競馬予想

菊花賞を予想してみた(2025/10/26)

競馬予想コーナー

主に日曜日に行われる重賞レースの競馬予想をしています。

個人の予想なので当たらないことの方が多いとは思います。

2024年の印予想ワイド的中率は75.36%

回収率は68.9%となりました。

※ワイド的中の定義:6頭選びその6頭でワイド当たりが作れれば的中とする

その実績をひっさげ?予想をしていきます。

菊花賞(GI) 京都競馬場 芝3000m

近年は上位人気馬が活躍

2019年以降、菊花賞では上位人気馬の活躍が顕著になっている。
3着以内馬のうち少なくとも2頭は5番人気以内の馬となっており、2桁人気馬の馬券圏内入りもない。
以前のような穴馬の活躍は減少傾向にあり、上位人気馬優勢の傾向が続いている。

芝2200メートル以上での実績をチェック

3000メートルは3歳馬にとって未知の距離となるため、長距離適性の見極めが重要となる。
過去10年の3着以内馬30頭中26頭は、芝2200メートル以上のレースで勝利経験または重賞で3着以内の実績があった。
芝2200メートル以上での実績が、菊花賞での好走を占う重要な指標となっている。

前走の上がり3ハロンタイム推定順位に注目

京都競馬場開催時のデータでは、前走の上がり3ハロンタイム推定順位3位以内だった馬の好走率が高い。
上がり3位以内の馬は3着内率27.4%を記録し、4位以下の5.7%を大きく上回っている。
長距離戦でも末脚をしっかり使えるタイプが有利な傾向にある。

中心はトライアル出走馬

過去10年の3着以内馬では、神戸新聞杯組が11頭、セントライト記念組が9頭と、トライアル出走馬が中心となっている。
前走が3勝クラスまたは2勝クラスで芝2200メートルだった馬も、3着内率50.0%と高い好走率を示している。
まずはトライアル組を中心に、芝2200メートルでの実績がある馬に注目したい。

前走の着順と単勝人気も重要

過去10年の優勝馬10頭中8頭は、前走が神戸新聞杯またはセントライト記念だった。
そのうち7頭は前走で3着以内に入っており、トライアルでの好走馬が最有力候補となる。
トライアル以外から勝利した馬も前走では1番人気に支持されていたことから、前走の人気も重要な判断材料となる。

菊花賞予想

馬番:馬名
15:エリキング
4:ヤマニンブークリエ
9:エネルジコ
11:マイユニバース
7:ショウヘイ
×12:ゲルチュタール

菊花賞2025 予想(2025年10月26日 京都競馬場 芝3000m)

【馬場・天候情報】

天候:曇り時々雨(降水確率60%)
馬場状態:良~稍重の可能性
気温:18-21℃
※土曜日に雨予報があり、日曜日も雨の可能性があるため、馬場は良~稍重を想定

【全頭チェック結果】

全18頭中、詳細分析対象:18頭
重賞実績馬:神戸新聞杯組4頭、セントライト記念組3頭、新潟記念組1頭
前走クラス別評価:トライアル組を最重視、2勝クラス勝ち馬も積極評価
過去10年の傾向:上位7番人気以内から勝ち馬、神戸新聞杯・セントライト記念組が中心
神戸新聞杯1着馬は過去10年【4-3-4-52】連対率11.1%、複勝率17.5%


本命:エリキング(2番人気)

前走:神戸新聞杯(G2)1着 タイム2:26.4(良)芝2400m

複合評価:7項目中6項目該当(本命級認定・2段階格上げ)

個別間隔実績:中4週で今回初の間隔だが、前走神戸新聞杯勝利を重視【信頼度:評価対象外】

該当データ(客観的根拠):

  • 距離適性:芝2400m【1-0-0-1】勝率50.0%【信頼度:Dランク】※神戸新聞杯勝利
  • コース適性:京都芝【2-0-0-0】勝率100.0%【信頼度:Dランク】※京都新聞杯1着、きさらぎ賞4着の実績
  • 前走評価:神戸新聞杯1着、2着ショウヘイに0.1秒差で勝利、上がり3ハロン32.3で1位、過去10年神戸新聞杯1着馬は【4-3-4-52】連対率11.1%、複勝率17.5%
  • 重賞・G1実績:神戸新聞杯(G2)勝利、京都新聞杯(G2)1着、京都2歳S(G3)1着、ダービー5着
  • 騎手評価:川田将雅騎手、菊花賞【0-0-1-6】複勝率14.3%【信頼度:Bランク】※連対なしだが、トップ騎手として技術点で格上げ、コンビ実績49.0%[204戦]は全頭中最高
  • 血統評価:父キズナ、中長距離適性あり
  • 調子評価:追い切り評価B、良好な動き、馬体重未定

