がっちりマンデー

「その県だけで大ブーム。儲かりエンターテインメント」【がっちりマンデー感想】(2017/07/09)

がっちりマンデー『その県だけで大ブーム。儲かりエンターテインメント』を見て

早朝に起きれたら「がっちりマンデー」という番組を見ています。
日曜朝の7:30からTBS系でやっている経済系の番組です。

今週は、その県だけで大ブームとなっている儲かりエンターテインメントの特集でした。

北海道で言えば、パークゴルフ、栃木県だとバスケット、沖縄はプロレスなどその県だけで人気のエンタメというのは多いようです。
それらの一部を紹介していたのが今日のがっちりマンデーででした。

加藤さんは、北海道出身ということで、何かときかれて「ポップソリ」
北海道人なら誰でも知っているあのプラスチック製のそりを紹介していました。

ゲストは、番宣でやってきた吉岡里帆
京都出身の女性です。
ご当地のエンタメは、渡月橋のライトアップ時に使う花灯籠。

「地元の小学生中学生が手作りで作っている。」なんて紹介していました。

流石京都人は違います。

森永卓郎曰く
「エンタメは地域の歴史、県民性を背景に生まれている。県ごとに違っている。」とのこと。

それでいて県外に出て行くことは難しいそうです。

和歌山県民の儲かりエンターテインメント:ショーアップカラオケ

和歌山県岩出市の「きはる」というカラオケスタジオ。
14:00にも係わらずステージでおじさまが熱唱していました。

本格的な派手な衣装と、本格的なステージ。照明も本格的です。

店長に聴いて見ると
「和歌山のカラオケスタジオはこれが定番。普通のスタイル」

時間制ではなく1枚100円のチケットを販売していて、歌いたい曲と名前を書いて渡すスタイル。
歌っている間は私語厳禁という厳しいルール。
手拍子も無し、歌声に集中するのが和歌山ルール

集5日とか、毎日来ているハードリピーターも多数。

10万人当たりのカラオケの数

  • 1位:和歌山県(12.56)
  • 2位:熊本
  • 3位:鹿児島

JR和歌山駅前にはカラオケ店ばかり。

何故こんなにカラオケが好きなのか?

店長に聴いて見ると
「カラオケ道場という番組、それがきっかけ」

WTVが1984年から18年間にわたり放送された和歌山ローカル番組のカラオケ道場

一般の参加者が勝ち抜き歌合戦を繰り広げ、それに出たいと県内のカラオケ人気が急上昇。
本格的なカラオケスタイルが和歌山に根付いたそうです。

更には、それぞれのカラオケスタジオでもイベントが開かれていてカラオケスターを読んだりしているそうです。
カラオケスターって何なのかよく分かりませんが。

山崎ていじ??

カラオケシンガーから熱い支持があるそうです。

とあるカラオケスタジオは、32席しかないお店でも年間で1万5000人くらいくるそうです。
もちろん和歌山県民ばかり

カラオケシンガーを支える重要な店

シャッターが多い商店街で元気そうな衣料品店、エルビアン

カラオケのドレスを販売しています。シンプルな物で15900円。
高い物で59800円の衣装まであります。

年間に400着ぐらい売れるそうです。

エルビアンにしか出来ない接客方法

カラオケ教室の発表会で着るドレスを探しに来た客

森進一の「北の蛍」を歌うと。

「寂しいような悲しいような感じなのでキツイ黄色じゃなくて優しい黄色」

曲名を聞いただけでドレスを案内

キャクが歌う曲のイメージに合ったカラオケドレスを探してくれるというサービスです。

蛍の淡い光をイメージした薄い黄色のドレスが提示されて大満足の客。

調子に乗って他に2着。74700円も買ってました。

森永卓郎曰く
「カラオケは県民性がある」
「例えば岡山県はカラオケボックス発祥だが、それは恥ずかしがり屋で個室が好きだから」

・・・本当かよという感じでした

ここで吉岡里帆が和歌山県民を軽くdisる事案が発生しました。

鳥取県民の儲かりエンターテインメント:スポーツクラブ

鳥取県米子市の大きな百貨店。

そこにあるPAJAというスポーツジムには、開店前から人が並んでいました。

鳥取シニアがゾクゾク来店します。

鳥取県には全国的なチェーンから県内だけのスポーツクラブまで多数あります。

10万人当たりのスポーツクラブ

  • 1位:鳥取(6.27)
  • 2位:長野
  • 3位:滋賀県

鳥取県自体がみんなで元気になると運動を推進しているそうです。

鳥取の人口推移は、62万人をピークに右肩下がりの57万人。29年間で小学校中学校などが68校が統廃合。
学校の体育館があまりまして、それをスポーツ施設に転換したそうで定期的に室内で運動する習慣が根付いたそうです。

