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日々綴アーカイブ:20年前の「最低な気分」を今の自分が受け止める――日記という習慣の20年

ブログ以前、テレホタイムから続く「日々」

今日から新しく始まる連載企画「日々綴アーカイブ」。
私のPCに眠っていた膨大な過去ログを掘り起こし、20年前の今日もしくは今週、自分が何を書いていたかを振り返るセルフ・タイムトラベル企画です。

このサイト(ブログ)としての最初の記事は、2005年11月に書かれた「ついにブロガー…か?」というものでした。
それまで数年間、テレホタイムに繋いではCGIスクリプトに書き込んでいた「ネット日記」から、時代の流れでブログ形式へと移行した瞬間の記録です。

私にとって日記とは、戦略的に運営するものでも、自分をアピールするためのものでもありません。
「日記だから、毎日書く」。
テレホタイムの時代から変わらない、呼吸に近い習慣でした。

今回振り返るのは、ブログ移行からわずか2ヶ月。
まだ新しいシステムに戸惑いつつも、中身は相変わらずの「日常」を綴っていた、2006年1月9日の記録です。

2006年1月9日のログ

最低な気分

明日から仕事が始まると思うと憂鬱である。
ただでさえ慣れない仕事でひぃひぃ言っているのに。

残業代はつかないよと言われて最悪な気分。
だってもう既に5時間くらいは残業してるし。
3日で。

それ全部つかないってあんた。
何のために残されてるの俺? ってもんでしょ。
タイムカードも意味無し。

何て言うかねぇ。
気分最悪って感じですよ。

さぼっていて時間使っている訳じゃないのに、つかない残業代。
前の会社の方がマシだったよな。
しっかりついてきたもん。

許すまじ……

20年後の視点:2006年1月9日はどんな日だったか

この日は月曜日、祝日の「成人の日」でした。
当時の日本は「平成18年豪雪」の真っ只中で、日本海側を中心に記録的な大雪が続いていました。
仕事始め早々の大雪に、日本中が閉塞感を感じていた時期かもしれません。

競馬界に目を向けると、わずか2週間前の有馬記念で、絶対王者ディープインパクトがハーツクライに敗れるという「衝撃の敗北」の余韻がまだ冷めやらぬ頃。
ゲーム界ではニンテンドーDSが爆発的に普及し、誰もが「脳トレ」をしていた時代です。

そんな時勢の中、当時の自分はといえば、仕事始めとなり数日仕事…残業までしてたようです。それ全部サービス残業にされると言われて「許すまじ……」と憤っていたわけです。

今の自分から、あの頃の自分へ

20年前の自分、本当にお疲れ様。
今の私が当時の自分に声をかけるなら、「その怒りを日記にぶつけ続けて正解だったぞ」と言ってやりたいですね。

今となっては「ブラック企業」という言葉がありますが、当時はそういうのもなかったことでしょう。
基本的にサービス残業当たり前の会社に勤めていた頃ですから文句も出て当然です。
当時の自分は20年後も記事書いているなんて思ってもいないでしょうけど。

サービス残業で消えたあの「5時間」は、20年の時を経て、こうして今のサイトを支える新しいコンテンツとして報われました。
当時は「毎日更新」なんて意識せず、ただ日記だから書いていただけでしたが、その気負わない習慣こそが、20年後の自分を助けてくれています。

これからも毎週、当時の空気感と共に、消えかけたログを救出していこうと思います。

この元記事自体は、移行の際に日記系を忘れて消えてしまっていたので古いログから救出してます。

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