競馬予想

高松宮記念とマーチステークスを予想してみた(2025/3/30)

競馬予想コーナー

主に日曜日に行われる重賞レースの競馬予想をしています。 個人の予想なので当たらないことの方が多いとは思いますが、 2024年の印予想ワイド的中率は75.36% ※6頭選びその6頭でワイド当たりが作れれば的中とする 回収率は68.9%となりました。 その実績をひっさげ?予想をしていきます。

高松宮記念(GI) 中京競馬場(3/30) 芝1200m

荒れ模様の春の短距離王決定戦

高松宮記念は2019年に3連単449万円台、2022年に278万円台の高配当が出る波乱の決着が多い。

今年で春の短距離王決定戦となって30回目を迎える。

3着以内馬は上位人気から2桁人気まで幅広い

単勝1番人気の勝利は2016年以降なく、近年の波乱傾向の要因となっている。

一方、2番人気は過去10年で7連対をマークし、3番人気も3着以内は5回と上位人気全体の成績は悪くない。

1番人気から3番人気がそろって4着以下に敗れたのは過去10年で2022年のみ。

ベテラン勢は人気薄でも侮れない

過去10年の優勝馬は4歳から7歳まで幅広い年齢から出ている。

7歳以上の馬は2023年に単勝12番人気のファストフォースが勝利、13番人気のトゥラヴェスーラが3着など、人気薄で好走するケースが多い。

配当妙味があるので気になる馬がいれば押さえておきたい。

性別成績に特徴あり

過去10年の性別成績では、3着内率に大きな差は見られない。

ただし、牝馬は2着が7回ある一方で、勝利したのは2020年のモズスーパーフレアのみと勝ち切れない傾向がある。

2021年以降は4年連続で1着と3着が牡・せん馬、2着に牝馬という決着パターンが続いている。

前走GⅢ組中心も海外G1組も要注目

過去10年の前走別成績では、3着内率のトップが海外G1組となっている。

前走GⅢ組からの3着以内馬が最も多く、特にシルクロードSからの馬が5勝2着2回と好成績。

GⅢ組の好走馬は前走5着以内が多く、前走の着順に注意が必要。

勝ち馬を探せ! FOR THE WIN

2019年以降の優勝馬6頭のうち5頭は、前年以降に中京で行われた重賞で3着以内に入っていた。

実績がなかった馬も含め、近年の優勝馬のほとんどは前年のスプリンターズSなどスプリントGⅠで好走していた。

前年以降に中京の重賞、またはスプリントGⅠで好走していた馬が狙い目といえる。

高松宮記念予想

馬番:馬名
10:サトノレーヴ
14:ナムラクレア
1:マッドクール
6:ルガル
12:トウシンマカオ
×13:エイシンフェンサー

本命:サトノレーヴ

前走:香港スプリント(G1) 3着 1:08.2(良)

該当データ:

  • 前走香港G1組の馬は複勝率35.7%と好成績(香港スプリントから臨んだ馬の好走率が高い)
  • 父ロードカナロア産駒は中京芝1200mで13.4%の高勝率(過去5年)
  • ミスタープロスペクター系統で複勝率22.2%と好成績
  • 前年以降のスプリントG1で好走(香港スプリント3着)
  • ノーザンダンサーの血統を持つ

モレイラ騎手と組みS評価の追い切りも魅力。

香港で強豪を相手に3着と好走しスプリント適性も申し分ない。

父ロードカナロアの産駒は中京芝1200mとの相性が抜群で血統面でも短距離向き。

前走からの中間15週の休み明けになるが態勢は良好。

対抗:ナムラクレア

前走:阪神カップ(G2) 1着 1:20.1(良)

該当データ:

  • 過去2年連続の2着で高松宮記念との相性抜群
  • 前走重賞連対馬は好走率が高い(前走1着)
  • ノーザンダンサー系の血統(母父Storm Cat)
  • ルメール騎手に乗り替わりで陣営の本気度を示す
  • 3着以内馬は上位人気から2桁人気まで幅広いが、1番人気は2016年以来勝利なし

過去2年連続で2着に敗れているが前走阪神カップを勝利し上昇気配。

今年はルメール騎手に乗り替わって挑むことから陣営の本気度も高い。

母父Storm Catというノーザンダンサー系の血を持ち追い切りもA評価と良好。

「3年目の正直」で今年こそG1初制覇を狙う。

単穴:マッドクール

前走:阪神カップ(G2) 2着 1:20.2(良)

