今日のガイアを3行で
- 日産の電気自動車について
- サクラが大人気のようです
- フォーミュラEにも出場しているようです
※この記事はガイアの夜明けを見ながら自分のメモ書き的な感じで書いている記事です。放送内容を引用してます
日産の話題の車
日産で話題の車があります。
日産「サクラ」という電気自動車。
乗ればガソリン車には戻れ無いそうです。
納車4ヶ月待ち
EVの先駆者の日産。ガイアは12年密着してました。
強敵はテスラなど世界に沢山。
世界のライバルに抜き去られこの車で巻き返しをはかるそうです。
電気自動車の話題が出る度に思うのですけど。
電気自動車は別に良いのですが。
電力に問題があると思うんです。
今電気足りないじゃないですか。節電だなんだいってるのに。
そこ解決せずにEVシフトしても乗れませんからねぇ。
皆がEVになったら電気破綻しますよ。
電気インフラの整備なくしてEVなし。
まずは電気の安価で安心出来る安定供給をどうにかして下さいと私は思います。
EVはその後だと思うんです。
と言うのはおいといて、EVのお話です
軽自動車のEV「サクラ」
日産東京販売町田鶴川店
納車を3ヶ月心待ちにしていた親子がいました。
軽の電気自動車日産の「サクラ」を購入したようです。
納車から初めてのドライブへ
乗り心地も良いそうです。
音も静かでエンジン音がしません。
坂道もすいすいです。
凄く加速が良くて乗っていて楽しい
とのこと。
電気自動車補助金
車両補助金は国が55万円、東京都が65万円
サクラの車両価格約250万円(Xグレード)
補助金を差し引いた価格130万円で購入したそうです。
充電スポット
全国の充電器は3万基あるそうです。
10年で4倍になったそうです。
とはいえ、都会に集中してますからねぇ。
田舎とか行けません。
日産サクラの航続距離180km
普段使いだと近場の買い物などの用途になるので問題無いそうですが。
北海道だと厳しいですよねぇ。片道180kmとかざらですし。
田舎じゃ絶対に使えません。
サクラのターゲットは郊外の一戸建ての家族
勝ったお宅では、自宅に設置する充電器について相談していました。
充電設備の補助金
150万円の補助金(国・東京都
充電設備をつけるとサクラから家にも電気が供給出来るようになる
車を蓄電池として使えるそうです。
佐々木さんの家には太陽光発電パネルがあるので発電した電気をサクラに貯めておくことも可能。
自動車を買った6割 4割は今後の備え
災害時など十分活用出来ると思う
そういう用途にも使えるのは強いですよね。
車を買う価値基準が変わってきているとありましたが確かに。
発売4ヶ月で予約が3万台超えたそうです。
栃木で作られた
栃木にある日産の施設。栃木工場
日産重要拠点です。
15年前のガイアでも来ていたそうです。
そのときは、GT-Rの開発に密着した時に来てました。
時が流れ「サクラ」の試作車が同じ場所にありました。
ガソリンエンジンから電気自動車に
GT-R携わった方が責任者をやってました。
GT-R開発の経験を活かして200台の試作車を乗り潰したとのこと。
40万キロをテスト走行。地球10周分
ガソリン車でも電気自動車でもGT-Rみたいな車までみんな一緒
最終的には客に安心して乗ってもらい笑顔で使ってもらうのが一番
日産が電気自動車に拘る理由
日産テクニカルセンターに松下奈緒さんが行きまして日産内田社長とお話してました。
日産歴代の電気自動車
たま電気自動車(1947年)
戦後で石油不足になったとき電気自動車のニーズがあったそうで。
電池は鉛電池で走行距離95kmだったそうです。
プレーリージョイEV
初めてリチウムイオン電池を使ったEV
北極の観測に6年使われて1度も故障がなかったそうです。
2000年のハイパーミニ
ここから進化してリーフの試作車ができたそうです。
2010年 リーフ
世界で初めての量産型EV
開発をしたのは2009年11月
ゴーン氏が舵取りしてた時代。
懐かしいですね密出国した人。
ガイアもリーフには密着していました。
日産北海道陸別試験場
リーフの実験車両が走っていました
悪条件の中様々な使われ方を想定した走行テストをしてました。
当時は海外でも販売
日産は世界トップを走っていました。
しかしテスラを筆頭に新規参入のライバルが市場を席巻
2009年3月にはイーロンマスクCEOを直撃してました
20年から25年ほどでEVになってハイブリッド車も入る余地はない
そういう時代になってきてますね。
日産は1位テスラを始め中国や韓国に抜かれ6位。
サクラに並々ならぬ思いを寄せてるのが内田社長
日産は早くからEVに力を入れてきたが負けられないという思いは?
