雑記

『小室哲哉 meets VOCALOID』の収録曲を聴いてみて色々思う

※全て私の主観的な話ですので、その点はご容赦を。

【90年代っていいよね】

CD全盛期ですね。私が良くJ-POPを聴いていた時期でもあります。
青春真っ盛り? いや。若干早いか

その当時はCD一択…MDがあったっけな。ぐらいでしたからねぇ。
お小遣いも少ないガキだった私は友達から借りたりラジオから拾ったりしてテープに入れたり。
なんとかお小遣いを貯めて「アルバム」を買ったりしていた気がします。
そしてテープにダビングと。懐かしい時代です。

そんな90年代を席巻した小室サウンドがボカロになって帰ってきました。

3/28発売、小室哲哉 meets VOCALOID(Amazonリンク)

それに収録される曲がニコニコ動画でいくつか公開されています。
聴いて懐かしさに涙が(。´▽⊂)゚。
全部聴いたことがありますし、好きな曲もありますし。

【公開されている収録曲個人的なベスト3】
2012/3/27時点です。

1位:【鏡音リン・レン】WOW WAR TONIGHT【小室哲哉 meets VOCALOID】

【鏡音リン・レン】WOW WAR TONIGHT【小室哲哉 meets VOCALOID】
【鏡音リン・レン】WOW WAR TONIGHT【小室哲哉 meets VOCALOID】 PolyphonicBranch(ぽりふぉ)です。 小室哲哉さんの名曲「WOW WAR TONIGHT~時には起こせよムーヴメ...

 PolyphonicBranchさんのカバーアレンジ。
 ピコピコなサウンドになって帰ってきました。
 でもやっぱり浜ちゃんじゃないとなぁとか思っちゃうのは、この曲を結構歌ったりしましたしねぇ
 でもこのアレンジも良いじゃない! と。
 オッサン臭さが無くなってしまった寂しさはありますが
 あの早口の部分が更に早口になってた これはボカロじゃないと無理だ

2位:【鏡音リン・レン】DEPARTURES【小室哲哉meetsVOCALOID】

【鏡音リン・レン】DEPARTURES【小室哲哉meetsVOCALOID】
【鏡音リン・レン】DEPARTURES【小室哲哉meetsVOCALOID】 どこまでも限りなく降りつもる雪とあなたへの想い少しでも伝えたくて 届けたくて そばにいてほし...

 ひとしずくPのカバーアレンジ。
 やっぱり力強さがありますよねぇ。リンレンだと。
 ちょっと大人な雰囲気があったり。
 そして格好良いアレンジ。きびきびとした感じでglobeのとはひと味もふた味も違うという。
 冬のイメージが強い曲ですがロックな感じが熱いですね!
 ラップがないなぁ(´・ω・`)

3位:【初音ミク】恋しさと せつなさと 心強さと【小室哲哉 meets VOCALOID】

【初音ミク】恋しさと せつなさと 心強さと【小室哲哉 meets VOCALOID】
【初音ミク】恋しさと せつなさと 心強さと【小室哲哉 meets VOCALOID】 3/28(水)発売「小室哲哉 meets VOCALOID」収録楽曲です。篠原涼子さんが歌った楽曲をアレンジさせ...

 かにみそPのアレンジで帰ってきました
 絵がPVが画伯の絵がというのは置いといて。
 いや。この曲も良く歌ったですよ。ストリートファイターⅡ! 映画の奴。
 やっぱり篠原涼子じゃないとなぁ。ちょっと力不足感がありますかねぇ。
 初音ミクの音が優しい感じになっちゃいました。

と、今まさに記事を書きながらバックでマイリスにいれて垂れ流しという感じです。

マイリスト

ニコニコ動画


【VOCALOIDがやたら取り上げられて…】

最近何故かテレビなどでもVOCALOIDがやたら取り上げられるようになりました。
NHKの朝の情報番組に出てきたときは驚きましたが。

出れば出るほど商売として食い物にされていくような気がしてちょっと寂しいのはボカロ廃の我が儘でしょうか。
自分の手から離れていくような…いや私が育てた訳ではありませんが。
マイナーでニッチな存在でいる方が愛着がわきますしねぇ。

この流れが変な方向に行かないことを願うばかりです。

特に、既得権益にしがみついているような気がする音楽業界とかが何かしてこないとも…?
こういうコラボは良いんですけど…ねぇ?

