がっちりマンデー『凄い女性社長数珠つなぎ』
早朝に起きれたら「がっちりマンデー」という番組を見ています。日曜朝の7:30からTBS系でやっている経済系の番組です。
「ガイアの夜明けの感想」記事も書いているので、こちらも書いていこうと思います。
今週は、女性社長の特集です。
凄い女性社長にスポットを当てたようで今日も4社ほど紹介されていました。
ゲストとして、元AKBで今社長となっている川崎希が来ていました。
卒業翌日にアパレルブランドを設立したそうでして、社長になるための通過点としてAKBを利用したという。
なかなかですね。顔はぼやっとしてましたが。
ダイヤ精機 / 諏訪社長
東京都大田区の町工場が多くあるところに、ダイヤ精機があります。自動車部品の直径や長さを1/1000ミリ単位で測定する測定器具を作る会社です。
父が立ち上げたそうですが急逝。主婦をやっていた娘さんが跡を継ぐことになりました。
社長業なんて何したら良いか分からず「社長の仕事とは」とぐぐる事からスタートしたそうです。
会社の経営は赤字状態でお先真っ暗・・・
そこで改革スタートです。
バーコードを利用した作業工程管理(進捗管理)
作業を全て紙に起こしバーコードを張ります。
バーコードリーダーで読み取ると、部品の種類、個数、作業状況、完成までに掛かる時間などが表示。
徹底的な管理をして、作業のミスや納品遅れを大幅に改善しました。
社員構成を逆三角から正三角へ
工場に若い人が来ない・・・というのは共通の問題です。
熟練工の技が継承されずに工場をたたむ町工場も多いです。
そこで若い人を増やそうと動きますが、その方法は未経験者(異分野)の採用
元フリーターやアニメーターなどが働いていました。
熟練の技というのは、経験が邪魔して覚えられないことがあるそうで。
隣の工場の職人がダイヤ精機に来たところでただの素人になります。
それなら1から教える方が良いと、異分野採用をしているそうです。
それにより工場の数は1箇所→3箇所。社員数も22人→34人となり
2年前に日経WOMANのウーマンオブザイヤーを取ったそうです。
かなりのやり手社長だなぁと思いながら見ておりました。
その社長からの紹介が次の会社です。
株式会社メルヘン / 原田社長
東京都八王子市にある株式会社メルヘン。サンドイッチの専門店を展開している会社で都内のデパ地下、駅ナカ中心に27店舗を展開する人気チェーンです。
味もさることながら、ボリュームが多いというのが人気のポイントだそうです。
タマゴサンドもかなりボリュームたっぷりで美味しそうでした。
300円台とちょいと高級品ですが。
大きいだけじゃなくてメニューも豊富。4~50種類多くて70種類もあるそうです。
ニンジンサンド、レンコンサンド、イカフライサンド、パンに挟むには不向きな素材もありそうですが・・・
社長のサンドイッチに対する独特の考えがあるそうです。
「ご飯をパンにみたてた。刺身でも会うかな? とか。パンと刺身もあいます!」
ご飯に合う=パンに合う
これは分かりますねぇ・・・ふりかけもパンに載せて焼いたら美味しかったりしますよ。
他にも売れる工夫が。
サンドイッチを冷蔵ガラスケースに
シットリとした鮮度を保てます
そして上から証明を当ててぎっしりと並べられますし。
サンドイッチという形状が並べやすさも手伝っているようです。
スペースロスがない。
客が手に取ることもない、形が崩れる心配も無いという良いことづくめです。
衛生的にもいいですしね。
断面アピール
サンドイッチの回となる具材を魅せるため断片をビシッとアピールしていました。
メルヘン年間売り上げ20億円以上だそうです。
その社長が次に紹介してくれたのが・・・
さくらや(サンクラッド) / 馬場社長
香川県にある学生服のリユースショップです。マニア向けじゃないですよ? しっかりとした主婦の味方のお店です。
サイズが合わない、いらなくなったなどの制服を買い取り、クリーニングや洋服直しをして販売しています。
