競馬予想

函館記念とラジオNIKKEI賞を予想してみた(2025/6/29)

競馬予想コーナー

主に日曜日に行われる重賞レースの競馬予想をしています。

個人の予想なので当たらないことの方が多いとは思います。

2024年の印予想ワイド的中率は75.36%

回収率は68.9%となりました。

※ワイド的中の定義:6頭選びその6頭でワイド当たりが作れれば的中とする

その実績をひっさげ?予想をしていきます。

函館記念(GIII) 函館競馬場(6/29) 芝2000m

函館記念G3 概要

サマー2000シリーズの開幕戦となる函館記念は、函館競馬場2000メートル(芝)のハンデキャップ戦として開催される。

過去10年の優勝馬は全て負担重量が54キログラムから57.5キログラムの範囲内であり、53キログラム以下やトップハンデの馬は勝利していない。

ハンデの重量配分が勝敗に大きく影響する傾向が見られる。

人気別成績の特徴

過去10年で単勝5番人気以内の馬が8勝を挙げており、上位人気馬が堅実な成績を残している。

一方で、6番人気以下の馬が2着7回3着6回と下位人気馬の好走が目立ち、10番人気以下でも2着5回3着3回の実績がある。

3着以内馬30頭中15頭が6番人気以下の馬であることから、穴馬にも十分な注意が必要である。

年齢別傾向

3歳馬と4歳馬は出走数は少ないものの、3着内率では5歳以上の馬を上回る好成績を示している。

3着以内馬の数では6歳馬が最多の11頭となっており、ベテラン勢の活躍が顕著である。

連対馬20頭中12頭が6歳以上の馬となっており、経験豊富な馬への注目度が高い。

前走成績の影響

前走で5着以内だった馬が6勝、3着以内13回と好成績を残しているが、必ずしも前走好走が必須条件ではない。

前走6着から9着だった馬の3着内率がわずかに前走5着以内馬を上回っており、前走の着順による影響は限定的である。

前走10着以下に敗れていた馬でも3着以内8回の実績があり、前走の着順にとらわれすぎる必要はない。

優勝馬の条件

過去10年の優勝馬10頭のうち7頭は、GⅠを除く直近のレースでGⅡまたはGⅢに出走し6着以内に入っていた。

GⅡ・GⅢ以外のレースが直近だった残り3頭のうち2頭は、そのレースで1着を獲得していた。

GⅠを除く直近のレースがGⅡかGⅢなら6着以内、それ以外のレースなら1着という条件が優勝候補選定の重要な指標となる。

函館記念予想

馬番:馬名
13:マコトヴェリーキー
11:ランスオブクイーン
3:ハヤテノフクノスケ
7:ディマイザキッド
4:キミノナハマリア
×5:ボーンディスウェイ

本命:マコトヴェリーキー(2番人気)

前走:阪神大賞典2着 3:04.3(良)芝3000m

複合評価:7項目中5項目該当(本命級認定)

個別間隔実績:該当間隔(中13週)で過去1戦1勝【信頼度:Dランク】

該当データ(客観的根拠):

  • 基本データ:5歳馬で過去重賞連対率50%【信頼度:Bランク】
  • コース適性:芝2000m【2-0-0-2】連対率50%【信頼度:Cランク】
  • 前走評価:G2で2着、距離変更効果プラス(3000m→2000m短縮)
  • 騎手評価:北村友一の函館芝連対率23.1%【信頼度:Bランク】
  • 血統評価:父オルフェーヴルの中距離G1実績多数
  • その他:追い切りB評価、1週前より終い改善傾向

人気度検証:2番人気の支持は妥当、前走G2連対実績と距離短縮効果を評価して本命選出

対抗:ランスオブクイーン(6番人気)

前走:シドニーT1着 2:05.0(稍重)芝2000m

複合評価:7項目中4項目該当(対抗級認定)

個別間隔実績:該当間隔(中4週)で過去2戦1勝1着【信頼度:Cランク】

該当データ(客観的根拠):

  • 基本データ:4歳牝馬で斤量54kg、過去データで有利条件【信頼度:Aランク】
  • コース適性:芝2000m【3-1-1-3】連対率50%【信頼度:Bランク】
  • 前走評価:3勝クラス1着、距離変更なし
  • 騎手評価:斎藤新の該当コース連対率データ不足【信頼度:Dランク】
  • 血統評価:父タリスマニックの中距離適性
  • その他:追い切りA評価、ゴール前仕掛けで好感触

