競馬予想コーナー
主に日曜日に行われる重賞レースの競馬予想をしています。
個人の予想なので当たらないことの方が多いとは思います。
2024年の印予想ワイド的中率は75.36%
回収率は68.9%となりました。
※ワイド的中の定義:6頭選びその6頭でワイド当たりが作れれば的中とする
その実績をひっさげ?予想をしていきます。
紫苑ステークス(GII) 中山競馬場(9/7) 芝2000m
レース概要
紫苑ステークスG3は中山競馬場の2000メートル(芝)で行われる3歳牝馬限定のオープンレースです。
2000年に秋華賞の優先出走権が与えられるトライアルとして創設され、2016年にGⅢ昇格、2023年にGⅡ昇格と年々価値が増しています。
秋華賞へ向けた東のトライアルレースとして重要な位置づけにあります。
人気別傾向
過去9年の優勝馬は全て5番人気以内という強い傾向があります。
5番人気以内の馬は2着・3着も多く、過去9年の全てで複数頭が3着以内に入線しています。
6番人気以下の馬は好走率が低く苦戦気味で、軸馬は5番人気以内から選ぶのが有効です。
前走別成績
前走GⅠ組、特にオークス組の好走が目立ちます。
前走オークスの馬は合計13頭が3着以内に入り、2018年以降は毎年連対しています。
オークスで5着以内だった馬は勝率・連対率・3着内率全てで高い数値を記録しています。
勝利数別傾向
出走馬の大半は2勝馬ですが、3勝馬は勝率が高く要注目です。
1勝以下の馬は優勝がなく好走率も低い傾向にあります。
3勝以上の馬は評価アップ、1勝以下の馬は評価ダウンが妥当です。
勝ち馬の特徴
過去9年の優勝馬のうち7頭は過去に連勝した実績を持っていました。
特に新馬戦や未勝利戦から連勝した馬が多く見られます。
ディアドラ以外の8頭はデビュー2戦目までに初勝利を挙げており、早くから素質を見せた馬が勝利候補となります。
紫苑ステークス予想
印 | 馬番:馬名 |
◎ | 1:リンクスティップ |
○ | 13:テリオスララ |
▲ | 11:サヴォンリンナ |
△ | 5:ジョスラン |
△ | 4:エストゥペンダ |
× | 9:ダノンフェアレディ |
紫苑ステークス2025データ分析結果
レース条件・馬場状態
開催日:2025年9月7日(日)15:45発走 中山競馬場芝2000m G2
馬場想定:良馬場(開幕週・時計の出やすい条件)
出走頭数:13頭
評価基準
重視項目:①前走G1組(過去15頭馬券内) ②重賞実績馬 ③前走1勝クラス勝ち馬のみ
格上挑戦の厳しさ:条件戦→重賞の壁を適切に評価
本命:リンクスティップ(2番人気)
前走:オークス5着 2:26.2(良)芝2400m
評価根拠:前走G1組最有力
該当データ(客観的根拠):
- 前走G1組:過去9年で15頭馬券内、最重要ファクター【信頼度:Aランク】
- 重賞実績:桜花賞3着、きさらぎ賞2着【信頼度:Aランク】
- 距離適性:芝2000m【1-1-0-0】連対率100%【信頼度:Cランク】
- 血統評価:キタサンブラック産駒、過去紫苑S【1-1-0-0】【信頼度:Cランク】
- 騎手評価:北村友一騎手、該当コース連対率40%【信頼度:Bランク】
- 間隔評価:中14週、オークス組の標準的間隔
- 調子評価:追い切りB評価、休み明けも問題なし
人気度検証:2番人気、前走G1・重賞実績から妥当
対抗:テリオスララ(7番人気)
前走:STV賞13着 2:01.1(良)芝2000m
評価根拠:重賞実績馬、人気薄で狙い目
該当データ(客観的根拠):
- 重賞実績:阪神JF3着、萩S勝利【信頼度:Aランク】
- 距離適性:芝1600-1800m【2-1-1-1】複勝率80%【信頼度:Bランク】
