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エリザベス女王杯2025予想|3番人気データと差し有利展開を読む【京都芝2200m】

競馬予想コーナー

主に日曜日に行われる重賞レースの競馬予想をしています。

個人の予想なので当たらないことの方が多いとは思います。

2024年の印予想ワイド的中率は75.36%

回収率は68.9%となりました。

※ワイド的中の定義:6頭選びその6頭でワイド当たりが作れれば的中とする

その実績をひっさげ?予想をしていきます。

エリザベス女王杯(GI) 京都競馬場 芝2200m

レース概要

エリザベス女王杯は京都競馬場の芝2200メートルで行われる牝馬限定のGⅠレース。
3歳以上の牝馬が出走し、世代を超えた真の女王を決定する。
歴戦の古馬牝馬と若い3歳牝馬が激突する注目のレースである。

3番人気の成績が目立つ

過去10年のデータでは3番人気の馬が勝率40%、複勝率70%と非常に優秀な成績を残している。
1番人気は勝率20%と意外に低く、2番人気は勝利なしという結果。
6番人気以下からも延べ10頭が馬券に絡んでおり、波乱の可能性があるレースといえる。

3歳馬と4歳馬が有力

過去10年で好走率が高いのは3歳馬と4歳馬で、複勝率は24〜25%程度。
5歳以上になると複勝率が10%以下に急落する傾向がある。
3歳馬のライラックや4歳馬のアカイイトなど、人気薄での激走例も多い。

外枠は不振

京都開催の過去7回では13番より外の馬番からの優勝はゼロ。
外枠馬の3着内も2回のみと成績が振るわない。
軸馬は1番から12番の馬番に入った馬から選ぶのが無難である。

前走が牝馬限定戦だった馬が狙い目

前走が牝馬限定戦だった馬の複勝率は20.8%と、牡牝混合戦組の12.9%を大きく上回る。
牡馬相手のレースを使ってきた馬は人気でも凡走するケースが多い。
デアリングタクトやレイパパレなど、1番人気で6着に敗れた例もある。

勝ち馬の前走傾向

過去10年の優勝馬の延べ9頭は前走がGⅠまたはGⅡレースに出走していた。
そのうち7頭は前走で3着以内の好成績を残している。
また優勝馬10頭中8頭の騎手が外国人ジョッキーであったことも特筆すべき点である。

エリザベス女王杯予想

馬番:馬名
7:レガレイラ
16:リンクスティップ
13:ココナッツブラウン
1:パラディレーヌ
6:エリカエクスプレス
×12:ライラック

【レース概要確認】

開催日:2025年11月16日(日)京都競馬場 芝2200m(外回り)

馬場状態:良馬場想定(晴れ予報、高速馬場継続見込み)

出走頭数:16頭(取消3頭含む登録19頭から確定16頭)

【展開予想】

ペース:スロー〜ミドルペース想定

逃げ候補:エリカエクスプレス(前走秋華賞で逃げて2着)

先行候補:パラディレーヌ、ケリフレッドアスク

展開有利脚質:差し・追込馬。前が止まらない展開なら先行馬も。京都外回り2200mは3コーナー下り坂からペースアップし、直線約400mで差し馬が伸びやすい。

【全頭チェック結果】

検討対象:全16頭中、近走成績による強制除外該当馬なし(全頭検討)

重賞・G1実績馬:8頭該当(レガレイラ、エリカエクスプレス、ステレンボッシュ、パラディレーヌ、ボンドガール、ライラック、リンクスティップ、シンリョクカ)

前走クラス別内訳:G1組4頭、G2組9頭、L組1頭、条件戦組0頭


◎本命:7 レガレイラ(1番人気 2.2倍)

前走:オールカマー(G2)1着 2:10.2(良)芝2200m

複合評価:7項目中6項目該当(本命級認定・2段階格上げ)

個別間隔実績:該当間隔(中7週)で過去2戦2勝【信頼度:Cランク】※有馬記念・オールカマー勝利

該当データ(客観的根拠):