人気度検証:6番人気は過小評価、前走3勝クラス勝利馬の過去データ的優位性で対抗選出

単穴:ハヤテノフクノスケ(1番人気)

前走:天皇賞春11着 3:17.5(良)芝3200m

複合評価:7項目中4項目該当(評価やや慎重)

個別間隔実績:該当間隔(中7週)で過去実績なし【信頼度:Dランク】

該当データ(客観的根拠):

  • 基本データ:4歳馬で函館記念過去データでは好成績年齢【信頼度:Aランク】
  • コース適性:芝2000m【2-2-0-1】連対率80%【信頼度:Cランク】
  • 前走評価:G1で11着、距離変更効果大(3200m→2000m大幅短縮)
  • 騎手評価:横山武史の函館芝連対率33.3%【信頼度:Bランク】
  • 血統評価:父ウインバリアシオンの実績限定的
  • その他:追い切りB評価、斤量減効果(58kg→56kg)

人気度検証:1番人気だが前走G1大敗を考慮し単穴評価、距離短縮と斤量減効果に期待

連下:ディマイザキッド(3番人気)

前走:新潟大賞典8着 2:01.3(稍重)芝2000m

複合評価:7項目中4項目該当

個別間隔実績:該当間隔(中5週)で過去実績なし【信頼度:Dランク】

該当データ(客観的根拠):

  • 基本データ:4歳馬で斤量56kg、適正年齢・斤量帯【信頼度:Aランク】
  • コース適性:芝2000m【3-2-0-2】連対率71%【信頼度:Bランク】
  • 前走評価:G3で8着、距離変更なし
  • 騎手評価:岩田康誠の該当コース連対率40%【信頼度:Dランク】
  • 血統評価:父ディーマジェスティの中距離適性
  • その他:追い切りB評価、美浦所属で関東馬有利データに該当

人気度検証:3番人気は妥当、芝2000m連対率71%の高適性と関東馬データで連下選出

連下:キミノナハマリア(7番人気)

前走:阪神牝馬S11着 1:33.4(良)芝1600m

複合評価:7項目中4項目該当(穴馬条件合致)

個別間隔実績:該当間隔(中10週)で過去実績なし【信頼度:Dランク】

該当データ(客観的根拠):

  • 基本データ:5歳牝馬で斤量54kg、軽ハンデで有利【信頼度:Aランク】
  • コース適性:函館芝【2-0-0-0】勝率100%【信頼度:Cランク】
  • 前走評価:G2で11着、距離変更効果プラス(1600m→2000m延長)
  • 騎手評価:鮫島克駿の函館芝連対率24.0%【信頼度:Bランク】
  • 血統評価:父ハービンジャーの函館芝での好成績
  • その他:追い切りC評価、穴馬条件(関西馬・前走重賞5着以下で斤量減)合致

人気度検証:7番人気だが穴馬条件を満たす関西馬として期待、函館2戦2勝の実績を重視して連下選出

穴:ボーンディスウェイ(9番人気)

前走:新潟大賞典5着 2:01.1(稍重)芝2000m

複合評価:7項目中4項目該当(穴馬として評価)

個別間隔実績:該当間隔(中5週)で過去実績なし【信頼度:Dランク】

該当データ(客観的根拠):

  • 基本データ:6歳馬で過去データでは好走年齢【信頼度:Aランク】
  • コース適性:芝2000m【4-2-3-5】複勝率64%【信頼度:Aランク】
  • 前走評価:G3で5着、距離変更なし
  • 騎手評価:木幡巧也の該当コース連対率データ不足【信頼度:Dランク】
  • 血統評価:父ハーツクライの函館芝での実績
  • その他:追い切りA評価、中山金杯3着の重賞実績、美浦所属で関東馬データに該当

