ガイアの夜明け 感想

『お気に入りの服 いつまでも ~アパレル大量廃棄からの脱却~』【今日の「ガイアの夜明け」感想】

今日のガイアを3行で

  • アパレルの大量廃棄問題について
  • ユニクロはお直しサービスを始めたようです
  • FOREVER21が日本再上陸。超寿命素材を使うようです

※この記事はガイアの夜明けを見ながら自分のメモ書き的な感じで書いている記事です。放送内容を引用してます

古くなった服はどうします?

「ユニクロ・GUはリサイクル出来る」
「着られるまで着る」
などなど意見がありました。

年間50万トン以上廃棄しているアパレル業界

アパレル産業

世界第2位の環境汚染産業

そのアパレル業界に変化の波が訪れてました

ファッションの見本市

ファッション業界は環境に大きな負荷をかけている
重要なのはサステナビリティ

埋めると土に返る素材なんてのもありました

あなたの服が蘇る?
ユニクロの新たなサービスがありました。

フォーエバー21日本撤退。
ファストファッションの火付け役でしたが…。

そのフォーエバー21がリベンジ再上陸

目指すのは

サステナビリティや環境配慮も含めてファッション
メードインジャパン

復活の鍵
常識を覆す超寿命の生地がありました

Re.UNIQLO STUDIO

国内のアパレル最大手ユニクロ
新サービスが始まりました
一見普通のユニクロに見えるが、店の一角に見慣れないコーナーが

Re.UNQULO STUDIO

客がやってきます。
赤いパーカーを取り出しました。
肘の部分に穴が開いていました。

リペア 修理に来ました

Re.UNIQLO STUDIO

服のお直しサービス

ユニクロは
2006年古着回収をスタート
回収したダウンをリサイクルするなど日本のアパレル企業の中で速くから環境配慮に取り組んできました。

2022年10月お直し事業を開始

パーカーを持ち込んだ数日後お直し完了
丈夫で良さそう
肘に開いていた穴は刺繍が施されワンポイントになっていました。

穴の修理は2000円~

何故新品買わなかった?

愛着があるから好きな物は長く使いたい
直せる物は直したい
UNIQLO製品でも年が変わると形が変わる。「あの形が気に入っていたのに」がある
ずっと着たいと思う

ありそうで無かった新サービス
まだまだ色々なお直しがあるようです。

ユニクロのお直し事業立ち上げたのは花田さん

お直しは色々あるがどのレベルまで直せる?

ニットカシミヤなどちょっとだけ穴が開いたときは、
布をつまんで縫って直す

ニットの穴直しは手縫いで直しているそうで1箇所500円~
ダウンが多いそうです。

ちょっとだけ切れてダウンが出てくるなんて所は内側のポケットから切って当てたり。
付属のダウンをいれる袋を当て布にしたりなどしてるそうです。
ダウン破れ直し1500円~
直すだけではなくて新品など刺繍を入れる事も 700円~

客が持ち込んだのは買ったばかりの新品ダウン
ゴルフコンペの商品を作りに来たそうです。
オリジナルの物作れるので重宝しているとのこと。

500円~2000円ほどでユニクロの服が生まれ変わります
お直し技術を研究して直せる服を増やしています。

お直しサービスはどう言う切っ掛けで?

最初はドイツの店舗で始めた
NY イギリスの店舗もやり始めて日本でもやろうと

新しい商品を買って欲しいのでは?どう言うバランス?

客に商品を1回買ってもらい終わりでは無く破れたら戻ってきてもらい何度も店舗に戻ってきて貰うという関係性を作りあげたい
そうすることで長い目で売上にも寄与していく

ユニクロの2月下旬
更にお直し事業を広げようと動き出しました

接客などをしているスタッフなどが集められました
前橋の新店舗に配属される人も研修中でした。

刺し子という日本の伝統的な刺繍を教えられてました
刺し子は500年の歴史を誇る和裁の技法

刺し子
刺繍で強度と保温性を高める

レトロな模様は若い人にも人気だそうです。

短大で服飾を学んだ人も刺し子トライしますが…上手く行きませんでした
大学で復職を学んでいても刺し子は初めてだそうで苦戦してました

国内2つめのRe.UNIQLO STUDIOは群馬県前橋市のユニクロ前橋南インター店にできます。

花田さんが開店準備してました。
これからのユニクロを占う新店舗です。

新しい仕掛が沢山…UNIQLO COFFEEなんてのもありました。
カフェだそうです。
売り場の天井は天窓を設けて陽光が差し込む工夫があったり。
Re.UNIQLO STUDIOもありました。

初めての刺し子に苦戦していた人も猛練習で出来るようになっていました
店頭サンプルを任される程に上達
腕前は色の違う糸を組み合わせてオリジナルデザイン作れる程に

成長しすぎですね…。

着た服を捨ててしまう人が少しでも減るように
自分が携わったことで客に喜んで貰えるなら沢山練習しもっと上手くなり多くの人に喜んで貰いたい

FOREVER21

ニューヨーク
中心地に話題の店がありました。
FOREVER21
かつて日本で人気を博したファストファッションブランド
経営破綻で日本から撤退したがアメリカでは息を吹き返してました

