がっちりマンデー『もう一度社長』を見て
早朝に起きれたら「がっちりマンデー」という番組を見ています。
日曜朝の7:30からTBS系でやっている経済系の番組です。
今週は、もういちど社長でガッチリの特集でした。
すごい社長が再挑戦とということで、一度引退した人が再度社長で
頑張ってる姿を特集していました。
もう一度社長でガッチリ!
びびる大木がゲストでした。
社長がもう一度社長になるのにビビる大木?
もう一度ビビるは?
辞めた相方が社長。番組制作会社社長。
ビビる大木はピン芸人
辞めた相方が社長だからと言う感じのようです。
森永さん
「もう一度社長になるには、信念・理念・哲学が必要。
それがないと社長になれない」
株式会社MetaMoji(メタモジ)浮川社長
東京都港区にある株式会社MetaMoji。
社長は浮川氏68歳です。
超有名なパソコンソフトを作った人
一太郎と言えば!
私も使っていました。
今は一太郎じゃなくてATOKしか使いませんが。
ATOK最高!
1979年ジャストシステムを起ち上げ。
日本一のシェアに輝いたワープロソフトを販売。
キーボードで変換するときスペース叩いているが
あれは浮川氏のアイデア
これは知りませんでした。
スペースで変換はこの人のアイデアだったのか…すげぇ
当たり前に使ってましたけど凄い。
浮川社長
「簡単に日本語変換する当たり前のやり方を作った
使いやすいからここまで普及」
優れた日本語変換の仕組みの一太郎によりジャストシステム
は超一流に
ただマイクロソフトの「Word」が出現して追い込まれる事に
世界的に大きな資本と闘う中で大きな赤字を産みます。
大きな壁でした。
それにより、8年前社長を辞任しました。
しかし開発の情熱は衰えずでした。
「もっと作りたい」
開発大好き浮川社長。
しかし会社が大きくなるにつれてアイデアが試せなくなった
そうです。
「個人的に忸怩たる思い。
もっともっと役に立つ仕事が出来るはず」
そこでもう一度社長!と一念発起。
小さな会社で再挑戦ということで60歳で今の会社を起ち上げ
ました
手書き入力
今作っているのはタブレットで手書き入力できるアプリ。
どんなに汚い字でも綺麗なテキストになるという優れもの。
「じいちゃんからこどもでできる
誰でもコンピュータが使えることを実現」
同じ書類を共有して会議
さらには同じ書類を共有して会議も出来ます。
その書類に書き込めるのです。
やりとり履歴、メモ書きなどなど、隣の人も共有できます
全利用者が一斉に書いても、リアルタイムで共有されます
これがGENBA Note
建築現場で大活躍しているそうです。
更には銀行、学校用など色々応用が利いて。
国内2000以上の企業団体で使われているそうです。
「こんなソフトがあったのかと皆さん仰る」
確かに使い勝手の良さそうな良いアプリでした。
もう一度社長が旋風を巻き起こしていました。
因みに森永さん情報
「社長自身は開発はせずアイデアを出し奥様が技術開発
している」
スティーブ・ジョブズと同じとのこと。
技術者じゃない人のアイデアがここまで広がるようで。
「技術者は無理だろといいながらも作る。視点がユーザー」
ユーザー視点がどれだけ大切かですね。
そのせいで技術者は死ぬんですけど。
大平きのこ研究所
新潟県、南魚沼市。
変な建物がありました。お宅のようです
「その節はお世話になりました」と出て来たのは。
過去のがっちりマンデー!!の社長特集で出たことのある
元雪国まいたけ社長の大平氏。
きのこの人工栽培技術を確立し、東証一部上場した人です。
「いまは雪国まいたけ辞めました
恥ずかしいんだけど、創業以来29年ぶりに始めて赤字を
出してしまい、色々社内が混乱を始めた。
その責任を取り潔く退いた」
創業以来の赤字を出した上、不適切会計騒動に発展。
その責任を取って大平氏は辞任しました。
「社長スペシャルに出させて頂いてこんな結果で恥ずかし
いんだけど。今度、以前以上にまた頑張ろうと」
どんな会社を?
美味しいきのこを作るための研究所を起ち上げた
それが「大平きのこ研究所」です。
驚きのきのこを作っていました。
「1kg10万円したというきのこ
10万出しても食べたいきのこを作れば良い」
それが黒舞茸
普通の舞茸より黒いです。
何が違う?
