【日々綴アーカイブ】2006年2月11日の記憶:雪まつりの喧騒と、1880円のイヤホン
20年以上の歳月を積み重ねてきた「日々綴」。
1990年代のテレホタイムの静寂や、CGI日記の懐かしい手触りを知るこの場所は、今やネットの歴史そのものを内包するアーカイブとなりました。
「日記だから、毎日書く」。
そんな気負わないスタンスで綴られてきた言葉たちは、20年の時を経てどのような景色を見せてくれるのでしょうか。
本日は、2006年2月11日の記録を紐解きます。
2006年2月11日のログ
AUTHOR: Fuchs
TITLE: すっげぇさ…
DATE: 2006/2/11 20:42:56
—–
雪祭りも日曜日で終わりな訳ですが。
ちょいとお買い物に札駅の方まで言ったんですが。
地下鉄混みすぎ
札駅~大通り間の人の移動が凄すぎてね?
南北線の札駅ホームが溢れかえってるのさ。
南北線の札駅ホームが溢れかえってるのさ。
人人人人。
ラッシュ時の東京都内地下鉄駅を思い出したよ。
うぎゃーって感じで疲れちゃった。人で。
外国人もいっぱいだし、日本人もいっぱいだし。
どっからこんなに涌いてくるんだと。
おじさんビックリしちゃったもんねぇ…
今日は、壊れてしまったイヤホンを買い換えました。
お気に入りなのは、PioneerのSEシリーズ。
音漏れ対策がしっかりしているんですよ。
つけ心地も良いし疲れないんだよね。
長時間使っても。
お値段は1880円(ヨドバシカメラ)
前の奴は、ラバーの部分が剥がれてしまったので…ご臨終と相成りました。
んで本を2冊買ったり。
図書カードもらったからね。
それでお買い上げ。
まぁ、地下鉄はすげぇ混んでました。
雪祭りの写真は、13~15日ぐらいの日記にUPってあるので見たい人は、そちら参照でよろ!
2006年2月11日、あの日の背景
この日は第57回さっぽろ雪まつりの会期終盤、ちょうど建国記念の日の祝日でした。
南北線の札幌駅ホームが溢れかえるほどの混雑ぶりは、当時の地元住民にとっても鮮烈な記憶として刻まれています。
また前日の2月10日にはトリノ冬季オリンピックが開幕しており、世界中がスポーツの熱狂に包まれ始めた瞬間でもありました。
当時のオーディオ環境に目を向けると、1880円のイヤホンをヨドバシカメラで吟味する様子が実に時代を感じさせます。
当時はiPodなどの携帯音楽プレーヤーが普及し、誰もが手頃で質の良い有線イヤホンを探していた時代でした。
テレビ放送はまだアナログが主流で、リビングの巨大なブラウン管でオリンピックの開会式を眺めていた家庭も多かったはずです。
20年後の視点:深まる歴史と変わる生活様式
20年前の自分は、雪まつりの混雑に辟易しながらも、まだ雪像を愛でる心の余裕があったようです。
写真を撮ってブログにアップするという、初期のブロガーらしい「ネタ作り」への熱量が微笑ましく感じられます。
現在の自分といえば混雑はもちろんのこと、感染症のリスクを考えてこの時期の都心部には極力近づかないようになりました。
コロナやインフルエンザなど、賑わいの裏にあるリスクに敏感になったのは、ベテランとしての知恵か、あるいは時代が生んだ慎重さでしょうか。
身の回りのツールも、この20年で劇的な進化を遂げました。
当時は1880円で満足していたイヤホンも今ではその数倍の価格帯のものを愛用するようになり、音の解像度とともに生活の質も変化しました。
「図書カードで本を買う」という行為も、今では電子書籍を端末一つで完結させるスタイルへと移行しています。
思えば、こうした日常の些細な変化を拾い上げ、20年という長いスパンで比較できることこそ、日記を書き続けてきた最大の報酬かもしれません。
1880円のイヤホンで聴いていた音はもう思い出せませんが、当時の自分が感じた「人の多さ」や「ちょっとした疲れ」は、こうして文字の中に生き続けています。
さて、明日もまた、今の私にしか書けない日常を綴ることにしましょう。


コメント