がっちりマンデー

「せまい業界のトップニュース2017」【がっちりマンデー感想】(2017/11/26)

がっちりマンデー『せまい業界のトップニュース2017』を見て

早朝に起きれたら「がっちりマンデー」という番組を見ています。
日曜朝の7:30からTBS系でやっている経済系の番組です。

今週は、業界新聞の特集でした。

業界新聞は2000紙以上あります。
世界で一番新しいニュースは業界新聞にあるとも言われます

ゲストはぞろぞろとやってきた業界新聞の記者たち。

月刊食堂、月刊食品包装、月刊総務
LBM、月刊食品工場長、ブライダル産業新聞

月刊食堂ぐらいが辛うじて聴いたことがありました。

月刊総務は謎です。

月刊食堂:エスニック酒場

文京区湯島にある月刊食堂

発行部数は82000部。

「繁盛メニュー表の法則」
「引きがある看板・POP」

など儲かる情報が集まった専門誌です。

何度もがっちりマンデーに出ている通山編集長が案内。

「外食業界は、大衆酒場ブーム。」
「新タイプの大衆酒場が出ている。女性が好きなタイプ」
「エグいぐらい儲かってる」

タイ屋台などエスニック酒場がすごい!

ラオラオという店。
大混雑の店内で女性だらけです。
平均で月450~550万円という月商を出しています。

怪物点の範疇に入るほどエグい

他には月商730万円、月商1280万円なんて店もあるようです

都内中心に大儲かりのエスニック酒場

なぜ儲かるの?

エスニック料理店って、使ってる食材も高い物が無い
原価が上がりようが無い

例えば、儲かり食材の「パクチー」

ヤムパクチー(人気メニュー)
値段520円だそうです。

しかし原価3.37%で20円。利益500円とかエグいです。

原価率が低い秘密

ラオラオはパクチーの原価を抑える独自作戦をしてます

安さの理由は自家製

自社の畑でパクチーを自家栽培してました。
一番人気のパクチーを自家栽培して原価を抑えてます。

その分初期投資はかかりますけど長い目で見ればですね。

原価の安さだけじゃ無い。

料理がピリ辛でアルコールが進む

ラオラオでは、女性向けのカクテルドリンクが多種。

売り上げ100%に対してのドリンク比率52%
一般のお店だと35%だからずば抜けて高いです。

屋台風なので店の内装もチープで良い

お店の内装にポイント

屋台というコンセプトなので資材は安くて良い
高い物を使わない方が雰囲気が出せます。

内装はアジアの屋台風
⇒安い資材の方が良い

初期投資が抑えられる!

その為ラオラオも月商500万円で利益率36%というエグさ

エスニック酒場のブームは続く

これを含めた大衆酒場ブームは続いているようで。
「利益率高い・儲かるしか無い」

そして、飲食店には著作権が無い

パクリ放題です。
参考にして勉強し合って・・・というのが建前です。

月刊食品工場長:バラバラ

中央区八重洲にある月刊食品工場長
発行部数49000部

「工場長へのインタビュー」
「食品加工機械の紹介」

食品工場の今を伝える業界紙。
木下編集長が案内してくれます。

ある食品をバラバラに凍結する機械を入れた工場

キーワードはバラバラです。
最新バラバラ冷凍工場であの野菜が馬鹿売れしてました。

京都府亀岡市、こと京野菜

社長は山田さん
見たことあるなと思いましたが。
以前、がっちりマンデー!!で取り上げてました。

飲食店のために九条ねぎを刻みねぎに加工。
ラーメン屋などに卸して大人気というやつです。

そこが今度はバラバラ冷凍食品を作りました
今回も九条ねぎです。

バラバラねぎの冷凍「冷凍ネギ」

バラバラに凍っています
普通ねぎを冷凍すると、固まったり団子になります。
タッパの中で固まってますよね。凍らせると。
料理には使いづらいです。

「こと京野菜」のなら、使いたい分をすぐに使えます

工場に秘密

ねぎカット工程はいつも通り。
刻みねぎにして、室温5度の部屋に行きます。

そこにあったのがバラ化冷結装置

機械の中でねぎが跳ねていました。
ねぎが通るときに風を送りつつレベルとコンベアを振動。
ねぎを跳ねさせます。

風だけで跳ねさせようとすると強い風が必要。
振動だけだとベルトコンベアにくっつきます。

風と振動を組み合わせてバラバラに凍らせることが可能に

半年前に、マシンを購入したそうです。
お値段7000万円

それ以上に稼いでくれるそうです。

今までは生なので地元を京都を中心に展開でした。

冷凍出来たから遠くの客にも発送可能になります。
居酒屋チェーンの焼きそばやコンビニの冷凍うどん。

そこら辺でも使われるようになり全国区になりました。

日本の食品製造機械の技術レベルは世界一。
というのが改めて分かりました。

月刊総務:名刺の新素材

新宿区新宿一丁目にある月刊総務

スッキリしたオフィスです。

月刊総務は
「就業規則の考え方」
「車両管理ガイド(社有車)」
「ビジネスに係わる慶弔マナー」

など総務部には見逃せない情報が満載。
月刊12000部です。

そこで注目されていたのは。
名刺に驚きの新素材が登場!紙を超えるすごい紙!

最初聴いたときは驚くそうです。

株式会社TBM

社長さんの山崎さんがお出迎え。
名刺をもらうと「破ってみて下さい」と言われます。

それを破ろうとしますが破れません。

LIMEX:紙に変わる新素材

紙のよう軽くて文字も書ける破れない。
更に水の中に浸けておいてもボロボロにならない。
LIMEXは濡れても丈夫です。
破れません。

名刺の他には飲食店のメニュー表に使えます。

醤油をこぼしても拭けばとれるとか。

紙で印刷して後から、ラミネート加工したりも必要無し。
手間も省けるし、価格も安くなるそうです。

ラミネート加工よりコストは半分以下

全国のスシローのメニュー表はLIMEXになりました。
463店舗出使われてるメニュー表です。

他には屋外用ポスターなど。

丈夫、安いのがLIMEXです。

素材の秘密は「石灰石」

石灰石は安くて、日本中世界中に無尽蔵にある資源。

日本で唯一の自給できる鉱物資源は石灰石

安くて豊富な素材です。
2014年に石灰岩に目をつけた社長がLIMEXを開発。

世界中の紙やプラスチックを代替していける素材!

市場としてはとんでもない地球規模のマーケット

石灰岩から作るので。
・水を使わない
・木材を使わない

その為環境に優しい。
更には半永久的にリサイクル可能とのこと。

水の中でも字が書けるというポイントも。
拭いてもかいた字は消えませんでした。

他の業界も注目する素材でした


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