がっちりマンデー『儲かる社員用ビジネス』
早朝に起きれたら「がっちりマンデー」という番組を見ています。日曜朝の7:30からTBS系でやっている経済系の番組です。
「ガイアの夜明けの感想」記事も書いているので、こちらも書いていこうと思います。
今週は、社員のやる気がバリバリ出る!最新社員用ビジネスの特集です。
私の勤める中小零細には関係の無い話だなぁ・・・
福利厚生はついでにやっているから中途半端なのが多い。
アウトソーシング(専門に任せる)してプロに任せるのが一番というのが最近のトレンドの模様です。
スターフェスティバル / シャショクル
恵比寿にあるオフィス内に風船が浮かんでいる会社です。この会社では会議室などでお弁当を販売するというシャショクルというサービスを行っています。
お弁当のデリバリー会社です。
ただそれだけならどこにでもありますが普通とちょっと違います。
シミックHDというお客様の場合
販売するのは広めの会議室。手早く模様替えをして業者から弁当を受け取り並べます。
会議室が本当にお弁当屋みたいになりまして、雰囲気ひとつ違うと違うもんだなぁと。
18種類、150食の弁当が11:30=13:30まで販売されます。
ランチ時にはあっという間に人だりとなりました。
「毎日結構種類も違い飽きない」
「ワンコインの物もあるので財布にも良い」
「大きいオフィスビルだと昼時はエレベータが混んでいたり並んだりで食べられないから便利」
と、どんどん売れます。
価格は500円~900円。300の飲食店と提携し、4000種類の弁当が用意できます。
中には、「たいめいけん」のオムライス。ミシュラン2つ星の有名店の弁当もあります。
大型のビルに会社が入っていると11:30~13:30まではエレベータが混んでいたり周りのレストラン街が混雑していてなかなか入れません。
ランチを食べる時間がないそうです。
スターフェスティバル調べでは
ランチを昼休み時間内に食べられない会社員は38%
かといって社員食堂を作るのには億単位の金が掛かります。
シャショクルは場所を提供するだけで費用はあまり掛からないそうでして、金も手間も掛からないという大きなメリットがあります。
さて、シャショクルの弁当ですが提携飲食店から全量買い取りとなります。
売値 – 仕入れ値 = 利益
という単純明快。
ただ全量買い取りなので売れ残りのリスクが大きくなっています。
そのために工夫が行われています。
会社の情報から企業にあった献立を作る
平均年齢、男女比などをヒアリングします。
そこから色々なタイプに合わせた献立を作りsマス
長時間残業が多いIT系企業:男性が多いので、7割型ガッツリ肉系の弁当
女性が多いコールセンター:女性が多いので、エスニック系、サラダパスタなどを増やす
年配社員が多い会社:消化に良い和食が中心。幕の内、焼き魚弁当など
売り子を変える
男性が多い職場は若くて綺麗な女性、女性が多い職場ではイケメン男性定員
これでかなり売り上げが違うそうです。
そんなもんですよねぇ~
シャショクルには「吉野家」も売り手として注目しました。
過去に宅配もやったことあるそうですが割高感から失敗したそう。
なのでシャショクルに提供するという仕組みを利用することで販売することにしたそうです。
牛丼屋には入れない女性などが買うそうです。
今時牛丼屋に入らない女性がいるのかが疑問ですが・・・普通にいますけどねぇ。
そんな恥じらいを持つ人も減っているでしょう。
2015年8月に始めたシャショクルは導入企業が140社と急増しているそうです。
このシャショクル。提携飲食店側も全量買い取りなのでメリットが大きいそうでして。
安心感があるからコストを下げることができ、その分弁当も安く出来るという仕組みがあるそうです。
東京にいながら九州のお弁当をという、地方の弁当販売も一部ではやっているようです。
イーヤス / オフィスdeリラックス
愛知県にあるスーパーアプリというゲームのアプリ制作会社。そこに一人のおばちゃんがやってきました。
小さな会議スペースに簡易式ベッドを組み立てタオルをおいて準備完了
出張もみほぐしサービス(マッサージサービス)です。
福利厚生なので社員は20分の施術が無料です。
ただの施術じゃ無くトークがかなり弾んでいました。それもプライベートに切り込むようなトークが。
大きめのリアクションなど聞き上手に徹するというのを徹底してやってくれるそうです。
沢山喋ることで心もリフレッシュしようという取り組みです。
そのアプリ会社の人は・・・「正月待機になっちゃった」なんていう愚痴も。
こういうのも重要だそうです。
やはりゲームアプリの会社は年末年始も仕事なんですねぇ・・・そういう犠牲があるから遊べるわけですが。
それはさておき。
オフィスdeリラックスは終わった後にカルテに心と体の記録をつけてくれるそうです。
社員の状態が深刻だと思ったら会社に連絡をして注意を促してくれるケアがあるそうです。
社員のストレスや危険信号にも気づけて、問題なる前にケアできるそうです。
別に愚痴をそのまま流すという訳ではない模様(そりゃそうだ)
去年から社員50名以上の企業には「ストレスチェック」が義務づけられたりしていますが。
そこら辺にも影響してきそうですねぇ
会社側の負担は1時間1万円。
ちょっとお高いですが、2年前から導入している企業としては
「採用とかのアピールポイントのひとつ。学生に説明している」
と言うような、会社のブランドイメージを上げる戦略に使っているようでコストとして見合っているそうです。
イメージアップにもつながり、良い人材が手に入ったり、離職率が下がる効果もあるようです。
イーヤスでは9年連続お客さんの数、売り上げがアップしているそうで「体も心もいやしてガッチリ」でした。
USEN / サウンドデザイン for OFFICE
有線放送のUSEN。ここではオフィスで働く人用のBGMを流しています。ただの音楽じゃ無く、疲れの出る夕方には副交感神経を刺激し集中力アップさせる曲をながします。
「無音の時と比べてリラックスして仕事が出来るようになっている気がします」などと好評
三井ホームでは音楽を時間帯で使い分けているそうです。
朝=心身を目覚めさせる朝のオフィスミュージック。小鳥の鳴き声入り
午前中=心と体をリフレッシュさせくつろぎを与えるミュージック(朝から張り切りすぎないよう)
18時=ロッキーのテーマ・・・?
デスクワークに没頭していた社員が起ち上がりテーブルで終礼が始まります。
「残業しないように終業時間を知らせる」音楽として使っているそうです。
なぜロッキーのテーマ?
「あと1時間で終わらせるぞと燃えてくるんです」
「今までだと気持ちの切り替えも無かったが、ダラダラしないように心がけるようになった」
これにより残業が15%削減できたそうでして。
社内BGMサービスは月額5000円なのでかなりメリットあったそうです。
三井ホームの担当者も「残業を減らす効果があるとは思ってなかった」そうです。
ちなみにUSENでは、精神科医や大学教授の監修が行われていて86パターンの音楽番組を用意しています。
1円のミスも許されない金融機関では、働く人のミスを軽減するクラシック
ノルマの厳しい営業部門では、快活なオフィスを作るライトジャズ
打ち合わせスペースでは、話し声が聞こえづらくなるざわざわ音
などなどがあります。
オフィス向けの音楽は問い合わせが6000件と大反響となっています。
これはうちの会社にも欲しいなぁ・・・絶対導入しないけど。
無音過ぎて怖いから。
これから来そうなビジネス / PEO
プロフェッショナル・エンプロイヤー・オーガニゼーション人事(雇用)をアウトソーシングするビジネスです。
客観的に印字評価を行い不当な左遷なども無くなるだろうと森永さんが注目していました。