RAZERマウスとの付き合い方~高級機から実用機への乗り換え体験~
普段からPCで作業をする時はマウスを使用していますが今回マウスの買い換えをしました。
私は長年RAZERのマウスを使い続けてきた経験があります。
私の環境ではキーボードもRAZERを使用しているためソフトの統一性を重視しています。
ちなみに普段の作業はオフィスワークが中心ですがゲームもよくプレイします。
特にCities: Skylinesでの操作は快適なマウス操作が必要不可欠です。
ゲーム内でのカメラワークはマウスの性能が作業効率に直結します。
今回はそんな私の最新のマウス購入体験についてお話ししたいと思います。
買い換えの経緯
これまで使用していたのはRAZER DeathAdder V2という9000円程度のそこそこ高級マウスでした。
DeathAdder V2は人間工学に基づいた右手エルゴノミック形状が特徴的な製品です。
20000DPIのFocus+センサーを搭載し82グラムという軽量ボディも魅力的でした。
8個のボタンと柔らかい布巻ケーブルも備えており機能面では申し分ありませんでした。
光学スイッチの採用により高速なクリックレスポンスも実現していました。
しかし使い始めてから2年程度でマウスホイールのボタンが効かなくなってしまいました。
ホイールは回転するものの押し込みでのクリックが認識されなくなったのです。
Cities: Skylinesではホイールボタンを押しながらドラッグして視点を変更します。
そのため操作性が著しく低下してしまい買い換えを決意しました。
新しいマウス選び
今回も引き続きRAZERのマウスを選ぶことにしました。
すでに使用しているキーボードとの相性を考えるとRAZERから離れるのは難しい選択です。
設定ソフトの統一性を保つことでPCまわりの管理も楽になります。
しかし高級機種での度重なる故障経験から今回は価格を重視して選びました。
選んだのはRAZER Cobraという5000円程度の実用的なモデルです。
Cobraの主な特徴
- 58グラムという超軽量設計が特徴的なコンパクトマウス
- つかみ持ちやつまみ持ちに適した形状設計
- 第3世代のRAZERオプティカルマウススイッチを採用
- 8500DPIのオプティカルセンサー搭載
- アンダーグローによるChromaライティング対応
- 柔軟なSpeedflex ケーブル採用
価格は抑えめですがブランドの信頼性は残っているため安心感がありました。
一方で小型化による操作性の変化には若干の不安も感じていました。
実際の使用感
Cobraは確かに前モデルと比べると作りのかちゃっぺなさ(安っぽさ)は否めません。
特に本体の素材感は明らかに価格相応という印象を受けます。
58グラムという超軽量設計は両刃の剣となっています。
確かに動かしやすさは向上していますがその分安定性が失われました。
カーソルの細かい動きが不安定になりやすく精密な操作が難しくなりました。
重量バランスの悪さは長時間使用での疲労にも影響しているように感じます。
また本体サイズが小さくなったことで手に馴染むまでに時間がかかっています。
つかみ持ちやつまみ持ちに最適化された形状は私の手には合わないようです。
ラバー部分が省略されているため若干滑りやすいのも気になるポイントです。
良かった点
- Speedflexケーブルは柔軟で取り回しやすい
- アンダーグローによるChromaライティングは見た目の満足度が高い
- マウスホイールのボタンが正常に動作
- オプティカルマウススイッチの採用で耐久性は向上の可能性
RAZERマウスについての考察
私はこれまで4台ほどのRAZERマウスを使用してきました。
その経験から見えてきたのはホイール周りの故障の多さです。
いずれの製品もホイールやホイールボタンの不具合で買い換えることになりました。
高級機種であっても2年程度で故障するのは残念な結果です。
しかしRAZERの基本的な性能と操作感は他社製品と比べても優れています。
オプティカルセンサーの精度や設定の柔軟性は特に評価できる点です。
Chromaライティングによる見た目の統一感も魅力の一つです。
そのため今回は消耗品として割り切って安価なモデルを選択しました。
本来ならRAZER以外のメーカーも検討すべきだったのかもしれません。
しかしキーボードとの連携を考えるとRAZERを選ばざるを得ない状況でした。
まとめ
- 高級機種は確かに優れた操作感と満足度の高い使用感を提供してくれます。
- しかし耐久性に不安が残るため必ずしもコスパが良いとは言えません。
- 一方で実用機は作りは劣るものの必要最低限の機能は確保できています。
- 特に今回選択したCobraは価格に応じた妥当な性能を提供しています。
結論として用途や予算に応じた選択が重要だと感じました。
RAZERマウスを使い続けるなら消耗品として割り切った選び方をお勧めします。
故障を想定した予算配分で長く付き合っていくのが賢明かもしれません。
また今後はRAZERにこだわらない選択肢も真剣に検討する必要があるでしょう。
その場合はキーボードも含めた周辺機器全体の見直しが必要になります。
しかし現時点では設定や操作の一貫性を保つためRAZERを使い続ける予定です。
将来的な買い換えの際は予算と相談しながら検討したいと思います。