がっちりマンデー

儲かる「意外に国産」ビジネス【がっちりマンデー感想】(2018/04/22)

がっちりマンデー『意外に国産ビジネス』を見て

早朝に起きれたら「がっちりマンデー」という番組を見ています。
日曜朝の7:30からTBS系でやっている経済系の番組です。

今週は、意外に国産のビジネスの特集でした。


外国製と思い込んでいるが国産の物が結構あるそうで。
・国産だから儲かる
・国産には理由がある
・国産ならではの苦労

そんなことを特集していました。

加藤さんは時計とかも国産だそうで。
「どうして日本国産を使わないんだ」と言う意見をお持ち。
芸人も売れると海外の時計をつけだすのが嫌だそうです。

今日のゲストは「内野聖陽さん」
TBSドラマ「ブラックペアン」の番宣に来ました。
加藤さんも出てます。

国産の拘りあります?

鰻とか…食べ物だそうです。

国産の方が質の方が高い部分もあるが、海外の方がブランド
として確立している。
海外で作る方がいいのか日本で作る方が良いのか、歴史など
を考えて、輸入していると思っても日本で作っているものも
あるとのことです。

国産バナナ:一般財団法人ASCO

広島県福山市 ASCO(アスコ)という団体。
そこの代表理事田中さんが持っていたのはバナナの苗でした
バナナベルト

バナナは熱帯植物なので、フィリピンやインドなど、
北緯南緯30度の間の通称バナナベルトでしか作れません。

日本国内の果物消費では人気10年連続1位バナナだが、その
99.9%は輸入に頼ってます。

しかし、アスコのバナナは北海道でも作れるそうです。

寒さに強いバナナを作ることに成功

春先の岡山県岡山市にあるアスコの農園。
バナナハウスを見せて貰うと見事にバナナが実ってました。
ビニールハウスがあれば暖かくして簡単に育つのでは?

燃料が高いので採算にのらない。

しかし岡山のバナナハウスは、中はひんやり。
ハウスは、風よけ、霜を避けるための対策でした。
暖かくするためではありません。

もんげーバナナ

岡山弁ですごいバナナ

バナナは普通皮まで食べられないが皮まで食べられます。
ちょっと小ぶりのバナナですが皮のままがぶっと。

「めちゃくちゃ甘い。ネットリしていて濃い味。皮が気にな
らない」

皮にミネラルが豊富だそうです。

なぜ皮が食べられる?

⇒国産だから

海外産は厳しい検疫をパスするため農薬が沢山使われている
さらには防腐剤などにもつけられます。

そのため薬だらけで皮は危険です。
国産は検疫がなく、日本にバナナを食べる虫がいないそうで
農薬も使っていないそうです。

元々で日本で育たない利点ですね。虫がいないのは。

無農薬が可能=皮まで食べられる

お値段

1本600円

1房15万円くらい

高くて売れるの?

青果店によると。「入荷未定」
開店と同時に並ばれてその日になくなるそうです。

なぜ熱帯植物のバナナが何故日本の気候で育つの?

凍結解凍覚醒法

苗や種子をマイナス60℃まで凍らせます。
そしてゆっくり解凍することで植物本来持っている力が
覚醒するそうでして。
バナナの株の一部をとりだしマイナス60℃に180日かけて
凍らせて時間をかけてゆっくり解凍するそうです。

過酷な環境を経験したバナナは覚醒して低い気温でも成長

それも、普通実がなるまで1年半かかるが覚醒バナナは半年それでいて糖度が高いそうです。

凍結解凍覚醒法の応用

新技術は応用が利きます。
色々な植物に適用できます。

熱帯じゃないと育たないパイナップル
「もんげーパイナップル」
芯ごと食べられて芯が美味しいそうです。

カカオ

珈琲

普通寒暖差が必要な高地でないと育たないそうです。
6-7年でやっと実がつくようですが。
それも2年半で実がつくとのこと。

パパイヤ、ドラゴンフルーツ…

気候に合わない植物が、すくすく200種類以上ありました。

育てるだけではなくて販売用の苗もあります。

1鉢3万円

半年で200本…3年で5回収穫が可能。

しかし3年後寒いと実を付けなくなるとのこと。

命削らせて育ってるという訳なのか…期間限定です。
40万株の生産能力あるとのことでした。

特許はすでに取られてるそうで。
今はその技術にロシアが目を付けているそうです。

ロシアは目を付けるのが早い

バドワイザー、ハイネケン:キリンビール

東京中野にあるキリンビール。

ここでで作っていたのが
アメリカ産世界一位のビール:バドワイザー
欧州No1のオランダ:ハイネケン


世界では二大巨頭のビールでした。
そのブランドの日本で飲まれているものは、キリンビール
が国内工場で作るそうです。

製造の理由は?

