がっちりマンデー

儲かる「そとアソビ」ビジネス【がっちりマンデー感想】(2016/11/13)

がっちりマンデー『儲かるそとアソビビジネス』を見て

早朝に起きれたら「がっちりマンデー」という番組を見ています。
日曜朝の7:30からTBS系でやっている経済系の番組です。

今週は、儲かる「そとアソビ」ビジネスの特集でした。

最近外遊びが流行っているそうです。アクティビティというやつですね。
ゲストは「劇団ひとり」意外とそとアソビが好きな人らしく、キャンピングカーを持っているそうで。
最近はポケモンGOにはまり70kmを歩いたりしたそうです。

森永さんによるとスマホを弄る時代になり、その反動で外に出たいというニーズが増えているそうで。
次の産業革命と言われる自動化、人工知能などが仕事をやるようになれば、外遊びのビジネスは大きくなると言われています。

そんな時代になったら、仕事無くなって稼げなくなって廃れる気がしますけど。

と言う感じでそとアソビビジネスに注目していました。

儲かるそとアソビ1:ジップライン(株式会社アビラ)

長野県飯山市にある株式会社アビラ。
関社長は景気がよさそうに「儲かってます!」と言っていました。

どんなそとアソビでガッチリ?

ジップライン
高低差のある場所に電線のように伸びるワイヤーが2本張ってあり、その間を専用の滑車をワイヤーに引っかけて滑り降りるスリル満点のアクティビティです。

全長700m全6コースで1人3800円という価格でやっています。

人気なの?

客がいっぱい来る。明日も300人!

という程、お客さんで溢れているそうです。

ジップラインは10年前に日本に上陸して以来全国で急増しています。

人気の秘密は?

子供も楽しめて大自然の中でスリルが味わえるから

それおアビラでは、ある場所に作っています。
その場所とは、スキー場です。

スキー場の空いている土地を使って、アクティビティをやっています。

スキー場の悩みとは夏場のオフシーズン。
維持費や、リフトの整備などはかかるのに、客は来ません。

関社長は、斑尾スキー場の経営者。ホテルもやってます。
夏はグラススキー、テニスコート、ゴルフ場などやってみたが客は増えなかったそうで。
2009年ジップラインにたどり着きオフシーズンの斑尾スキー場でスタートしました。

ジップラインとスキー場は相性が良いそうです。

スキー場との相性の良さとは?

土地が多い。
地形が良い。ジップラインに適した地形がスキー場にあります。
100mで5m下がるという高低差が必要なのですが、それが沢山あります。斜面ですからね。

更に、リフトで動かしてまたスタート地点に戻せるという利点も。
冬しか稼働していない山頂のレストランが、ジップラインの基地となります。

スタート地点までどう客を運ぶかが重要で、その手間、送迎コストも省けるそうです。

金が掛かるのは、コース作りの費用とメンテナンス代。
しかしそれらも自分で作り自分で稼ぐそうです。

アビラではジップラインのコースは自分たちで作ります

そんなに簡単に作れるの?

ワイヤーもスキー場のリフトを扱うスタッフはワイヤーのプロ。

そして重機もショベルカーとかブルドーザーを持っているから作れるそうです。
何で持ってるかと言えば冬場の除雪などで重機の操作も慣れているから。

スキー場のスタッフはコースの設計から工事まで全部自分たちで作れるという相性良すぎでした。

作る野にかかる費用は、大きい物で1000万円くらいだそうですが、業者に依頼すると、施工料が3倍くらいかかるとのこと。
1/3で作れるのは大きいです。

斑尾スキー場は夏場の来場者数が5000人以上になったそうです。

これに目をつけた全国のスキー場がコンサルを依頼してくるそうでして、それでもガッチリ儲けているようです。
現在全国13箇所のスキー場にコンサルしたそうです。

儲かるそとアソビ2:都市型サバゲー(サバイバルゲーム)(株式会社アソビバ)

東京都渋谷区にある株式会社アソビバ。

どんなそとアソビでガッチリ?

秋葉原にあるとある雑居ビル。
ビルの中でそとアソビとはこれいかに?ですが、サバゲー場(サバイバルゲーム)がありました。

サバイバルゲームとは?

BB弾というモデルガンに使われるプラスティックの玉で相手を倒すゲーム。
20年前から、ミリタリーマニア、ガンマニアの間で流行っています。
それが一般にも広がってきているそうな。

大事なルールは「当たったら手を大きく上げるヒットと叫ぶ」ことという簡単なことですね。

平日でもサバゲーファンで大賑わいです。

サバゲーの魅力は?

コスプレとか鉄器を倒すという非日常的なところが楽しい。

何でアソビバの店舗に?

・会社帰りに良く来れる。
・会社の近くで歩いてこれる。
・普通だと遠方の屋外でやるが秋葉だから電車で近い。行きやすいアクセスが良い。
・仕事帰りでも気軽に遊べる

サバゲーは屋外で遊ぶアクティビティで、関東近郊にある郊外な広大なグランドでやる事が多いそうです。
しかし車で1時間以上かかるとのこと。

それを駅近で遊べるサバゲーにした所人気が出たそうです。

料金はどうなっている?