人気度検証:9番人気は妥当だが芝2000m複勝率64%の高適性と中山金杯3着実績を評価、関東馬データも加味して穴馬選出

ラジオNIKKEI賞(GIII) 福島競馬場(6/29) 芝1800m

飛躍を期す3歳馬が集うハンデ重賞

ラジオNIKKEI賞は3歳限定の重賞では唯一、ハンデ戦として行われる特別なレースです。

過去10年の3着以内馬30頭中13頭は重賞初挑戦での好走を果たしており、新星発掘のレースとしての色合いが強いことがわかります。

2018年2着のフィエールマンのように、このレースをステップに菊花賞などのGⅠタイトルを獲得する馬も現れています。

順当な決着は少ない

過去10年の優勝馬10頭中7頭は単勝3番人気以内でしたが、3着内率は5番人気以内の馬と6~9番人気の馬で大きな差がありません。

3連単の配当が2万円を下回ったことがないという事実からも、ハンデ戦特有の波乱が起こりやすいレースといえます。

人気薄の馬でも十分に上位争いに絡む可能性があり、予想の難しいレースとして知られています。

ハンデ53キログラムの馬は軽視禁物

過去10年の優勝馬10頭中9頭が54キログラム以上の負担重量でしたが、53キログラムの馬も3着内率では遜色ない成績を残しています。

特に53キログラムで3着以内に入った全9頭が単勝6番人気以下だったことから、軽ハンデの人気薄馬は要注意です。

ハンデ戦の醍醐味である軽量馬の台頭が、このレースでも十分に期待できる結果となっています。

オープン特別組が中心

過去10年の前走別成績では、オープン特別組が最多の6勝を挙げており、このクラスからの馬が中心となっています。

レース別ではプリンシパルSと白百合Sがそれぞれ3勝ずつを分け合っており、この2レースからの参戦馬は特に注目すべきです。

GⅠから臨んだ馬は優勝がないものの、2着に入った4頭中3頭が単勝9番人気以下だったため、格上挑戦組も軽視できません。

前走の上がり3ハロン推定順位をチェック

当レースを勝ち切るには末脚が重要で、過去10年の優勝馬10頭のうち7頭は出走馬中推定2位以内の上がり3ハロンタイムをマークしていました。

前走の上がり3ハロン推定順位でも、10頭中8頭が同2位以内のタイムを記録しており、末脚の鋭さが勝利の鍵となっています。

過去10年で牝馬の優勝例がないことも踏まえると、前走で末脚が目立っていた牡馬を1着候補として選ぶのが有効な戦略といえるでしょう。

ラジオNIKKEI賞予想

馬番:馬名
5:センツブラッド
11:トレサフィール
6:ビーオンザカバー
12:バズアップビート
2:フクノブルーレイク
×9:モティスフォント

本命:センツブラッド(1番人気)

前走:白百合ステークス(L)2着 1:45.3(良)芝1800m

複合評価:7項目中6項目該当(本命級認定)

個別間隔実績:該当間隔(中3週)でJRAデータ「中4-8週で3着以内に集中」に該当【信頼度:Aランク】

該当データ(客観的根拠):

  • 基本データ:3歳牡馬で過去10年8勝(勝率80%)【信頼度:Aランク】
  • コース適性:福島芝1800m【1-1-0-0】連対率100%【信頼度:Bランク】
  • 距離適性:1800m【1-1-0-0】連対率100%【信頼度:Bランク】
  • 前走評価:白百合S2着、ハイペース先行で粘り込み、「5月出走馬」好走データに該当
  • 騎手評価:菅原騎手の福島での連対率28.6%【信頼度:Aランク】
  • 血統評価:父ルーラーシップ産駒、福島芝1800mで逃げ・先行馬として好相性
  • 追い切り:A評価、ポリトラックで好時計

人気度検証:1番人気で、データ分析でも最多6項目該当のため順当選出

対抗:トレサフィール(2番人気)

前走:3歳1勝クラス1着 1:46.7(稍重)芝1800m

複合評価:7項目中5項目該当(対抗級認定)

個別間隔実績:該当間隔(中6週)で「中4-8週好走データ」および「5月出走」に該当【信頼度:Aランク】

該当データ(客観的根拠):

  • 基本データ:3歳牡馬で逃げ馬、ラジオNIKKEI賞逃げ馬複勝率60%【信頼度:Aランク】
  • 距離適性:1800m【2-0-0-1】勝率66.7%【信頼度:Bランク】
  • 前走評価:1勝クラス圧勝、逃げ切り勝ち、5月10日出走で好走データ該当
  • 血統評価:父サトノダイヤモンド(ディープインパクト系)で適性◎
  • 騎手評価:横山典弘騎手のコンビ実績50%【信頼度:Cランク】
  • 追い切り:A評価、坂路で好時計51.2

