競馬予想コーナー
主に日曜日に行われる重賞レースの競馬予想をしています。
個人の予想なので当たらないことの方が多いとは思います。
2024年の印予想ワイド的中率は75.36%
回収率は68.9%となりました。
※ワイド的中の定義:6頭選びその6頭でワイド当たりが作れれば的中とする
その実績をひっさげ?予想をしていきます。
マイルチャンピオンシップ(GI) 京都競馬場 芝1600m
マイルチャンピオンシップの概要
京都競馬場・芝外回り1600メートルで行われる秋のマイル王決定戦。
優勝馬の多くは種牡馬や繁殖牝馬として、スピードを後世に伝えている。
過去10年のデータから傾向を分析する。
上位人気の成績が拮抗
過去10年で5番人気以内の馬の3着内率が40%から50%でほぼ横並び。
上位人気馬が拮抗した成績を残すGⅠレースである。
6番人気以下は勝率が落ちるが、過去10年で8頭が馬券に絡んでいる。
狙い目は4.0倍から9.9倍
単勝オッズ4.0倍から9.9倍の馬は過去10年の全ての年で連対している。
軸馬はこのオッズ帯から選ぶのがよさそうだ。
単勝50倍以上の人気薄は延べ76頭が出走して1頭も馬券に絡んでいない。
外枠勢がやや優勢
京都競馬場開催7回の成績では、8枠が連対率25.0%、7枠が3着内率22.2%と外枠の好走率が高め。
昨年は7枠と8枠の馬が1着から3着を独占した。
外枠に入った馬には注目が必要だ。
前走もGⅠだった馬が好走
前走でGⅠを使われていた馬の好走率が最も高い。
特にスプリンターズS、天皇賞(秋)、安田記念からの転戦馬には要注目。
前哨戦の富士Sや毎日王冠経由の馬も好走例が目立つ。
前走の着順を確認しておきたい
過去10年の3着以内馬延べ30頭のうち29頭は前走で5着以内に入っていた。
前走で6着以下に敗れた馬には上位人気で凡走した例も含まれる。
前走の成績はチェックしておきたいポイントだ。
GⅠやマイル重賞での実績が重要
過去10年の優勝馬は全てGⅠ2着以内の経験があった。
また、延べ10頭中9頭にはマイルGⅡやGⅢの優勝経験もあった。
マイルで十分な実績を挙げていた馬が、秋の京都のゴール板を真っ先に駆け抜ける。
マイルチャンピオンシップ予想
| 印 | 馬番:馬名 |
| ◎ | 15:ジャンタルマンタル |
| ○ | 6:ガイアフォース |
| ▲ | 17:ソウルラッシュ |
| △ | 5:アスコリピチェーノ |
| △ | 10:ラヴァンダ |
| × | 9:エルトンバローズ |
マイルチャンピオンシップ2025予想
レース概要
- 開催日: 2025年11月23日(日) 15:40発走
- 開催場所: 京都競馬場 芝1600m(外回り)
- 馬場状態: 良(予想)
- 出走頭数: 18頭
本命:ジャンタルマンタル(1番人気)
前走:富士S(G2)2着 1:31.8(良)芝1600m
複合評価:7項目中6項目該当(本命級認定)
個別間隔実績:該当間隔(中4週)で過去5戦4勝【4-1-0-0】勝率80.0%【信頼度:Aランク】
該当データ(客観的根拠):
- 基本データ:4歳馬で過去10年【4-5-4-32】勝率8.9%、連対率20.0%、複勝率28.9%【信頼度:Aランク】
- G1実績:安田記念(G1)勝利、NHKマイルC(G1)勝利、朝日杯FS(G1)勝利のマイルG1・3勝馬。過去10年の勝ち馬10頭中8頭がマイルG1連対実績あり【信頼度:Aランク】
- コース適性:京都芝1600m【2-0-0-0】勝率100%、連対率100%。右回り全般【3-0-1-0】勝率75.0%【信頼度:Bランク】
- 距離適性:芝1600m【4-1-0-0】勝率80.0%、連対率100%【信頼度:Bランク】
- 前走評価:富士S2着、トップハンデ59kg背負いながらガイアフォースと0.1秒差。叩き2戦目で更なる上積み期待。過去10年で前走富士S組【4-3-1-46】【信頼度:Aランク】