5時間で3000円~4000円(1人)

オプションで道具のレンタルができます。
迷彩服、マスク、銃器は3種類。ハンドガン、ショットガン、サブマシンガンなど2000円~2500円です。

サバゲー未経験の番組スタッフがチャレンジしていました。
相手の大将を倒した方が勝ちという大統領戦。

キャーキャー楽しんでました。初心者でもスリルが味わえるそうです。

ビルの1フロア全部使う都心の一等地だと高いのでは?

しかしアソビバは穴場を見つけていました。
ビルの取り壊し前、改装前の、数ヶ月間を使ってフィールドを作る

アソビバが狙うビルは、次のテナントなどが入るまでの空いているフロアです。
改装工事が始まる前までの数ヶ月間だけ借りてサバゲーを運営します。

ビルのオーナー:家賃が入る
アソビバ:安く借りられる

というWin-Winの関係。半額以下で、借りることが出来るそうです。
更に改装前なので、いくら傷つけても、原状復帰をして返さなくても良いというオプション付き。
改装が決まっているから直すコストがかからないそうです。

昔は銀行があったフロアを使ったり。
大学の跡地を使ったり都心で屋外サバゲーだったりをしていたようです。

2014年スタートしたが、都市型サバゲーは全国6箇所で運営中まで。

年間どれくらいの来場者が?

年間7万人くらいの人がやってくる…1人4000円。ガッチリ!

劇団ひとり曰く
「非日常だが、日常的な場所でやりたくなる。ワクワクする」

アソビバは使わなくなった、学校、病院、狙いたいと考えているようです。

更に仲間を集めるのが予定などで無理な事が多いですが、3,4人でいけば相手も来る。
知らない人同士で出来るというメリットもあるようです。

儲かるそとアソビ3:アソビュー(アクティビティ検索予約サイト)

東京都渋谷区アソビュー株式会社
社長は山野社長33歳。若いです。

日本全国のそとアソビをインターネット上で予約購入が出来るサービス「アソビュー」を運営しています。
起ち上げたのは2013年。15000以上のサービス・商品を取り扱っています。

シュノーケリング、キャニオニング、犬ぞりまで

アクティビティを運営しているのはアソビューじゃありません。それは各地の運営業者がやっています。
アソビューは予約の受付と管理だけです。

何でそんなサイトを?

各地の運営業者さんは、電話に出ないなんて事がざら
夕方電話をかかってきたかと思うと「丁度良い波が来ていたから海に入っていた」なんて

少ないスタッフで運営している地方のそとアソビ。
予約受付は電話だけでなかなか繋がらず。夜は留守電になります。
それでお客を逃していました。

そこでネットのサイトを作り、予約を代わりに取りますよというサービスを始めたそうです。

いつ・何人受け入れられるのか、事業者の方々と交渉して即日予約が出来る機能の提供をしました。

ネットなので予約は24時間可能。
どの時期が混んでいるか、休みがいつかなども解ります。

それにより全国のアソビ業者からアソビューへの登録が殺到しました。

使用例

静岡県朝霧高原にあるパラグライダーを運営している「スカイ朝霧」
2012年から登録しているそうで2ヶ月先の予約状況をチェックできるとのこと。

屋外でもスマホで見られるので助かっているそうです。

アソビューのサイトには口コミ機能…体験した客がコメントを残してくれる機能があり、それが集客に繋がるそうです。
楽しそうな内容をアップしている事もあります。

アソビューの儲かる仕組みは?

お金を払い、あそびを体験して頂いた内、10~20%を成功報酬として事業者から貰う

という成功報酬制でした。

旅館、ホテルがこういう予約サイトに登録したらこのくらいだそうですので、特段高いわけではなく。
広告戦略としては採算が合うそうです。


アソビューは全国のそとアソビを網羅しています。
地元だけで遊ばれていたアクティビティが全国に広がります。

北海道ニセコの橋ではブリッジスウィングという謎のアソビが。

高さ20mの橋から落下しましてスウィング(振り子のように揺れる)ようです。
縄付き飛び降り自殺アンドスウィングみたいな感じですね。
誰がこんな遊び考えるんだか…。

北海道にしかないそうで、4~10月のみ。
ある程度高い橋が必要ですしね。

振り子運動なので、反動でかなりの高さにあがる長い時間スリルが継続します。

NOASCアドベンチャーという所が運営していて、全国からもスウィングに来る若者が増えているそうです。
アソビュー効果ですかね。

こうしたアクティビティは4000社以上のアソビ業者が運営していて登録しているそうです。

年間売り上げは?

サービス始めてから100倍になりましたとぼやかしています。
うん十億円以上だそうです。

森永卓郎オススメのそとアソビ:富士山の洞窟

あの周りには洞窟がいっぱいある。200くらいある
5~6個が整備されていて鳴沢氷穴、富岳風穴など楽しいそうです


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