がっちりマンデー『がっちりリフォームウォーズ2018』を見て
早朝に起きれたら「がっちりマンデー」という番組を見ています。
日曜朝の7:30からTBS系でやっている経済系の番組です。
今週は、リフォームの特集でした。
市場の伸びはかなり高いようで、2009年の市場規模は4.4兆
2016年は5.6兆円まで伸びたようです。
リフォームビジネスは群雄割拠の戦国時代。
儲かり会社が独自技術で伸びていました。
加藤さんの家は新しいので不満が無いかと言えば…
結構あるようです。
今すぐでもやりたい部分があるそうです。
今日のゲストはリフォームのプロ、ヒロミさん。
いまやリフォームと言えばですよね。
某番組でリフォームやってますし。
私もあのコーナー好きです。
あの時間に帰れないのでなかなか見れないんですけど。
ヒロミさん
「番組でやってるけど素人」
ハチオウジ工務店という会社はあるそうです。
しかしTシャツの販売をしているだけらしいです。
そうだったのか!
ヒロミさん
「リフォーム会社沢山ある。たまに見に行ったりする」
昔はリフォームは町の工務店がやるビジネスでしたが、今は
大手が参入して盛り上がってるそうです。
海外はの主流は建物は建てて使い続けるスタイルだった
世界状況はそうだったが日本が世界に追いついたそうです。
因みに、
リフォーム=古いのを新しく
リノベーション=は新たな機能をプラス
という区別があるようです。
ニッカホーム株式会社:水回りリフォーム全国No1
名古屋にあるニッカホーム。
代表取締役会長榎戸さんがお出迎え
「こないとおもっていたが…やっときた」
かなり嬉しそうでした。
ただ本社は小さくてボロくて。
床がギシギシ言うしあちこち壁紙剥がれてたり…
そんなに儲かって無さそうな会社です。
年間どれくらい稼いでる?
年商306億円
稼いでました。
「本社は借り物です。借家で家賃30万円」
ビルとか使わない?
他に使いたいことが沢山ある
水回り専門でガッチリ
ニッカホームの得意分野は水回りの取り替えリフォーム
これまで54400件の施行…とか半端ない件数です。
リフォーム専門業者売り上げ全国No1だそうです。
何が人気?=明朗会計
秘密はチラシ
スーパーのようなチラシが秘密でした。
スーパー安売りチラシの色使いです。
これが会長の狙いです。
「思った以上に温かみがある。受けが良い」
チラシもメニュー型になっていて。
金額が明確に1つずつ分かるので、客がやりたいリフォームを
自分で計算することができます。
値段がハッキリ書いてあるから出来る事。
普通は見積もりが取るまで分からない事が多いので画期的。
客に安心を感じて貰え信頼も得られます
他社が真似したらどうします?
「全然大丈夫」絶対の自信でした。
ニッカホーム最大の秘密:真似できない安さ
最新型のお風呂にリフォームにした客。
「他社に見積もりだしたが高かった…」
ニッカホームだと設備、タイル張替もして110万円でした。
一般より2割ほど安い価格設定だそうです。
どうしてそんなに安く?
仕入れの費用が安い
全国No1の受注数だからパーツはまとめて大量仕入れ。
その分安くできます。
もう一つは、多能工
外部委託も多いリフォーム業者。
ニッカホームは自社の社員職人がやる。
職人たちが多能工です。
「今だとテレビでDIY。
ヒロミさんがやってるみたいに全部一人でやりますよね?
全部一人でやるから人件費が安くなる」
これにより他より安くなるそうです。
普通はクロス貼り、電気工事、配管とたくさんの職人が
入れ替わりますが、全てやるのが多能工。
時間の無駄がなくスムーズに作業ができ結果コストダウン。
営業スタイルも独特
他の会社だと、営業は営業。現場は現場だが…
営業、現場、アフターフォローまで全部一人でやります。
工事の受注から完成まで現場に立ち会うのです。
ピンクの色風呂にリフォームしたお母さん
「早くニッカと知り合えば良かった。
26歳にしてはえらい!
相談から色々やっていただいて…」
と、賛辞が止まらなくて大変でした。
「皆さんもやったらいかがとお勧めしてる」
客と仲良くなりリピーターも多いそうです。
本社をリフォームしても良いのでは?
もうちょっと金貯まったらビルでも建てようかなと。
余計なところにお金をかけないそうで。
安い価格、職人の育成に使いたいのが会長のポリシー
全国売り上げ実績No1は伊達じゃありません。
ニッカホームは水回り特価したリフォームでガッチリ。
チラシの明瞭会計についてスタジオで。
ヒロミさん
「ほぼ人件費だし」
大工さん、電器屋、クロス張り一人でやるのが画期的で安心
「ニッカさんのイメージボーイにしたらどうか?」
スタジオに来てた会長さん。
最初の頃は価格破壊しすぎだとあった?