新品だと2万数千円するような制服のブレザーも、2250円など1/10ぐらいの価格で販売しているそうです。
学校指定カバン、ランドセル、上履き、ネクタイ、ランドセル、ヘルメットなども置いてありました。
お客さんもあとすこしで卒業だから中古にしたとか・・・なるほどなぁ。
要らなくなったら売りに来ることもできますし、二束三文っぽいですがそれでも素晴らしいかと。
売り上げは一番売れるときで月250万だそうです。
思いついた理由
3人の子育てをしていたそうですが学生服が高くて、リサイクルショップで学生服はないのかと探し回っていたがなかったので作ったそうです。
元々は保険の営業をしていたそうでして2010年にオープン。
中古制服販売の難点→値付け
いくらでかいとりいくらで販売するのか
制服ごとに定価が違います。とうことで香川県内の320の学校の情報を集めるために奥様方に聞きこみ調査。
3年掛けて情報を収集し、買い取り金額と販売価格を決めたそうです。
香川県内で現在2店舗を経営していますが、全国のお母さんから「私の住んでるところでも出店を」と依頼が殺到しているそうです。
マニア問題
制服ですから・・・某アングラな制服ショップと勘違いして来る客もいることはいるようで。安く手に入りますしね。
ただしっかりと学校に関する質問などをして「売らないよう」努力しているようです。
マニア・・・どこの世界でも「行きすぎた輩」は邪魔くさい物です。
そしてここから繋がるのはお隣の県の社長でした。
クック・チャム / 藤田社長
愛媛県新居浜市にあるクック・チャム。がっちりマンデーが行くよ!と言ったらしっかりウェルカムボードにディレクターやカメラマンなどの名前を書いてお出迎えしてくれました。
エネルギッシュなおばちゃんと言った感じの藤田社長が応対してくれました。
この会社はお総菜のチェーン店で、全国に72店舗展開していまして、年間の売り上げは60億円以上です。
1974年スタートで結構な老舗ですね。
売っているお総菜はシンプルな感じ。唐揚げとか、ポテサラ、ひじきとか・・・
ただ凄かったのは「○○出来ました~」と、並んでいる商品をさっと引き上げて新しい商品を並べるのです。
商品の回転が速いお総菜屋さんです。
欲しい総菜が後から来たらなくなっているなんてこともあるそうです。
メニューは80~130種類あるそうでしてとっかえひっかえ総菜が入れ替わるようです。
勿論下げた商品はパック商品にしたりお弁当に入れたりしてしっかり使います。
総菜が入れ替わるので「あれがなかった」という事はあるそうですが「次来たら何かあるかな」という事でリピート率が凄く高いそうです。
1日100種類をどう作るか
クックチャムの秘密兵器は、キットというものです。
1種類ずつの材料をバットに入れて、それを使えばすぐに調理できるようにしている
40年以上前からやっているそうです。
1品1バット方式
クックチャム本社工場でパッドに並べておきます。
厨房では、野菜を切ることは勿論スープを出す必要も無くパッドに入っている材料を調理するだけ。
ミスもなくスピーディーな調理が可能です。
ヒントになったのは、藤田社長のお母さんらしく。
夜勤で忙しい母が下ごしらえをして準備。娘の藤田社長が調理するという事をやっていた事がヒントだそうです。
店を立ち上げて40年。若い女性に言いたいことがあるそうです。
絶対商売せなあかん!
いっぱい稼いだ。老後は長いんだから100歳までだしまだ30年出来る。まだ30年稼げる!
元気いっぱいでした。
最後に紹介されていた今後の儲かりそうな・・・は
ワークライフバランスの小室社長という方でした。プライベートと仕事のバランスを取ろうとコンサルティングしている会社らしいですが、小室社長が美人だそうで・・・
はぁ。社長が綺麗だと有利。女性でもなく男性でもそう。と森永さんが熱く語っていました。
感想
札幌にもクックチャムみたいなお店があればなぁ・・・いや。お総菜屋ってないんですよね。スーパーにあるような奴ばかりになるから多くの種類の総菜は憧れます。
なんてことを思っていました。