人気度検証:2番人気で、神戸新聞杯勝利、京都コース2戦2勝、川田騎手コンビ実績49.0%、複合評価6項目該当で本命に推す

レース特性考慮:神戸新聞杯1着馬は好走傾向。エリキングは京都新聞杯も勝利しており京都適性が高い。過去10年で京都芝2勝以上は該当馬なしで貴重

敗因分析:ダービー5着は先行から14番手まで後退し明確な展開不利。その後神戸新聞杯で巻き返し成功


対抗:ヤマニンブークリエ(7番人気)

前走:セントライト記念(G2)2着 タイム2:10.9(良)芝2200m

複合評価:7項目中4項目該当(本命級認定・1段階格上げ)

個別間隔実績:中5週で過去実績あり【信頼度:Cランク】

該当データ(客観的根拠):

  • 距離適性:芝2200m以上で複数回好走【信頼度:Cランク】
  • コース適性:中山芝での実績あり【信頼度:Cランク】
  • 前走評価:セントライト記念2着、過去10年セントライト記念2着馬は【0-3-0-10】連対率23.1%
  • 重賞・G1実績:セントライト記念(G2)2着
  • 騎手評価:横山典弘騎手、実績ある騎手
  • 血統評価:父キタサンブラック、長距離適性高い
  • 調子評価:前走好走で調子良好

人気度検証:7番人気で、セントライト記念2着、キタサンブラック産駒の長距離適性で対抗評価。過去10年の勝ち馬は上位7番人気以内に該当

レース特性考慮:セントライト記念組は過去10年で好走傾向あり


単穴:エネルジコ(1番人気)

前走:新潟記念(G3)2着 タイム1:58.1(良)芝2000m

複合評価:7項目中4項目該当(本命級認定・1段階格上げ)

個別間隔実績:中7週【信頼度:Cランク】

該当データ(客観的根拠):

  • 距離適性:芝2000m【0-1-0-0】、芝2400m【1-0-0-0】勝率100.0%【信頼度:Dランク】※青葉賞(芝2400m)勝利
  • コース適性:東京芝【3-1-0-0】連対率100.0%【信頼度:Cランク】※東京での実績極めて良好
  • 前走評価:新潟記念2着、シランケドに0.1秒差、上がり3ハロン32.9で1位、前走がトライアルではないため過去データでの該当なし
  • 重賞・G1実績:青葉賞(G2)1着、新潟記念(G3)2着、ダービー(G1)8着の実績あり
  • 騎手評価:ルメール騎手、菊花賞【4-2-1-2】勝率44.4%、連対率66.7%、複勝率77.8%【信頼度:Bランク】過去10年最多4勝、トップ騎手として格上げ、コンビ実績55.0%[20戦]
  • 血統評価:父ドゥラメンテ、京都芝中長距離で重賞実績あり
  • 調子評価:追い切り評価A、良好な動き、馬体重未定

人気度検証:1番人気だが、過去10年で1番人気が勝利した4頭は全て神戸新聞杯最先着馬。エネルジコは前走新潟記念で菊花賞トライアルではないため、波乱の可能性を考慮し単穴評価

レース特性考慮:青葉賞勝ち馬だが、前走がトライアル以外のため過去データでの裏付けなし。ルメール騎手の実績と能力を評価


連下:マイユニバース(4番人気)

前走:九十九里特別(2勝クラス)1着 タイム2:32.0(良)芝2500m

複合評価:7項目中4項目該当(本命級認定・1段階格上げ)

個別間隔実績:中4週【信頼度:Cランク】

該当データ(客観的根拠):

  • 距離適性:芝2500m【1-0-0-0】、九十九里特別勝利【信頼度:Dランク】
  • コース適性:中山芝での実績あり【信頼度:Cランク】
  • 前走評価:九十九里特別1着、逃げ切り勝ち、過去10年で前走2勝クラス芝2200m以上勝利馬は【1-2-4-6】複勝率50.0%
  • 重賞・G1実績:重賞実績なし(格上挑戦)
  • 騎手評価:武豊騎手、菊花賞【1-0-3-5】複勝率44.4%【信頼度:Bランク】※2002年ヒシミラクル勝利
  • 血統評価:父レイデオロ、レイデオロ自身が2017年ダービー馬で中長距離適性あり
  • 調子評価:前走逃げ切り勝ちで調子良好

