がっちりマンデー

「この人が決めてます」【がっちりマンデー感想】(2019/08/04)

がっちりマンデー『この人が決めてます』を見て

早朝に起きれたら「がっちりマンデー」という番組を見ています。
日曜朝の7:30からTBS系でやっている経済系の番組です。

今週は、この人が決めてますの特集でした。

がっちりマンデーも2004年開始していて。
やっとあることに気づいたそうです。

儲かってる会社の裏側には決めてる人がいる

アパホテルには、創業者本谷氏が。

どれを売るのか?いくらで売るのか?どうやって売るのか?
決めかたにこそ儲かる秘密がある

全国の儲かり会社を調査するとガンガン決めてる人がいた

それを調べて特集してました。

がっちりマンデーでは。
加藤さんは決めるタイプらしいです。
ただ総合演出が決めれない人らしいです。

今日のゲストは青山学院の原監督でした。

確かに決める人だなと思ったら。

決めるの悩むタイプ?

「選手選考は悩む。胃が痛い。学生の人生も背負ってる」

結構大変なようです。

森永さん曰く
「会社にとっても大事」
「会社の方針を合議制で決め手も良いが、
 どうしても中途半端な決断になるし時間がかかる
 少人数一人で決めた方が大胆な戦略が取れて早い」

「無添くら寿司」のレーンの順番決める人

全国に430店舗のチェーン。
「無添くら寿司」

埼玉センターにいる東日本シニアマネージャー藪内氏。

何を決めている?

全店の回転レーンに並べるお寿司の順番

レーンを見ると番号が書いてあります。

1番2番3番…最後のお寿司は140番。

今まで順番が決まっていることは極秘だったらしいです。
テレビでは見せたことのない情報を見せてくれました。

順番表

めちゃくちゃ細かくかいてあります。

なぜ順番を決める?

「この順番によってはワクワク感、楽しさ、
 美味しさに影響する。非常に大事です」

回転寿司では命
順番が違うだけで、売上がガラッと変わる

それだけ重要でした。

以前のくら寿司は…
順番を各店の店員が経験や勘で決めていた

ある問題が発生します。

従業員の能力でお寿司の流れる量が偏ったりする。

客はまぐろが食べたいですが。
流れてくるのは違う商品ばかりだったり…
隔たりが出るのでロス商品廃棄が多くなる。

同じような寿司が並ぶと飽きられます。
1つの寿司がどれくらいの感覚で出てくれば食べて貰えるか
それも重要です。

140番のうち4箇所にまぐろがあったり。

これがお客に食べて貰える最適解とのこと。

この順番の売れやすい王道とかはある?

それは企業秘密

客の心理を読んでベストの順番を決めています。

そして1週間に1回変わる

順番を決めてみたらうまくいったりいかなかったり。
色々変えてデータを取って常に最善の順番に変えます。

廃棄率

順番を決める前の10%以上の廃棄率だったのが
順番を決めてた後3%

食材ロスにも良いですねぇ。

決め方

「前回のウニの時って廃棄どのくらい?」
「1日1皿」
「23番に入れましょう」

ウニが23に決定…
どうやって決めてるのか。
「廃棄データと注文データは頭に入ってる
 ここにしたほうがいいかと決められる」

ウニは1日出る量は多い?

「非常に多い大人気商品。
 おすすめゾーンで流しているところがありレーンが豪華に
 見える」

23番目に置けば売れる。前後の寿司も売れる
4番打者の位置とのこと。

1-140番までにスペシャルゾーンがいくつかあるそうです。

何個ある?

「うん箇所あります…」

23にウニをいれ、売れ行きデータを分析1週間ごとに調整

順番通りに寿司を並べるため、店のシステムも新開発

厨房を覗いてみると…

モニター画面を見てました。
どうやって順番通りに並べるかが出てます。
商品の名前が書いてあるのでその通りに作るだけ

センサーでどの皿が空いたかがリアルタイムに分かります。

厨房に空いたお皿が戻るタイミングでどの寿司を何個作れば
良いかを教えてくれるそうです。

考え抜かれた順番通りに寿司を並べて伸び続ける

くら寿司はお寿司の順番を決めてガッチリでした。

スタジオでも。
「いつもくら寿司行くと皿が増える。それなのにまぐろが届く と皿を取っちゃう」
なんて話や。

森永さんの
「38のハンバーグの後にコーンが来てる」という発見

そこにスタジオに来ていたくら寿司の人が。
「お子様が好きな物が固まってます」
「目が引きやすいお子様ゾーンを決めて
 集中流すと取って貰える」と更に情報だしてくれました。

ドン・キホーテの価格などを決める人

全国に380店舗以上
ドン・キホーテ

その新宿店の店長村越店長

何を決めてる?