- 騎手評価:川田将雅、京都芝1600m連対率53.3%【30戦中16連対】。過去10年のマイルCSでは【0-1-3-6】と勝利なしも、コンビ実績52.6%【19戦中10連対】と抜群【信頼度:Aランク】
- 血統評価:父PalaceMalice、マイル適性高く京都2戦2勝の実績。母父Storm Cat系でスピード血統
- 調子評価:追い切りB評価、時計は目立たないが馬なりでピッチ走法。脚取りは軽快で状態良好
人気度検証:1番人気2.1倍だが、マイルG1・3勝の圧倒的実績、京都2戦2勝の適性、4歳馬の好走データから本命選出は妥当
対抗:ガイアフォース(4番人気)
前走:富士S(G2)1着 1:31.7(良)芝1600m
複合評価:7項目中5項目該当(対抗級認定)
個別間隔実績:該当間隔(中4週)で過去データ不足だが、前走富士S勝利で充実期【信頼度:Cランク】
該当データ(客観的根拠):
- 基本データ:6歳馬で過去10年【1-1-0-16】勝率5.6%、連対率11.1%、複勝率11.1%。ただし昨年ソウルラッシュが6歳で勝利しており可能性あり【信頼度:Bランク】
- G1実績:安田記念2着(2025年)、過去3回出走で4着2回・2着1回と安定。マイルG1連対実績あり【信頼度:Aランク】
- コース適性:京都芝1600m【0-1-0-0】連対率100%。2年前マイラーズC2着で適性証明【信頼度:Cランク】
- 距離適性:芝1600m【1-2-0-2】勝率20.0%、連対率60.0%【信頼度:Bランク】
- 前走評価:富士S勝利、ジャンタルマンタル・ソウルラッシュを破る。過去10年で前走富士S組【4-3-1-46】勝率7.4%、複勝率14.8%【信頼度:Aランク】。距離変更なし(1600m→1600m)
- 騎手評価:横山武史、京都芝1600mは3戦のみだが33.3%の連対率。過去10年のマイルCSで【0-1-0-0】と連対実績あり。コンビ実績33.3%【18戦中6連対】【信頼度:Cランク】
- 血統評価:父キタサンブラック、京都芝1600m【3-3-0-18】連対率12.5%。マイル~中距離で実績あり
- 調子評価:追い切りB評価、馬なりで軽快なフットワーク。いつも通りの動きで順調
人気度検証:4番人気8.3倍だが、前走G2勝利、マイルG1連対実績、高速馬場適性から対抗選出
単穴:ソウルラッシュ(2番人気)
前走:富士S(G2)3着 1:32.1(良)芝1600m
複合評価:7項目中5項目該当(単穴級認定)
個別間隔実績:該当間隔(中4週)で過去17戦11勝【7-3-4-3】勝率41.2%、連対率58.8%【信頼度:Aランク】
該当データ(客観的根拠):
- 基本データ:7歳馬で過去10年【0-0-0-15】勝率0%、全敗。ただし本馬は昨年本レース勝利の実績馬【信頼度:Aランク】
- G1実績:マイルCS勝利(2024年)、ドバイターフ勝利(2025年・ロマンチックウォリアーを差し切り)、マイラーズC2勝。マイルG1連対実績【信頼度:Aランク】
- コース適性:京都芝1600m【2-1-1-0】勝率50.0%、連対率75.0%、複勝率100%と抜群【信頼度:Cランク】
- 距離適性:芝1600m【7-3-4-3】勝率41.2%、連対率58.8%【信頼度:Aランク】
- 前走評価:富士S3着、59kgトップハンデで叩き。過去10年で前走富士S組【4-3-1-46】勝率7.4%【信頼度:Aランク】。距離変更なし(1600m→1600m)
- 枠順:8枠で過去10年【4-1-0-15】勝率20.0%、連対率25.0%と好成績【信頼度:Bランク】
- 騎手評価:Cデムーロ、京都芝1600mで50.0%の連対率【8戦中4連対】。過去10年のマイルCSでは【0-0-0-4】全敗だが技術は一流【信頼度:Bランク】
- 血統評価:父ルーラーシップ、京都芝1600m【5-3-4-24】連対率22.2%。マイル適性あり
