競馬予想

中山記念とチューリップ賞を予想してみた(2025/3/2)

競馬予想コーナー

主に日曜日に行われる重賞レースの競馬予想をしています。
個人の予想なので当たらないことの方が多いとは思いますが、
2024年の印予想ワイド的中率は75.36%
※6頭選びその6頭でワイド当たりが作れれば的中とする
回収率は68.9%となりました。
その実績をひっさげ?予想をしていきます。


中山記念(GII) 中山競馬場(3/2) 芝1800m

レース概要

中山記念は大阪杯の前哨戦であり、ドバイや香港などへの海外遠征を視野に入れた馬も出走する重要な一戦です。
GIウイナーの参戦も少なくないレース。

近年は波乱含み

過去10年では3着以内馬の約66%が5番人気以内から出ていますが、1番人気馬は勝率30%ながら、残りは4着以下と好不調が極端です。
最近2年は6番人気以下の伏兵が毎年2頭ずつ3着以内に入っており、穴馬にも注目が必要です。


前走GⅠ組とGⅢ組に注目

前走別成績では、GⅠ組とGⅢ組の3着内率が30%を超えており特に好調です。
中山金杯から臨んだ馬は〔3・1・1・6〕と優秀な成績を残しているため、この組み合わせには要注目です。


重賞ウイナーが活躍

過去10年の3着以内馬30頭中24頭がJRA重賞勝ち馬でした。
昨年は例外的に重賞未勝利馬によるワンツーでしたが、他の年では重賞勝ち馬が2頭以上3着以内に入っています。
予想は重賞ウイナー中心で組み立てるべきでしょう。


勝ち馬を探せ!

過去10年の優勝馬のうち6頭は前走で2着以内に入っていました。
前走3着以下だった4頭も、2~3走前にはオープンクラスで勝利しています。
つまり近走で好成績を残している馬が優勝候補となりそうです。


優勝馬の傾向

  • 前走連対馬が優勝する確率が高い
  • 苦戦続きの馬が突然優勝する可能性は低い
  • GⅠ組とGⅢ組(特に中山金杯組)からの好走馬が多い

中山記念予想

馬番:馬名
8:ソウルラッシュ
10:アルナシーム
3:ボーンディスウェイ
1:シックスペンス
9:マテンロウスカイ
×11:グランディア

本命:ソウルラッシュ

前走:香港マイル2着 1:33.5(良)

該当データ:

  • 前走海外レースからの好走例があり、特に香港マイルからの好走率が高い(合算【1.1.1.4】で好成績)
  • 前走で連対しており、勝ち馬の条件(前走2着以内)に合致
  • 中11週と間隔はあるが、海外遠征帰りとしては適切な間隔
  • 4角4番手以内で進められる先行力があり、中山記念の勝ち馬の条件に合致
  • 追い切り評価では最高評価「S」を獲得しており、海外帰りでも状態良好

対抗:アルナシーム

前走:中山金杯1着 1:58.1(良)

該当データ:

  • 前走は中山金杯で1着。中山金杯組は中山記念で【3.1.1.6】と好走多数
  • 中山コースでの適性は高く、芝1800mで複数勝利実績あり
  • 前走で連対しており、勝ち馬の条件(前走2着以内)に合致
  • 中7週と間隔は適切で、前走から程よい休養が取れている
  • 父モーリス産駒で中山芝1800mでの成績が良い(過去5年勝率10.7%)

単穴:ボーンディスウェイ

前走:AJCC7着 2:12.9(良)

該当データ:

  • 2走前の中山金杯で3着と好走。中山金杯組は中山記念でも好走例多数
  • 中山コースでの重賞成績が優秀。中山芝適性は高い
  • 中4週と間隔が絶妙で、状態面での懸念が少ない
  • 父ハーツクライ産駒で、前走G2からの臨戦も成績が安定している
  • 追い切りでは坂路で自己ベストを記録するなど絶好調の兆候

連下:シックスペンス

前走:毎日王冠1着 1:45.1(良)

該当データ:

