競馬予想

桜花賞を予想してみた(2025/4/12)

競馬予想コーナー

主に日曜日に行われる重賞レースの競馬予想をしています。

個人の予想なので当たらないことの方が多いとは思いますが、2024年の印予想ワイド的中率は75.36%

※6頭選びその6頭でワイド当たりが作れれば的中とする

回収率は68.9%となりました。その実績をひっさげ?予想をしていきます。

桜花賞(GI) 阪神競馬場(4/12) 芝1600m

メインヒロインの座を懸けて争われる牝馬クラシック第一冠

2023年の桜花賞勝ち馬リバティアイランドは、同年のオークスと秋華賞でも優勝し、JRA史上7頭目の牝馬三冠制覇を達成した。

2024年勝ち馬ステレンボッシュ、2022年勝ち馬スターズオンアースも、それぞれ同年のオークスと秋華賞で3着以内に入っている。

近年は桜花賞優勝馬が、二冠目と三冠目でも好走する傾向がある。

単勝人気別成績の傾向

過去10年の成績では、3着以内馬30頭のうち17頭を3番人気以内の馬が占めている。

10番人気以下の馬は全て4着以下に敗れており、上位人気馬が信頼できるレースといえる。

特に2番人気の馬は勝率50%、連対率60%、3着内率60%と好成績を残している。

出走回数による成績分析

過去10年の通算出走数別成績では、最も3着内率が高いのはキャリア3戦の馬である。

3着以内馬30頭中26頭をキャリア3戦から5戦の馬が占めている。

一方、7戦以上の馬は全て4着以下に敗れており、キャリア3戦から5戦の馬が有力といえる。

前走の着順による成績分析

過去10年の前走の着順別成績では、3着以内馬30頭のうち26頭は前走でも3着以内だった。

前走1着だった馬は勝率6.2%、連対率10.8%、3着内率16.9%を記録している。

前走4着以下だった馬は苦戦傾向が見られ、前走好走馬が有力といえる。

前走レースによる成績分析

過去10年の前走別成績では、3着以内馬の数が3頭以上なのは、阪神ジュベナイルフィリーズ、チューリップ賞、フィリーズレビューの3レースのみ。

阪神ジュベナイルフィリーズからの直行馬は3着内率55.6%と高い成績を残している。

チューリップ賞組も3着内率31.3%と好成績で、この2レースからの出走馬を狙いたい。

勝ち馬の条件

過去10年の優勝馬10頭は、いずれも枠番が2枠から7枠だった。

また、通算出走数が6戦以内で、前走の着順が3着以内だった点が共通している。

さらに、前走の馬体重が460から499キログラムだった点も勝ち馬の条件として挙げられる。

桜花賞予想

馬番:馬名
9:アルマヴェローチェ
12:リンクスティップ
6:ビップデイジー
7:エンブロイダリー
2:エリカエクスプレス
×15:クリノメイ

本命:アルマヴェローチェ

前走:阪神JF(G1) 1着 1:33.4(良)

該当データ:

  • キャリア3戦馬で桜花賞の複勝率が34.2%と最も高い
  • G1勝ち馬(阪神JF勝ち馬は過去10年の桜花賞で【2-1-0-0】と好成績)
  • 前走1着で複勝率16.9%と好成績
  • 5枠からの出走(5枠は連対率20.0%と好枠、両端の1枠・8枠以外が有利)
  • 2番人気馬で複勝率60.0%(2番人気は過去10年で最多の5勝)

2歳女王として阪神JFを制したアルマヴェローチェは、桜花賞で最も信頼できる条件を揃えています。

キャリア3戦という桜花賞好走の法則にもぴったり合致しており、G1実績馬としての底力も兼ね備えています。

中17週という間隔はやや心配ですが、追い切りA評価と岩田望来騎手との好コンビを考えれば、それを補って余りある要素があります。

阪神JFで見せた末脚の鋭さは健在で、長い直線と最後の坂が待ち受ける阪神マイルでも通用するでしょう。

雨予報による馬場悪化の影響はあるかもしれませんが、2歳時からパワーとスタミナの豊富さを示しており、対応可能と判断します。

対抗:リンクスティップ

前走:きさらぎ賞(G3) 2着 1:47.5(稍重)

該当データ:

  • キャリア3戦馬で桜花賞好走率が高い
  • 牡馬混合重賞で連対(過去10年の勝ち馬8頭がG1もしくは牡馬混合重賞で連対実績あり)
  • 前走2着で連対率15.9%と好成績
  • 6枠からの出走(両端の1枠・8枠以外が有利)
  • 追い切り評価A(自己ベストの脚を披露)
  • 稍重馬場での好走実績あり(明日の雨予報に対応可能)