- 生産者評価:ノーザンファーム、過去9年17頭馬券内【信頼度:Aランク】
- 血統評価:シスキン産駒、短中距離適性
- コンビ実績:鮫島騎手との相性良好
- 調子評価:追い切りB評価
人気度検証:7番人気は過小評価、重賞実績から上位評価が妥当
敗因分析:前走STV賞大敗は3勝クラス(古馬混合相当)で相手強化、今回は同世代戦で巻き返し期待
単穴:サヴォンリンナ(9番人気)
前走:オークス17着 2:28.1(良)芝2400m
評価根拠:前走G1組、人気薄で配当妙味
該当データ(客観的根拠):
- 前走G1組:過去最重要ファクター【信頼度:Aランク】
- 重賞実績:忘れな草賞勝利【信頼度:Aランク】
- 距離適性:芝1800-2000m【2-1-0-0】連対率100%【信頼度:Cランク】
- 血統評価:サトノダイヤモンド産駒、中距離適性
- 騎手評価:吉田隼人騎手、コンビ実績良好
- 調子評価:追い切りA評価、仕上がり上向き
人気度検証:9番人気だが、前走G1組・重賞実績から過小評価
敗因分析:前走オークス大敗は距離延長(2400m)が要因、今回2000mで距離短縮効果期待
連下:エストゥペンダ(3番人気)
前走:中郷特別1着 1:44.8(良)芝1800m
評価根拠:重賞実績+前走1勝クラス勝ち馬
該当データ(客観的根拠):
- 重賞実績:フェアリーS3着、クイーンC3着、フローラS4着【信頼度:Aランク】
- 前走1勝クラス勝ち馬:過去データで連対実績あり【信頼度:Aランク】
- 距離適性:芝1600-1800m【2-0-4-2】連対率25%【信頼度:Bランク】
- 血統評価:サートゥルナーリア産駒、中距離適性
- 調子評価:追い切りB評価、前走後体調維持
人気度検証:3番人気、重賞実績があるため妥当な評価
連下:ジョスラン(1番人気)
前走:カーネーションC1着 1:45.4(良)芝1800m
評価根拠:血統優秀だが格上挑戦の不安
該当データ(客観的根拠):
- 血統評価:エピファネイア産駒、全兄エフフォーリア(年度代表馬)【信頼度:Aランク】
- 前走1勝クラス勝ち馬:該当【信頼度:Aランク】
- 騎手評価:ルメール騎手(トップ騎手)【信頼度:Aランク】
- 生産者評価:ノーザンファーム【信頼度:Aランク】
- 調教評価:追い切りB評価
人気度検証:1番人気だが、重賞未勝利での格上挑戦を考慮すると過大評価の可能性
懸念点:キャリア3戦で重賞初挑戦、過去データではキャリア2-3戦馬は苦戦
穴:ダノンフェアレディ(4番人気)
前走:1勝クラス1着 1:49.2(良)芝1800m
評価根拠:前走勝ち馬+トップ騎手+追い切り良好
該当データ(客観的根拠):
- 前走1勝クラス勝ち馬:該当【信頼度:Aランク】
- 騎手評価:戸崎圭太騎手(トップ騎手)【信頼度:Aランク】
- 血統評価:キズナ産駒、過去紫苑S好成績【信頼度:Aランク】
- 生産者評価:ノーザンファーム【信頼度:Aランク】
- 調教評価:追い切りA評価、仕上がり上位【信頼度:Aランク】
人気度検証:4番人気、前走勝利・騎手・調教面から妥当
懸念点:重賞未経験での格上挑戦
検討対象外となった馬とその理由
ドマーネ(5番人気):前走1勝クラス勝ち馬だが重賞実績なし、芝適性も疑問
ロートホルン(6番人気):前走1勝クラス勝ち馬だが重賞実績なし、格上挑戦は厳しい
マイスターヴェルク(10番人気):追い切り最高評価だが重賞未経験、格差大きい
ケリフレッドアスク(8番人気):重賞実績あるが前走凡走、調子面に不安
その他:実績・調子面で明らかに劣る馬は除外
展開予想
想定ペース:平均~やや速い(ハナに立つ馬が少なく、中団からの競馬想定)
有利脚質:先行~差し(開幕週の高速馬場)