11年ほど前からリーフを売り出した
日産が拘ってきた技術や学んできたニーズに対応出来る車として
サクラを生み出せた。ここは拘りを持ちたい
加速するサバイバルレースに勝ち抜いていく自信は?
頑張ります
電気自動車は日産だねと言ってもらえるように頑張っていきたい
サクラを売るという至上命題
全国でもサクラ販売に力を入れていました。
日産大阪販売では営業2000人集めて決起集会。
サクラで大阪のEVの覇権を取ると息巻いてました。
1人最低1台の予約注文を
なかなかのノルマがでました。
6月販売店で売り込み開始
吹田市の販売店で一際忙しい人がいました。
ベテランの福山さん
年間150台の新車を売る凄腕
営業成績…トップですがサクラはまだ販売できてないそうです。
ガソリン車やハイブリッドメインで販売してました。
ガソリン車の方が売りやすい
客の抵抗が少ないので正直なところ
28年前整備士から営業に転身したそうで
最初はセドリックが愛車
日産のガソリンエンジンに惚れ込んでるそうで日産一筋
EVに買い換え検討のお得意様が来てチャンス到来となりましたが…
航続距離180kmと充電に30分とか掛かることがネックに。
試乗してもらいましたが乗り心地などは申し分ないそうですが。
航続距離と充電環境がどこまでこちらも覚悟できるか
走れる距離、充電インフラの不安を取り除けなくてハイブリッド車が売れました
福山さんが見つめる先にはサクラの商談を進める同僚がいました。
その店舗でサクラを売っていないのは福山さんだけでした。
そして焦りが…。
他の車は売ってるのですが会社がサクラとかEVを推しているのに乗れていないところに悩んでいました。
日産は電気自動車に5年で2兆円の投資をすると発表
電動化の流れが止められない状態に
9月中旬でもまだ売れてない福山さん
サクラに乗って帰りました。翌朝サクラで出勤。
ユーザー目線で試してみたいことがありました。
電気19%しか無くて残り航続距離28km
このままでは会社に着けないので途中で充電が必要です。
EVで不安な状態は電池が少ない状態。
出勤時間で10分~20分充電してみるという事を試しました。
どうやら近場に9箇所充電スポットはあるようです。
近場で急速充電してました。5分充電で21%まで回復。
走った20km以上分が電池に戻った計算に。
乗って見ないと分からないところもあるし初めて長時間乗って気付く事もある
ちょっとでも見つけてセールスポイントとして提案できる
もっと早く乗っていたら良かったかも。反省
早速サクラの売り込みに出かけてました。
向かったのは意外な場所レンタカー会社
福山さんがガソリン車の営業で開拓したお得意様でした。
日邦レンタカーシステム
保有車両813台
殆どがガソリン車です。
商機があると踏みました。
必死に売り込みますがいまいちな反応。
そこで体験データも発表
充電時間や走れる距離を説明
30分充電しなくても大丈夫と説明
その売り込みなどもなりやっと1台売れました
苦労して売った1台でした。
まだまだですね
他社がこれからだすので売っておかないと追いつかれる
トヨタは30年までに30車種投入すると発表
ホンダはソニーと組んで2025年に新しい電気自動車を発売
ライバルも着々と準備を進めていました。
BYD
上野動物園にも2年前からそこを走るバス
電気自動車のバスでした。
作っている会社はBYD(中国のEVメーカー)
日本を走るEVバス101台中7割超がBYDだそうです。
導入したバス会社でも
運行開始して後少しで1年経つが大きなトラブルなく運行できている
そのBYDが日本の乗用車市場にも2023年から参入します。
これからの自動車
電気自動車を買うか買わないかの時代ではない
電気自動車をいつ買うかです
(日本では)選択肢が少ないのが分かった
BYDは皆さんに選択出来る車種を提供した
とトップが語ってました。
日本で進めるのはATTO 3という車種。
独特なデザインです。
アウディやメルセデスベンツを手がけたデザイナーがつくったそうです。
航続距離485km
中国では300万円ぐらいで売られてます。