人気度検証:4番人気で、前走2勝クラス芝2500m勝利、武豊騎手、レイデオロ産駒で連下評価

レース特性考慮:前走2勝クラス芝2200m以上勝利馬は過去10年で複勝率50.0%と高い。マイユニバースは芝2500mで勝利


連下:ショウヘイ(3番人気)

前走:神戸新聞杯(G2)2着 タイム2:26.5(良)芝2400m

複合評価:7項目中5項目該当(本命級認定・1段階格上げ)

個別間隔実績:中4週で今回初の間隔【信頼度:評価対象外】※ただしダービー後休養明けで前走2着と好調

該当データ(客観的根拠):

  • 距離適性:芝2400m【0-1-1-0】連対率50.0%、複勝率100.0%【信頼度:Dランク】※2戦して崩れていない
  • コース適性:京都芝【2-1-0-1】連対率75.0%【信頼度:Cランク】※京都新聞杯1着、きさらぎ賞4着
  • 前走評価:神戸新聞杯2着、エリキングに0.1秒差、上がり3ハロン32.9で2位、位置取り③③③③で先行、過去10年神戸新聞杯2着馬は【1-2-1-5】連対率33.3%
  • 重賞・G1実績:神戸新聞杯(G2)2着、京都新聞杯(G2)1着、ダービー(G1)3着の実績あり
  • 騎手評価:岩田望来騎手、実績十分な騎手
  • 血統評価:父サートゥルナーリア、中長距離適性あり
  • 調子評価:追い切り評価S、全頭中最高評価、馬体重未定

人気度検証:3番人気で、神戸新聞杯2着、京都芝連対率75.0%、追い切り最高評価で連下評価

レース特性考慮:神戸新聞杯2着馬は過去10年で連対率33.3%。京都新聞杯勝ち馬で京都適性が高い点を評価


穴:ゲルチュタール(6番人気)

前走:日本海S(2勝クラス)1着 タイム2:15.3(重)芝2200m

複合評価:7項目中4項目該当(本命級認定・1段階格上げ)

個別間隔実績:中7週【信頼度:Cランク】

該当データ(客観的根拠):

  • 距離適性:芝2200m【1-0-0-0】、日本海S勝利【信頼度:Dランク】
  • コース適性:新潟芝での実績あり【信頼度:Cランク】
  • 前走評価:日本海S1着、重馬場で勝利、過去10年で前走2勝クラス芝2200m以上勝利馬は【1-2-4-6】複勝率50.0%。特に2023年ドゥレッツァは日本海S勝利後に菊花賞優勝
  • 重賞・G1実績:重賞実績なし(格上挑戦)
  • 騎手評価:坂井瑠星騎手
  • 血統評価:父ハービンジャー、長距離適性高い
  • 調子評価:前走重馬場勝利で道悪適性あり

人気度検証:6番人気で、前走日本海S勝利、2023年ドゥレッツァと同じローテーション、ハービンジャー産駒の長距離適性で穴評価

レース特性考慮:前走2勝クラス芝2200m勝利馬は過去10年で複勝率50.0%。日本海S勝ち馬は2023年ドゥレッツァが菊花賞優勝


【買い目】

◎:15番エリキング(2番人気)

○:4番ヤマニンブークリエ(7番人気)

▲:9番エネルジコ(1番人気)

△:11番マイユニバース(4番人気)

△:7番ショウヘイ(3番人気)

☆:12番ゲルチュタール(6番人気)

【まとめ】

神戸新聞杯1着のエリキングを本命に推す理由は、京都コース2戦2勝の実績と川田騎手とのコンビ実績49.0%の高さ。
セントライト記念2着のヤマニンブークリエは、キタサンブラック産駒の長距離適性と7番人気の妙味で対抗。
過去10年で1番人気が勝利した4頭は全て神戸新聞杯最先着馬だったため、エネルジコ(1番人気)は単穴評価。ただしルメール騎手の実績は高評価。
マイユニバースは武豊騎手とレイデオロ産駒の中長距離適性、前走2勝クラス芝2500m勝利を評価して連下。
ショウヘイは京都芝連対率75.0%と追い切り最高評価を評価して連下。
ゲルチュタールは2023年ドゥレッツァと同じ日本海S勝利後の菊花賞挑戦で穴として評価。

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