競馬予想コーナー
主に日曜日に行われる重賞レースの競馬予想をしています。
個人の予想なので当たらないことの方が多いとは思いますが、
2024年の印予想ワイド的中率は75.36%
※6頭選びその6頭でワイド当たりが作れれば的中とする
回収率は68.9%となりました。
その実績をひっさげ?予想をしていきます。
阪神大賞典(GII) 阪神競馬場(3/23) 芝3000m
長距離王を目指す馬たちによる前哨戦
阪神大賞典は天皇賞(春)の前哨戦と位置付けられている。
過去10年の優勝馬のうち4頭が本番も制している。
上位人気が強く波乱度は低め
過去10年の優勝馬10頭中5頭は単勝1番人気で、残り5頭も2番人気または3番人気だった。
10回中6回は3連単の配当が1万円未満と堅い決着が目立つ。
予想は上位人気馬を中心に組み立てるのが無難である。
前走GⅠ組はマーク必須
過去10年の3着以内馬30頭中27頭は前走がJRA重賞だった。
特にGⅠ組は13頭が3着以内に入っており、そのうち9頭は6着以下からの巻き返しだった。
GⅡ・GⅢから臨む馬は前走で上位に入っていた馬を狙いたい。
芝2400メートル以上での実績をチェック
過去10年の3着以内馬30頭のうち26頭は、芝2400メートル以上のJRA重賞で3着以内に入った実績がある。
単勝6番人気以下で3着以内に入った5頭のうち4頭にもこの実績があり、下位人気馬選びでも長距離実績は重要である。
勝ち馬を探せ! FOR THE WIN
過去10年の優勝馬は全て6歳以下の牡馬だった。
特に注目すべきは長距離GⅠでの好走実績がある馬で、過去10回中8回は芝3000メートル以上のGⅠで5着以内に入った経験のある馬が優勝している。
- レース概要:阪神競馬場 3000メートル(芝)別定 4歳以上オープン
- 分析の根拠:過去10年の結果データ
- 優勝馬の傾向:6歳以下の牡馬で長距離GⅠでの好走実績あり
阪神大賞典予想
印 | 馬番:馬名 |
◎ | 1:ショウナンラプンタ |
○ | 2:ヴェローチェエラ |
▲ | 7:マコトヴェリーキー |
△ | 10:ワープスイード |
△ | 6:ゴールデンスナップ |
× | 9:サンライズアース |
本命:ショウナンラプンタ
前走:日経新春杯(G2)2着 2:10.3(良)
該当データ:
- 4歳馬で最も高い成績(4歳馬の複勝率47.6%)
- サンデーサイレンス系キズナ産駒(キズナ産駒は同コース【2-0-0-3】)
- 前走G2で2着(前走G2の1-3着馬は複勝率46.2%)
- 1番人気(1番人気は勝率50%、複勝率80%と安定)
昨年の菊花賞で4着と長距離適性を証明し、前走日経新春杯ではG1馬ロードデルレイを相手に善戦。
上り脚も良く、阪神芝3000mでも通じる末脚を持つ。
武豊騎手は阪神大賞典で【0-0-1-5】と成績は振るわないが、4歳馬×サンデーサイレンス系×前走G2上位という好条件が揃う。
中8週の休み明けながら追い切りはA評価と順調。
対抗:ヴェローチェエラ
前走:日経新春杯(G2)4着 2:10.5(良)
該当データ:
- 4歳馬(4歳馬の複勝率47.6%と最も高い)
- サンデーサイレンス系(好走率が高い10勝/13連対/21複勝)
- ノーザンファーム生産馬(連対率25.5%と優秀)
- 追い切り最高評価「S」で仕上がり絶好
これまで重賞未挑戦ながら、前走G2日経新春杯で4着と健闘。
前走G2-4着のデータは少ないものの、条件戦では力強い末脚を見せ8戦して7度も3着以内と安定感抜群。
川田将雅騎手と同コースでは【2-0-0-0】と好相性で、4歳馬×サンデーサイレンス系×ノーザンファーム生産と条件も申し分ない。
中8週の休み明けだが追い切り最高評価の「S」で仕上がり良好。
