がっちりマンデー『よく見かけるけど何で儲かっているかわからないお店』
早朝に起きれたら「がっちりマンデー」という番組を見ています。日曜朝の7:30からTBS系でやっている経済系の番組です。
「ガイアの夜明けの感想」記事も書いているので、こちらも書いていこうと思います。
今週は、よく見かけるけど何で儲かっているかわからないお店の特集です。
はんこ屋さん21
街中で見かけるはんこ屋さん。全国に274店舗、北海道にも店がありますしどこかで見たような気がします。
売り上げはおよそ60億円とのこと。1店舗2200万辺りですか…多いようで少ない?
しかし「はんこ」がそんなに売れる訳がなく。儲かる秘密は別にありました
会社の備品
はんこの売り上げは3割。それ以外が7割というのが売り上げの構成です。
新規出店や会社を作るときの最初の作業ははんこを作る事
なので会社の備品を揃えれば売れるのでは?
という発想から生まれたようです。
社章、名札、名刺、社員証、うちわ、電飾看板、ポスター、カレンダー、割引カード、メニュー表etc
と、たくさんの会社備品系商品を取りそろえています。
1店舗出店するのに大体20万円ぐらいの備品を発注したなんてお店も紹介されていました。
「はんこをつくる」という入り口を元に会社を作るための物を売る。
とても賢い商売だったんだなぁと頷いていました。
…なんか重役が自腹で加藤さんグッズを作っていました。30万円・・・後で経費で落とすのかな?
色々やり過ぎだとは思いますが広告宣伝としては高くはないのかも知れません。
牛タン、とろろ、麦飯「ねぎし」
このお店は東京近辺36店舗しかないので知りません。売り上げは56億円。はんこ屋さんとそう変わらないという。
立地条件が悪くても(場所は雑居ビルの地下とか)行列が出来るほどのお店だそうです。
それも「牛タン」なんていったら男が酒のつまみにみたいな感じがしますが、女性客に大人気だと言います。
その理由を教えてくれました。
ヘルシーすぎる組み合わせ
牛タン、とろろ、麦飯、テールスープなどがあらう1560円のセットがあります。これが人気のようです。
牛タン6切れ227kcal 同じ量のサーロインは523kcalという事でカロリーが半分だそうです。
麦飯という部分も「おかわりしても罪悪感がない」という感じでヘルシーという印象が・・・。
女性心理という奴ですかね。
モットーは親切
荷物の大きいお客さんだとわざわざ大きな荷物運んであげたり、座席に置いた荷物にカバーを掛けてあげたり。
女性のお変わりだとこっそりついでくれたり。
細やかな親切、気配りがしっかり行われているそうです
清潔
年1回店長同士が清潔さを評価し合うコンテンスとが開催されていて上位には賞金。
下位の人には雑巾が送られるなんて仕組みがあるそうです。
サラダ館(シャディ)
一昔前はCMなんかもやってましたよねぇ。「シャディーのサラダ館~」とかカタログギフトのお店・・・カタログが付かないギフトのお店です。
全国に3000店舗。北海道でも良く見ます。
店の中は、調味料、タオル、洗剤、コーヒーなど、贈答品が沢山。
しかし客が多いわけではなく賑わいません。
1日1桁も当たり前という状態ですが、全店舗の売り上げは年間800億円です。
1店舗2600万というところでしょうか…はんこ屋さんとそう変わりませんね。
売れるのはやはり「お歳暮、お中元」シーズンです。
他には、香典返しなどお祝い事の贈答品などでも利用されます。
お中元、お歳暮しか思い浮かびませんでしたがなるほどなと。
儲かる秘密は?
客単価が大きい
贈答品、香典返しなどは1人が1つだけ買うということは少なく。
大勢に贈るために利用します。香典返しなどは1人で100万円ぐらい使う人もいるそうでして。
確かにかなり高い客単価だなと。
贈り物お作法がしっかり
のし紙などはしっかりそれぞれにあった定型文を入れてくれたり。
商品の包み紙の隙間の位置(お祝いは上、仏事は下)など細かい作法もしっかりサポートしてくれます。
贈答品知識のエキスパートですね。
贈り元に直接届けに行く
とっておきの戦略だそうでして、届け先にいって何気ない会話をするわけですが。
そこからお客さんの祝い事などを把握することで、人生の節目節目に合わせた営業をかけるそうです。
御用聞きから商売へという商魂たくましい感じでした。
大型コインランドリー マンマチャオ
店舗数190店舗突破。向かうところ敵無しのコインランドリーだそうです。そういえば最近街中でもちらほらコインランドリー見るなぁとは思っていたのですが、小銭稼ぎにサイドビジネスとやる人も増えているようです。
普通にマンション買って賃貸するなどよりも儲かるという場合もあるそうです。
というのは、さておきコインランドリーなんて、路地裏にあり薄暗い店内で学生が終わるのを待ってる的なイメージというのがありますが。
ここのお店は違いました。客層の7割が主婦です。
ここのところクリーニング店は減っているがコインランドリーが増えているそうでして。
この理由は「働く女性が増えた」と言う一面も。
時間が無くてどうしても洗濯物はまとめてどーんとやることが多く、そうなればコインランドリーで1回でどんとやっちゃうとそんなに高くないという理由だそうです。
なるほどなぁ・・・それでは儲かり戦略を見て見ましょう。
洗濯機がでかくてハイテク
家庭用洗濯機では洗えないような毛布やら絨毯なども洗えますし、大量にため込んだ衣服を一気に洗濯できます。
18kgサイズだと1回600円。27kgサイズだと1回800円。
家庭用は6kgとかですしねぇ。なるほど。
そしてこのハイテク洗濯機はすすぎ1回で綺麗になり時間が19分で完了という機械です。
電解水という水を使うことですすぎ3回を1回に減らすことでエコで時短となったようです。
毛布とか洗いたいなぁ・・・
入りやすい店内(おしゃれ感と清潔感)
道路に面した部分は大きなガラス張りにしているロゴや文字も控えめサイズ。
オープンで綺麗にしています。
店内も明るいですしね、昔みたいな暗いイメージが一切ありません。
これらによって首都圏を中心に急増中です。
マンマチャオは主婦狙いでガッチリ!
森永さんが考えるオススメ
アリババが運営するモール。中国最大の通販サイトめちゃくちゃ安いけど中国語が出来ないときつい。
日本語で出来るサポートしくみ作ると儲かるのでは
なんて話がありましたが、日本じゃ信頼が第一ですし、Amazon、楽天、ヨドバシなどもありますしねぇ。
選択肢になるには相当安くないと・・・ですよね。