【ワットチェッカーレビュー TAP-TST5(サンワサプライ)】

※記載日時点の記事です。最新の情報を確認して下さい。

昨今節電節電と叫ばれていますが。
節電するにも今自分がどれだけ使っているかを把握しなければなりません。

そこで購入したのはこれ。

コンセントに差し込んで簡単&便利にボタン1つで電圧（V）、電流（A）、電力（W）、皮相電力（VA）、周波数（Hz）、力率（PF）、積算電力量（KWh）、積算時間（H）の8種類が測定でき、液晶画面に数値で表示されひとめで測定できます。

ワットチェッカーです。
コンセントと、使う機器のコンセントの間に挟む感じで刺すだけで良いというお手軽な物。

それだけで。
「電圧」「電流」「電力」「皮相電力」「電源周波数」「力率」「積算電力量」「積算時間」
これだけの項目を計ることができます。

これまでも何回か欲しいなぁと思った事はあったのですが。ついつい忘れてしまい。
やっと購入という感じになりました。

今回注目するのは「電力」「積算電力量」です。それ以外は特に知らなくても良いのでｗ
コンセントの間に入れ込んであとはスイッチをぴっと押すだけです。簡単です。
積算電力量は、「ワットチェッカーをコンセントから抜いたらリセット」されるみたいです。

PC系の電源をまとめているゴツイテーブルタップと、壁コンセントの間にワットチェカーをつっこみます。
ゴツイテーブルタップの電源をONにすると…なぜか電力が発生します。
PCとかの電源はOFFなのにですね。

待機電力です。

原因を探るため一本一本抜いていきます。
「プリンタ」…0W～0.1W
「ScanSnap」…0W～0.1W
「モニタ」…0W
「スピーカー」…0W
「PC本体」…0～0.3W

PC本体だけかｗ

次にPC本体の電源を入れます。（モニタとスピーカーも）
「電力」を見ているとうなぎ登りに使用電力が増えていきます。
『200W』を超える辺りでウロウロしてまして。
起動が終わりログイン画面に来ると『160W』辺りに落ち着きます。

起動が終わった後の電力。
「プリンタ」…0W～3W（未使用時）
「ScanSnap」…0W～3W（未使用時）
「モニタ」…20～30W（未使用時）
「スピーカー」…5～8W（未使用時）
「PC本体」…150～170W（未使用時）

意外とプリンタとScanSnapが待機電力を食っているので必要ない時はコンセントを抜いておくことにしました。
これを知ることができただけでも結構違うなぁｗ
USBで繋がっているからPCの電源が入ると恐らく連動して待機状態に入るんだと思います。

ここら辺予想通りの動きをしています。

動画を見たりしていると『200W～220W』
文章を打っているだけだと『150～170W』

「電力画面」

パワーを若干使う時になると電力が跳ね上がりますね。

ここから負荷をかけていきます。主にゲームですけどｗ

「Ａ列車で行こう９」…『250～300W』
「Fallout:NewVegas」…『250～300W』
「World of Tanks」…『250～280W』
「FantasyEarthZero」…『300WOver』

…あー。一番FEZがパワー食ってるのか。
意外とA9がそうでもなく。フルスクリーンでPVモード動かしたんですけどね。

電源は720Wの電源です。コンセント側はこんなもんだと言うことなのでしょう
（最大使うなんて事が発生したら大変ですがｗ）

そしていつも通り休日PCほぼ一日起動シフトで使っていた時の積算電力量を見て見ると。

『2.5～2.8KWh』とでました。
これが一番重要な数字ですね。電気料金が分かります。

平日だと1KWh未満です。

北海道電力　従量電灯B　30A　120kWh～280kWh（280kWh超えたこと無いので）
1kWhで23円68銭(2011/5/1時点)という事で計算してみます。

『1日71.04円』

おぉ…結構使ってるもんだなぁ(;´Д`)
改めてみてみると結構面白い物です。

特に待機電力というのを見るのは良いツールだと思います。
もしかしたら費用対効果的すら出るかもしれません。年5000円削減できれば元取れますしねｗ

と、いうことでワットチェッカー面白いツールですよ(=ﾟωﾟ)ﾉ
いろいろ計ってみると思わぬ所で電力食いが見つかるかもしれません。
まだ他にもいろいろ計ってみようとは思ってます。

なんか見ている内に若干節電意識が沸いてくるところが不思議ですｗ

そういえば、4Gamerでも同じような記事がありました。
書いてから気づいたんですが…考える事は皆同じかｗｗｗ

節電に協力するために，PS3/Xbox 360/Wii/PSP/ニンテンドー3DSの最大消費電力を計測してみよう