Cities: Skylines2(シティーズスカイライン2)

Cities: Skylines 2の公式情報「French Region Pack – Creator Dev Diary」を雑翻訳して読んでみた

Cities: Skylines II(シティーズスカイライン2)の情報

Cities: Skylines 2の公式情報「French Region Pack – クリエイター開発ダイアリー」をさらっと翻訳して読み解いていきたいと思います。


French Region Pack - Creator Dev Diary
Bonjour everyone, and welcome to the first dev diary of the upcoming Region Packs - starting with France. In this thread...

French Region Pack – クリエイター開発ダイアリー

【開発者ダイアリー】Cities: SkylinesⅡ French Pack開発の舞台裏

Cities: SkylineⅡ向けのリージョンパック第一弾「French Pack」の開発ダイアリーにようこそ。
本パックはParadox Modsで無料配信されており Cities: Skylines Workshop出身の4名のクリエイターが制作を担当しています。
開発の背景から技術的な制作プロセスまでをご紹介したいと思います。

開発の背景

フランスチームは制作の舞台としてパリを選びました。
光の都パリはCities SkylineⅡの都市作りに最適なモデルだと考えたためです。
19世紀後半 パリの主任建築家オスマンは大規模な都市改造を実施しました。
彼は大通りや公共空間の整備に加え下水道やガス照明といったインフラも整備しています。
さらに中央暖房や高窓 バルコニーなど装飾的なファサードを特徴とする建築基準も定めました。


古典と現代の融合

オスマンによる古典と現代建築の融合はパリそしてフランスの新しい顔となりました。
この大規模な都市計画と1889年のパリ万博によりパリは都市計画の理想的なモデルとして世界の注目を集めました。
私たちは歴史的な設計図や文献を参考に制作基準を定めました。
チームの一部はパリに実際に足を運び現地で資料を収集しています。


メッシュとテクスチャの制作

開発は2020年から始まりましたが当時はCities: SkylineⅡのアセット制作に関する情報が限られていました。
幸いにもColossal Order社から技術資料を早期に提供いただき制作パイプラインの確立に着手できました。
本作では建物により接近できるためオリジナル版と比べディテールの表現が重要になっています。
テクスチャ解像度も1024×1024から4096×4096に向上し表現力が大きく進化しました。


制作プロセスの改善

PBRゲームに対応するためPhotoshopからSubstance Painter/Designに制作ツールを変更しました。
テクスチャの効率的な入れ替えが可能なパイプラインを構築しています。
制作効率を上げるため窓枠やドア、雨樋など共通パーツを事前に用意しました。
オスマン様式の特徴である装飾的なバルコニーやファサードも100種類以上制作しています。


建物の装飾と仕上げ

パリの象徴的な煙突も屋上のスカイラインを形作る重要な要素として入念に作り込みました。
約400のアセットの配置調整には2週間を要しています。
屋上には煙突やアンテナを配置しパリの特徴的な景観を再現しました。
建物の色彩はパリの街並みに合わせた控えめで自然な配色を心がけています。


パックの内容

本パックには以下のゾーンタイプが含まれています

  • 複合住宅(フランス風)1Fに商業スペースがある住居
  • 中密度住宅(フランス風)
  • 中密度テラスハウス(フランス風)
  • 低家賃住宅(フランス風)
  • 高密度事業所(フランス風)※オフィスビル

建物の成長システム

建物の成長は以下のような変化として表現されます

  • レベルアップによる建物の高層化
  • 最大レベルに向けた装飾要素の追加
  • 外装材の変化(プラスターからレンガへ)
  • 屋根材の変化(セラミックから亜鉛へ)

シグネチャービルディング

本パックには住宅 商業 オフィス向けの5つのシグネチャービルディングが含まれています。
これらは通常の建物やサービス施設と比べ際立つデザインを特徴としています。
フォリー・ベルジェール劇場やデジタルナレッジセンターなど象徴的な建物を収録しています。
各建物は都市にさまざまな効果をもたらします。


開発チームのお気に入り

400以上のアセットの中から開発チームが特に気に入っている建物をご紹介します

  • ビアリッツ駅をモデルにした鉄道駅舎
  • 1878年建造のクリシー・ラ・ガレンヌ市庁舎
  • ケ・デ・ジェーヴルの警察本部
  • モンマルトルのネオ・ビザンチン様式給水塔

最後に

本プロジェクトは多くのクリエイターの情熱と努力によって実現しました。
Cities: Skylinesコミュニティの皆様に楽しんでいただければ幸いです。
フランスチームはCities: SkylineⅡ向けのコンテンツ制作を今後も続けていきます。
なお2週間後にはドイツをテーマにした次回パックの配信も予定しています。

本パックはParadox Modsから無料でダウンロードできます。
ご意見やご質問はフォーラムやDiscordでお待ちしています。

と、言うことで、今回はここまでとなります。
早速プレイしていますがやはり新しい建物が増えると燃えますね!
良い感じの街並み作れないかなと遊んでいる最中です。
因みに紹介用のトレイラーもあります

なおフランスパックは結構サイズがでかいのでその辺は注意です。

※画像はクリックでオリジナルサイズ
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