注目要素:重賞実績馬の底力、前走G1組の格の違いに期待
産経賞セントウルステークス(GII) 阪神競馬場(9/7) 芝1200m
レース概要
産経賞セントウルステークスは阪神競馬場芝1200メートルで開催されるG2レースです。
サマースプリントシリーズの最終戦として位置づけられ、スプリンターズSなどの秋のビッグタイトルへの前哨戦でもあります。
2024年優勝馬のトウシンマカオは次走スプリンターズSで2着に健闘するなど、重要なステップレースとなっています。
人気別傾向
過去10年の分析では、2番人気以内の馬の信頼性が高いことが判明しました。
連対馬延べ20頭のうち13頭が2番人気以内の馬で占められており、人気馬が相応の実力を発揮しています。
1番人気の勝率は70.0%、連対率は80.0%と非常に堅実な成績を残しています。
年齢別傾向
過去10年の優勝馬はすべて5歳以下の馬が制しており、若い馬が有利な傾向が明確です。
連対馬でも延べ20頭中17頭が5歳以下となっており、年齢の若さが重要なファクターとなっています。
特に4歳馬の活躍が目立ち、勝率16.7%と最も高い数値を記録しています。
前走格別傾向
前走がG1・JpnⅠ、G2・JpnⅡといった格の高いレースから臨んだ馬の好成績が際立っています。
これらの馬の3着内率は44.0%と優秀で、重賞以外から臨んだ馬の6.9%を大きく上回っています。
前走の格の高さが当レースでの好走に直結する重要な指標となっています。
勝ち馬の特徴
過去6年の優勝馬は全て通算出走数が19戦以内という比較的キャリアの浅い馬でした。
さらに前年以降に重賞を勝利した経験を持つ馬が勝ち馬の条件となっています。
キャリアが浅く実績のある重賞ウイナーが勝利パターンとして確立されています。
産経賞セントウルステークス予想
印 | 馬番:馬名 |
◎ | 14:トウシンマカオ |
○ | 3:ママコチャ |
▲ | 2:テイエムスパーダ |
△ | 5:ヨシノイースター |
△ | 6:アブキールベイ |
× | 7:カンチェンジュンガ |
セントウルステークス2025 データ分析結果
全頭チェック結果
検討対象:全16頭を8項目で評価、うち14頭が検討継続、2頭除外
除外馬:ショウナンザナドゥ(直近4走すべて15着以下)、レッドアヴァンティ(重賞実績不足+前走大敗)
本命:トウシンマカオ(1番人気)
前走:京王杯スプリングカップ1着 1:18.3(良)東京芝1400m
複合評価:7項目中7項目該当(本命級認定)
個別間隔実績:該当間隔(中17週)で過去3戦2勝【信頼度:Bランク】
該当データ(客観的根拠):
- 基本データ:6歳馬だが重賞5勝の実績馬【信頼度:Aランク】
- コース適性:阪神芝1200m【5-1-2-5】連対率46.2%【信頼度:Aランク】
- 前走評価:G2勝利、距離短縮でスピード適性向上
- 重賞実績:過去10年で重賞2勝以上が優勝条件に該当
- 騎手評価:横山武史のコンビ実績29.0%【信頼度:Aランク】
- 血統評価:父ビッグアーサーの阪神芝1200m適性優秀
- 調子評価:追い切りS評価、昨年同レース勝ち馬
人気度検証:1番人気だが、データ分析では圧倒的優位のため妥当
対抗:ママコチャ(2番人気)
前走:京王杯スプリングカップ2着 1:18.5(良)東京芝1400m
複合評価:7項目中6項目該当(対抗級認定)
個別間隔実績:該当間隔(中17週)で過去2戦1勝【信頼度:Cランク】
該当データ(客観的根拠):
- 基本データ:6歳牝馬、牝馬は9年連続好走データに該当【信頼度:Aランク】
- コース適性:阪神芝1200m【2-2-1-2】連対率57.1%【信頼度:Bランク】
- 前走評価:G2で2着、トウシンマカオとクビ差の好内容