該当データ:

  • 昨年の高松宮記念勝ち馬で連覇を狙う
  • 前走G2で2着と重賞連対実績あり
  • ノーザンダンサーの血を濃く持つ(血統表で確認)
  • 父が海外重賞勝ち馬、母も海外G3勝ち
  • 追い切りS評価

昨年勝利した同コースで連覇を狙うディフェンディングチャンピオン。

前走阪神カップでは僅差の2着と好調をキープ。

ノーザンダンサーの血統を濃く持ち中京競馬場との相性も良い。

坂井騎手との相性も良く内枠を引き有利な位置から競馬ができる。

中13週の休み明けだが昨年同様の仕上がりで期待できる。

連下:ルガル

前走:香港スプリント(G1) 11着 1:09.4(良)

該当データ:

  • 昨年のスプリンターズS勝ち馬でG1実績あり
  • 前走香港G1組(複勝率35.7%)に該当
  • 父ドゥラメンテはミスタープロスペクター系(複勝率22.2%)
  • 母父New Approachはノーザンダンサー系
  • 西村淳也騎手との相性が良い(コンビ連対率29.7%)

前走香港スプリントは苦戦したが、昨年のスプリンターズSを制した実力は本物。

父ドゥラメンテ(ミスプロ系)×母父New Approach(ノーザンダンサー系)という良血で、データ的にも合致。

追い切りA評価で前走から中15週の休み明けだが西村淳也騎手と安定したコンビネーションで巻き返しに期待。

連下:トウシンマカオ

前走:香港スプリント(G1) 9着 1:08.9(良)

該当データ:

  • 前走香港G1組(複勝率35.7%)に該当
  • 父ビッグアーサー産駒は中京芝1200mで14.3%の高勝率(過去5年)
  • 中京コースでセントウルS勝利の実績あり
  • スプリンターズSで2着と国内G1好走実績
  • 追い切りA評価

昨年9月のセントウルSを勝ち同コースとの相性は抜群。

前走香港スプリントは9着だったが中京芝1200mは得意としている。

父ビッグアーサー産駒は中京コースとの相性が良く追い切りもA評価と上々。

横山武史騎手への乗り替わりで好位差しから末脚を引き出せれば好勝負。

中15週の休み明けだが状態は良好。

穴:エイシンフェンサー

前走:シルクロードS(G3) 1着 1:08.2(稍重)

該当データ:

  • 前走シルクロードS組が最多勝で複勝率21.9%と好成績
  • 父ファインニードルはミスタープロスペクター系で、同系統は複勝率22.2%と好成績
  • 前走重賞勝ち馬は好走傾向が強い
  • 牝馬は2着が多く(牝馬の2着は過去10年で7回)、勝ち切れなくても好走傾向
  • 父ファインニードル産駒は中京芝1200mでの勝率16.7%と好成績(過去5年)