単穴:マコトヴェリーキー
前走:京都記念(G2)3着 2:15.9(稍)
該当データ:
- 5歳馬(複勝率40.0%と安定した成績)
- サンデーサイレンス系オルフェーヴル産駒(同コース【1-1-1-9】)
- 前走G2で3着(前走G2-1-3着馬は複勝率46.2%)
- 近年の京都記念組からの転戦好調(同じ年明けG2から)
前走京都記念3着と好走しており、近走はG2、G3の重賞で好走が続いている。オルフェーヴル産駒で長距離向きの血統、芝3000mは未経験ながら四肢の動きも良く、持続力のある末脚を持つ。中4週と間隔も適切で、レースペースが落ち着くとじわっと伸びてくるタイプなので阪神芝3000mとの相性も良さそう。
追い切りもA評価と順調。
連下:ワープスピード
前走:ダイヤモンドS(G3)4着 3:33.2(良)
該当データ:
- 昨年の阪神大賞典2着(同コース実績あり)
- ノーザンファーム生産馬(連対率25.5%と優秀)
- メルボルンカップ(G1)2着の海外実績
- 前走ダイヤモンドS組で上がり上位(1-2-2-3)
昨年の阪神大賞典2着、続く天皇賞(春)5着、さらにはオーストラリアのメルボルンカップG1で2着と長距離適性は折り紙付き。
前走ダイヤモンドSでも上がり上位で4着と好走。
ノーザンファーム生産馬という好データも該当し、コース実績も申し分ない。
中3週の間隔も適切で、長丁場での粘り腰を発揮できる。
ステイヤーとしての総合力は上位。
連下:ゴールデンスナップ
前走:万葉S(OP)1着 3:10.2(稍)
該当データ:
- 5歳馬(5歳馬の複勝率40.0%)
- サンデーサイレンス系ゴールドシップ産駒
- 三嶋牧場生産馬(好成績【1-0-1-5】)
- 昨年の阪神大賞典5着と堅実な実績
前走万葉Sを勝利し長距離での活躍が目立つ。
特に芝3000m以上では安定した成績を残していて、昨年の阪神大賞典でも5着と健闘。
ゴールドシップ産駒で長距離適性も高く浜中俊騎手とのコンビは安定感抜群。
非重賞から挑戦するが2番人気で評価も高い。
中10週の休み明けはやや不安だが前走稍重馬場でも勝利しており、馬場適性も広い。
穴:サンライズアース
前走:早春S(3勝)2着 2:25.2(良)
該当データ:
- 4歳馬(複勝率47.6%と最も高い)
- ノーザンファーム生産馬(連対率25.5%と優秀)
- 前走非重賞で2着(前走1-3着馬は複勝率20.0%)
- 昨年の日本ダービーで4着の実績
昨年の日本ダービーで4着と実力は十分。
ダービーではスロー展開から末脚を活かして好走したように、長距離戦に対応できる素質を持つ。
前走早春Sでは2着と状態も上向き。
池添騎手は阪神大賞典こそ成績はないが、この馬とはダービーから息の合ったコンビ。
非重賞からの挑戦だが距離延長で伸びしろがあり、展開次第では上位に食い込む可能性あり。
底力のある4歳馬。
愛知杯(GIII) 中京競馬場(3/23) 芝1400m
リニューアルされた牝馬限定重賞
京都牝馬Sが愛知杯に改称され、開催時期とコースが3月の中京・芝1400mに変更された。
これは4歳以上牝馬の重賞路線のリニューアルの一環である。
予想の参考として過去10年の京都牝馬Sのデータを分析する。
1番人気が7連対
京都牝馬Sの過去10年で1番人気は7連対という好成績を残している。
2~5番人気と6~9番人気は同等の連対率だが、10番人気以下は連対率1.3%と低調。
上位人気馬と中位人気馬に注目すべきである。
前走に注目
過去10年の優勝馬10頭中9頭は前走で重賞に出走していた。
条件クラスからの優勝馬はいないが、3勝クラスからの2着・3着は計8回ある。
前走のレースレベルはフォーメーションを組む際の参考になる。
