今日のガイアを3行で
- 名物創業者2名にスポットを当てて取材してました
- 業務スーパーの創業者は地熱発電に人生を賭けていました
- 日高屋の創業者は新たな業態の店舗を作っていました
※この記事はガイアの夜明けを見ながら自分のメモ書き的な感じで書いている記事です。放送内容を引用してます
業務スーパー
一般の人でも購入可能な業務スーパー
物価が高騰しているのでその安さには皆が助かっています。
醤油も安いPBも安いです。庶民の味方です。
日本で唯一鳥を2時間後にウインナーに出来る
業務スーパー創業者の沼田氏69歳が語ります。
牛乳パックデザートシリーズも人気です
牛乳の製造ラインを活用してコストダウンしたものです。
自分で開発した物は思い入れがあるのでよく食べる
若い頃は布団の行商
2000年に業務スーパーをオープン
急成長させて全国に1018店舗を展開するまでに。
ここまで流行る自信は?
創業当時自信はあったがここまで上手く行くとも思わなかった
沼田さん残りの人生を賭けて新たな挑戦
次世代のことを考えれば誰かがしないといけない
400店舗超える店舗のある日高屋
5坪のラーメン屋から創業した人は神田さん82歳
新たに先頭に立って新たな繁盛店作りに挑んでいた
人生の中で今一番燃えている
人生まだまだこれからだ!
業務スーパーの創業者
1月下旬雪の中の車に沼田さん
熊本県小国町の山の中
第二の人生を賭けた壮大なプロジェクトを始めていた
山の中には巨大な重機がありました。1km以上は掘れるそうです。
地熱開発の掘削現場です。
地下に眠る地熱を探り当て沼田さんはその熱を使って電気を作る地熱発電に挑戦しようとしています。
掘って熱がないこともある?
10箇所掘って可能性があるのは1~2箇所。地熱の開発は本当に大変
2022年9月小国町
沼田さんは初めて地熱を掘り当てました。
掘削を始めてから6年目だったそうです。
出た時の想いは?
何とも言えない嬉しい気持ち 感激
そして今小国町で2本目の地熱を掘り当てようとしていた
可能性を調査している段階地下400メートルの岩石を採取してました。
岩盤層からくりぬいた物です。
石の色がポイントだそうで念入りにチェック。
緑色になっていると何百℃の熱水が通ったあとだそうで。
それを見ていました。
採取した岩盤にはそれがありました
下に地熱がありそうです。
神戸にある業務スーパー
そこに長男がいました
沼田さん42歳
神戸物産社長です。
父の沼田の印象
年齢は重ねているがパワーは増している
マグロ。止まると死んでしまうような人
創業者の沼田さん
神戸物産で海外出張が多かった。
将来の日本の大きなリスクを感じていた。
食糧自給率、エネルギー自給率がないこと。
何故地熱発電?
地熱は日本は3位のポテンシャルがある
発電容量は10位
地熱1位はアメリカ、地熱2位はインドネシア。3位は日本。
地熱の発電容量は、1位アメリカで日本は10位。
火山大国の日本は地熱発電は0.3%しかない。
・それは、多くが国立・国定公園と重なる。
・開発にコストと時間が掛かる。
この2点で開発が進まない
地熱は24時間安定しているエネルギー。
日本が世界に誇れる唯一の地下資源
大きく転換出来るチャンス
今後の人生の目標は?