【CD(J-POP系)を買わなくなった理由】

と、言うことで話は変わりまして。

音楽違法ダウンロードに刑事罰 6月法案化へ(企業法務ナビ)

ニュース「音楽違法ダウンロードに刑事罰 6月法案化へ」 : 企業法務ナビ
ニュース 音楽違法ダウンロードに刑事罰 6月法案化へ のページです。


こんなニュースが報道されていました。

記事の一部を引用
『尾木会長は「施行されればソフト産業全体がプラスにつながる。このままでは音楽業界が廃れ、レコード会社はなくなってしまう」と危機感を強めている』(企業法務ナビ引用)

音楽業界が廃れるとか、CDの売り上げが悪いとかは、違法ダウンロードがあるからでしょうか?
勿論、違法DLの刑事罰について反対している訳ではなくやればいいと思います。

そもそもJ-POP(CD)などの音楽に金を出すほどの魅力がなくなってきたからじゃないでしょうか?
違法ダウンロードをどれだけの人がしているかは知りませんが、元々買わない人がそういうことをしているんだと思うんです。
好きな人は買うと思いますから。

エンターテイメントは多様化してます。
企業がどれだけ努力をしているか解りませんが。
今まで通りに行くと思う方がおかしくないですか?

ちなみに私はJ-POPを聴かなくなり、数年前からはCDは殆ど買いません。
その理由。

ニコニコ動画でVOCALOID動画に出会ったからです。

作り手さんが聴いて貰うために心を込めて作った曲を気軽に見ることが出来る。
これほど素晴らしい事は無いじゃないですか。
それも素晴らしいコンテンツだらけなのに無料です。

いろいろなジャンルがあり、毎日新しい曲が公開され。PVも凝ったものが増えて視覚的にも楽しめる。
全て作り手さんの思いがこもっている(と信じてます)物ばかりです。
だからこそ伝わってきますし楽しめますし。

これほど気軽で素晴らしいエンターテイメントってないじゃないですか。
思い切りぶん殴られた気分になりました。
(インディーズとかもあるじゃないかと言われたらそうですがそっちに興味が無かったので)

勿論、デジタルなサウンドが大好きだったというのもあります。
テクノとかそういう系が好きだった私としては機械な音に何の抵抗もありませんでした。
ボカロにはまる直前には、ヤスタカサウンドにはまりまくってましたし

むしろ「人の声よりも電子サウンドが好き」という変な奴ですので。
もうパラダイスとしか言いようがありませんでした。

それ以来パタリとJ-POPを聴かなくなりました。
聴く機会が無くなりましたと言った方が良いですね。

【CD(J-POP系)を買わない理由を更に考える】

・テレビを見なくなった、ラジオを聴かなくなった

 基本的にNHKぐらいしかみませんし。
 そのため「聴く機会がない」のです。
 良い曲はあるかもしれませんが、聞こえてこなければ解りませんから。

・そもそも聴きたいと思う曲が無い

 曲に出会う機会が無くなりました。
 だから聴きたいという曲が無いのです。
 ここ最近で、心が震えたのは「トイレの神様」ですかねぇ…あれは良い曲だと思いました。
 その前は…「千の風に乗って」とか。

・CDなんて買いに行かない

 曲を手に入れる手段はDL販売(iTunesとか)だけになりました。
 たまにAmazonで買いますけれども。CDショップなんて行きません。

 CDなんて時代遅れの物じゃなく
「読み取り専用の小さなUSBメモリに入れてコンビニでワンコイン販売(100円ぐらい)すれば売れるかもですね」
 ケータイに刺せば、すぐにプレイヤーで聴けるようになるとか。

・プレイヤーに入れるの面倒

 いちいち、CD買って取り込んでプレイヤーやケータイに落とし込むのはめんどくさくないですか?
 そんな手間かける程暇じゃないです。
 それならデジタルでさっと手に入れてさっと入れて聴きたいです。
 確かDL販売は伸びてるんですよね?

