AI画像映像ツール

無料で使える生成AIの画像作成ツールで、衝撃の「令和の米騒動」を再現してみた!(Flux.1についてなど)

生成AIで画像を作ろう

最近話題の「令和の米騒動」をご存知ですか?
今回はこの現代の珍現象をAI画像生成ツールで再現してみました。
その驚きの結果をお届けします!

令和の米騒動?

令和の米騒動とは日本で起きている現象です。
マスコミが印象操作で米不足を煽りスーパーの棚から販売されているお米がなくなっているという騒動。
最近は新米も出て少しずつ解消しています。
という説明は置いといて早速プロンプトを作ります

今回使用したプロンプト

各AIツールで使用したプロンプトは以下の通りです:

A bustling Japanese supermarket with empty rice shelves, customers looking worried and confused. In the foreground, a person is checking their smartphone, displaying alarmist news headlines about rice shortages. Multiple TV crews are filming the scene, their cameras pointed at the empty shelves. Digital displays show exaggerated graphs of rice prices soaring. Some shoppers are frantically filling their carts with whatever rice is left, while others are discussing the situation, gesturing towards their phones. Through the windows, you can see rice farmers looking puzzled at the commotion. The overall atmosphere is tense but not chaotic, with a mix of confusion and skepticism on people’s faces. The style is photo-realistic with a slight touch of satire in the details.


比較したAI画像生成ツール


各ツールの特徴と生成結果


  1. Flux.1

    最も「令和の米騒動」らしい画像を生成!細部まで要求通りの表現がされており、驚きの再現度です。

    試用サイト:https://huggingface.co/spaces/black-forest-labs/FLUX.1-schnell

    stablediffusion-0084
    [Flux.1で生成した画像]
  2. ImageFX

    Googleの底力を感じる生成結果。Flux.1に次ぐ高評価です。

    stablediffusion-0085
    [ImageFXで生成した画像]
  3. DALL-E 3

    OpenAIの実力は健在。しかし、米の在庫が豊富に描かれるなど、プロンプトとの齟齬も。

    stablediffusion-0086
    stablediffusion-0087
    [DALL-E 3で生成した画像]
  4. Stable Diffusion

    モデルの選択次第で結果が大きく変わる。カスタマイズ性の高さが魅力。
    ただ良いモデルが無くてまともな画像出ませんでした。
    難しすぎたようです。

FLUX.1:注目の新興AI画像生成モデル


FLUX.1は、Black Forest Labsが開発した最新のAI画像生成モデルで、以下の特徴があります:


  • ローカルで動作するよう設計され、MLXアーキテクチャを活用
  • 高速処理と高品質な画像生成を両立
  • プライバシー保護、オフライン使用、低遅延を実現
  • Apache 2.0ライセンスでオープンソース化(一部モデル)

FLUX.1の3つのモデル


  1. FLUX.1 [schnell]: 最も高速で、個人利用や開発者向け。オープンソースで公開。
  2. FLUX.1 [dev]: 非商用向けで、高品質な画像生成が可能。
  3. FLUX.1 [pro]: 最高性能モデルで、主にAPI経由で利用可能。

FLUX.1の利用方法


FLUX.1は主に以下の方法で利用できます:


  • APIベースのプラットフォーム(Replicate, fal.ai, mystic, deepinfra等)を利用
  • Grokに統合されたバージョンを使用(X Premium/Premium+加入者のみ)
  • ローカル環境でのセットアップ(FLUX.1 [schnell]のみ)

FLUX.1の特徴と他のAIツールとの比較


FLUX.1は、Stable Diffusionの開発者が設立した会社によって提供されており、以下の点で他のツールと差別化されています:


  • 高速な処理能力(特に[schnell]モデル)
  • 詳細なプロンプトへの高い忠実度
  • リアルな質感とディテールの再現能力
  • ローカル処理によるプライバシー保護

これらの特徴により、FLUX.1は特に細部にこだわった高品質な画像生成や、リアルタイムでの画像生成が求められるユースケースで強みを発揮します。


総評:Flux.1の台頭と今後の展望


今回の比較で最も印象的だったのは、新興モデルFlux.1の卓越した性能です。しかし、以下の課題も明らかになりました:


  • 巨大なモデルサイズ
  • 専用UI構築の必要性
  • 高いハードウェア要求

一方、Stable Diffusionは豊富なモデルと高いカスタマイズ性で、特定のニーズに応える柔軟さがあります。
Flux.1を動作させることも可能です。
モデルを選べば何でも出来るというのがStable Diffusionですが、設定はかなり難しいです。
今までのStable Diffusionじゃ使えなかったので今回環境整備は見送りました。
今までのStable Diffusionは私に取ってかなり重要なのです。


結論:AI画像生成ツールの選び方(更新版)


目的に応じて適切なツールを選ぶことが重要です:


  • 高精度な表現を求める場合:Flux.1 [pro]やImageFX
  • 手軽に使いたい場合:DALL-E 3やFlux.1 [schnell]
  • カスタマイズ性を重視:Stable Diffusion
  • 高速処理が必要:Flux.1 [schnell]
  • プライバシーを重視:ローカル環境で動作するFlux.1 [schnell]

AI画像生成技術は日々進化しています。FLUX.1の登場により、選択肢がさらに広がりました。皆さんも、これらのツールを試してみてはいかがでしょうか?

主流なAI動画生成ツールとしては、Midjourneyもありますが、これは無料では使えないので今回対象外としました

こんな感じで、色々なAI動画生成ツールを試してみました。
それぞれ特徴があり面白いと感じます。

自分の考えているイメージが絵になる楽しさ

これが生成AIの魅力だと思います。
悪用する人がいますし問題点があるのは確かなので批判も多いです。
ただ絵が描けない私がイメージを絵に出来るというのはとてもありがたかったりします。

今後どれだけ成長して行くかが楽しみです

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