店に並ぶのはドレッシーでゴージャスな商品
売れ筋は、キラキラ光るスパークル素材のジャケット13000円など
1万円以上するパンツスーツセットなど激安とは様変わり

そんな新生FOREVER21に来たのが日本のアパレル大手アダストリア社長木村さん

かつてのような安いイメージがあったファストファッションではなくなってました
日本流にローカライズして上陸するそうです。

アダストリアと組むことにより新しいフォーエバー21になる

フォーエバー21を再び日本に呼び戻そうとしていました。
木村さんがタッグを組むのは投資ファンド社長ニック氏

オーセンティック・ブランズ・グループ

という投資ファンドです。業績不振ブランドを買収し再生をして今や売上高3兆3000億円。

FOREVER21は2020年から再建に取り組んでいたそうです。
そして日本再上陸はアダストリアと組むことにしたそうです。

前回の日本上陸は鳴り物入りだった

2009年 原宿に旗艦店をオープン
低価格と流行のデザインを次々投入するスピードが売り。
ファストファッションブームの火付け役となったブランドです。

2010年4月銀座店をオープンなど店舗拡大
店の前には大行列も出来ました。

しかし2019年日本から撤退

何故今再び日本に戻る?

ウッドハウス氏聴いて見ると

前回の日本進出ではアメリカの経営陣が指揮を執っていた
しかし今考えてみると正しいやり方ではありませんでした
日本の市場を知り尽くしたアダストリアと組める今こそがベストな時期
失敗は許されない

成否はアダストリアに掛かっていました。

アダストリアは30以上のブランドを展開。
幅広い年齢層の服を手がけます。

国内アパレル売上げ順位

1位:ファーストリテイリング
2位:しまむら
3位:アダストリア

業界3位のようです。
東京渋谷に本社があります

2022年9月アダストリア本社
日本再上陸の記者会見の壇上木村社長の隣に建つ野田さん
再上陸の責任者です

クオリティが価格よりも大事
適切な価格で適切な商品を作り商品価値が上がっている物を客に提供すること

野田さんはイギリスの美術大学卒業
自らブランド建てて2022年アダストリアに入社したそうです。

4/17に1号店オープン予定。
やるべき事は山積みでした。

新商品のサンプルが届いていましたが細かい直しが大量に必要に
以前のフォーエバー21は本国主導でサイズデザインを決めてましたが、主力商品を日本人に合わせて企画します。

全ての服に目を通しミリ単位で修正します。
果てしない作業が続きました。250種類を野田さんが仕上げるそうです。

これだけ見ながらクオリティを上げていくことが、今回のフォーエアバー21のやるべきこと
やっていくFastファッションのように超低価格で出せないがより長い時間寄り添えるアイテムを作りたい

パリ
有名ブランドが建ち並ぶ流行の発信地
パリに野田さんの姿

目的の場所は世界から1200社以上集まる生地の見本市

プリミエールビジョンパリ

流行色がここで決まるとも言われる最高峰のイベント
最新情報がいち早く手に入る見本市です。

その会場で野田さんは新たなフォーエバー21のヒントを探していました。

バナナの木の繊維で作られている服が気になってました。

スイスのメーカーでバナナの繊維で服の生地を開発
埋めれば10週間で土に返るそうです。
新しいサステナブルの方法

100%バナナを使っているので、それが実現可能

他にも
竹を混ぜて作っているコットンの糸
素材や製造工程を含め環境配慮の製品が溢れていました。

何故世界のアパレルは替わり始めたか?

プリミエールビジョンパリGMジルさん

持続可能性についてどう考えていますか?