  • 基本データ:4歳牝馬で過去10年【6-5-5-48】勝率9.4%、複勝率25.0%【信頼度:Aランク】
  • 距離適性:芝2200m【1-0-0-2】勝率33.3%、当該コース(京都芝2200m)【1-0-0-2】勝率33.3%【信頼度:Cランク】※2024年エリザベス女王杯5着は直線不利あり、昨年有馬記念勝利
  • コース適性:京都芝全体【0-0-0-1】→昨年エリザベス女王杯のみだが、右回り全体【4-0-0-3】勝率57.1%【信頼度:Bランク】
  • 前走評価:G2・1着、距離2200m適性○、上がり最速34.0秒の鋭い差し脚を披露。距離変更なし(前走2200m→今回2200m)
  • G1実績:有馬記念(G1)勝利、ホープフルS(G1)勝利。該当条件で過去10年勝ち馬の延べ9頭がG1・G2前走【信頼度:Aランク】
  • リピーター実績:昨年エリザベス女王杯5着(直線不利あり、上がり最速34.1秒)。過去10年で馬券に絡んだ12頭がリピーター【信頼度:Aランク】
  • 騎手評価:戸崎圭太騎手、該当レース過去10年【0-0-0-4】だが、昨年有馬記念でコンビ勝利。該当コース連対率0.0%【信頼度:Cランク・不安要素】
  • 血統評価:父スワーヴリチャード(ハーツクライ系)、芝2200m以上のG1実績あり。母父ハービンジャーも中長距離適性○
  • 調子評価:追い切り評価95(Ω指数)、前走から-6kgと仕上がり良好

人気度検証:1番人気2.2倍は妥当。グランプリホース、前走G2勝利、該当距離・リピーター実績からデータ的裏付けあり

前走大敗時敗因分析:該当なし(前走1着)

総合評価:昨年の有馬記念馬で、前走オールカマーでも上がり最速の差し脚を見せた。昨年のエリザベス女王杯は直線で進路が狭くなる不利があったが上がり最速をマーク。4歳牝馬の好走率が高く、G1実績・リピーター実績ともに該当。戸崎騎手の該当レース不振が唯一の不安材料だが、コンビ実績は良好。展開も差し有利予想で脚質も合致。


○対抗:16 リンクスティップ(2番人気 6.6倍)

前走:紫苑S(G2)8着 1:59.6(良)芝2000m

複合評価:7項目中4項目該当(本命級認定・1段階格上げ)

個別間隔実績:該当間隔(中9週)で過去データなし【信頼度:Dランク】※休養明け実績は未勝利戦1勝のみ

該当データ(客観的根拠):

  • 基本データ:3歳牝馬で過去10年【2-2-3-22】勝率6.9%、複勝率24.1%【信頼度:Aランク】
  • 距離適性:芝2000m【1-1-0-1】勝率33.3%、連対率66.7%【信頼度:Cランク】。芝2400m【0-0-0-1】はオークス5着のみ
  • コース適性:京都芝【1-2-0-0】勝率33.3%、連対率100%【信頼度:Cランク】※未勝利戦・きさらぎ賞で好走
  • 前走評価:G2・8着だが、最内1枠から窮屈な競馬。距離変更効果あり(前走2000m→今回2200m、持久力型の馬)
  • G1実績:桜花賞(G1)3着(出遅れから追い込んで3着は高評価)、きさらぎ賞2着も牡馬相手に善戦【信頼度:Bランク】
  • 騎手評価:C.デムーロ騎手、該当レース過去10年【2-0-0-2】勝率50.0%【信頼度:Cランク】。該当コース連対率75.0%【信頼度:Cランク】
  • 血統評価:父キタサンブラック(サンデーサイレンス系)、該当コース連対率30.0%【信頼度:Aランク】。中長距離適性○
  • 調子評価:追い切り評価98(Ω指数・全体1位)、A評価。前走から+8kg

人気度検証:2番人気6.6倍。追い切り評価トップ、京都適性、デムーロ騎手の該当レース実績から支持されている

前走大敗時敗因分析:前走8着の敗因は最内1枠からの窮屈な競馬と、開幕週の高速馬場が合わなかった可能性。きさらぎ賞・桜花賞では力のいる馬場で好走しており、京都外回りの方が適性あり。今回は8枠16番で外枠を引き、直線で脚を伸ばせる展開に期待

総合評価:追い切り評価が全体トップで調子面は問題なし。京都コースでの連対率100%は高評価。前走は枠順・馬場適性の問題で、本質的な力量不足ではない。桜花賞での出遅れからの3着は底力を証明。C.デムーロ騎手が該当レースで好成績を残しており、技術点でも格上げ。距離延長も持久力型の血統から対応可能。


▲単穴:13 ココナッツブラウン(3番人気 8.2倍)

前走:札幌記念(G2)2着 2:01.7(稍)芝2000m

複合評価:7項目中5項目該当(本命級認定・1段階格上げ)

個別間隔実績:該当間隔(中12週)で過去データなし【信頼度:Dランク】※長め休養明けの実績は斑鳩S10着のみで不安

該当データ(客観的根拠):