どこまで出来るか分からないが
地方創生も含めて次世代の子どもあたちが夢を持てる国に最後までトライしていきたい
兵庫県加古川市
(業務スーパー本社がある)
沼田さんが7年前に起ち上げた会社があります。
町おこしエネルギー
業務スーパーから完全に外れて地熱開発をしていました。
が、売上はゼロ。
全て自己資金で開発しているそうで120億円以上投じてきた
自走式掘削機
設計して作ったそうです
北海道白糠町に専門学校も設立
人材育成をしています。
無いものは自分で作るのが沼田流
常に持ち続けている信条
世の為・人の為であること
業務スーパー時代から常に持っていたそうです。
死ぬまで次世代の人の為に頑張りたいと言っていました。
鹿児島県湧水町の開発
鹿児島県湧水町
沼田さんが訪れてました
過去に国の機関や電力会社が調査したデータを参考に地熱スポットを探していました。
鹿児島県北部の湧水町
活火山の霧島連山に隣接していて至る所で蒸気が上がる有数の地熱スポット
沼田さん湧水町で本格的な掘削作業に入っていました。
調査の結果地熱の出る可能性が高いと2021年から掘り進めています
費用hあ既に4億円以上
地熱発電所を作るには莫大な費用がかかります。
目の前のビジネスとして考えるとメリットは小さい
50~100年後の人を考えればやるべき
湧水町役場
町長の池上氏
町長も地熱の開発に期待していました。
産業や雇用の面でメリットがある
掘るとなると見えない部分が多くて不安もあるが信じたい
1ヶ月後
湧水町を訪れました
街の代表者への説明会を開いてました。
地熱発電を開発させて貰っていますが24時間安定の再生可能エネルギーはあるようでない
非常に希なポテンシャルは湧水町にはある
町議会議員が発言します
地下のことだからどういう変動があるか分からない
大丈夫なのかとみんなそうだと思う
街の温泉施設の代表
聴いたときに皆さん心配されていたのはお湯が枯れるのではないか
温泉の街でもある湧水町
地熱の掘削で影響が出ないか心配してましたが、それは科学的に問題無いようです。
2年の調査資料を基に温泉に影響がないことを説明。
他の質問も丁寧に説明していました。
地元の心配の声にどう答えるのか
いつも泊まっているのは町のビジネスホテル
1泊4950円朝食付きというところ。
高級ホテルや温泉旅館に泊まることはないとのこと。
人生を賭けた闘い…踏ん張り所です。
説明会に参加した代表達がバスに乗り込みます
沼田さんが連れて行ったのは、地熱の掘削現場
街の人が現場に入るのは初めて
実際に見て貰う事で地熱開発について深く理解して貰おうと考えてました。
このポテンシャルなら数万人の安定エネルギーに必ずなるはず
何回も説明を聞くと信頼関係が出てくる
沼田さんが言うように地熱が出て町民が潤えば…
徐々に地域との信頼関係が構築されていました。
地元のためにこんなことまで
蒸気吹き出ている場所に案内しました
観光資源として是非使うべきと、観光スポットとして再整備する計画でした。
町も潤う計画に町長は感謝していました。
熊本小国町3月
沼田さんの夢が一歩実現に近づいてくれた
地熱発電所が建設中でした。
12月完成予定で8000世帯の電力が作れるそうです。
さらには甲殻類の完全養殖の実験場もありました。
地熱と共に湧き出る熱水でエビやシジミなどを養殖していました。
地元の雇用も始めてました
北海道でも本格的な掘削作業を開始しているそうです。
人生の全てを賭けて地熱に挑みます
不安もあるし怖い気持ちもあります
しかしゼロから1を作って、次世代に形や技術を継承できるというのが一番の幸せ
と、語っていました
日高屋
全国に400店舗以上展開する日高屋
それを一代で築き上げたのが神田さん82歳
そんなにインパクトはないけどあっさりしていて丁度良い
というのはラーメンの味について。
中華そば390円餃子は6個270円、定食は600円台~などリーズナブル。
夜にも「ちょいのみ」を始めていて軽く飲みに来る客で賑わってました
生ビール340円です。
ハイデイ日高は2023年2月に3期ぶりの黒字に。
あるイベントが開かれました。
株式会社ハイデイ日高は創業50周年
神田さんが始めた日高屋は50年の節目でした。
ラーメンの神様に怒られるけど
ラーメンをどうしてもしたくてやったわけじゃない
どこにいても勤まらなくてたまたま行ったのがラーメン屋。
寿司屋だったら寿司屋だったかも
職を転々としたそうですが。
中卒後はラーメン店でアルバイト。
32歳で5坪のラーメン店を開業
そこからハイデイ日高を起ち上げました。
2006年東証一部上場現在従業員1万人
神田さんは去年にバイトからたたき上げの青野さんを社長に指名。
私ももう80過ぎだから。これから若い人が伸ばして良い会社を作って欲しい
さいたま市大宮区大宮門町スクエア
ハイデイ日高本社はここに本社移転
今も会長職にある神田さん若い力に経営を託した今ある想いがわき上がっていた
安定するとツマラナイ。何かにチャレンジしていないと生きて行けない
燃えるような情熱が日本にはなくなった
食を通して再現しようかなと
新たな繁盛店を作りたいと動き出していました
神田会長の新しい店は大宮門町スクエア台南
日高屋と違って台湾の屋台をイメージした店です。
本社のある建物の1階に2022年7月にオープンしました。
料理長は劉さん
ルーローハン630円
豚バラ似たのを乗っけた台湾料理
目指すのは日高屋にはない台湾料理をメインにした本格台湾飯。
何故台湾料理に挑戦?