- 調子評価:追い切りB評価、1週前ウッド追いで終い1F10秒9の好時計も、最終追い切りは少しバランス欠く。ただコース適性でカバー可能
人気度検証:2番人気4.7倍、7歳馬の不振データあるも昨年覇者・京都適性抜群の実績から単穴選出
敗因分析:7歳馬データは過去10年【0-0-0-15】全敗と厳しいが、本馬は昨年本レース勝利、京都芝1600m【2-1-1-0】複勝率100%の舞台適性、ドバイターフでロマンチックウォリアーを破った実力から救済
連下:アスコリピチェーノ(3番人気)
前走:ジャックルマロワ賞(G1・仏)6着 1:34.7(稍)芝1600m
複合評価:7項目中4項目該当(連下級認定)
個別間隔実績:該当間隔(中13週・休み明け)で過去データ少ないが、国内では【5-2-0-0】連対外なし【信頼度:Cランク】
該当データ(客観的根拠):
- 基本データ:4歳牝馬で過去10年の4歳馬【4-5-4-32】勝率8.9%、連対率20.0%、複勝率28.9%【信頼度:Aランク】
- G1実績:ヴィクトリアマイル勝利(2025年)、阪神JF勝利(2023年)。マイルG1連対実績【信頼度:Aランク】
- コース適性:京都芝1600m【0-0-0-0】未経験だが、阪神芝1600m【1-1-0-0】連対率100%。右回り全般【2-1-0-0】連対率100%【信頼度:Cランク】
- 距離適性:芝1600m【4-2-0-0】勝率66.7%、連対率100%【信頼度:Bランク】
- 前走評価:海外G1で6着も稍重馬場で不利。国内では【5-2-0-0】と連対外なし。距離変更なし(1600m→1600m)【信頼度:Bランク】
- 騎手評価:ルメール、京都芝1600m連対率30.0%【10戦中3連対】。コンビ実績68.6%【35戦中24連対】と抜群【信頼度:Aランク】
- 血統評価:父ダイワメジャー、京都芝1600m【2-3-0-20】連対率20.0%。マイル血統【信頼度:Aランク】
- 調子評価:追い切りA評価、栗東滞在で調整万全。僚馬を余裕を持って先着、センスある走り
人気度検証:3番人気7.1倍、海外帰り・休み明けも国内無敗の実績、追い切り良好から連下選出
敗因分析:前走海外G1で6着だが稍重馬場(国内良馬場では無敗)。今回は得意の良馬場で栗東滞在により輸送ストレスもなく救済
連下:ラヴァンダ(6番人気)
前走:アイルランドトロフィー(G2)1着 1:45.7(良)芝1800m
複合評価:7項目中4項目該当(連下級認定)
個別間隔実績:該当間隔(中5週)で過去4戦3着内3回【1-0-2-1】連対率25.0%、複勝率75.0%【信頼度:Cランク】
該当データ(客観的根拠):
- 基本データ:4歳牝馬で過去10年の4歳馬【4-5-4-32】勝率8.9%、連対率20.0%、複勝率28.9%【信頼度:Aランク】
- 前走評価:前走G2勝利、2連勝中で勢いあり。1800m→1600mの距離短縮で末脚が活きる【信頼度:Bランク】
- コース適性:京都芝1600m【1-1-2-1】勝率20.0%、連対率40.0%、複勝率80.0%。京都全般【1-1-2-1】複勝率80.0%と高適性【信頼度:Bランク】
- 距離適性:芝1600m【1-0-2-1】勝率25.0%、複勝率75.0%【信頼度:Cランク】
- 騎手評価:岩田望来、京都芝1600m連対率17.9%【39戦中7連対】。コンビ実績28.6%【84戦中24連対】【信頼度:Aランク】
- 脚質適性:差し・追込馬で、過去10年の馬券圏内23頭中18頭が差し馬。末脚勝負の京都適性あり【信頼度:Aランク】
- 血統評価:父シルバーステート、京都芝1600m【3-3-3-13】連対率13.6%。マイル適性あり
- 調子評価:追い切りS評価(最高評価)、坂路で自己ベストタイ50秒5。馬なりで終い1F11秒8、動き抜群で心身充実
人気度検証:6番人気19.1倍だが、追い切りS評価(全18頭中3頭のみ)、2連勝中の勢い、京都適性から連下選出