  • 基本データ:5歳牝馬で過去10年【2-3-1-57】勝率3.2%、複勝率9.5%【信頼度:Aランク・不安要素】
  • 距離適性:芝1800m【3-2-2-1】勝率37.5%、複勝率87.5%【信頼度:Bランク】。芝2000m【0-1-0-0】連対率100%【信頼度:Dランク】
  • コース適性:京都芝【2-0-2-1】勝率40.0%、複勝率80.0%【信頼度:Bランク】※錦S勝利、嵯峨野S3着等
  • 前走評価:G2・2着、稍重馬場で外を回しながら上がり35.5秒で2着は評価できる。距離変更効果あり(前走2000m→今回2200m)
  • 重賞実績:札幌記念2着、クイーンS2着と重賞で連続連対。G1実績はないが安定感あり【信頼度:Bランク】
  • 騎手評価:北村友一騎手、該当レース過去10年【0-1-0-1】連対率50.0%【信頼度:Dランク】。該当コース連対率14.3%【信頼度:Cランク】
  • 血統評価:父キタサンブラック(サンデーサイレンス系)、該当コース連対率30.0%【信頼度:Aランク】。スタミナ豊富な血統
  • 調子評価:追い切り評価93(Ω指数)、B評価。前走から-10kgは休養明けの影響か(要注意)

人気度検証:3番人気8.2倍。過去10年で3番人気【4-0-3-3】勝率40.0%、複勝率70.0%と該当レースで最も好走率が高い人気帯。京都適性、近走好調から支持されている

前走大敗時敗因分析:該当なし(前走2着)

総合評価:5歳牝馬という年齢はデータ的に不利だが、京都コースでの複勝率80.0%は強力な武器。札幌記念では外を回しながらも差し切り寸前まで迫っており、末脚の切れは折り紙付き。父キタサンブラックの中長距離適性も○。唯一の懸念は12週間隔と馬体重-10kgだが、追い切り評価は悪くなく、仕上がり途上で一変の可能性も。展開も差し有利予想で脚質合致。3番人気のデータ的優位性も加味して単穴評価。


△連下:1 パラディレーヌ(6番人気 14.5倍)

前走:秋華賞(G1)3着 1:58.5(良)芝2000m

複合評価:7項目中4項目該当(本命級認定・1段階格上げ)

個別間隔実績:該当間隔(中3週)で過去データなし【信頼度:Dランク】※連戦実績は未勝利→つばき賞の2連勝のみ

該当データ(客観的根拠):

  • 基本データ:3歳牝馬で過去10年【2-2-3-22】勝率6.9%、複勝率24.1%【信頼度:Aランク】
  • 距離適性:芝1800m【2-1-1-1】勝率40.0%、複勝率80.0%【信頼度:Bランク】。芝2000m【0-0-1-0】複勝率100%【信頼度:Dランク】※オークス4着
  • コース適性:京都芝【2-0-2-0】勝率50.0%、複勝率100%【信頼度:Cランク】※つばき賞勝利、秋華賞3着
  • 前走評価:G1・3着、大外18枠から残り800m地点で早めに動いて3着は高評価。距離変更効果あり(前走2000m→今回2200m)
  • G1実績:秋華賞3着、オークス4着とクラシックで好走【信頼度:Bランク】
  • 騎手評価:岩田望来騎手、該当レース過去10年【0-0-0-3】【信頼度:Cランク】。該当コース連対率40.0%【信頼度:Aランク】※コンビ実績は良好【2-0-1-0】
  • 血統評価:父キズナ(サンデーサイレンス系)、該当コース連対率29.3%【信頼度:Aランク】。中距離適性○
  • 調子評価:追い切り評価95(Ω指数)、A評価。馬体重未計測だが前走+6kgと成長中

人気度検証:6番人気14.5倍。秋華賞3着の実績があるが、最内1枠を引いたことで人気を落としている。ただし京都適性は高い

前走大敗時敗因分析:該当なし(前走3着)

総合評価:秋華賞では大外18枠から積極的に動いて3着と、内容的には「負けて強し」の評価。京都コースでの複勝率100%は高評価で、つばき賞・秋華賞ともに京都で好走。最内1枠は不安要素だが、出負けしなければ前の方で運べる位置。岩田望来騎手とのコンビ実績も良好で、該当コース連対率40.0%は信頼できる。3歳牝馬の好走率も高く、距離延長も血統的に対応可能。展開次第で上位も。


△連下:6 エリカエクスプレス(4番人気 9.5倍)

前走:秋華賞(G1)2着 1:58.4(良)芝2000m

複合評価:7項目中4項目該当(本命級認定・1段階格上げ)

個別間隔実績:該当間隔(中3週)で過去データなし【信頼度:Dランク】※連戦実績はフェアリーS→桜花賞で5着

該当データ(客観的根拠):

