がっちりマンデー『儲かる「元リクルートの社長」』を見て
早朝に起きれたら「がっちりマンデー」という番組を見ています。
日曜朝の7:30からTBS系でやっている経済系の番組です。
今週は、儲かる「元リクルートの社長」の特集でした。
がっちりマンデー!!ではいろいんな社長を取材してます。
やたらと出てくるワードが「元リクルート」でした。
リクルートを辞めてガッチリな社長が多い
「出前館」「アソビュー」などの社長もそうです。
元リクルート独特な儲かり法則
今日のゲストは中川家の礼二でした。
何故呼ばれた?
元サラリーマン、営業マンで成績トップでした。
兄貴に誘われて中川家になったそうです。
何故元リクルートは別?
リクルートは、就職、結婚、中古車、住宅など生活情報を
扱うから情報量が多い。
そしてチャレンジ精神の塊。
創業者の江副さんの社是、理念とのことです。
儲かる元リクルート社長は多いのか?
リクルートの人事部の西村部長に聴いて見ると
「昔からよく言われる」
「定年退職する人の割合は、創業からいままで2名」
58年の歴史の中で定年退職者は2名(新卒⇒定年まで)
逆にその2名に転職しなかった理由を聞いてみたいですね。
辞めて転職するか、会社を興す人が殆どらしいです。
脈々と受け継がれている重要なワードがあります。
自ら機会を作り出し
機会によって自らを変えよ
江副氏の社是です。
個人のチャレンジ精神を後押ししています。
ママスクエア
この会社は見たことあるなと。
2016年05月03日
『保育園落ちた~どうする日本 働きたいママを救うには』~今日の「ガイアの夜明け」感想~
これですね。
元リク社長の藤代さん。
14年勤務して退社して起業。
株式会社ママスクエアを起ち上げました。
年間売り上げは6億8000万です。
ショッピングモールにある「ママスクエア」の看板
託児所、保育園でもなく、子供をスタッフが見守ってくれ
その隣で働けるという仕組みでした。
お母さんたちは奥のオフィスで働いてます。
その隣の部屋で子供たちが遊んでました。
子供を託児エリアに預けて隣のオフィスで仕事が出来る
託児機能付きオフィス
仕事はママスクエアが依頼を受けた色々な会社の仕事の一部
電話営業、データチェック、データ入力など。
パートタイム制、希望のシフトで働けます。
「すぐ何かあったら駆けつけられる安心」
「同時に私も子供と離れて集中して仕事が可能」
「息子も見てくれてるので交流も出来て癒やされます」
ガラス越しに子供が見てました。
子供を預かるスタッフもママ
預かってる子供と一緒に自分の娘も見ます。
皆、子供と一緒に出社しまして。
預かるママとオフィスで働くママで別れる仕組み。
どうしてリク辞めてママスクエア?
自分の家の子供が3名生まれまして。
妻に小さな子供を抱えたかなりのストレスが。
カリカリしてる感がヒシヒシと。
待機児童問題にも直面していたそうで。
働きたくても働けない人が多いことに気づいたそうな。
そこでリクルートの教え。
世の中の不がある所に大きながチャンスがある
不満をビジネスに変えるというもの。
リクルート自身、結婚、就職、引越など。
やったことなくて情報が少なくて不満分野をビジネスに
してきました。
ママの不満にもビジネスチャンスがと。
ママスクエア1号店オープンしたのが2015年。
子供を見てもらいながらママが働くしくみです。
この新しいビジネスは思わぬメリットが。
事業を立ち上げる前に。
行政にこれは何業ですか?と聞いたそうな。
託児業でも保育業でもない
届け出が必要ない事が分かりました。
ママが一緒にいるので問題が無いとのこと。
その為保育園や託児所の規制に縛られず自由に作れます。
普通ショッピングモールに保育園は作れません。
でもママスクエアなら問題なし
ショッピングモールにも嬉しいことが。
「ママスクエアで働いた母が仕事帰りにスーパーや衣料品店
で子供服を買ってくれる」
ショッピングモールの活性化にもなっていました。
創業から3年で21店舗に増加します。
認可がいらないのが大きいらしいです。
保育園作るとなると分厚い資料が必要だそうで。
村上農園/ブロッコリースーパースプラウト
静岡県焼津市の工場
株式会社村上農園の村上社長57歳がいました。
リクルートで10年働いて村上農園に入社しました。
ブロッコリースーパースプラウトという野菜を作ってます。
それも工場で。自社工場で野菜を作る会社でした。
昨年の売り上げ86億円。
儲かりの秘密:独自の栽培法
透明なドラム缶みたいなのが栽培装置。
膨大な量の種が詰まってます。
そこに定期的に水が出てきまして。
全ての種に均等に水と光が届くように回転します。
それにより発芽から3日で出荷可能。
コントロールルームでは常に温度や水分を管理
全30台のカメラでチェックします。
徹底的な自動化システムで効率良く大量生産をします。
そんな最先端野菜工場でした。
なぜリクルート辞めて野菜?
