20年以上の歳月を積み重ねてきた「日々綴」。
1990年代のテレホタイムの静寂や、CGI日記の懐かしい手触りを知るこの場所は、今やネットの歴史そのものを内包するアーカイブとなりました。
「日記だから、毎日書く」。
そんな気負わないスタンスで綴られてきた言葉たちは、20年の時を経てどのような景色を見せてくれるのでしょうか。
本日は、2006年1月16日の記録を紐解きます。
里見家で挑んだ天下統一と、20年を経てなお続く「軍師の思考回路」
2006年1月16日のログ
TITLE: ちょこちょこ進む [8]
DATE: 01/16/2006 22:52:39
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昨日、おとといぐらいからやっている信長の野望~天下創世~
やりだすと面白いんだが。
国を広げすぎると内政が面倒になってくる。
ちょこちょこと委任はするのだがこれも善し悪しで。
定期的に武将の忠誠のチェックしなくちゃいけなかったり。
国が大きくなればなるほど面倒になってきた。
武田家を潰して、北陸一帯を治めていた上杉を決戦で破り従属させる。
北海道から東北を支配していた南部を決戦で破り従属させると東側は殆ど我が里見家の領地になる。
残るは佐竹家。
必死の抵抗を見せているが我が軍団の威力にはかなわないらしく残す城は3つとなっている。
毛利家と同盟を組んでいるのだが。
九州四国以外の西側は殆ど毛利が治めている。
後は関西圏に弱小国家の織田とか、北畠、筒井とかちょこちょこと残っているが。
九州は島津、大友、龍造寺がいたりするわけだ。
全国制覇は遠いねぇ。
当面のライバルは毛利だからね。
決戦で打ち破れば一気に手に入る。
それこそ天下分け目の決戦だなぁ~東軍と西軍の一騎打ちだし。
弱小国家の取り込みがめんどくさくなってきたw
2006年1月16日、あの日の背景
この日記が書かれた2006年1月16日、日本では記録にも記憶にも残る大きな出来事が動いていました。
- ライブドア・ショックの勃発:奇しくもこの日の夕方、東京地検特捜部が証券取引法違反の疑いでライブドア本社などに強制捜査に入りました。
翌日からの株式市場は大混乱となり、当時のネット界隈にも激震が走った日です。 - 競馬界の熱狂:前年末の有馬記念で、無敗の三冠馬ディープインパクトがハーツクライに敗れるという衝撃の結末を迎え、競馬ファンが「2006年、ディープはどう巻き返すのか」と期待と不安を胸に新シーズンを待っていた時期でした。
- 『信長の野望・天下創世』:シリーズで初めて城下町が3D化された意欲作でした。
当時はPlayStation 2版やPC版で、自分の手で町が発展していく様子を眺めるのが新鮮な喜びだった時代です。
20年後の視点:渋滞対策か、人心掌握か
20年前のログを読み返して感じるのは、コーエー系シミュレーションに対する圧倒的な熱量です。
里見家という、決して王道ではない勢力から天下を狙うあたりに、歴史への深い造詣と「あえて困難を楽しむ」スタイルが滲み出ています。
2026年の今、プレイの中心は『Cities: Skylines II』や『Winning Post』に移っていますが、その根底にある「シミュレーション魂」は不変です。
ただ、使う「脳の部位」は少し変化しているかもしれません。
当時の悩みは、武将の忠誠心や予算の配分といった「人心掌握」と「国家運営」。
対して現在の『CS2』では、予算調整よりも「いかに効率的な道路網を築き、渋滞を解消するか」という、より理系的・インフラ的な課題に知力を注いでいます。
信長の野望が「静」の戦略なら、CS2は「動」のロジック。
使う脳の種類は違えど、一度始めると時間が溶けていく感覚は、20年前の『天下創世』から何も変わっていませんね。
コーエー作品の価格設定は「相変わらず高いよなぁ」と苦笑いしつつも、歴史への情熱を抱え続けている今の自分。
20年後の視点から見れば、当時の「めんどくさいw」という呟きすら、天下統一という壮大な目標に向かう心地よい悲鳴だったのだと感じられます。
それにしても20年前から信長の野望、この後ウイポもやっているんですけど、コーエーのゲームしっかりプレイしていたというのですから私もコーエーもすごいですよね。
さて、2026年の今日も、新しい「日々の内政」を始めましょうか。


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