競馬予想コーナー
主に日曜日に行われる重賞レースの競馬予想をしています。
個人の予想なので当たらないことの方が多いとは思います。
2024年の印予想ワイド的中率は75.36%
回収率は68.9%となりました。
※ワイド的中の定義:6頭選びその6頭でワイド当たりが作れれば的中とする
その実績をひっさげ?予想をしていきます。
オークス(GI) 東京競馬場(5/25) 芝2400m
レース概要
オークスは東京競馬場2400メートル(芝)で行われる3歳牝馬限定のG1レースです。
2024年のチェルヴィニアや2023年のリバティアイランドなど、近年は牝馬三冠を目指す有力馬が多数出走しています。
現3歳世代のチャンピオン牝馬を決める重要な一戦として位置づけられています。
上位人気馬の優勢
過去10年の成績では、3着以内馬30頭のうち19頭を3番人気以内の馬が占めています。
1番人気の成績は6勝2着8回で勝率60.0%、3着内率80.0%と非常に高い数値を記録しています。
4番人気以下の馬は優勝例がなく、人気薄での激走は期待薄とみられます。
キャリア4、5戦馬が活躍
通算出走数別成績では、キャリア4戦の馬が勝率11.9%、3着内率28.6%と最も高い成績を残しています。
キャリア5戦の馬も3着内率27.0%と好成績で、適度な経験を積んだ馬が結果を出しています。
キャリア2戦や8戦以上の馬は3着内馬を輩出しておらず、経験値が重要な要素となっています。
枠番傾向の変化
過去10年では1枠の連対率20.0%、3着内率30.0%が最も高い成績でした。
しかし2020年以降の過去5年に限ると、1枠の成績は大幅に悪化し3着内率10.0%にとどまっています。
近年は総じて内枠劣勢の傾向が強まっており、枠順による影響が変化しています。
前走人気の重要性
前走で1番人気だった馬の3着内率は30.8%、2番人気だった馬は32.0%と高い成績を記録しています。
一方、前走5番人気以下だった馬の3着内率は軒並み10%を下回っています。
前走で上位人気に推されていた実績のある馬が信頼できる傾向があります。
勝ち馬の共通点
過去10年の優勝馬10頭は、すべて栗東所属の騎手が騎乗しており、美浦所属騎手の優勝は2011年が最後です。
優勝馬の単勝オッズはすべて10倍未満で、極端な人気薄からの勝利はありません。
前走の4コーナー通過順が4番手以下だった点も全頭に共通しており、前走での位置取りも重要な要素となっています。
オークス予想
印 | 馬番:馬名 |
◎ | 9:エンブロイダリー |
○ | 1:アルマヴェローチェ |
▲ | 14:サヴォンリンナ |
△ | 5:リンクスティップ |
△ | 15:カムニャック |
× | 10:タイセイプランセス |
本命:エンブロイダリー
前走:桜花賞1着 1:33.1(稍重)
該当データ:
- 1番人気で勝率60.0%、複勝率80.0%の好成績
- 桜花賞組の7勝中最も多い4勝がルメール騎手
- ノーザンファーム生産馬(過去10年で6勝13頭が馬券圏内)
- 前走桜花賞3番人気1着で、桜花賞1着組の複勝率62.5%
- 栗東所属騎手13連勝中のデータに該当
- 稍重馬場での実績あり(前走桜花賞稍重で勝利)
桜花賞を勝利した実績と、稍重馬場での勝利経験が明日の馬場状態にマッチしています。
ルメール騎手はオークスで過去4年連続連対の実績があり、栗東所属騎手13連勝のデータにも該当します。
5枠9番の好枠順で、中団から直線勝負に持ち込める位置取りが可能です。
追い切りでも自己ベストを記録し、きれいに仕上がってきている状態です。
対抗:アルマヴェローチェ
前走:桜花賞2着 1:33.1(稍重)
該当データ:
- 複勝率100%の馬(過去10年で8頭が勝利)
- 前走上がり最速33.9秒(上がり最速馬の勝率61.5%)
- ノーザンファーム生産馬
- 前走桜花賞2番人気2着で好データに該当
- 中5週の間隔で体調万全
- 重馬場実績あり(札幌2歳ステークス重馬場2着)
2歳女王として実力は折り紙付きで、桜花賞でも最後まで粘り強い競馬を見せました。