連対馬は5歳以下の馬が中心
5歳馬の3着内率が最も高く、4歳馬は連対率が高い傾向がある。
6歳以上の馬は連対が少なく3着が多いという特徴がある。
若い馬、特に4~5歳馬に注目すべきである。
勝ち馬を探せ! FOR THE WIN
2017年以降の優勝馬8頭は前走が芝1400~1600mのレースだった。
優勝馬8頭中7頭が前走6着以内、6頭が前走6番人気以内だった。
前走の距離・着順・人気は重要な指標となる。
愛知杯予想
印 | 馬番:馬名 |
◎ | 4:セントメモリーズ |
○ | 11:クランフォード |
▲ | 9:カピリナ |
△ | 15:オードリーバローズ |
△ | 7:イフェイオン |
× | 13:グランテスト |
本命:セントメモリーズ
前走:シルクロードステークス(G3) 15着 1:10.0(稍重)
該当データ:
- 内枠(2枠4番)で中京芝1400mは内枠ほど好走率が高い
- 4歳馬で好走馬の中心は4~5歳馬
- 前走G3組の好走が目立つ
- 3頭目標レースの帰りでなく中6週の間隔で体調は整っている
1~3走前で3連勝と好調で、特に前々走の奥多摩ステークスでは東京芝1400mを勝利している。
4歳馬で成長途上にあり、好走馬の中心が4~5歳の愛知杯のデータと合致している。
エピファネイア産駒で短距離~マイルをこなせる血統、芝1400mでは【3-1-0-1】と好成績を残す。
中6週と間隔も適切で、内枠から前めの位置を取れれば末脚を活かせるタイプなので中京芝1400mとの相性も良さそう。
追い切りもA評価と順調で、仕上がりは万全。
対抗:クランフォード
前走:MBSスワンステークス(G2) 13着 1:21.1(良)
該当データ:
- 4歳馬で好走馬の中心は4~5歳馬
- 前走重賞組の好走が目立つ
- コース適性優秀で中京芝1400mで【4-1-0-1】の成績
前走スワンステークスでは13着と敗れたが、豊明ステークスでは中京芝1400mのコースレコードで勝利でコース実績は抜群。
4歳馬で上昇力があり、西村騎手との相性も良く連対率29.9%を誇る。
ブリックスアンドモルタル産駒で瞬発力のある脚質を持ち、中京の長い直線で力を発揮できる。
中20週の長期休養明けだが追い切りも順調で、B評価ながら最終追い切りでは2F11.9-1F11.4と加速ラップを示し体調も良好。
6枠から自在の競馬ができれば巻き返しは必至。
単穴:カピリナ
前走:シルクロードステークス(G3) 4着 1:08.6(稍重)
該当データ:
- 4歳馬で好走馬の中心は4~5歳馬
- 前走重賞組の好走が目立つ
- 前走4着以内で好走率が高い
- 1番人気馬で人気サイドからの好走が目立つ
- コンビ連対率29.6%と好調
前走シルクロードステークスでは4着と健闘し、今回1番人気に推されるほどの信頼度を誇る。
戸崎騎手との相性も良く前走からの中6週の間隔も絶好の調整。
ダンカーク産駒で初の芝1400m挑戦だがマイル適性は十分あり。
元々はダート出身ながら芝転向後は【4-3-1-2】と成績を上げている。
追い切りはA評価の高評価で、早めに手前を切り替えてからはスピード感ある動きで仕上がりも万全。
5枠9番からは前目の好位置を確保しやすく直線では決め手を発揮できる態勢。
連下:オードリーバローズ
前走:節分ステークス(3勝クラス) 1着 1:21.7(良)
該当データ:
- 5歳馬で好走馬の中心は4~5歳馬
- 前走3勝クラス(東京)で勝利し、3勝クラス組の好走データに合致
- 前走1着と好走馬の条件を満たす
- 芝1400mの成績【4-0-1-1】と好成績
前走の節分ステークスを制し前走から中6週の間隔で状態は良好。
