World of Tanks

World of Tanks 2.0:Type 68でTier XI上限戦に挑戦!カレリア戦場での粘り強い戦いとこそこそ作戦の有効性

はじめに

9月3日にリリースされた World of Tanks 2.0 は、同ゲーム史上最大のアップデートとなりました。
16台の新しいTier XI車両、全面的に改新されたハンガーとUI、ストーリー主導のPvEモード、数百台の車両の包括的なリバランス、次世代マッチメーカーなど、多くの革新的な機能が導入されています。

このリバランスは第1ティアから第10ティアまで及び、初期ゲームの進行がよりスムーズになり、トップティア戦車も適切な注目を受けました。
特に注目すべきは、すべての研究可能な軽戦車が中高ティアでHPが増加し、偵察敵を発見し、アシストダメージを提供するという本来の役割をより長く果たせるようになった点です。

今回は、この大きな変化の中で日本のTier IX重戦車 Type 68 を使ってTier XI上限戦闘に挑戦した戦闘記録をお届けします。

Type 68の基本性能とUpdate 2.0での変化

Type 68は日本のTier IX重戦車で、油圧空気圧サスペンション機能を備え、俯仰角(-8/20度)から優秀な(-12/24度)まで向上させることができます。
この車両の特徴的な機能としてガンクーリングとして知られるダブルエイミング機構があります。

主要諸元:

  • HP: 1,950
  • 砲塔装甲: 前面300mm(実戦値)
  • 車体装甲: 前面120mm(薄い部類)
  • 主砲: 400ダメージ、装甲貫通250mm(AP)
  • リロード時間10秒、照準時間2.2秒
  • 砲散布界: 冷却前0.42m、冷却後0.28m

この車両の装甲は地形の起伏を積極的に利用する必要があり、車体の装甲(80/70/30)は敵の砲火に効果的に耐えることができませんが、堅固な砲塔(300/80/40)がその役割を効果的に果たします。

カレリア:通常戦バトルレポート

戦闘概要

  • マップ: カレリア(通常戦)
  • 使用車両: Type 68(Tier IX日本重戦車)
  • マッチング: Tier XI上限戦
  • 最終戦績: 撃破3、与ダメージ3,711、経験値1,111、観測ダメージ532、防衛ダメージ790

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戦闘序盤:慎重な展開

Tier XI上限戦ということで、Tier IX の Type 68 は明らかなボトムTier。
当初は「すぐに撃破されて終了だろう」と予想していましたが、意外にも粘り強い戦いを展開することができました。

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最初はJ7に進出。
重戦車とはいえTier IX の柔らかい戦車なので、前線には出ません。
Tier X、Tier XI の高Tier車両が前線に突撃していく中、後方から顔だけを出して射撃できる敵を探す展開となりました。

第一交戦:遠距離精密射撃

ちょうど対岸の奥、F0付近から顔を出している敵Tier IX車両を発見。
遠距離精密射撃でペチペチと撃ち込みます。
Type 68のガンクーリングシステムを活用し、しっかりと照準を絞ってから射撃することで命中精度を向上させました。

戦果:

  • 命中、非命中、跳弾を繰り返しながらも1,000ダメージ以上を稼いで撃破
  • Type 68らしい戦い方を実践

戦線の推移:東西の攻防

敵は1ラインからかなり積極的に攻めてきており、西側部隊がかなり厳しい状況でしたが、味方の増援もあって何とか食い止めている状況。
一方、東側9-0ラインを押し込んでいる味方は敵の重戦車対を着実に撃破していきました。

こちら側もかなり損耗していましたが、何とか持ちこたえています。

中盤:積極的な前進

相手が後退していったのを見て突撃を決意。
ただし、軽戦車がちらちらと偵察に来ていたので、これを排除できないかとG8付近を登ったところ、ちょうど軽戦車が顔を出したタイミングでした。

エイムは適当でしたが運良く命中し、撃破に成功。
敵チームの目を潰すことができました。

終盤:激しい砲撃戦

その後坂を駆け下りてF0付近に展開。
敵の重戦車やTDなどが激しく砲撃してくる中、顔だけを出してペチペチと応戦を続けます。

苦戦した要因:

  • 貫通力不足により跳弾が多発
  • ダメージがなかなか稼げない状況

それでもDラインまではクリアに成功。

クライマックス:最終局面

一気に0ラインを押し上げて駆け上がり、奥に隠れていたTDなどと交戦しつつSPGを発見して撃破。
その後B9付近にいた敵TDに対し、味方の容赦ない1,000ダメージが直撃して撃破を確認。

最後にAライン(A4付近)にいた敵を発見して撃ち込んだものの、位置がバレて反撃を受け大ダメージを喰らいました。
何とか逃げ切って高所からペチペチと撃ち込み、最終的に撃破して戦闘終了となりました。

戦術分析:「こそこそ作戦」の有効性

基本戦術

常に「隠れて撃って、隠れて撃って」を繰り返す戦法。
重戦車らしからぬ戦い方でしたが、Tierボトムという状況では非常に有効でした。

Type 68の強み

  1. 優秀な俯角: 油圧空気圧サスペンション機能により最大-12°の俯角
  2. ガンクーリングシステム: 時間をかけて照準することで散布界が大幅に向上
  3. 堅固な砲塔: ハルダウン戦術に最適

戦訓と反省点

  • Tierボトムでも「こそこそ作戦」で何とかなる場合がある
  • 味方が強ければ…という条件付き
  • 貫通力不足: もっと貫通できていればさらに戦果を上げられた

Update 2.0の新環境について

今回の戦闘は新しいマッチメーカーと連携して、すべてのティアでより均等で魅力的な戦闘を提供するというUpdate 2.0のコンセプトを体現したものでした。

Tier XI車両の導入により、従来のTier X車両も中堅ティアとしての位置付けが変化し、Tier IX車両はさらにボトムTierとしての戦い方が重要になってきています。

総括

味方の貢献:

  • 東側の「押せ押せムード」
  • 西側をがっちりと防衛した味方の強さ

この両方に助けられた戦闘でした。
Type 68単体の性能だけでなく、チーム戦としての戦術眼と味方との連携の重要性を改めて実感させられました。

最終戦果:

  • 与ダメージ: 3,711
  • 撃破: 3両
  • 経験値: 1,111(2バッヂ獲得、小さいバッヂ3つ)
  • 観測ダメージ: 532
  • 防衛ダメージ: 790

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World of Tanks 2.0の新環境下でも、適切な戦術と味方との連携があれば、Tierボトム車両でも十分に活躍できることを証明した一戦となりました。
新時代のWorld of Tanksが待っています。
今後もこの大型アップデートがもたらす変化を楽しみながら、戦場での活躍を目指していきましょう。

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