「私では無くて商品選定や価格設定は
 売り場の責任者が全て決めてる

通常の流れ

何を売るかいくらで売るかは本社が決めます。
その決定に従うことが多いです。

ドンキの流れ

決める人は寝具売り場では店員の藤田さん
食品売り場では店員の東さん…など。

売り場の店員が、何を売るかいくらで売るかを決めている

店員が決めるというのが儲かりの秘密

化粧品担当角田さんが取引会社との商談へ…

会社の売り込みは…
リニューアルした香り付き柔軟剤5種類。

「圧縮陳列なので…売れ筋だけを2つだけ。」

2つだけに絞るようです。

「分納で、初回10・10。途中プラス10・10で仕掛けましょう」

即決してました。3分で納品の数や日程を決定。

次の売り込み。

「クレンジングオール50ケース」

在庫があまってるからの売り込みでした。

「原価いくらまで見れます?」
「285」
「今の感覚だと無理」
「そうっすね…もうちょっと下げる」

1個あたりの仕入れ値が285だと高いのです

「ここで決めるんだったら…」

ここで決めるのを条件にギリギリの値段交渉

「270?」「268!」

268で決定。2円の差がでかいんだろうなぁ…
生々しかったです。

ただ即決

この場で大体決めるスピード感が大事だそうです。

店の売り場自体を全部自分でコントロール出来るから出来る
芸当となります。

交渉相手も
「話したことがすぐ明日にでも売り場に具現化される
 すぐ納品できてすぐ実績を店で見られる。」

交渉相手もメリットが大きいようです。

早くその場で決まれば結果が出るのも早い

取引会社も難しい値段交渉にも応じてくれる

「分かりましたお願いします」

そんな感じでガンガン決めてました。

売れなかったらどうする?

「売れなかった場合は、値段が客とあってない反省店で出てくる
 もっと安く安く提供するときも」

値下げも自分で決められる

医薬品担当に至ってはアルバイトが決めてました。

アルバイトも決める

棚の陳列が全部決めてる棚らしく。

外国人に人気の薬を集めたインバウンド棚

頭痛薬の隣にニキビの薬
目薬の隣に喉の薬
肌荒れ、歯磨き粉、風邪薬と並んでたり。

商品の並べ方がバラバラでは?

韓国人だと
「ペアアクネ(ニキビ薬)その次が頭痛薬アスピリンを
 聞く方が多い」
中国だと
「目薬のFX流れで龍角散を買う人がいる」

日頃の接客の経験を踏まえて。
どの国の人が何に興味があるかを知っていて。
国毎に並べる。

現場に一番近い人が早く決める訳で相当効率が良いようです。

生の声を先取りできるのが担当者で。

森永さん曰く。
「上に上げて返事を待つのが無い
 時間も無いので本社に効くと費用がかさむし
 任せるのは大事」
「小物の社長は全部口出してしまい社員が考えなくなる」

原監督曰く
「全部の部員がリーダーだと言っている。
 リーダーとなったら責任をもって頑張るというので
 監督以上に能力を発揮してくれる」

流石の原監督という感じで弁が立つ人でした

大丸松坂屋:北海道物産展を決める人

全国に16店舗ある大丸松坂屋百貨店。

その北海道札幌にある大丸札幌に決める人がいます。
恰幅の良い「本田さん」バイヤーです。

何を決めてる?

大丸松坂屋北海道物産展の品揃え中身を決めてる

物産展の中でも北海道物産展は一番人気

全国で年15回以上も開催。

年間売上20億円以上のドル箱。

全ての大丸松坂屋の北海道物産展を全部決めています。

どの店の何を出店するかを決めている凄い人

名古屋店で10月開催予定の大北海道物産展に出す店を決める

新店舗を決めるべく、岩見沢のパティスリー空香

あ…この店聴いたことあるな。

あんこのブリュレ、あんこのクリームパン、ようかんエクレア

このセットを提案してきました。

餡子を選んだ理由は?

「名古屋の客って、餡子大好き」
「北海道と言えば小豆なのであんこのエクレア面白い」

全国各地の好みに合わせて店のチョイスをアレンジしてます
西京漬けの本場京都では鯖の味噌漬けを出品
えびフライの本場名古屋は、エビコロッケを投入

などなど。

肝心のお味チェック

「カスタードによくあう。出展させて下さい」

あんこセット出展決定となりました。

京都で8/12まで開催する夏の北海道市

海鮮弁当の専門店汐音

どんな商品を出すか決めるチェック

甘エビがメインの2種類の試作海鮮弁当が出てましたが。

本田さんは厳しい表情。

「蟹と甘エビのセットであればよくある弁当になってしまう
 これだと蟹が引き立ってる。蟹がメインに見える」

甘エビの弁当なのに蟹が目立ちすぎと指摘。
口調は優しいけど言ってること厳しいです。

「甘エビが目立っていないとよくある海鮮弁当になる」

ぱっと見で客を引きつけるインパクトが必要


そんなに言われてイラッとしない?

お店の方に聴いて見ます。

「たまにはありますよ。ありますけど、本田さんのキャリア
 長年培った物そこを融合させて1つの良い物を作る」

お店側もその場で別案を提案
かなり盛盛にしてくれました。

「インパクト合っていいんじゃないですか?
 インスタ映えもする!」

売りづらそうですが、見た目で決定してました。
8月開催の京都の大北海道市に出展決定となりました。

貪欲に北海道の美味しい物を探し続ける本田さんでした。

なんか見たことある店内だと思ったら大丸札幌か。
だから見たことあるのか。

スタジオでも。

「インパクトあることしていかないと行けないし
 美味しさも重要」
「ああいう決める人が売上を決める」などと言う声が。

後森永さん情報として。
「リピーターが多いので定番だけ並べると右肩下がり。
 常に新しい物を開拓する必要がある」
という補足情報がありました。

北海道物産展のチラシにすら本田さんが出てるので。
その界隈ではかなりの有名人のようです。
ブランドになっているわけですから。
物産展の林先生です。

森永卓郎おすすめの決めてる人:トレジャーファクトリーの新山さん

トレジャーファクトリーという、
創業以来増収を続けているリサイクルショップ。

新店担当マネージャーの新山さんが凄いらしく。
ショーケースを上手く使って綺麗に魅せる人とのこと

彼の感性で作り上げるレイアウトが凄く大きな効果
既存店彼の並べ方も決めていて会社が成長してきたそうです



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