PAJA

マシンやプールは使い放題月々8000円というスポーツジム。
しかし会員で2000人くらいの方に来て貰っているそうです。

PAJAがここまで会員数を伸ばした理由:鳥取県民あわせの作戦

県民性は、熱しやすく冷めやすい

飽きっぽいらしいです。

対策1:月に1回イベントを開催

山登り、シーカヤックなど


対策2:こまめに話しかける

こまめに話しかけてマンネリ化対策をしています。

対策3:お母さん対策

子供が生まれると辞める人が多いので、同じフロアに学童保育を設置。
子供がいる母さん会員をサポートしています。

鳥取県民のハートを掴んで
10年通う人、15年通う人、25年以上通ってるなんて人も。

2000人のうち400人以上が10年以上継続している人だそうです。

人口減少等逆境をバネにスポーツクラブでガッチリでした。

滋賀県民の儲かりエンターテインメント:日帰り旅行

滋賀県の人は休みの日に日帰り旅行に出かけるのが好きだそうです。

休みの日は?

「琵琶湖に出て、バス、雷魚、ナマズ釣り」

「自転車で出かける。風が気持ちいい」

と、お出かけが好き。

旅行行楽の年間行動者率

  • 1位:滋賀県
  • 2位:神奈川県
  • 3位:愛知県

日帰り旅行の割合

  • 1位:滋賀県
  • 2位:愛知県
  • 3位:岐阜県

滋賀県民の儲かりエンターテインメントは日帰り旅行でした。

琵琶湖の西側大津市にあるびわ湖バレイ

平日のなのに山頂は人がいっぱいでした。

2016年オープンびわ湖テラスには人が沢山いました。

殆どが滋賀県民。

社長の俣野さん
「半分くらいが滋賀県」と語っていました。

どうして県内の日帰りで済ませる?

「忍者村の里、彦根、夜桜、観光スポットがあるので出る必要無いかな」
「滋賀で十分だと思う」

という声が出てくるほど、滋賀県には意外と何でもあるそうです。

琵琶湖を中心に、山、高原、ショッピングスポットなど県外に足を伸ばす必要無いそうです。

その日帰り旅行好きな滋賀県民をターゲットにした観光スポットがびわ湖バレイ

滋賀県にとって琵琶湖は一番の自慢。
「滋賀県の方が好きな琵琶湖を上から見るスポットを作った。そこを広げたい」

琵琶湖の全景を見渡せるテラスは大人気でした。
「全然違う。世界中の人に見せたい」なんて人も。

滋賀県の方々が日帰り旅行で楽しめるための工夫も随所に。

「絶景を見てアトラクション楽しんで貰い、ゆっくりくつろいで帰ると1日丁度良い」

ジップライン

7つのコースを回り所要時間2時間

スカイウォーカー

アスレチック施設。1時間半くらい。

他にもカフェスペースなど、朝からゆったり過ごせば夕方帰宅する日帰り旅行に丁度良いアトラクションもあります。

営業期間は雪のない4月から11月
30万人ほど来るそうです。

半分が滋賀県民とのこと。

元々はスキー場があったそうですが、冬は人が来て夏は人が来ないのでテラスを作ったそうです。

近江八幡:CLUB HARIE(クラブハリエ)ラ コリーナ

滋賀県民が注目しているのが、近江八幡に出来た、不思議な建物。
ラ コリーナ

和菓子や洋菓子を販売しているお菓子屋さんです。

滋賀県内の客が沢山やってきていました。
店の周辺に子供連れの家族でも楽しめる、田んぼを再現した広々したスペースがありました。

しかしジャージの怪しい男性が時折徘徊しているそうです。
明らかにその筋の人にも見える不信者がっぽい人…クラブハリエの社長でした。

何をしていたのですか?

「生の声を聴くため。食べにくいな、こぼれたとかその前で起きるハプニングを見て問題点をこうしないとなと思ったりする」

時間が空いたらラコリーナ内で客の反応をチェックして、その声を参考にらコリーナを改善しているそうです。
お客さん目線に寄り添った営業というのは重要ですからねぇ。
良い社長さんです。ただ不信者過ぎるのはあれですけど。

どのくらい客が来てるの?

2016年には213万人

半分は滋賀の客とのことでした。


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