10月には試乗会が行われました。
BYDもかなり実力があるようで。
乗っている人が皆快適と口を揃えます。
若い人は中国メーカーにも抵抗がないそうでして。
良ければ買うという感じです。
世界中のライバルと闘う日産が浮き彫りに。
フォーミュラE
新たなる挑戦の場がありました。
F1の電気自動車版。フォーミュラE
電気自動車レースの最高峰です。
世界10都市で開催しています。
小池都知事が東京誘致を表明。2年後東京でも開催されます。
8月ソウル
年間16戦あるレースの最終戦の舞台がソウルでした。
日産のピットもありました。
4月にフランスのチームを買収して参戦
西川さん
日産からたった一人送り込まれたエンジニア。
スカイラインやリーフを担当していたそうです。
モーターやインバーターなどパワーユニット全体を統括しているとのこと。
メルセデスやポルシェなどの欧州勢
マヒンドラというインドメーカー、NIO 中国EVメーカーなど11チームで争います
日産は日本メーカーで唯一です。
フォーミュラE
レース中に充電不可
限られた電気量で競います。
いかに効率よく走ることが出来るかで競います。
それは量産車開発でも課題になっている部分です。
最高峰の設計を学べるのが非常に大きい
レース前はスタッフとコースの確認
ソウル市内の一般道一周2.6kmのコース。
フォーミュラEならではのサーキット。
F1は専用コースが必要ですが、騒音や排気ガスが出ないので市街地を走行可能です。
ただしアスファルトの継ぎ目屋マンホールそのまま
一般路面で極限の走りとなります。
それは、勿論量産車の開発にも繋がる。
最高時速280kmのレースがスタート。
西川さんのミッションはマシンやチームの実力を把握すること
ピット内に緊張が走りました。
タイヤがパンクしたようです。
その後復帰したが止まりました
スピンして脱落。
総合順位は11チーム中9位でした。
来シーズン巻き返しを図ります。
とにかく勝ちたい
いつか大きな声でフォーミューらEで培ってますと伝えられたら
次の電気自動車
日産 アリア
松下さんも運転してましたが踏み込んだ瞬間の加速が気持ち良いそうです。
社長は後部座席に乗って欲しいと案内
モーターが加速減速を細かく制御しているそうで。
後ろに乗っていても快適だそうです。
スムーズに快適にく後ろに乗る人も快適に車にとって移動することを楽しんでもらう
というところに拘りがあるそうです。
テクニカルセンター
日産の技術が全て詰まった極秘拠点
世界から集まったデザイナーが検討会してました。
EVコンセプトカーが沢山ありました。
EVは何故乗り心地が良いのか
中村氏が教えてくれました
床の下には電池が敷き詰められている
フラットな床が出来る。マジックカーペット
以下に家具をレイアウトするかというイメージ
普通の車両と違いフラットな床が出来ます。
その為居住性の良い設計が出来ます。
ポイントは電池
今後もっと薄型になればさらに広くなります。
そしてバッテリーがあるとタイヤとタイヤの距離が遠くなります。
タイヤとタイヤの間に人が入っている感じ。
室内空間を長く取るというのは電気自動車になる目から意識している
より日産らしくなる
と設計部門の人も頑張っていました。
テレビ初公開のデザインアーカイブルーム
日産のデザインの全てが揃っているお部屋でした。
過去に作られた車両の模型などが置かれてます。
昔のフェアレディZなどがあり。
シニアデザインダイレクターの中村氏の思い入れの車両だそうでした。
他と全然違うというのが子供心にショックを受けた
モニターに映し出されたのはEVでした。
新しい世代のEVのビジョンを示した3台
そのコンセプトは意外なもの
かぶく
他と違った粋なデザインを目指す
そうです。
電気自動車時代日産は勝ち抜けるか
まとめ
電気自動車の日産となる日が来るかどうか。
トヨタやホンダも追いつけ追い越せですし。
海外勢が強いですからねぇ。
とはいえ、電力事情やだだっぴろい北海道。
冬だとバッテリーが微妙という話も聴きますし。
まだまだ縁遠いなぁと私は思いました。