牡馬混合G3のきさらぎ賞2着という実績を持ち、桜花賞好走馬に多いキャリア3戦という条件も満たしています。

最大の注目ポイントは前走稍重馬場での好走実績で、明日の雨予報に対応できる適性を持っている点です。

牡馬相手の消耗戦でも好成績を残せる持久力があり、中8週という間隔も適切です。

デムーロ騎手騎乗で過去に桜花賞勝ち馬ジュエラーを導いた実績もあり、巧みな騎乗に期待できます。

追い切りでは自己ベストのタイムを記録しており、総合的な実力と適性を評価しての推奨です。

単穴:ビップデイジー

前走:チューリップ賞(G2) 3着 1:34.1(良)

該当データ:

  • 前走3着で複勝率26.1%と非常に好成績
  • G1連対実績(阪神JF2着)
  • キャリア4戦で複勝率18.2%とまずまずの成績
  • 3枠からの出走(3枠は連対率15.0%)
  • チューリップ賞組は桜花賞でも好走する傾向
  • 中5週という適切な間隔

昨年の阪神JFで2着入線したG1実績があり、前走チューリップ賞では3着と安定した走りを見せています。

特筆すべきは前走3着馬の桜花賞での好走率の高さで、過去のデータからも期待できる要素です。

幸英明騎手とのコンビは相性が良く、どのような展開でも一定以上のパフォーマンスを発揮できる安定感が魅力です。

多頭数レースでも臆することなく立ち回れる器用さを持ち、阪神コースとの相性も抜群です。

常に堅実な成績を残しており、複勝圏内の恩恵を受ける可能性は十分にあります。

連下:エンブロイダリー

前走:クイーンC(G3) 1着 1:32.2(良)

該当データ:

  • 前走1着で複勝率16.9%
  • G3勝ち馬としての実績あり
  • 4枠からの出走(4枠は連対率15.0%と好枠)
  • キャリア5戦で複勝率11.6%とまずまずの成績
  • 追い切り評価A(栗東移動後も好調維持)
  • モレイラ騎手騎乗(昨年桜花賞勝利)

前走クイーンカップでは圧勝し、マイルの適性を十分に証明しました。

初めての関西遠征となりますが、栗東に早めに入厩して調整しており、馬の状態は良好です。

1週前の追い切りでは一杯に追われて3馬身半先着と好内容で、終い1F11秒1の鋭さを披露しました。

モレイラ騎手は昨年の桜花賞でステレンボッシュを勝利に導いており、大舞台での経験も豊富です。

中7週という適切な間隔も好材料で、東京マイルで見せた鋭い末脚は阪神マイルでも通用するでしょう。

連下:エリカエクスプレス

前走:フェアリーS(G3) 1着 1:32.8(良)

該当データ:

  • 1番人気(1番人気は連対率50.0%、複勝率60.0%と好成績)
  • G3勝ち馬としての実績あり
  • 前走1着で複勝率16.9%
  • キャリア2戦で複勝率20.0%(2戦馬も一定の成績)
  • 追い切り評価S(最高評価を獲得)

フェアリーステークスでは末脚の鋭さを見せて完勝し、マイル戦での適性も示しています。

断然人気の1番人気ながら、枠取りが1枠と過去の傾向では不利な枠に入ってしまったことが懸念点です。

中12週とやや間隔が空いた上に、雨予報による馬場悪化でどこまで力を発揮できるかが未知数です。

一方で追い切り評価はSと全馬中最高評価を獲得し、能力の高さは十分に示しています。

戸崎騎手の桜花賞での成績はあまり良くないものの(過去10年で【0-0-0-6】)、馬の能力次第では克服できるでしょう。

データ上は穴評価としましたが、能力自体は最上位クラスであることは間違いなく、条件が合えば一転して上位争いも可能です。

穴:クリノメイ

前走:チューリップ賞(G2) 1着 1:34.0(良)

該当データ:

  • 前走チューリップ賞勝ち(同レース組は桜花賞で好走する傾向)
  • G2勝ち馬としての実績
  • 前走1着で複勝率16.9%
  • 中5週という適切な間隔
  • 阪神コースの経験あり

チューリップ賞を勝利し、無事に桜花賞のチケットを手に入れました。

チューリップ賞組は桜花賞でも好走する傾向があり、地力の高さを示す勝利でした。

先行策を取って勝ち切る器用さとスピードがあり、阪神コースの経験値も十分です。

新馬戦から地方で自力をつけてきた馬で、タフさも兼ね備えています。

中5週という間隔も適切で、今回も好走を期待できます。

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