人気度検証:2番人気で、データ分析でも5項目該当のため順当選出

単穴:ビーオンザカバー(6番人気)

前走:山藤賞(1勝クラス)1着 1:59.0(良)芝2000m

複合評価:7項目中5項目該当(単穴級認定・格上げ)

個別間隔実績:該当間隔(中10週)は間隔データ範囲外だが、前走勝利で好走要因【信頼度:Bランク】

該当データ(客観的根拠):

  • 基本データ:前走1勝クラス組で過去10年12勝【信頼度:Aランク】
  • 距離適性:2000m【2-0-1-0】勝率66.7%【信頼度:Bランク】
  • 前走評価:山藤賞勝利(4月12日)、距離短縮効果期待
  • 騎手評価:田辺騎手の福島での連対率41.2%【信頼度:Aランク】
  • 追い切り:S評価、2週連続好内容
  • 馬場適性:良馬場予報でプラス材料

人気度検証:6番人気だが、前走1勝クラス勝ち馬で距離短縮効果と騎手実績で格上げ

連下:バズアップビート(3番人気)

前走:白百合ステークス(L)3着 1:45.3(良)芝1800m

複合評価:7項目中4項目該当(連下級認定)

個別間隔実績:該当間隔(中3週)で「中4-8週好走データ」「6月1日出走」に該当【信頼度:Aランク】

該当データ(客観的根拠):

  • 基本データ:前走リステッド組で過去10年勝率16.7%【信頼度:Aランク】
  • 距離適性:2000m【1-1-0-3】連対率40%【信頼度:Bランク】
  • 前走評価:白百合S3着、好走データ該当の6月1日出走
  • 騎手評価:戸崎騎手の福島での連対率46.4%【信頼度:Aランク】
  • 追い切り:B評価、1週前で好時計記録

人気度検証:3番人気で、前走内容と騎手実績から妥当

連下:フクノブルーレイク(5番人気)

前走:皐月賞(G1)16着 1:58.6(良)芝2000m

複合評価:7項目中4項目該当(連下級認定)

個別間隔実績:該当間隔(中9週)は範囲外だが、スプリングS2着が3月16日で好走データ圏内【信頼度:Bランク】

該当データ(客観的根拠):

  • 基本データ:G1組は過去10年連対率27.3%【信頼度:Aランク】
  • 距離適性:2000m【1-1-1-1】連対率50%【信頼度:Bランク】
  • 前走評価:皐月賞16着も距離短縮と休養でプラス
  • 騎手評価:松岡騎手のコンビ実績17.2%【信頼度:Aランク】
  • 枠順:2枠2番で内枠有利データに該当

人気度検証:5番人気で、G1経験馬として格上げ要素と内枠で選出

穴:モティスフォント(4番人気)

前走:3歳1勝クラス2着 1:33.3(良)芝1600m

複合評価:7項目中4項目該当(穴級認定)

個別間隔実績:該当間隔(中5週)で「中4-8週好走データ」「5月18日出走」に完全該当【信頼度:Aランク】

該当データ(客観的根拠):

  • 基本データ:前走1勝クラス組で過去10年好走実績【信頼度:Aランク】
  • 間隔適性:「5月出走馬」の好走多数データに完全該当
  • 前走評価:1勝クラス2着、距離延長でプラス
  • 騎手評価:ルメール騎手のコンビ実績47.8%【信頼度:Aランク】
  • 追い切り:A評価、木曜追い切りで好内容
  • 血統評価:父モーリス産駒、福島適性問題なし

人気度検証:4番人気だが、間隔データ完全該当とルメール騎手で穴として期待

天気・馬場情報

天気予報:6月29日は晴天、馬場状態は「パンパンの良」予想

馬場影響:高速馬場で前有利、スピード勝負になりやすい

全頭チェック結果

検討対象:14頭中12頭を詳細検討(近走不調2頭を除外)

除外馬と理由:

  • チョングク:直近重賞3戦すべて10着以下で明確な力量不足
  • アタラシイカドデニ:白百合S9着、NZT13着で連続大敗

間隔評価の修正:JRAデータで「中4-8週」「5月出走馬」の好走が判明、これに基づき信頼度を大幅修正

血統評価強化:ルーラーシップ産駒(センツブラッド)の福島芝1800m適性を高評価

天気影響:良馬場確定で前有利の展開予想、逃げ・先行馬を重視

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