味が濃い、歯切れが良い、薬効も高い
そして普通の舞茸の3倍の値段となります。
味はどう違うのかADが試食。
バター醤油で味付けて食べて貰う。
「コリコリ音がする肉厚なのできのこの味が濃くて。
本当に全然違う」
きのこ好きを虜にする黒舞茸でした。
これには苦難の道のりがあったようで。
「寝ずに研究しました」
きのこ開発は実験の繰り返し。
温度、湿度、光量など美味しく育つ環境を探ります。
3年かけて研究し、この味にたどりついたそうです。
今は、百貨店や高級スーパーに納入し700g2780円。
1年で1億円を販売し生産が追いつかないくらいです。
更にはカナダに工場を作り北米進出しました。
欧州を始めて世界中に進出予定だそうです。
MAITAKEを世界の共通語にしたい
「社長スペシャルにでれるように頑張ります」
69歳の再挑戦まだまだ道半ばでした。
元々社長はきのこ好き研究者なので出来る事と森永さん
自然の舞茸はとてつもない値段だがそれに近い舞茸を自分
で作ってしまったそうです。
V・ファーレン長崎
長崎県諫早市にある事務所。
「ようこそこんな狭いところに」と出迎えてくれたのが
元ジャパネットたかた高田明社長でした。
がっちりマンデーでも何度もお世話になっています。
3年前ジャパネットを息子に悠々自適と思いきや、もう一度
社長でガッチリやってました。
それが地元長崎のサッカークラブV・ファーレン長崎
何故サッカークラブの社長に?
「きっかけは、経営危機になったので。そのままだったら
倒産だった」
Vファーレン長崎は1年前経営不振で大赤字。
倒産の危機になりました。
長崎に恩返しをと奮起したのが高田社長でした。
社員の顔が「皆輝いてる」と笑顔が素敵になってました。
昔は知りませんが。
高田社長が就任してからチームの勢いも観客動員数もアップ
観客動員数は4500人ぐらいだったのが22000人に。
そしてJ1昇格を果たしました。
「サッカーとビジネスの世界は全く違うというがミッション
も全てやることは一緒。
経営の観点からすればビジネスの世界も収支バランス」
立て直しポイント1:社内の働き方改革
社内ルールを明確化しました、
「お昼ご飯をとろう」「サービス残業禁止」
「経理書類の提出日を告知」
当たり前の事をちゃんとやるを徹底
経理担当の人も。
「提出日などがモニターでてしっかり管理されて、安心し
て仕事が出来るようになった」
社員満足がなければ企業が成長しない
サッカーも一緒。
立て直しポイント2:積極的な集客
ジャパネットで培ったノウハウがありました。
選手との交流会や、Tシャツの無料配布
ジャパネットのアウトレット即売会をやったり。
ハーフタイムの花火などなど。
サポーターを楽しむ仕掛けを作りました。
大事な日にはテレビCMも打ちました
「J1を勝ち取りましょう!」
集客努力が観客動員数増加に繋がりました。
「Vファーレン長崎という言葉が生活の一部に少しなった
県全体のホームタウンという物に近づく
それが結果として収入に繋がる」
更なる集客の作戦会議も拓かれていました。
「JR九州長崎の方で増便の発表してくれる」
スタジアムまでの列車を増便して貰うことに。
更に駐車場も拡大。
現在1500台のスペースを
「スタジアムとその周辺に3~4000台確保しようと
ストレスを感じさせてしまう物だから」
毎日忙しい用です・
「今生まれて一番忙しいかなと言うぐらいに課題がある
やる気がみなぎってる感じ」
会議が終わればすぐチームの必勝祈願に行ったり。
そんな髙田社長について、監督は。
「心動かされる。髙田社長には。今年1年ガッチリ!」
新ユニフォーム発表会では、社長自ら椅子の位置まで直し
テキパキ動く姿を見て皆が引っ張られる。
スポンサー獲得のため営業で全国を飛び。
今までの3倍のスポンサー料をゲット。
岩崎本舗という角煮バーガーが人気のお店。
「3回訪ねられて熱意に負けて。
最初はどうやって断ろうかと思った」
今は高田社長が「アウェイでも角煮饅頭を販売できないか」
と提案してくれている。
スポンサードでがっちり!
新たな挑戦を続ける髙田社長クラブの建て直しは成功。
「端から見てもJ1にきてもすぐJ2に戻る。
経営大丈夫?
という声がある。大丈夫です頑張ります。
忙しいとか行ってられない動くしかない」
髙田社長はますます元気でした。
今年も目が離せない
挑戦し続けてガッチリ
あくまでもファンの人が喜んでくれるにはどうしたら
それをやった結果で金が付いてきているそうです。
更に面白い試みとしては。
シーズンチケット
年間通して買うので高額ですが分割購入可能に
金利手数料はジャパネットが負担!
流石です。
シーズンシートを買えばサポーターが来る
経営的にも安定します
森永卓郎お薦めのもう一度社長:元ローソン会長玉塚氏
電撃辞任した方ですが。
ハーツユナイテッドグループというIT企業の社長になった
そうでして。
玉塚さん転職活動したことない。次きて下さいとすぐ来る
それくらい人柄が良いそうです。
皆の話をきちんと聞く方らしく。
もしかしたらがっちりマンデーにも来てくれるかも?