叔父の会社が村上農園だった
跡を継ぐために
元々かいわれ大根専門に作っていた村上農園。
しかしあの事件 O-157 えん罪事件
O-157の原因とされたなったのが、かいわれ大根でした。
あのイラ菅が食べてましたね。
かいわれの無実が判明した物の、大赤字になりました。
「このままだと潰れる」
そこでリクルートの教えを思い出します。
創業者利潤を追求する。必ずNo1になる
誰もやってない分野でNo1になるのが儲かりの近道。
そこで誰もやっていない野菜を作ろうと考えます。
「かいわれ大根は大根の芽。他の色々な野菜の芽を調べて
商品化出来る物を探す!」
手当たり次第に種を調べて発芽させました。
そのとき、アメリカの大学からニュースが。
ブロッコリーの芽にスルフォラファンが
解毒や抗酸化作用のある物質が多く含まれる事が判明。
調べると栄養が豊富で成長が早く。
発芽から1週間で収穫可能だということが分かりました。
沢山作って売り出すと、世の中は健康志向になっていた
のもあり大ヒット
栽培の仕方を変えれば栄養価が3倍に増える事も判明。
それを「スーパースプラウト」として販売しました。
すると800t出荷するまでになりシェアNo1に。
今は様々な野菜をさがしていました。
オイスターリーフ
牡蛎の香りと味がする葉っぱ…らしいです。
生臭そう。
でも牡蛎の味がするそうです。
元々かいわれ大根だけだったが、どんどんNo1野菜を作り
いまでは35種類になりました。
ロコパートナーズ
東京都港区にあるロコパートナーズ。
社長は篠塚さん33歳。
リクルートに4年間勤務し、2011年に退職して起業しました
宿泊予約サイトReluxを運営
ネットや旅館やホテルを予約できるサイトです。
予約サイトはじゃらんや一休ドットコムなど色々ありますが。
Reluxの特徴 / 紹介する宿の数が少ない
リクルートのじゃらんは2万軒ありますが。
Reluxは1000軒です。
しかし、超有名高級ホテルや知る人ぞ知る隠れ家の宿など
厳選して紹介しています。
宿泊施設のミシュランガイドみたいな物です
Reluxの儲け
旅行者が予約すると手数料、宿泊料金の12%が入る。
結構なマージンでした。
どうしてリクルートを辞めてこの仕事を?
じゃらんで仕事をしていた時代、友達からお薦めの宿を
聞かれたそうです。
目的、予算聞いて3軒ぐらいお薦めすると、
必ずその中のどれかに決まります。
そこで。
「人が求めてるのは情報量じゃない。
信頼できる情報だったら少なくても良い」
ということに気づいたそうです。
なので、厳選した一流の宿だけを紹介する予約するサイト
を始めました。
年間売り上げは非公開
といいつつも、何十億をうろうろしているそうです。
ちゃんとした宿だけを厳選するのでスタッフが訪問審査。
お断りケースがあるぐらい厳選しているそうです。
どんな審査をしているのか
東京千代田区の「庭のホテル東京」
既にリラックスに掲載されているホテル。
クオリティが保たれているか常に厳しく審査します。
担当者がロビーで座って目を光らせます。
「客がホテル出るときの表情を伺うと
満足されたのか不満があったのかが何となく分かる」
笑顔かどうかこっそりチェックしていました。
総支配人の案内で客室に向かう際にも。
「この空気も。エアコンが気化式じゃなくて蒸気式」
どんなエアコンを使っているかも評価ポイントです。
加湿効果のあるエアコンを使用していて高ポイント。
部屋に入るといきなりクローゼットを開ける。
ハンガーが気になるそうで。
服が傷まないようにアーチが緩いものとか。
布が巻き付けられていて生地を傷めない物とか。
その辺が用意されているかもチェックします。
プラスチックよりも吸湿性の高い木製の方が良いとか。
備品、家具、電化製品の品質や手入れ。
ホテルのコンセプトに沿って障子がありますが。
その誇りのチェックも。お姑さんみたい。
チェック項目は100以上あります。
審査のための宿泊年間100軒以上を調査。
その厳格さが評判を呼んでいます。
宿泊予約サイト満足度ランキングでトップ
じゃらんを抜きました。
リクルートに怒られないの?
じゃらんに怒られない不思議な会社。
凄く寛容な社長だから。
社長が思ってるだけでは?
大丈夫です 確実に。
加藤さんも言ってましたが。
「ネットは情報は膨大だから訳分からん」
そのためReluxがミシュランがやってることと同じ事を
やって評価してくれているようです。
廊下のエアコンのチェックなんて素人は気づきませんし。
リクルートは寛容な会社で許すといってたが…
ロコパートナーズの運営会社にも出資してる
大きくなって上場するとがっぽりという仕組みでした。
リクルート頭良い。
リクルートのルール
リクルートのルールとして。
若い内から自立する事を教え込みます。
独立したら圧力かけるのではありません。
2年で理念をたたき込まれるそうで。
完璧リクルートの教えに染まります。
送り出していくリクルート側にもメリットがあり。
普通だと転職妨害もあるが、転職先も仲間だとなり。
一緒に仕事にしていてWin-Winとなります。
リクルートが絶対安泰になる形でした。
将来の方向性はリクルート型になるだろうと