン特別勝ち馬、距離変更なし
  • 騎手評価:松山弘平の中京ダートで連対率26.9%【信頼度:Aランク】
  • 調子評価:追い切りB評価、前走勝利の好調維持

人気度検証:5番人気だが、中京ダート連対率100%データと前走勝ち馬の実績で対抗評価が妥当

単穴:サンライズホーク(6番人気)

前走:東京スプリント2着 1:11.3(稍)ダート1200m

複合評価:7項目中4項目該当(単穴級認定)

個別間隔実績:該当間隔(中14週)で過去実績少【信頼度:Cランク】

該当データ(客観的根拠):

  • 基本データ:6歳馬で東海S系レースで過去6歳馬が3勝(勝率8.8%)【信頼度:Aランク】
  • コース適性:中京ダートで【3-0-0-0】連対率100%【信頼度:Cランク】
  • 前走評価:G3で2着、距離延長効果(1200m→1400m)○
  • 血統評価:父リオンディーズの短距離適性○
  • 調子評価:追い切りS評価(最高評価)、脚質自在で好調
  • 実績評価:G3級3勝の重賞実績馬

人気度検証:6番人気だが、中京実績100%と追い切りS評価で穴馬として妥当

連下:サンライズフレイム(2番人気)

前走:栗東ステークス5着 1:22.8(稍)ダート1400m

複合評価:7項目中4項目該当(連下級認定)

個別間隔実績:該当間隔(中9週)で過去実績良好【信頼度:Bランク】

該当データ(客観的根拠):

  • 基本データ:5歳馬で該当年齢データ該当【信頼度:Aランク】
  • 距離適性:ダート1400m【6-1-2-2】連対率63.6%【信頼度:Aランク】
  • 前走評価:リステッドで5着、前走1番人気での凡走
  • 騎手評価:菱田裕二とのコンビ実績28.6%【信頼度:Bランク】
  • 血統評価:父ドレフォンの短距離ダート適性◎
  • 調子評価:追い切りA評価、距離実績は高い

人気度検証:2番人気だが、前走凡走と上位3頭より評価劣るため連下評価

連下:エートラックス(9番人気)

前走:東京スプリント1着 1:11.3(稍)ダート1200m

複合評価:7項目中4項目該当(連下級認定)

個別間隔実績:該当間隔(中14週)で過去実績少【信頼度:Cランク】

該当データ(客観的根拠):

  • 基本データ:4歳馬でプロキオンS系レースで該当年齢有利【信頼度:Aランク】
  • 距離適性:ダート1400m【2-1-0-0】連対率100%【信頼度:Cランク】
  • 前走評価:G3勝ち馬、距離延長効果(1200m→1400m)○
  • 実績評価:G2・G3複数勝の重賞実績馬
  • 調子評価:追い切りA評価、前走勝利で好調
  • 血統評価:父ニューイヤーズデイの適性○

人気度検証:9番人気だが、前走G3勝ち馬で4歳馬データ該当のため連下に抜擢

穴:ヤマニンウルス(3番人気)

前走:アンタレスステークス7着 1:52.6(良)ダート1800m

複合評価:7項目中4項目該当(穴級認定)

個別間隔実績:該当間隔(中13週)で過去好実績【信頼度:Bランク】

該当データ(客観的根拠):

  • 基本データ:5歳馬で東海S系レースで過去5歳馬が5勝【信頼度:Aランク】
  • 実績評価:昨年のプロキオンS勝ち馬、該当レース連覇の可能性【信頼度:Aランク】
  • 距離適性:ダート1400m【0-0-1-0】で3着実績、距離短縮効果(1800m→1400m)◎
  • 騎手評価:武豊騎手とのコンビ実績44.4%【信頼度:Bランク】
  • 血統評価:父ジャスタウェイの万能性、短距離適性○
  • 調子評価:追い切りB評価、前走は距離長すぎた可能性

人気度検証:3番人気で、昨年勝ち馬の実績と距離短縮効果を評価。前走は1800mで力を出し切れず

全頭分析結果

検討対象:16頭中16頭を全頭分析し、複合的評価システムによる客観的データ分析を実施

前走条件戦好走馬の確認:ビダーヤ(前走欅S 1着)、コンクイスタ(前走天保山S 1着)、エートラックス(前走東京スプリント 1着)、サンライズホーク(前走東京スプリント 2着)を特に重視評価

注目除外馬と理由

インユアパレス(4番人気):川田騎手は魅力だが、前走4着で調子面に不安。4歳馬データは良いが他の4歳馬を優先

オメガギネス(7番人気):初の短距離挑戦で該当距離実績なし【0-0-0-0】、距離適性に疑問符

ロードエクレール(10番人気):前走逃げて10着と大敗、中15週の間隔も長すぎる

レース展望

想定ペース:前に行く馬が少なく、ミドルペース想定。ロードエクレールが逃げる可能性が高い

有利脚質:データ上逃げ・先行有利だが、今回は差し馬にもチャンスあり

馬場状態:良馬場想定、暑熱対策競馬で時計は平均的

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