  • 4歳馬で、年齢別成績では4歳馬の複勝率が46.7%と高い
  • 前走G2毎日王冠で1着と好成績。前走着順が2着以内という勝ち馬条件に合致
  • 中20週とやや休養が長いが、4歳馬の成長力と追い切りの良さで克服できる可能性
  • 中山実績あり(スプリングS勝ち)でコース適性は高い
  • 父キズナ産駒で中山芝1800mでの成績が良い(過去5年連対率23.5%)
  • 追い切り評価「A」で休み明けでも仕上がりは良好

連下:マテンロウスカイ

前走:東京新聞杯5着 1:32.9(良)

該当データ:

  • 昨年の中山記念勝ち馬で、中山芝1800mでの適性は抜群
  • 中山記念ではリピーターが多く、同レース連勝の可能性も十分
  • 中2週と間隔も理想的で、状態面での懸念が少ない
  • 父モーリス産駒で中山芝1800mでの成績が良い(過去5年で勝率10.7%)
  • 横山典弘騎手との好コンビで、騎手×調教師の連対率も高い(20.7%)

穴:グランディア

前走:オクトーバーS4着 1:57.8(良)

該当データ:

  • 2走前に函館記念2着と好走。重賞での安定感がある
  • 中19週と長期休養だが、栗東ウッドで上々の時計を出しており仕上がり良好
  • 中山芝1800mのコース適性が高く、同条件で複数の好走実績あり
  • 父ハービンジャー産駒で中山芝1800mとの相性が良い(過去5年連対率16.2%)
  • 追い切り評価「B」で気配も良く、長期休養での激変も期待できる

チューリップ賞(GII) 阪神競馬場(3/2) 芝1600m

新装阪神競馬場で行われる最初の重賞

約1年間のスタンドリフレッシュ工事が完了した阪神競馬場で初めて行われる重賞がチューリップ賞である。
牝馬クラシック初戦の桜花賞と同じ舞台で行われるため、本番に向けて注目が集まるレースとなっている


1、2番人気の信頼度が高め

1番人気の勝率は50%、3着内率は70%、2番人気も3着内率が70%と上位人気馬の信頼度は高い。
昨年は例外的に1、2番人気が4着以下に敗れたが、それ以外の年では少なくとも1頭は馬券に絡んでいる。
チューリップ賞は上位人気を素直に信頼すべきレースである。


前走6着以下は厳しい

チューリップ賞は前走で大敗した馬が好走することが少ないレースである。
前走で6着以下だった馬が3着以内に入ったケースは過去10年でわずか1例のみ。
データ的には前走5着以内の馬で馬券を組み立てることが推奨される。


阪神ジュベナイルフィリーズ組が圧倒

過去10年で好走例が多いのは前走が阪神ジュベナイルフィリーズだった馬で、3着内率は50%を超えている。
特に阪神ジュベナイルフィリーズで4着以内だった馬の成績は〔7・1・5・5〕(3着内率72.2%)と非常に優秀であり、軸馬はここから選ぶべきである。


3勝馬がいれば狙うべし

過去10年の出走馬のうち、JRAで3勝を挙げていた馬は9頭で、そのうち6頭が3着以内に入っており信頼度は高い。
JRAで1勝以下の馬は勝率が2.1%と低く、昨年の1勝馬が3着以内を独占したケースはレアケースと考えられる。
軸馬は3勝馬、いない場合は2勝馬から選ぶのが良い戦略である。


勝ち馬を探せ! FOR THE WIN

過去10年の優勝馬11頭のうち、前走が1600メートル以外の距離だった馬はわずか1頭のみである。
前走が阪神ジュベナイルフィリーズかエルフィンSで4着以内に入っていた馬が8勝を挙げている。
勝ち馬の有力候補はこの2レースで4着以内に入っていた馬から選ぶべきである。

チューリップ賞予想

馬番:馬名
9:ピップデイジー
4:ナムラクララ
7:ルージュナリッシュ
5:フェアリーライク
14:マイエレメント
×10:メイショウタマユラ

本命:ビップデイジー

前走:阪神JF(G1) 2着 1:33.6(良)

