がっちりマンデー『儲かり地元ホームセンター』
早朝に起きれたら「がっちりマンデー」という番組を見ています。日曜朝の7:30からTBS系でやっている経済系の番組です。
「ガイアの夜明けの感想」記事も書いているので、こちらも書いていこうと思います。
今週は、地域密着のホームセンターの特集です。
地元の人しか知らないけど儲かっている地域密着型ホームセンター。
大手ホームセンターが各地に出来ているが、地元のニーズにマッチするホームセンターも出て来ている。
それの特集となっていました。
新潟県:ムサシ
1978年新潟市に1号店ができて北陸中心に直営39店舗あります。どうしてムサシという店名なのかと言えば、宮本武蔵のムサシから取ったらしいです。
商売するのに負けられない勝ち続けると言うことらしいです、
ムサシの特徴
お客様が体験できる売り場
ペンの試し書き、マクラとかが置いてあるのは普通ですが。
爪切り売り場にはお試しの爪切り。
店内に畑を作り、耕耘機を体験可能。
チリ紙やトイレットペーパーもそれぞれ設置されていて、トイレットペーパーのお試しを出来ます
これの効果としては、高い物が売れるようになる
高級品の良さに気づいて貰う事が出来るそうでして、高級品への購買意欲をそそるようです。
そしてリピーターになる率もあがるようでして、売り上げは1.5倍となるそうです。
先行投資を行い、海老で鯛を釣ると行ってましたが。
ほのぼの体験もありまして、ペットコーナーでは、動物とふれあうことが出来ます。
更にはリクガメのお散歩会がありました。
これらは子供へのサービスですが。
子供が集まる→親が付いてくる→買い物してくれる
と、子供を呼び寄せることで集客しようという目論見でした。
これらでがっちり儲かっているそうで、年間売り上げは627億円だそうです。
鳥取県倉吉市:いない
県内8店舗中国地方で18店舗展開しているホームセンター。ここのこだわりは。
刃物
包丁コーナーには、一般家庭用包丁、業務用包丁がズラッと。
知る人ぞ知る東京「正木」というブランドの包丁もあるそうです。花板しか持ってはいけないそうでして。
ホームセンターで扱っているのは少ないそうです。
包丁界のベンツと呼ばれ、1振り46008円でした。
更にはスイカを切る専用の包丁なども。鳥取はスイカの産地らしくて夏になるとその包丁が売れるそうです。
丸くて大きいので、一般の包丁で切ると何回かに分けなければならないが、一回で切れる大ぶりの包丁です。
刃物なら何でもあります。
刈り込みばさみで有名な佐助
道具に拘る人なら佐助を知らない物がいないという物。99369円
兵庫や岡山から買いに来るそうです。
竹割や、石を割る道具の「豆矢」という物もあります。
テープカット専用はさみもありました。
更に刃物研ぎサービスも人気だそうです。
この道43年のベテランは年間1000本も刃物を研ぐそうです。
こうして刃物でガッチリでした。
茨城県:ジョイフル本田
茨城中心に関東15店舗を展開している。ジョイフル本田はとにかくかなりデカイです。ひたちなか店の面積は東京ドーム5.1個分年間来客数300万人という規模です。
店内に入るとどこまで売り場か分からないくらい広い。
何でも大量に陳列されています。しかし陳列が低くて遠くが見れるようになっているので安心感があります。
どうしてデカイの?
最初は300坪程度の店から始まり、お客の声を聴いて客の欲しい物を置いていくとこうなった
品揃えを充実させていったことで1号店の240倍になりました。
ドア15種類は取っ手は250種類仏壇は90種類、中古車だってあります。
無いものがないくらい。県外からもお客が来るほどです。
品揃えが半端ない→欲しい物が見つかる→売れる
品揃えによって勝負をしているようです。
広い庭見たいな場所も全て売り場。椰子の木だって打ってます。
でかさを生かしたサービスもあります。
カーペットを部屋の形に合わせて広げた状態でカットしてくれるコーナー。
柱とか家具を避けたいときにカーペットをL字に加工したりしてくれます。
鋼材なんかも大量にありまして地元の建築業者が買っていきます。
職人さんが「ここで買っても安い」と語るほどなので価格も抑えられているようです。
年間売り上げ1600億円。
ガッチリでした。
福井県:プラント
1990年福井県鯖江市にできて県内8店舗全国23店舗と拡大中。普通のホームセンター的な雰囲気ですが…
激安とスーパーが合体
ホームセンターとスーパーが合体している店舗でした。
会計も纏めて出来るそうでして、皆さん大体3~4万まとめ買いしていました。
カート3台分大量買いなんて人も。
勿論これだけ大量にまとめ買いするということは激安があります。
Yシャツ598円、お茶は31円(PB)、コロッケは28円などなど。
どうして激安に?
徹底的にコストを削減しているだけ
コストカットの仕方が徹底的でした。
普通だとスリッパはハンガーで1足ずつ引っかけたりしますが、見本品を除いて段ボールから平台にばらまいてます。
投げ込み陳列
従業員の手間を省きます。
投げ込み陳列しているところ結構ありますよね。
ドリンクも、缶詰も、じょうろ、軍手も、カップラーメンも投げ込み陳列が行われていました。
さらに、宣伝のチラシは白黒、天井も化粧張りがない、蛍光灯もつけてないなど余分な無駄は全てカットです。
これによって驚きの激安を実現している
しかししっかりとコストをかけるところも。清水サロンと呼ばれる65歳以上だけが利用できるサロンがあります。
無料のお茶やコーヒーなどもあり、たまに市民講座的なものも行われています。
ここにはお年寄りが毎日集まっていました。
「カラスが鳴かん日はあっても来る」
「年金はほとんどここ」なんていう方も
お得意様の年配の方には手厚いサービスをしていました。
これによって2015年度は870億円の売り上げでした。
福井は家族が多いという事情もあり大量買いだめが起こりやすいのでこういう感じでうれるそうです。
そのほか
Doitという店舗が紹介されていました。DIYでは「自分でやる」「プロのお手伝い」「プロがやる」という3つから選べるそうです。