台湾に行くと夜の屋台の活気があって
活気をこの店でだせれば良いなと思って始めた
台南を成長させたい?
上手く散ったらチェーン展開。
今が創業当時と同じ心境。もう年齢は関係無い
神田さん
少しでも空いた時間があると本社から1Fにある台南に来てました。
自ら起ち上げた新業態は気になります。
ランチ時は混んでいました。
おかげさまで手応えはある
1月下旬
神田さんが見ていたのは台南の売上げ
予定よりはかなり悪い
月売上は目標の64%
原因は夜でした。店内は空席だらけ。
日中に比べ客が極端に少ないのでした。
夜を期待していたようですが昼間は何とかなるけど夜は駄目となっていました
狙いは酒を飲む客だがつまみとして注文していたのは
ルーロー飯とか天津飯でした。
酒のあてとなる小皿メニューが何種類かあると良いという意見が。
日高屋はおつまみメニューが20種類ありまいた。
台南は重めのメニューが多く軽くつまめる料理が少ないのでした。
すぐに動いた神田さん
メニュー開発責任者 鈴木さんにメニュー作成を指示。
ヒットメニューを作ってきた鈴木さん宿題に取りかかります
台湾らしさがポイント
1週間後ホルモン料理6品を開発。
台湾でも馴染みが深いそうです。
会長の試食も突破しました。
5月上旬
ホルモンの発売日を迎えた
改良を重ねた5品をテスト販売
500円~
18時勝負の夜となりました。
ホルモンの注文が次々に入り人気となっていました。
その日は閉店間際まで満席が続いたそうです。
手応えを感じ夏に都内1号店を出店予定
目標は折角やったんだから新宿とか渋谷にも出してみたい
お楽しみだね生き甲斐
そんな神田さんにもう一つの大仕事
物件探し
50年間一人で決めてきた物件選びです。
昼だけでなく夜も全ての現場に足を運び自分の目と足で見極めてきた
今までは若かったからどこでもいけた
次の人に引き継ぐ。そうしないと安心してあの世に行けない
神田流のノウハウを伝授します。
後継者に手取り足取り教えてきます
会長も82歳だが若い時から現場を歩いてきた。
我々もそれを引き継がないと話にならない
神田流
昼も夜も人の流れを自分の目で確認します
店舗開発会議
色々説明をうけます
いままで一人で決めてきた神田さん
私の気持ちは半々だけど皆さんがやる気満々だから信じて
社員の力を信じる神田さん
サプライズ発表
社員を集めました
皆さんの頑張りもあって売上も伸びてきている
創業者だから株を一杯持っている
82歳だからいらないから皆さんに差し上げます
5億円分全社員に
皆さんに株を差し上げますけどなるべく売らないで
全社員とパートアルバイト1100人に20万株を贈与
社員1人1人に声をかけていきます
やっぱり皆さんのおかげ
お金が全てじゃないけど私が出来るのはそれぐらいしかない。
あと2年。85になるから老害にならない程度にやっていきます
と語っていました。
感想・まとめ
地熱発電の話はかなり大きい話だなと思いました。
これこそ個人でやるのではなく電力会社とか国とかが積極的にやるべき事ではないかと思います。
重要なエネルギー源なのですから。
地熱の活用をもっともっと進められるようになればなぁと思いました。
日高屋の話は夜の為人の為という類いではないのでそうなんだなぁ程度でした。