  • 基本データ:3歳牝馬で過去10年【2-2-3-22】勝率6.9%、複勝率24.1%【信頼度:Aランク】
  • 距離適性:芝2000m【0-1-0-0】連対率100%【信頼度:Dランク】※秋華賞2着のみ。芝2400m【0-0-0-1】はオークス10着
  • コース適性:京都芝【1-1-0-0】勝率50.0%、連対率100%【信頼度:Dランク】※フェアリーS勝利、秋華賞2着
  • 前走評価:G1・2着、強気の逃げで最後まで粘って2着は高評価。距離変更効果は未知数(前走2000m→今回2200m)
  • G1実績:秋華賞2着、フェアリーS(G3)勝利【信頼度:Bランク】
  • 騎手評価:武豊騎手、該当レース過去10年【0-0-0-8】【信頼度:Bランク・不安要素】。該当コース連対率16.7%【信頼度:Bランク】
  • 血統評価:父エピファネイア(サンデーサイレンス系)、該当コース連対率19.2%【信頼度:Aランク】
  • 調子評価:追い切り評価96(Ω指数)、A評価。馬体重安定

人気度検証:4番人気9.5倍。秋華賞2着の実績と武豊騎手の人気で支持されているが、距離不安から人気は限定的

前走大敗時敗因分析:該当なし(前走2着)

総合評価:秋華賞では強気の逃げで2着と内容は評価できるが、芝2200m以上の実績がない点が最大の不安材料。オークスでは10着と距離延長で苦戦している。ただし、京都コースでの連対率100%、武豊騎手との相性の良さ、追い切り評価の高さは魅力。展開予想では逃げ候補筆頭で、他に逃げ馬がいないため前を行ける可能性が高い。スローペースになれば粘り込みも期待でき、展開次第で上位も。ただし距離不安から連下評価。


☆穴:12 ライラック(9番人気 27.4倍)

前走:アイルランドトロフィー(G2)4着 1:45.8(良)芝1800m

複合評価:7項目中5項目該当(本命級認定・1段階格上げ)

個別間隔実績:該当間隔(中4週)で過去6戦1勝【信頼度:Bランク】※間隔適性は問題なし

該当データ(客観的根拠):

  • 基本データ:6歳牝馬で過去10年【0-1-0-10】勝率0.0%、連対率9.1%【信頼度:Bランク・大きな不安要素】
  • 距離適性:芝1800m【1-0-1-4】勝率16.7%、複勝率33.3%【信頼度:Bランク】。芝2000m【0-0-1-3】複勝率25.0%【信頼度:Cランク】
  • コース適性:京都芝【0-0-0-2】【信頼度:Dランク・不安要素】※阪神芝【0-1-0-5】連対率16.7%はあり
  • 当該レース適性:エリザベス女王杯【0-1-0-4】連対率20.0%【信頼度:Bランク】※2022年阪神開催時に2着、2023年京都4着、2024年京都6着
  • 前走評価:G2・4着、上がり最速32.3秒の末脚を見せた。距離変更効果あり(前走1800m→今回2200m、追込馬で距離延長は○)
  • G1実績:フェアリーS(G3)勝利のみ。G1実績なしは不安要素【信頼度:Cランク】
  • リピーター実績:エリザベス女王杯4回目の挑戦で、過去3回【0-1-0-2】。過去10年で馬券に絡んだ12頭がリピーター【信頼度:Aランク】
  • 騎手評価:藤岡佑介騎手(テン乗り)、該当レース過去10年【0-1-0-3】連対率25.0%【信頼度:Cランク】。該当コース連対率45.5%【信頼度:Bランク】
  • 血統評価:父オルフェーヴル(サンデーサイレンス系)、該当コース連対率18.2%【信頼度:Aランク】。中長距離適性○
  • 調子評価:追い切り評価88(Ω指数)、前走から+4kg。近2走は人気以上に善戦しており調子は上向き

人気度検証:9番人気27.4倍は妥当。6歳牝馬で京都コース未勝利だが、該当レース適性の高さから穴人気

前走大敗時敗因分析:該当なし(前走4着)

総合評価:6歳牝馬というデータ的に最も不利な条件だが、該当レース適性が極めて高い点を評価。過去3回の挑戦で2着1回・4着1回・6着1回と、阪神開催時は2着、京都開催でも4着と悪くない成績。前走アイルランドトロフィーでは上がり最速32.3秒の末脚を見せており、近2走は人気以上に善戦と調子は上向き。藤岡佑介騎手は該当レースで2019年にクロコスミアで2着の実績があり、該当コース連対率45.5%は高評価。展開も差し有利予想で脚質合致。過去10年で8番人気以下から選出義務があるため、リピーター実績・調子面・展開適性を評価して穴馬として選出。


※注意事項:馬場状態が稍重以下になった場合、セキトバイースト(10番)・ヴェルミセル(8番)の評価が上がる可能性あり。当日の馬体重発表後、大幅な変動(±15kg以上)があれば評価を再検討すること。

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