穴:エルトンバローズ(12番人気)
前走:毎日王冠(G2)5着 1:44.5(良)芝1800m
複合評価:7項目中4項目該当(穴級認定)
個別間隔実績:該当間隔(中6週)で過去6戦3着内3回【2-1-0-3】勝率33.3%、連対率50.0%【信頼度:Bランク】
該当データ(客観的根拠):
- 基本データ:5歳馬で過去10年【2-3-4-52】勝率3.3%、連対率8.2%、複勝率14.8%【信頼度:Aランク】
- レース実績:マイルCS2着(2024年)、毎日王冠勝利(2023年)、ラジオNIKKEI賞勝利(2023年)。マイルG1連対実績【信頼度:Aランク】
- コース適性:京都芝1600m【1-1-0-1】勝率33.3%、連対率66.7%、複勝率66.7%【信頼度:Cランク】
- 距離適性:芝1600m【2-1-0-3】勝率33.3%、連対率50.0%。1800m→1600mの距離短縮【信頼度:Bランク】
- 前走評価:毎日王冠5着も勝ち馬と0.5秒差。過去10年で前走毎日王冠組【2-3-2-17】連対率20.8%、複勝率29.2%【信頼度:Bランク】
- 騎手評価:西村淳也、京都芝1600m連対率28.9%【38戦中11連対】。コンビ実績28.7%【129戦中37連対】と良好【信頼度:Aランク】
- 血統評価:父ディープブリランテ(父ディープインパクト)、マイル適性あり
- 調子評価:追い切りA評価、1週前一杯に追って反応良好。終い1F11秒3で瞬発力回復
人気度検証:12番人気60.0倍と人気薄だが、昨年2着の舞台適性、追い切りA評価、データ該当4項目から8番人気以下の穴馬として選出
敗因分析:前走毎日王冠5着も「本来のエルトンではない」(西村淳也騎手コメント)。骨折明けからの調整過程だったが、今回は追い切りA評価で状態回復。昨年2着・一昨年4着の舞台適性、先行~差しの脚質が京都外回りに合致することから救済
全頭チェック結果まとめ
検討対象:18頭中15頭を詳細検討(ドックランズ・トウシンマカオ・カンチェンジュンガは初期段階で除外)
重賞・G1実績馬の扱い:
- マイルG1連対実績8頭全てを優先評価
- 昨年2着エルトンバローズを12番人気でも穴馬として選出
- 昨年3着ウインマーベルは追い切りA評価も前走スワンS4着、芝1600m未勝利で見送り
前走クラス別評価結果:
- 前走G1組:ジャンタルマンタル(安田記念1着)→本命
- 前走G2組:ガイアフォース(富士S1着)→対抗、ソウルラッシュ(富士S3着)→単穴、アスコリピチェーノ(海外G1)→連下、ラヴァンダ(アイルランドT1着)→連下、エルトンバローズ(毎日王冠5着)→穴
敗因分析実施馬:
- エルトンバローズ:前走5着も状態面の課題、昨年2着の舞台適性で救済
- アスコリピチェーノ:前走6着も海外稍重馬場、国内無敗実績で救済
- ソウルラッシュ:7歳馬の不振データも昨年覇者の実績で救済
主な除外馬と理由:
- レーベンスティール(5番人気):前走毎日王冠1着も芝1600m未勝利【0-0-0-1】。距離適性が不安【該当3項目で基準未達】
- オフトレイル(7番人気):前走スワンS1着も主戦場は1400m、マイル実績が浅い【該当3項目で基準未達】
- マジックサンズ(8番人気):NHKマイルC2着の実績あるも前走富士S10着で大敗。武豊騎手は過去10年【0-0-0-9】全敗【該当3項目も前走大敗で格下げ】
- ウインマーベル(9番人気):昨年3着も前走スワンS4着、芝1600m未勝利【該当2項目で基準未達】
- チェルヴィニア(10番人気):牝馬二冠馬も前走毎日王冠7着、馬体重+16kgで状態不安【該当3項目で基準未達】
- ロングラン(17番人気):7歳馬で過去10年【0-0-0-15】全敗、マイラーズC勝利も単発【該当2項目で基準未達】


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