鮮度が高い。
更にコストが輸入とほぼ同じ。
材料費は高いそうですが、輸送費や関税を考えるとトントン。
それなら鮮度を重視するとのことです。

できたてを提供したい⇒海外ビールを国産

バドワイザー製造工場へ。

麦のジュースを作る工程…
麦芽とお湯を混ぜ合わせて。ホップで苦みや香り付け。

これらは全てアメリカの本社からレシピが送られてきて
厳しいレシピ通りに行います。

アメリカ本社極秘レシピに基づき製造

かなり細かいそうです。
原料は限定されています。
このホップを使え! ホップの加工販売業者はこれ!
麦芽も一緒!
麦とホップはバドワイザーが指定した海外生産の物のみ。
使用している水も、アメリカ本社で厳しい基準。
企業秘密の水で数十項目以上の細かい基準が。
日本で用意するのが大変だそうです。

アメリカから送られてくる酵母を保管している酵母タンク
酵母の特性で味が変わるそうです。

秘伝の隠し味がバドワイザー特有です。

ビーチウッドという木材のチップを入れるそうです。
バドワイザーらしいスッキリした色と味になるそうです。

ちょっと薄い色なのが特徴らしいです。
私ビール飲まないので知らないですが。

スタッフが薄いですよねと言ってら怒られてました。
ブナのの木片を入れる事でバドワイザーのスッキリがでます

世界で一番飲まれている軽やかな味です。

国産のビール消費量は13年連続で減少していますが。
バドワイザー、ハイネケンは出荷数増加してるそう。

入れ物にも拘りが有り、独特の色バドワイザーの赤色も
パッケージが本社から細かい指示が来ていて。
何度もやりとりしたそうです。

有名ブランドの衣装:ナカノアパレル

山形県南陽市
人口32000人の長閑な地域にある会社…ナカノアパレル

意外に国産の物って?

海外ブランドの洋服

山形県で作ってます。ジル・サンダー(ドイツ)とか。
世界中にブティックを展開する一流ブランドです。
Tシャツでも3万円とか…

ジル・サンダー以外にも、プラダが企画した商品。
メイドインイタリーじゃなくて、メイドイン山形。
ジェームスパークとか。

なぜ小さな町の工場に何故一流ブランドが声を?

その秘密が無縫製ミシンでした。
糸で縫わないで糊で付けるミシンです。

特殊糊の両面テープをミシンで生地に貼り付けます。
生地と生地を合わせてプレス機へ。

先ほどの糊を熱で溶かしています。
温度時間圧力などが生地によって変わるそうで。
生地の色でも変わる繊細な物。

元々ナカノアパレルはウエットスーツ製造してました。
ビニール系の貼り付け技術に使われていた技術を応用。
綿で使用したのが初めてだそうです。

温度とかがノウハウとなっています。
機械にバッチリ紙が張られちゃってましたけど。

生地が厚いため糊だけではくっつきません。
ナカノアパレルは糊の種類プレス圧力温度などで綿での無縫
製を実現

どんなメリットが?

接着しているので縫い合わせる必要が無い
デザイン的にもスッキリ。

襟の所が特に。
縫い目があるより無縫製の方がスッキリでした。

プラダのパーカーも縫い目がありません。

無縫製以外にも独自の縫製技術。

ボールチェーン千鳥止め

女性服を華やかに彩るチェーン
手で一つ一つ縫い付けていたそうですが。
ミシンで一気に数秒で出来るようになりました。

作業時間が10秒に
手でやるとしたら1時間かかるそうです。
作業効率が360倍にアップしました。

海外ブランドも注目する縫製技術をどうして編み出せる?

スタンダードミシンを改造したり作り替えている。
ナカノアパレルでは業務用ミシンの改造に取り組んでます。

新しい縫製パターンを日夜研究していました。

2007年は18億円売り上げが2017年は33億円に。
一流ブランドを作ってがっちりでした。



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