がっちりマンデー

「キングジム」【がっちりマンデー感想】(2016/06/12)

がっちりマンデー『キングジム』

早朝に起きれたら「がっちりマンデー」という番組を見ています。
日曜朝の7:30からTBS系でやっている経済系の番組です。
「ガイアの夜明けの感想」記事も書いているので、こちらも書いていこうと思います。

今週は、キングジムの特集です。

売り上げ330億円の上場企業であるキングジム
今日はその秘密に迫るがっちりマンデー!!でした
社長の宮本氏がやって参りました。23年社長です。祖父が作った会社で4代目社長だそうです。
事務需要が下がっても右肩上がりな会社です。

キングジムの大黒柱:キングファイル

会社には必ずある商品。
1954年発売で累計販売数は5億冊です。

それの開発担当がいらっしゃるそうですが、何を開発しているかといえばファイルのとじ具。
13年担当だそうです。

昔から変わらないのでは?

発売してから62年間に20回以上細かい改良が施されているそうです。

1964年:とじ具の軽量化。110g軽量化
1975年:両開きタイプに
1999年:はとじ具が脱着式になり分別ゴミに出しやすく

色々改良されているとじ具。画期的だと考えられているのは下記の地味な改良

1996年:直角だったとじ具の角をちょっとだけ斜めにした

ユーザーのことを考えた抜群のアイデアです。
ファイル表紙の折り目は、内側に出っ張ります。その折り目部分に当たらないように角を少し斜めにしました。
収納枚数は変わらずファイルの幅は8mm減らせることが出来ました。
それにより7冊のスペースに8冊置けるようになったという省スペース化の革命でした。

もう一つの大黒柱:テプラ

好きな文字を打ち込んでシールに出来る機械。
1988年に発売されて累計900万台を突破している。累計売り上げ3000億円以上です。

何でテプラ?

Timely(いつでも)
Easy(簡単に)
Portable(その場で)
Rapid(すぐに)
Affix(貼り付けられる)

いつでも簡単にその場ですぐに貼り付けられるという意味です。

テプラはどうやって誕生したのか?

1988年当時ワープロが普及していた時期に発売。
アナログ文具だけじゃダメだ!電子文具を作ろうと考えました。

「ノウハウの無いものに勝算はない。ファイルの背表紙の名前をつけるようにとラベルライターを開発した」

これが生み出される最初のアイデアだったようです。

キングファイルの背表紙に貼るラベル用の機械として開発開始されました。
発売当時16800円
お高いにもかかわらずどこでも綺麗に貼れるとしてオフィスの必須アイテムに。特に綺麗好きのOLに人気となりました。

ニーズに答えるテプラ

見出しを整頓できるインデックスラベル

お子さんの上履きの名前付けなどに使えるアイロンラベル

ホワイトボード用のマグネットタイプラベル

ラベルは常に改良されています。本体はあまり変わらないですけどね。

新しいラベルを開発したら延々出し続けるテストが行われます。
色々な機種で印刷を行い、文字が欠けていたりしないかを確認します。

プリントして切って貼ってを繰り返します。各テプラで問題なく印刷できるかを確認します。
これはラベルを開発した班が担当することになっています。

ラベルの太さは7種類…チェックに4時間以上。テプラを見続けます。

「ドットが薄くなっている」など、背景のドットが少し欠けているのを見つけて報告していました。

テプラのラベルは300種類以上。年間5種類が追加されます。
新ラベル発表の度にチェックが必要です。

ラベルが変わるのでロングセラーでいられる?

幅広いニーズに対応しようとすると増えるとのこと。

そして加藤さんに社長が色々説明しながらテプラを使って貰っていましたが、無茶ブリされるので匙を投げてました(笑)

独創的な新商品を生み出す秘密

独創的な新商品を出し続けるキングジム。
デジタルメモのポメラは累計30万台のヒット
ショットノートというカメラで撮影するとノートの情報を覚えてくれるというノートは、累計販売数500万冊。

斬新なヒット商品を発表できる理由とは?

他社とは違う「開発会議」

課の中でミーティング→部内会議→開発会議
3段階の会議が行われます。

第一段階:課内ミーティング

各自でアイデアを持ち寄ります

例えば…

円周率ノートというノート
「罫線が円周率で形成されている」
円周率でノートの罫線を引くという謎アイデア

そこからアイデアが膨らみます。「素数が続いているとか」「理科は元素表とか」などなど
「自分ならこうしたい!」という意見を出していきます。

第一段階は否定はせず違った角度からアイデアを出し合うのが目的です
イケてないアイデアでも思わぬ商品に化けることがあるからです。

第二段階:部内会議

反応が良かったアイデア細かい部分を考え第二段階の会議へ。
部長と本部長(開発トップ)本部長はテプラの開発者です。この2人がチェックをします。

例えば…

「靴紐がほどけて困っている方が多いのでほどけやすい靴紐の上から留められるクリップを開発しました。」
「ブランドは、キングジムブランド?」
「靴のメーカーでもない、うちが後発で参入するのは、苦労は多いけどリターンが少ない」

ばっさり切られました。
しっかりと商品が儲かる隙間を狙っているかを判断するための会議です。

ポイント
・隙間がデカイと大手が参入
・小さいと商品が売れない
・後発の隙間作っても儲からない

「ちょっとのアイデア品なんて誰でも思いつく。ビジネスとは違う」

広げたアイデアを部内会議でチェックするのが斬新な商品を生み出す秘訣です。

選び抜かれたアイデアが最終ステージを迎えます

第三段階:開発会議

役員と「営業」「経営」」物流」などの各部門の責任者が集まります。

例えば…

「イヤホンの形をした目覚まし時計」という「目覚まし機能付きのイヤホン」のプレゼンが行われていました。
設定した時刻になるとイヤホンが振動して起こしてくれるそうです。

声が震えがちに説明しています。

新幹線や電車など音がなくても目を覚ましたいというニーズを組んだ商品です。

いきなり社長が「迷惑をかけないで起きたいという企画?そういう経験てみんなあるのかな?俺はないんだけど」と言い出します。

しかしお偉いさんもニーズはあるのではないかと説明していました。
和やかムードで進みます。皆前向きです。

10分後…「割と思ったより評判が良い、はいオッケーです」

社長が決断を下しました。GOサイン。

と言うのも提案の9割以上承認されるのです。

「売れるかどうかという疑問の商品が多い、最後にこの会議で通したことにより仮に売れなくても担当者の責任じゃない。皆が決めたんだから」

隙間狙いのキングジムは10個に1個のヒットで上々だということです。

どの商品も力を合わせて売ること。チームプレイが重要でありたとえ売れなくても連帯責任です。
失敗を恐れず斬新な発想で商品開発に取り組めるので次々売り出せるようです。

「高いハードルを潜り抜けているので信じる価値がある」

これが第三段階会議のポイントのようです。

最後に

皆が話し合いアイデアが高めるのと一人で突き詰めるのと違うのか?

という質問があったんですが。

「意見を聞きすぎてもダメな場合もある。あれもこれも取り入れようと作りたい商品と違うことになり安全な商品になる。こういうものを作りたいという思うのが重要」と答えていました。

なるほどなぁと。

「これ絶対当たるだろうというのはあるのか?」
「ない。出してみなくちゃ分からない」

これがキングジムの凄さですね。取りあえず出してみる。

以前ガイアの夜明けでも取り上げてました。

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それは山のように不良在庫があるとのことでした。

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