雑記

ボーカロイド好きが考える「衰退したのか?」

ボーカロイドは何故衰退したのか?


【ゆっくり雑談】「なぜボーカロイドは衰退したのか」を解説する
【ゆっくり雑談】「なぜボーカロイドは衰退したのか」を解説する ゆっくり雑談part2。今回は結構真面目です、次回は結構ふざけます。 他の毒舌ゆっくり講座雑談動画→...

いや。これ凄く面白い動画でした。
確かに全盛期に比べたら勢いが無くなってるなとは思っていました。
ただ私の場合VOCALIDカテゴリしか見ていないので井の中の蛙。
総合ランキング的にはかなり衰退していて、バブル崩壊のように勢いが無くなっていたそうです。
それは知らなかった。
私は根っからのボカロ好きで「みっくみくにしてやんよ」の時代から2万8000動画以上見てきました。
全部記録取ってますし重複は無いです! という筋金入りです。

さて、そんな私がこの動画を見て思った事を書きたいと思います。

人気が無くなった理由は3つあるようで、3つめは「運営のせい」なので置いておきます。
運営というのはいつでも糞ですから。

思った事を書いているだけなので纏まりが無い文章です。落ちも特にないのでその辺はご留意下さい。

それでは1つめから。

初音ミクのプロデュースを蔑ろにした

この動画ではボーカロイドを文化として捉え。
初音ミクを中心キャラとしたユーザーで作り上げる「人気作品」として発展した
と語っていました。
なるほど。確かに最初はそんな感じでした・・・。皆で初音ミクで楽しんでました。
私だってボカロ手に入れて一生懸命曲作ってた時期もありました。それが凄く楽しかった。

ただいつ頃からかVOCALOIDが主役となる人気動画が無くなってきたと。

あぁ・・・思い当たる節がありすぎです。
シリーズ物とかが人気になり出した頃からそういうのが増えましたねぇ。
私はぶっちゃけ「シリーズ物」は苦手で・・・1つで完結している物を好む傾向にあります。

最近は特にそこら辺が顕著ですね。
「あ~。またこのシリーズかぁ」なんて思う事も多々です。

VOCALOIDが出てこない動画も増えましたからね。悪いと言っているわけじゃないです。
ただボカロ動画と呼べるのは減ったのかも知れません。

要するに「ただの道具」として使う人が増えてしまいボカロを中心としたというのが無くなって盛り上がりが無くなったと。
ただこれにつけなくちゃならないのは伸びる動画でという言葉ですかね。
普通に良い曲は沢山ありますからねぇ。ボカロオリジナル曲。伸びないだけで・・・。

要するに後に書く「第二波」によって「第一波」の人たちが離れてしまったからってのがデカイってことかなと。

再生数は伸びないけどグッとくる曲って結構あるんですよ~。
長年見続けてきているから分かりますが。ボカロ愛がある動画ってパワーが違いますからね。

ということで2つめ

急激な発展と急激な商業化への世代交代

これが一番大きな問題でしょうね。
ダムの決壊という言葉が使われていましたが。
埋もれていた才能が一気に世に出て来て皆人気になっていきました。
人気になればモチベーションが落ちると。才能を出し続けることは出来ない・・・確かにそうだよなぁ。
そして商業化・・・メディアミックスが次々と発生します。2,3年前くらいが活況でしたかね。
こういうブームになっちゃうと絶対「盛者必衰」ですから衰えるなぁと思っていましたが。
・商業化で離れてしまった古参
・商業化自体のファンも離れてしまった
というダブルパンチでズドンと落ちたと。まさにバブル崩壊ですねぇ。
第一波「初音ミクをプロデュースするオタク」
ボカロP:初音ミクをプロデュースし「ボーカロイド」を売り出す
ファン:初音ミクを愛でるボカロ文化についたファン層
第二波「初音ミクを利用する音楽業界」
ボカロP:初音ミクを声優起用し、別アニメを売り出す
ファン:そのPが作り出す作品にはまるファン層
このどちらもが消えて無くなったということで大きく頷いてしまいました。

良い動画は沢山ありますし、良い曲も沢山あるんですけどね。
あのPとかこのPとか・・・有名になって見なくなった人は数知れず。
商業化しだしたら「そろそろいなくなるだろうな~」って思いながら見てたり。

一発で終わってしまって方も多いかなぁ。
コンスタントに作り続けることが出来るってのはホント難しいんだなと。

ミリオン連発していた人も有名になっちゃったら…ですからね
その分新しい才能が生まれたりするもんですが・・・人が離れてしまい人気にならないと。
一気にブームが起こりだったので一気に焼け野原になり何もなくなったと。

ちょっと寂しいのは。
ボーカロイドだからととりあえず聴く層が消えた

そうなのか
私は、ボーカロイドだからとりあえず視聴する層なのですがいつの間にかマイノリティに。

うん。でも分かるなぁというのが2個目の理由。

ボカロは衰退したのか?

数字や人気だけ見たら衰退だと思いますけど。
私の感覚では。
これが普通じゃないかと。元いる位置に戻ってきた的な感覚です。
今までが異常すぎただけで、このぐらいの熱気の方が私は安心しますけどねぇw

むしろ今残っている人たちというのは、本当にボカロが好きな人たちじゃないかと。
だから良い動画も多い気が・・・します。
数字的には衰退してしまいましたが、好きな人はしっかり残っていて。
しっかり見続けていて楽しんでいて。
ボカロP(ボカロをしっかりプロデュースする人)だっている訳で。
まだまだ熱意は衰退してないだろうと・・・思いたいです。

因みに。
私は「VOCALOIDの音が好き」が強くて。
「VOCALOIDが奏でる曲が好き」なので・・・。
どちらかと言えば楽器寄りの好きの方が強かったりするので商業化の流れの時でも飽きずにいれたのかなと。
歌ってるのはVOCALOIDですからね。キャラが違おうがなんだろうが。
ある意味心底ボカロに入れ込んでいるので何があっても視聴し続けているのだと思います。

毎日毎日VOCALOIDというジャンルでこれだけ新しい曲が出てくるなんてないですから。

もう一つ要因があるかも

かなり動画がアップされる本数が落ちていた時期がありました。
「週間ボカラン休止期間」
日が経つにつれてどんどんとアップ本数が落ちていて古い曲がランキング上位にくるようになりました。
人が離れてるなぁという感じは受けました・・・

あの動画がボカロに与える影響というのは凄く大きいというのを改めて実感しました。
ボカラン再開後の動画のコメントに「再開されたからまたボカロ巡りしなくちゃ」というのがあり。

「あっ!?」と。

ボカランが復活したら呼応するかのようにアップ本数も戻ってきました。面白い物だなぁと。

最後に

思った事を書いただけなので纏まりの無い文章になりましたが。
私はこれからもボカロ動画を見続けていくと思います。まだしばらくは・・・。
衰退した~と絶望する程でも無いよなぁと言うのが率直な思いだったり。

ただこの動画をきっかけに、良い曲が数曲ポンポンポンと出て来て。
ナナホシさんの新曲とか良かったな~とか思いながら。
そういう意味ではありがたい話題でしたね



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