持続可能性は今ファッション業界にとり最も重要な課題
フランスでは服の廃棄を禁止する新しい規制が始めっている
ファッションブランドはこれを守らないと行けない

フランス
2022年から新品の衣類を企業が廃棄することを禁止してます。

2月下旬 東京渋谷
スクランブル交差点のスクリーンをフォーエバー21の広告がジャック
長い行列の先にはフォーエバー21の店がありました

4月再上陸前に出来た期間限定店

初披露のオリジナル商品を手にとってもらい生まれ変わったフォーエバー21を見て貰う
ネットで先行販売して売れ筋を探します

デニムコレクション 4400円
製造工程で出る水を削減(サステナビリティ考慮)
などがありました。

試着姿をプロのカメラマンが撮影します。
SNSで発信して貰うのが狙いです。

3月23日…1ヶ月後
フォーエバー21
再上陸プロジェクトがある課題に直面

ネットでの先行販売の売れ行きが伸びていない

色々と意見をやりとりしてました。
もっと行けると思っていたようですが思った以上に駄目だったようです。

再上陸本番まで1ヶ月を切ってました。

新生フォーエバー21巻き返しの秘策

アパレル大手アダストリア
プロジェクト責任者野田さん
メンバーの山村氏に目玉商品の開発を託していた

3月石川県金沢市
そこに山村さん達の姿が
再上陸を1ヶ月後に控えていました。

丸井織物
1937年創業 国内有数の織物メーカー

能登は古くからの織物の産地です。
今も技を磨き続けているようです。

その丸井織物で他にはない驚きの生地を開発
山村さん達はその生地に目を付けてました。

縦に並んでいるのがケミカルリサイクルの糸
服をリサイクルして作った再生ポリエステルの糸でした。

再生ポリエステルの循環

服→ペレット→糸

何度も循環させることが出来るエコな原料
再生ポリエステルから丸井織物が独自に開発した生地が
超寿命素材「ノトクオリティ」

従業員の制服にも使われていて3年履き古したパンツもまだまだ綺麗でした。
テストでは10年間毎日はいても劣化しない長持ち素材です。

漂白剤をかけて色落ちを見るテストもしてました。
一般的な綿は赤くなります。
うちも漂白剤かけて茶色く変色したズボンがあります
超寿命素材は染みこむだけで色が変わりませんでした

漂白剤でも何も変化がなかったのは凄いです。

山村さん達超寿命素材をフォーエバー21で使いたいと持ちかけていました。

しかし丸井織物の担当者は…

最初来たときははちょっと違うんじゃないのと
どうしても大量消費のイメージがあったのでどうなのと
長く着られる。1回着てもうこないとかではない
何回も着られることに拘ったアイテムを作りたい

うちの生地ブランドのとクオリティのコンセプトも長く服を使う人の為に作っている
そういうのは非常にあった形なので何か生まれれば面白い

という感じで話が進んでいきました。

機能だけでなく重みがあり良い生地だから使うだけではなく客に伝わるようにしないといけない

アダストリア

アパレル国内3位
その全ての商品を売り切る仕掛がありました。
過去の天気と気温から商品の売れ行きを予測
いつどこでどれだけ売れるかを予測
店舗毎に商品を仕分けて発走
売れる予測の店にはより多く商品を配布するなど調整
最短翌日には店頭に商品が並びベストなタイミングで売れるようにしてました。

まだあるようです
店頭販売期間が終わった商品をオフストアでもう一度販売します。
80%OFFなどの商品もありました。
販売期間が終わった商品は染め直して売ってみるなどもしているようです
黒く染めることで新しい価値観を生むとのこと。

それでも残ったら?

服から服へ。
回収して洋服を粉砕してポリエステルのみを溶かして樹脂にして糸に
そこから更に加工してシャツやダウンにしたりしているようです

洋服を循環させています。

2010年ぐらいが転機だったとのこと。
業界全体がセールセールとなり物を作りすぎてました。
作りすぎると値引きをしてセールする更に作るという悪循環
業界全体がサステナブルに代わらないとと考えているようです。

2020年には焼却廃棄がゼロになったとのこと。

4月4日

野田さんがやってきます。
あったのは新作ワンピ
この間の能登の超寿命素材で作ったワンピ
サステナブルな目玉商品が出来ました。

柔らかいしちゃんとふわっとなりはりもあるそうで。
生地にはワンピに打って付けの特性もありました。

座ったときの皺がつきずらい

皺が残りづらいのは凄く良い特長でした。

小さな黒い布もついてきてました。
超寿命素材の摩耗テストをした布

超寿命素材
5万回こすっても耐えられる強さでした。

摩擦の強さの数値もちゃんと出ている
耐久性があり何度も来て貰えるのでサステナビリティに繋がるのでは

皺にも色落ちにも強い長く着られるワンピ
脱ファストファッションの一歩でした。
準備は整ったので再上陸本番へ

4月3日新しくオープンするショッピングモール
そこに野田さんが
やってきたのはフォーエバー211号店

開店準備が大詰めの店内には野田さん達が作りあげた日本用の商品がありました。

ファッションは何と言われたら、サステナビリティ、環境配慮を含めてファッションなんだと。
ちゃんと意識して拘り抜いて作らないと客に響かない上に時代に適さない。
それを考えながら物づくりに貢献したいなと

替わり始めた日本のアパレル
あなたはどんな服を選ぶ?と締めくくっていました

感想

今日はいまいち興味がわかない内容でした。
あまりファッションに興味無いですし。
サステナビリティの連呼に疲れた感じです。
本当にサステナビリティに配慮するならアパレル業界無くせば良いのです。
お洒落のために環境破壊するな!!的に。

私は滅多に服買わないです。
穴開いたり破れたり擦れて生地が薄くなったりしない限り買い換えません。
いつもはいてるジーンズは10年20年経ってますし。
今着てるトレーナーも10年ぐらい着てますし。
十分サステナビリティに配慮したファッションです。
なのであまり響きませんでした。長く着るのが当然なので。

私みたいな人が増えればきっと環境も良くなると思いますよ?
下着を含め年に2,3回ぐらいしか服を買わないのですから。

環境に配慮したい人は1つの服を長く着るように頑張れば良いと思います。
服を買う人が減れば市場が縮小し大量廃棄もなくなりますからね。




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