前走シルクロードSを勝利し、重賞初制覇を成し遂げた上昇気配の一頭。

シルクロードSからの好走例は多く、過去10年で5勝の実績がある。

ミスタープロスペクター系の血統面も好走データと合致し中7週と間隔も適切。

川又騎手との相性も良く(コンビ連対率21.0%)7番人気前後と見られる穴馬として激走の可能性あり。

他には、キタノエクスプレス、カンチェンジュンガ、ママコチャも穴候補ですが…難しいですねぇ。荒れるレース

マーチステークス(GIII) 中山競馬場 ダート1800

大混戦になりやすいダートのハンデ重賞

マーチSはフェブラリーSの約1か月後に行われるハンデ重賞で、実績馬の参戦が少なく混戦になりやすい。

2019年には3連単の配当が100万円を超える大波乱となるなど、一筋縄ではいかない一戦だ。

過去10年のデータから好走馬の傾向を調べていく。

下位人気馬にもチャンスがある

マーチSは31回の歴史で1番人気の勝率が低く、わずか5勝にとどまっている。

過去10年でも1番人気は1勝どまりで、3着内率も50.0%とやや物足りない。

創設当初から下位人気馬にも勝機のある重賞となっている。

波乱の立役者はベテラン馬

過去10年のマーチSでは一般的な傾向と異なり、4歳馬の好走率が低くなっている。

4歳馬が人気に応えられなかったケースも多く見られる。

波乱を起こしているのは6歳以上の馬で、2桁人気で馬券に絡んだ7頭のうち5頭が6歳以上だった。

前走のクラスや格は関係なし

過去10年の前走別成績を見ると、前走がどのようなクラス・格であっても勝負になることが見てとれる。

配当的な狙い目は、前走でJRA重賞もしくは地方のダートグレード競走を負けていて、当レースでは下位人気となっていた馬。

ケンシンコウ、リーゼントロック、インカンテーションといった馬が高配当を演出している。

勝ち馬を探せ! FOR THE WIN

過去10年で7頭が前走か前々走でダート1800メートルから2100メートルのレースを勝っていた。

残る3頭も5走前にダートの中距離戦を勝利していた。

近走でダートの中距離戦を勝利していた馬が有力と考えたい。

マーチステークス予想

馬番:馬名
12:ブライアンセンス
5:ホウオウルーレット
6:ハビレ
13:ピュアキアン
3:スレイマン
×10:コパノニコルソン

本命:ブライアンセンス

前走:アルデバランS 1着 1:58.2(良)

斤量:57.5kg(好適範囲内)

該当データ:

  • 5歳馬で好走率が高い(5歳は過去10年で【4-3-3-25】で勝率11.4%、連対率20.0%、複勝率28.6%)
  • 前走1着馬は過去10年【4-2-2-21】と好成績
  • Raja BabaやKris S.の血脈を持つ(叔父にインカンテーションがおり、父キングカメハメハ系×母父ブライアンズタイム配合で高い底力)
  • 前走からの間隔は中6週で、休み明け初戦でないため良好
  • 負担重量57.5kgは過去10年の2着以内馬20頭の範囲内(54kg~57.5kg)
  • 追い切り評価A評価で順調に仕上がっている

前走のアルデバランSを制し、ダート中距離路線で力を発揮している実力馬。

5歳馬という好走年齢で、前走1着という実績も評価できる。

父ホッコータルマエ産駒は中山ダート1800mで好成績(過去5年で最多勝)。

負担重量57.5kgは上限ながらも好適範囲内で、過去のデータからも問題ない数値。

前走からの間隔も適切で、追い切りも良好で勢いがある。

対抗:ホウオウルーレット

前走:プロキオンS 4着 1:50.9(良)

斤量:57.0kg(好適範囲内)

該当データ:

  • 6歳馬で好走率が高い(6歳は過去10年で【4-4-4-40】で勝率7.7%、複勝率23.1%)
  • 前走プロキオンS4着と好走(前走プロキオンSで勝ち馬から1秒0未満の馬は【1-1-1-1】の好成績)
  • データ分析では軸候補筆頭と指名されている
  • 前走での着順と位置取りが好走条件に該当(4角11番手以内通過)
  • 負担重量が57.0kgと好適(54kg~57.5kgの範囲)

前走プロキオンS4着と好走しており、前走がプロキオンSで勝ち馬からタイム差1秒0未満の入線馬という好走パターンに合致。

データ分析でも軸候補筆頭に指名されている実力馬。

6歳馬という好走年齢で、前走の内容も前残りの展開で粘っており、中山ダート1800mの適性が高い。

負担重量57.0kgも好適範囲内で問題なく、斤量面での不安はない。

中8週という間隔はやや長いが、追い切りB評価で仕上がりに問題なし。

単穴:ハビレ

前走:総武S 2着 1:51.6(重)

斤量:57.0kg(好適範囲内)

該当データ:

  • 前走2着以内と好走(前走2着以内は好走率が高い)
  • 前走は当コースで2着と相性の良さを示している
  • 追い切りS評価で絶好調
  • 父ヘニーヒューズ産駒は中山ダート1800mで好成績(過去5年で3位、勝率10.2%)
  • 負担重量57.0kgと好適(54kg~57.5kgの範囲)

前走の総武Sでは2着と好走しており、5戦連続連対中と安定感抜群。

追い切りS評価と仕上がりは抜群。

父ヘニーヒューズ産駒という血統も中山ダートとの相性良好。

負担重量57.0kgも好適範囲内で問題なく、斤量面での不安はない。

4歳馬は全体的に割引すべきだが、この馬に関しては中山ダート1800mで3勝と相性抜群なので評価。

中2週と間隔を詰めての出走だが、使い詰めの影響も見られず状態良好。

連下:ピュアキアン

前走:総武S 11着 1:52.9(重)

斤量:55.0kg(好適範囲内・軽め)

該当データ:

  • 前々走招福S1着と中山ダート1800mで勝利実績あり(近走でダート中距離戦勝利馬が好成績)
  • 追い切りA評価で好状態
  • 父ホッコータルマエ産駒は中山ダート1800mで好成績(過去5年で最多勝)
  • 4歳馬は全体的に割引だが、この馬に限っては前々走で実力を示している
  • 負担重量55.0kgと軽量(54kg~57.5kgの範囲)で有利

前走は総武Sで11着と大敗したが、前々走の招福Sでは中山ダート1800mを勝利している実力馬。

追い切りA評価と状態は良好で、前走を見限るのは早計。

軽めの斤量55.0kgは大きなアドバンテージとなり、4歳馬としては十分なパワーがある。

前走内容を見ると道中先行したあと失速した内容で、流れ次第では巻き返しも。

父ホッコータルマエ産駒という血統も中山ダートとの相性良好。

中2週と間隔を詰めての出走だが、好状態で人気薄の穴候補。

連下:スレイマン

前走:根岸S 7着 1:24.1(稍)

斤量:57.5kg(好適範囲内)

該当データ:

  • 7歳馬でベテランの強みがある(7歳以上は過去10年で【2-1-4-37】と複勝率では15.9%)
  • ダート重賞で2着3回と好走実績豊富
  • キングカメハメハ産駒は中山ダート1800mで好成績(過去5年で8位、勝率10.1%)
  • 前走は不振だが、前走JRA重賞組は前走着順を問わない(G1チャンピオンズCからの間隔調整)
  • 追い切りA評価で仕上がり良好

前走は根岸S7着と見せ場がなかったが、この馬の場合、前走成績より休養明けの調整度合いを重視すべき。

前々走のチャンピオンズC(G1)組という格の高さがある。

追い切りA評価と仕上がりも良好で、キングカメハメハ産駒という血統も中山ダートとの相性良好。

中7週という間隔も適切で、このレースへの狙い場として条件は整っている。

過去にプロキオンS2着の実績があり、重賞戦線での実力は折り紙つき。

穴馬:コパノニコルソン

前走:コーラルS 9着 1:25.0(良)

斤量:55.0kg(好適範囲内・軽め)

該当データ:

  • 6歳馬で好走率が高い(6歳は過去10年で【4-4-4-40】で勝率7.7%、複勝率23.1%)
  • 負担重量55.0kgは軽めで好適範囲内(54kg~57.5kg)
  • マーチSは下位人気馬も好走する傾向(6番人気以下が過去10年で6勝、2着2回、3着5回)
  • 追い切りB評価で状態は悪くない
  • 過去には中山ダート1800mで堅実な走りを見せたこともある

前走コーラルSは内容のない結果だったが、距離1400mは短すぎた可能性がある。

中山ダート1800mの成績は【1-0-3-7】と決して悪くなく、下り坂で脚を伸ばせるタイプ。

軽めの斤量55.0kgは大きなアドバンテージとなり、6歳馬という好走年齢も追い風。

マーチSは波乱が起きやすく、レースで一番人気のないこの馬が激走することも十分考えられる。

中1週と間隔は詰まっているが、追い切りはまずまずで二桁人気で大穴を狙える存在。

オッズ109.6倍の超大穴だが、中山ダート適性と軽斤量が魅力で、馬場状態次第では上位争いも。

結果追記2025/03/30 16:36

※予想的中=印つけた6頭でワイド的中が構成出来たら的中としてます

高松宮記念結果

結果馬番:馬名
1着10:サトノレーヴ
2着14:ナムラクレア
3着15:ママコチャ
予想的中
買い目的中
払い戻し / 賭け金360 / 500

マーチステークス結果

結果馬番:馬名
1着12:ブライアンセンス
2着14:マテンロウスカイ
3着1:ロードクロンヌ
予想的中×
買い目的中×
払い戻し / 賭け金0 / 500
回収率(払戻合計/賭金合計)65.33 % (7840 / 12000)
予想的中率(的中数/予想数)70.83 % (17 / 24)
買い目的中率(的中数/予想数)45.83 % (11 / 24)

高松宮記念はサトノレーヴが強かったです! 最後外からぐんぐん伸びてきてナムラクレアの追撃かわしました

ナムラクレアは勝利を奪いきれませんでしたね。

予想としては見事的中となったので満足です。3着入れられなかったのが痛い

マーチSは本命は来たんですけどねぇ。ロードクロンヌ切っちゃったのが失敗。荒れると思ったので。

ということで、大外れとなりました。マテンロウスカイはいれられなかったなぁ…

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