- 重賞実績:スプリンターズS(G1)勝利、オーシャンS(G3)勝利
- 騎手評価:岩田望来のコンビ実績23.7%【信頼度:Aランク】
- 血統評価:父クロフネの短距離適性
人気度検証:2番人気で実績相応、前走G2組データに合致
単穴:テイエムスパーダ(4番人気)
前走:アイビスサマーダッシュ2着 0:53.8(良)新潟芝1000m
複合評価:7項目中5項目該当(単穴級認定)
個別間隔実績:該当間隔(中4週)で過去5戦1勝【信頼度:Bランク】
該当データ(客観的根拠):
- 基本データ:6歳牝馬、牝馬好走データ+該当レース2023年優勝馬【信頼度:Aランク】
- コース適性:阪神芝1200m【5-1-0-14】勝率25.0%【信頼度:Aランク】
- 前走評価:G3で2着、直線1000m適性良好
- 重賞実績:セントウルS(G2)、CBC賞(G3)勝利の2勝馬
- 血統評価:父レッドスパーダの短距離適性
人気度検証:4番人気だが過去の当レース実績で格上げ
連下:ヨシノイースター(5番人気)
前走:北九州記念2着 1:07.9(良)小倉芝1200m
複合評価:7項目中4項目該当(連下級認定)
個別間隔実績:該当間隔(中8週)で過去3戦2勝【信頼度:Bランク】
該当データ(客観的根拠):
- 基本データ:7歳馬だが春雷S(L)勝利の実績【信頼度:Bランク】
- コース適性:阪神芝1200m【5-5-1-7】連対率55.6%【信頼度:Aランク】
- 前走評価:G3で2着、58キロのトップハンデを背負い健闘
- 重賞実績:春雷S(L)勝利、北九州記念2年連続2着
敗因分析:年齢は不利だが、阪神コース適性とG3組データで救済
連下:アブキールベイ(3番人気)
前走:北九州記念3着 1:07.9(良)小倉芝1200m
複合評価:7項目中4項目該当(連下級認定)
個別間隔実績:該当間隔(中8週)で過去2戦1勝【信頼度:Cランク】
該当データ(客観的根拠):
- 基本データ:3歳牝馬、牝馬好走データに該当【信頼度:Aランク】
- コース適性:阪神芝1200m【3-1-1-2】連対率57.1%【信頼度:Bランク】
- 前走評価:G3で3着、葵S(G3)勝利の上がり馬
- 血統評価:父ファインニードルの阪神適性30.0%【信頼度:Bランク】
人気度検証:3番人気だが実績面で他馬より劣る
穴:カンチェンジュンガ(7番人気)
前走:京王杯スプリングカップ7着 1:19.2(良)東京芝1400m
複合評価:7項目中4項目該当(穴級認定)
個別間隔実績:該当間隔(中17週)で過去2戦1勝【信頼度:Cランク】
該当データ(客観的根拠):
- 基本データ:5歳馬、阪急杯(G3)勝利の実績【信頼度:Bランク】
- コース適性:阪神芝1200m【4-0-0-11】勝率26.7%【信頼度:Aランク】
- 前走評価:G2で7着だが前走G2組データに該当
- 重賞実績:阪急杯(G3)勝利
- 騎手評価:川田将雅のトップ騎手特別評価
敗因分析:実績馬の前走大敗時、間隔と川田乗り替わりで救済
人気度検証:7番人気だが実績とデータ該当で穴評価
重要事項
- 重賞・G1実績馬の評価:トウシンマカオ(5勝)、ママコチャ(2勝)、テイエムスパーダ(2勝)を最優先評価
- 前走クラス別評価:G2組3頭(勝率60%データ)、G3組5頭(毎年馬券圏データ)を重視
- 牝馬好走データ:9年連続馬券圏データで4頭選出
- レース特性考慮:開幕週の高速馬場でスピード型を重視
- 個別間隔実績確認:全馬で該当間隔での過去成績を数値確認済み
- 距離変更効果:京王杯組の距離短縮プラス効果を評価
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