先日配信が開始された『ウイニングポスト10 2025』の体験版をさっそくプレイしてみましたのでその様子をレポートします。
新要素の体験や感想を中心に、実際のプレイ感をお伝えしていきます!
ゲーム開始~初期設定
今回はシリーズ史上最古となる1971年シナリオでスタートしてみました。
体験版では他にも1984年、1991年、1998年、2005年、2012年、2026年と、様々な時代のシナリオが用意されているので、お好みの時代から始められるのが嬉しいですね。
キャラクター選択では、新キャラクターを試してみたかったので、新しい牧場長「十和田夏美」と新しい秘書「リオン・ローザ」を選びました。
十和田牧場長は幼駒の馴致や健康管理が得意とのこと。
リオンはのんびり系だけど時折鋭いところを見せる個性的なキャラクターで、見た目の白髪と青い目も印象的です。

体験版のデータは製品版に引き継げるのでその点は安心です。
ちなみに過去作からの引き継ぎボーナスもあります。
2024を引き継いだら虹色のお守りが35個、金色のお守りが88個も!
これだけあれば序盤から一気に有利に進められそうですが、ちょっとボーナス過剰な気もします
初期馬選び~目指せGI制覇!
初期馬はベルワイドを選択しました。
史実では皐月賞11着、ダービー6着、菊花賞4着と徐々に成績を上げ、天皇賞(春)を勝った馬です。
他の選択肢にはウィンドコカード、オペラローリン、セシルソード、アポロバースなどがいましたが、
なんとなく見比べるとベルワイド一択という印象でした。
そして恒例の?結婚もとっとと済ませてしまいました。
やはり子供が欲しいですからね!
将来の後継者を早めに確保するのはウイポシリーズのセオリーです。
レース成績
ベルワイドの3歳シーズンは、まずまずの活躍を見せてくれました
- 京成杯(GIII):1着 – デビュー戦を快勝!
- 弥生賞(GII):1着 – クラシック前哨戦も制し期待大
- 皐月賞(GI):4着 – 惜しくもGI初制覇はならず
- 日本ダービー(GI):2着 – いろいろ戦法を試した結果、あと一歩まで迫る
- セントライト記念(GII):2着
- 菊花賞(GI):2着 – 最初は頽廃しましたが、2回目に戦法を変えて挑み好結果
- 福島記念(GIII):1着 – 圧勝で見せ場を作る
- 中日新聞杯(GIII):2着
GI制覇はなりませんでしたが、GIIとGIIIを勝利できたのは上々の結果だと思います。
特に史実では菊花賞4着でしたが、体験版では菊花賞2着まで持っていけたのは嬉しい結果でした!

進化した新要素を体験!
レース映像とレース戦略の深化
まず気づいたのは映像のリアル感が向上している点です。
競走馬一頭一頭の筋肉量や走法の違いが表現され、シリーズ初の騎手の表情アニメーションも追加されています。
変化は微妙ながらもより臨場感のあるレース展開を楽しめるようになりました。
何より大きく進化したと感じたのは作戦の細かな指示が可能になった点です。
これまでは「差し」「先行」といった大まかな指示だけでしたが、今作では「持久戦」「消耗戦」「瞬発戦」といったレースの性質に合わせた戦略を取ることが重要になっています。
実際菊花賞では戦法を変えることで2着まで上げられたので、この要素はかなり重要だと感じました。

進化した調教システム
調教面でも大きな変更がありました。今作からSP調教という新しい調教方法が追加されています。
これは2頭を併せて行う調教で、通常の調教よりもステータスの上昇効果が高いようです。
時間はかかる(6週ほど)ものの、効果は絶大なので重要な要素になりそうです。
また、新しい史実調教も増えていました。
今作では「お任せ史実調教」の詳細設定も可能になり、弱点克服や長所強化を狙って細かく調整できるようになっています。
これにより愛馬の育成がより戦略的に楽しめるようになったと感じました。
「適応能力」パラメータ体験
今作の目玉新要素である「適応能力」パラメータも実際に体験。
欧州特有の「持久戦」や日本で多い「瞬発戦」などへの適応力が数値化されており、レース選択や調教方針の決定により大きく影響します。
ベルワイドはどちらかというと「持久戦」向きだったので、じっくり足が使える勝負になるコースで好成績を残せました。
ただ坂が苦手っぽいです。
体験版の感想~短い時間でも十分楽しめる!
体験版は1年間のみのプレイとなりますが、新要素を体験するには十分な時間だと感じました。
特に新しい戦略要素や調教システムは、これまでのシリーズから一歩進化した印象です。
短時間のプレイでしたが、やはりウイニングポストは奥深く、時間を忘れて没頭できる魅力があります。
特に印象的だったのは:
- レース戦略の幅が広がり、戦術の重要性が増した点
- SP調教など新調教システムの追加で育成の深みが増した点
- 「適応能力」パラメータの追加で馬の個性がより強く表現されるようになった点
- 新キャラクターが個性的で魅力的な点
ただ体験版ではまだ「世界100傑馬」ランキングなどの大型新要素や新配合理論などは十分に体験できません。
製品版ではその辺りをじっくり楽しみたいと思います。
まとめ
『ウイニングポスト10 2025』体験版は、シリーズファンにとっては新要素を先取りできる嬉しい内容になっています。
プレイ時間は短いながらも、新機能の体験やゲーム性の進化を感じるには十分な内容でした。
体験版のセーブデータは製品版に引き継げるので、製品版の発売を待ちきれない方は、ぜひ体験版からプレイを始めてみてください!
短い時間でしたが、やっぱりウイニングポストは楽しいですね!
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