5歳馬で成長が完成しつつあり好走馬の中心が4~5歳馬の愛知杯の傾向とピッタリ。
キタサンブラック産駒で距離適性も問題なく、芝1400mでは【4-0-1-1】という好成績を残す。
シュタルケ騎手との相性も悪くなく中6週の間隔も理想的。
追い切りはB評価ながら馬なりでも順調な動きを見せており、7枠15番から中団からじわっと脚を伸ばす競馬が期待できる。
直線の長い中京コースで末脚を活かせば上位争いは必至。
連下:イフェイオン
前走:ニューイヤーS(L) 5着 1:32.7(良)
該当データ:
- 4歳馬で好走馬の中心は4~5歳馬
- 重賞勝ち馬(フェアリーステークスG3)
- 前走重賞(L)組の好走実績あり
- 前走5着以内と好走条件を満たす
昨年のフェアリーステークス勝ち馬で、前走ニューイヤーステークスでも5着と健闘。
4歳牝馬で上昇力があり、好走馬の中心が4~5歳馬の愛知杯の傾向とピッタリ。
エピファネイア産駒でマイル適性は問題なく中京の長い直線も合いそう。
中9週の間隔は適切で先行する馬が多い中で中団から末脚を使える脚質も魅力。
追い切りはB評価ながら力強い脚色は健在で状態は良化している。
4枠7番という内目の枠も有利で、得意の差し競馬で上位に食い込む可能性は十分。
前走からの好調さを考えれば穴馬としての評価は妥当で一発の可能性は大きい。
穴:グランテスト
前走:シルクロードステークス(G3) 2着 1:08.5(稍重)
該当データ:
- 5歳馬で好走馬の中心は4~5歳馬
- 前走G3で2着と重賞好走実績あり
- 前走2着以内で好走率が高い
- 父ロードカナロア×中京コースの相性が良い(連対率18.6%)
前走シルクロードステークスで2着と好走しており、前走からの中6週の間隔も適切。
5歳牝馬で成熟期を迎え好走馬の中心が4~5歳の愛知杯のデータとマッチしている。
ロードカナロア産駒で芝1200mの成績は【4-4-2-5】と優秀で、今回初の芝1400mながら適性は問題なさそう。
団野騎手との相性も良く最終追い切りも馬なりながら自己2番目に速い4F50秒4の時計をマークしておりB評価ながら状態は良好。
7枠13番から前目の位置を取れば上位争いは間違いなく、シルクロードSの2着に続く重賞好走が期待できる。
結果追記2025/03/23 16:35
※予想的中=印つけた6頭でワイド的中が構成出来たら的中としてます
阪神大賞典結果
結果 | 馬番:馬名 |
1着 | 9:サンライズアース |
2着 | 7:マコトヴェリーキー |
3着 | 5:ブローザホーン |
予想的中 | ○ |
買い目的中 | × |
払い戻し / 賭け金 | 0 / 500 |
愛知杯結果
結果 | 馬番:馬名 |
1着 | 16:ワイドラトゥール |
2着 | 6:シングザットソング |
3着 | 9:カピリナ |
予想的中 | × |
買い目的中 | × |
払い戻し / 賭け金 | 0 / 500 |
回収率(払戻合計/賭金合計) | 68 % (7480 / 11000) |
予想的中率(的中数/予想数) | 72.72% (16 / 22) |
買い目的中率(的中数/予想数) | 45.45 % (10 / 22) |
阪神大賞典も愛知杯も考えすぎて失敗したタイプの予想となりました。
阪神大賞典のブローザホーン切りはしない方が良かったなぁと。
とはいえ、ショウナンラプンタの本命は変わらなかったので的中は無かったと思います。
あと少しでしたけど位置取り悪かったですねぇ。後ろ過ぎた気が。
愛知杯はワイドラトゥールは知らんがな…だったのですけども。
シングザットソングは入れられたんですよ。外しちゃっただけで。
あぁぁぁ。という感じでした。
うーん…ピリッとしない予想でした。
コメント