該当データ:

  • 前走G1で2着と好走(前走G1で4着以内だった馬は【7.1.5.6】複勝率68.4%)
  • 特に前走G1連対馬は信頼性が高い
  • 阪神ジュベナイルフィリーズ組が好走例多数(3着内率54.2%)
  • 阪神JFで4着以内だった馬の成績が特に優秀(3着内率72.2%)
  • 休み明け中11週だがG1組は間隔問題なし

前走阪神JFでは8番人気ながら2着に好走。
「前走G1で4着以内、特に連対馬は信頼性が高い」というデータに合致しており、阪神外回りコースという同舞台での実績も評価できます。
追い切りもB評価で仕上がりは良好。
コンビ連対率も25.0%と高く、安定感があります。


対抗:ナムラクララ

前走:紅梅S(L) 1着 1:21.1(良)

該当データ:

  • 前走リステッド競走組で1着馬(リステッド競走組は3着内率35.7%)
  • 前走5着以内(1着)で好走期待大
  • 前走で同コース・同距離での好走歴あり
  • 中5週と間隔も適切

前走の紅梅ステークスを快勝しており、「前走リステッド競走勝ち馬」というデータに該当。
追い切りもB評価と好調をキープしています。騎手の西村淳也騎手は阪神競馬場での成績も好調で、コンビの相性も考慮すると上位期待できます。
中5週という間隔も適切で疲労も見られません。


単穴:ルージュナリッシュ

前走:春菜賞(1勝クラス) 3着 1:21.8(良)

該当データ:

  • 前走3着以内(3着)で3着内率22.2%と好走率良好
  • 追い切り評価S(最高評価)で仕上がり絶好
  • 川田将雅騎手との新コンビで騎手のコース連対率38.5%と高い

追い切り評価がルージュナリッシュだけがS評価と抜群の仕上がり。
前走は1勝クラスながら3着と好走しており、さらに川田将雅騎手との新コンビで騎手の阪神コースでの成績も良好です。
この条件で重賞昇格も期待できます。


連下:マイエレメント

前走:アルテミスS(G3) 5着 1:34.0(良)

該当データ:

  • 前走G3で5着と好走
  • 追い切り評価Aと仕上がり良好
  • 坂井瑠星騎手とのコンビ連対率41.7%と非常に高い
  • 休み明け中17週だが、追い切りで動き良好

前走アルテミスステークスでは5着と健闘。
休み明けとなりますが、追い切りがA評価で仕上がり良好と判断できます。
特に坂井瑠星騎手とのコンビネーション成績が41.7%と極めて高く、この相性の良さが強み。
距離1600mへの適性も示しています。


連下:フェアリーライク

前走:3歳未勝利 1着 1:47.1(良)

該当データ:

  • 前走1着と好走(前走1着馬の3着内率24.5%)
  • 追い切り評価Aと仕上がり良好
  • 岩田望来騎手とのコンビネーション成績21.7%と良好
  • 中3週と間隔適切

前走未勝利戦を勝利し、勢いに乗っている馬。
追い切り評価もAと上位評価で仕上がりが良好です。
騎手の岩田望来騎手とのコンビネーションも良く、中3週という間隔も適切。
未勝利勝ちから重賞挑戦という格上げ戦ですが、勢いで好走が期待できます。


穴馬:メイショウタマユラ

前走:2歳新馬 1着 1:22.8(良)

該当データ:

  • 前走新馬戦勝ち(新馬戦組の好走例あり)
  • 前走から中9週以上(中14週)で新馬戦組の好走条件に合致
  • 追い切り評価Aと仕上がり良好
  • 前走で芝コースを使いこなせている

前走の新馬戦を快勝。
「前走新馬戦を勝ち上がり、中9週以上」という好走条件に完全に合致しています。
追い切り評価もAと上位評価で、中14週というインターバルも「前年のうちに新馬戦を勝ち上がっている」という好走条件を満たしています。
前走も芝1400mで勝利しており、芝コースへの適性も問題ありません。

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