札幌2歳ステークスでは重馬場でも好走しており、道悪への適性は抜群です。
ハービンジャー産駒でパワー型の血統的背景も、明日の馬場状態にプラス材料です。
内枠1番からの発走で、ロスなく先手を取れるポジションが有利です。
騎手の経験値にやや不安がありますが、馬の能力は最高クラスです。
単穴:サヴォンリンナ
前走:忘れな草賞1着 2:03.5(稍重)
該当データ:
- 過去10年で忘れな草賞勝ち馬は2勝している好データ
- 稍重馬場での勝利実績(前走忘れな草賞)
- サトノダイヤモンド産駒でパワー十分
- 先行競馬で道悪時の前有利展開に対応
- 北村友一騎手の大舞台での安定感
- 中5週の適度な間隔でリフレッシュ効果
忘れな草賞を稍重馬場で勝利しており、明日の馬場状態には抜群の適性を誇ります。
サトノダイヤモンド産駒でパワー型の血統的背景があり、重馬場でもしっかりと脚を伸ばせます。
先行競馬が得意で、道悪で差しが決まりにくい展開になれば相対的に有利になります。
北村友一騎手は大舞台での経験豊富で、G1でも結果を残している信頼できる手綱です。
11人気の人気薄で配当妙味も十分期待でき、条件次第では一気の浮上も可能です。
連下:リンクスティップ
前走:桜花賞3着 1:33.5(稍重)
該当データ:
- 複勝率100%の馬
- 前走桜花賞4番人気3着で好データに該当
- キタサンブラック産駒でスタミナ豊富
- デムーロ騎手はオークス過去10年で2勝
- 中5週の適度な間隔
- 稍重馬場での実績あり
桜花賞では出遅れながらも最後方から3着まで巻き返した末脚の持続力が魅力です。
父キタサンブラックの血統的にスタミナが豊富で、2400mの距離延長はプラス材料です。
デムーロ騎手の手腕も頼りになり、道悪馬場でも器用に立ち回れる技術があります。
3枠5番の中枠で、展開次第では一気の差し切りも可能です。
連下:カムニャック
前走:フローラステークス1着 1:58.6(良)
該当データ:
- 前走フローラステークス1着(連対率30.0%の好データ)
- 前走桜花賞以外の勝ち馬(過去10年で9頭が馬券圏内)
- 中3週の理想的なローテーション
- シュタルケ騎手との継続騎乗
- ブラックタイド産駒でスタミナ豊富
フローラステークスを差し切った末脚は本物で、2400mの距離適性は高いです。
血統的にもキタサンブラックと同配合で、長距離適性に優れています。
中3週のローテーションで体調面も良好で、前走の勢いを維持できています。
ただし道悪適性は未知数で、馬場が悪化すると能力を発揮できない可能性があります。
穴馬:タイセイプランセス
前走:フローラステークス3着 1:58.8(良)
該当データ:
- 前走上がり最速33.0秒(上がり最速馬の勝率61.5%)
- ノーザンファーム生産馬
- 前走18番人気3着の激走(負けて強し)
- 中3週のローテーション
- 東京コースでの実績あり
フローラステークスでは18番人気ながら上がり最速で3着に激走した末脚の鋭さが光ります。
直線で進路に苦労しながらも最後まで伸びた脚質は、東京の長い直線に向いています。
石橋騎手との継続騎乗で、前走の騎乗を反省した修正騎乗に期待します。
ただし血統的には良馬場向きで、道悪になると能力半減の可能性があります。
9人気の人気薄で、馬場が良ければ大きな配当が期待できる存在です。
結果追記2025/05/25 16:07
※予想的中=印つけた6頭でワイド的中が構成出来たら的中としてます
オークス結果
結果 | 馬番:馬名 |
1着 | 15:カムニャック |
2着 | 1:アルマヴェローチェ |
3着 | 13:タガノアビー |
予想的中 | ○ |
買い目的中 | × |
払い戻し / 賭け金 | 0 / 500 |
回収率(払戻合計/賭金合計) | 72 % (11880 / 16500) |
予想的中率(的中数/予想数) | 72.72 % (24 / 33) |
買い目的中率(的中数/予想数) | 48.48 % (16 / 33) |