「一番安いはしていない。安さ2番目作戦」
1番安いと儲からない続かない。
客は極端な安さを求めない。
それより品質。
確かにそうですねぇ。安いと疑いたくなります。
1番安いは利益が薄くて回らない。
2番目は利益が出て満足度も高い…しっかり戦略がありました
ヒロミイメージボーイ作戦
会長
「大歓迎。スポンサーになっていただければ…」
ヒロミさん
「逆じゃねー?」
笑いました。
株式会社ジャクエツ:幼稚園保育園のリノベ
福井県にある株式会社ジャクエツ。
リノベで41億円
幼稚園や保育園のリノベーションでがっちりの会社です。
大阪府の幼稚園。
幼稚園の園庭や、遊具関係・テント、プールなど全体的に
リノベしてました。
全体的にお洒落絵で今っぽい雰囲気。
創立47年の幼稚園ですが綺麗にリノベ。
一見分からないが拘りがあちこちに。
中庭を芝生にしたり、クッション性の高い床材だったり。
大型スタジアムのように可動式の日よけがあったり。
そんな感じで幼稚園保育園のリノベを全国の1045件
やってます。
幼稚園のプロです。
待機児童問題で保育園のように子供を預かれる施設
「こども園」にする施設が急増。
リノベの費用4000~5000万円なのに依頼殺到中だそうです。
進出のきっかけは30年前
元々子供用の教材遊具の会社でした。
幼稚園の関係者から
「トイレって暗くて汚い行きたがらない」
それを何とかしてみようとトイレを手がけたのが始まり。
トイレのリノベはかなり綺麗。
森の中をイメージしたメルヘン空間に。
昔はタイル張りで毎日先生が水を流してました。
それでも臭かったそうです。
今は、乾式で水は一切使いません。
多機能抗菌塩ビシートを使う事で雑巾で拭くだけで掃除可能
幼稚園の主流です。
綺麗に保つと子供も綺麗に使うそうです。
「汚いと流さなくて良いとなる」分かります。
個室間仕切りも開放的でした。
それはどうだろうでしたけど。
幼稚園だとまだトイレでうんこし放題ですかね。
男子用便器も。
年齢によって適切な高さを計測して決めてました。
さらに子供用温暖便座を開発
千葉県しんまつど幼稚園。
ジャクエツでリノベした幼稚園。
教室を木目調で一新しました、
「綺麗になっただけではなく、立体的に装飾が出来るように」
今までは壁に平面につけるだけの装飾だったが。
天上にレールがついて立体装飾が出来ます。
「欧州幼児教育では立体を活かして行う」そうです。
日本では出来なかった。
壁はマグネット対応で画鋲いらず。
細かな工夫が喜ばれ、全国7割の幼稚園保育園がジャクエツ
のお得意様になっています。
遊具(34億円)の売り上げより大きくなりました。
リノベの売り上げが大きく貢献してました。
ヒロミさんも
「子供が行きたがる。親も行かせたい。先生の負担も減る」
「子供目線、先生目線があって、壁も画鋲があると画鋲
落ちて子供が怪我したり。
今はマグネット壁紙もあるし…」
と流石の詳しさでした。
株式会社リビタ:コンバージョン
観光地で何かを変えてガッチリの企業
東京・恵比寿のReBITA
自社もリフォームしてお洒落空間に。
株式会社リビタ
年商194億円のリフォームリノベ会社です。
新ビジネスをスタート
古い建物をあるモニにコンバージョンしてガッチリ…
あれ? 見たことあるな。
あ、この会社知ってます。ガイアでやってましたよ。
『大改革!【ニッポンの宿】』~今日の「ガイアの夜明け」感想~
https://day-2-day.info/%e3%82%ac%e3%82%a4%e3%82%a2%e3%81%ae%e5%a4%9c%e6%98%8e%e3%81%91-%e6%84%9f%e6%83%b3/5973/
ちなみにコンバージョンというのは日本語で変換です。
オフィスや商業施設を違う用途に変更するとのこと。
古い建物を違う建物に変換
石川県金沢にある雑居ビルへ。
地元に聞くと
「ぶつだんセンターがあった
ドーナツとかシェイクとかのお店に変わった」
仏壇がイマドキの若い人の食べ物?
仏壇センターが今っぽい建物に変身してました。
モダンな雰囲気。
1Fにはカフェ・レストランがあり外国人もちらほら。
いったいここは何ですか?
「仏壇屋だったが、宿泊施設ホテルになってる」
古い雑居ビルをコンバージョンしてホテルにしてました。
昭和41年建造の雑居ビルでした。
かなりイマドキのホテルに変身となりました。
お部屋の方は?
客室フロアを見て見るといくつもベッドがあって。
トイレやシャワー室が共用のシェアホテル
家族連れ用の部屋もあるそうで、1泊3500円から。
リーズナブルで快適と、外国観光客、家族連れに大人気
リビタは古い雑居ビルを買ったり借りたりしてホテルを
自ら運営するビジネスを展開しています。
「オーナーがこれは使えないだろうとそのままのビルがある
そこをコンバージョンして新しくやり直せる提案
お互いWin-Win」
函館、京都、東京、金沢など。
観光地のビルがメインです。
改装費用が掛かるのでは?
様々な工夫がありました。
既存建物の良さを活かしながらコストを抑えます。
仏壇センターの地下は、飲食店街だったそうで。
それもそのまま活かしてました。
「こういった物もデザイン的に残しながら」
建物の構造は活かすデザイン
天井の配管も丸見え床のタイル張りもそのまま
シェアホテルだから各部屋に水回りも不要です。
仕切りやベッドを入れればOK。
シェアキッチンなど共用スペースを貸し出して。
収入集客のダブル効果があります。
ただの雑居ビルが新たな町の観光スポットになってました。
リビタの運営のホテルの売り上げの伸び率は400%。
古いビルを変換していく予定だそうです。
古い建物をホテルに変えてガッチリでした。
スタジオで。
「洒落てるから観光客も増える。自治体も喜ぶ」
全国どこでも出来る訳ではなく観光地中心。
「今にあってる。お洒落デザインも進化」
ヒロミさん
「勉強になった。リフォーム・リノベ・コンバージョン
その3つ合わせて何か考えたい…」
ビジネスマンですからねぇ。ヒロミさん。
今後儲かりそうなリフォームビジネス:補助金リフォーム
国や地方自治体ごとにリフォームの補助金制度があり
毎年のようにルールが変わるそうです。
今は、断熱リノベーション
省エネになるので、補助金が半分出るそうです。
半額でリフォームできます。
市町村がやってるケースもあるので知ってると知らない
では違うとのこと