【まとめ】

なんて小室哲哉から変な方向に話を持って行きましたが。

「ニコニコ動画+VOCALOID最高!」ってのが結論ですね。

私はこれだけあればもう他の音楽は無くても何とかなります。

なら金を出して聞くかと言えば…Noですが^^;

いくら金かけても足りなくなりますから。破綻します
週に数十曲以上は聴いてますからねぇ…。

勿論本当に良いと思った曲を作った人がボカロのCDを出したら…
しっかり購入して「良い曲ありがとう」とお礼しますけどねっ
これが唯一買うジャンルのCDだったりします。

とはいえ、今となってはVOCALOIDも立派な音楽業界の一員です。
新しい力が支えるから廃れることは無いと思います。
既存の何かが消えることはあるのかもしれませんが。

コメント

  1. えれこみゅ より:

    細かいところで異論はありますが、「そもそも聴きたいと思う曲が無い」という点で同意します。
    業界の方がどういうリスナーを想定しているか分かりませんが、今はCDなんて買いませんからねえ・・・買うとしても昔の作品(しかもアニメ・ゲームくらい、しかも中古メイン)ですし。なんとなくですが、毎月5~10枚くらいのアルバムと、20枚くらいのマキシシングルを買い漁る人を想定してるんじゃないかと思うくらい認識がずれていると思います。
    基本的にJ-POP?なにそれ?な人にとっては、90年代にやられたRemix商法は、CD離れを加速させるだけの意味合いしかありませんでした。

    恐らくですが、ボカロPというのは業界人にとって脅威なんでしょう。酔った状態で書いているので、あまり深く突っ込むのはやめておきますがw

  2. Fuchs より:

    コメントありがとうございます。

    私自身勢いで書いていたのもあり、後で読み返すと酷い文章ですしツッコミどころ満載です^^;
    なので暴論に近く、異論はかなりあるだろうなぁと。
    今回のコメントレスもそうかもしれません。

    >業界の方がどういうリスナーを想定しているか分かりませんが

    ここがポイントですよね
    おそらく業界?レーベル?とかそう言うところは、金かけてマーケティングして売れるかどうか判断しているのだと思うのですが。
    売れないのはそれがずれているからじゃないかなぁとか…。

    本当に良い物は売れているはずですし。
    緻密?な戦略で売れているのもありますし(AKBみたいな物とか)

    なので「○○のせいで業界が云々」という理由付けはおかしいなぁと思ってしまうんですよね。
    認識を変えればまた違った世界が…
    なんて…私自身そこまで音楽業界に詳しくないのであまり掘り下げられないのがw

    >Remix商法

    結局元が一番良いと思いますし。
    今回の小室さんのやつも、懐かしさを感じているうちだけで、飽きるのも早いですからねぇ^^;

    >ボカロPは驚異

    いやー。どうなんでしょう。
    若干注目はされていますが、ボカロは好き嫌いが分かれますからねぇ。
    あの機械的な音が生理的にダメという人の方が多いような気がします(私の周辺調べ)

    なので業界は驚異として受け止めてるよりは「今が旬だから食い物にしよう」と狙っているだけのような気がw

    ブームを作り出し売れるときに売る。ブームが過ぎれば、ぽいっ!
    マスメディアが繰り返している手法です…よね。得をするのは一部だけ!

    それされるとなんか薄っぺらくなっちゃっうんですよね。
    「文化が浪費される」…とでも言うんでしょうかね。
    今回の流れもそうじゃないかと個人的に思ってます^^;

    ボカロが凄く飛躍するなんてことは無い…ような気がしますし。
    一時の流行過ぎれば、一般の人の脳みそからは綺麗にデリートされると思いますw

    というのは、私の勝手な想像なのでまた暴論に近いですね。眠さにかまけてということで。

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