FK2の不調とNA2への失望
前回の記事で手に入れた念願のCIVIC TYPE R(FK2)。
22年ぶりに首都高バトルシリーズへ復活したホンダ車で、私はすっかりその魅力に取り憑かれていました。
41連勝という驚異的な記録を打ち立て、まさに「これだ!」と確信を得ていたあの頃。
しかし、プレイを続けるうちに、FK2にちょっとした不満を感じ始めていました。
「もっとパワーが欲しい…」
「もっと速く走りたい…」
FK2のノーマルパワーは310馬力。
決して非力というわけではありませんが、より強力なライバルたちと戦っていくには、少し物足りなさを感じていたのです。
そんな時、ふと目に留まったのがHonda NSX-R(NA2)でした。
NA2への期待と現実のギャップ
NSX-R(NA2)は、前回の記事でも触れたように、自然吸気エンジンの魅力を堪能できる名車です。
3.2リッターV6 VTECエンジンが奏でる官能的なサウンド。
ミッドシップレイアウトがもたらす優れたバランス。
そして、NA(自然吸気)でしか戦えない特定のライバルとのバトルにも対応できる貴重な存在。
「これで戦えば、もっと強くなれるかも」
そんな期待を胸に、私はNA2に乗り換えてみることにしました。
しかし、現実は期待とは異なるものでした。
確かにNSX-Rは素晴らしい車です。
性能も申し分ありません。
しかし、私にとっては「微妙に使いづらい」という感覚がぬぐえなかったのです。
ミッドシップ特有の繊細なハンドリング。
リアが滑り出すタイミングの掴みにくさ。
アクセルワークへの敏感すぎる反応。
これらの要素が、私の運転スタイルには合わなかったのです。
FK2では41連勝できたのに、NA2では勝ったり負けたりの繰り返し。
連勝どころか、安定して勝つことすら難しくなってしまいました。
「これは…違うな」
そう悟った私は、再びFK2に戻ることを決意しました。
FK2への回帰 ~やはりCIVICが最高~
FK2に戻った瞬間、すべてがしっくりきました。
「やっぱりこれだよ!」
FFレイアウトの素直な挙動。
予測しやすいコーナリング特性。
ブロッキングのしやすさ。
すべてが私にとって完璧でした。
NA2が悪い車というわけではありません。
ただ、私にはCIVIC TYPE Rの方が圧倒的に合っていたのです。
車選びにおいて、スペックや性能だけでなく、自分との相性がいかに重要かを、改めて実感した瞬間でした。
「好きな車で走るのが一番楽しい」
そんな当たり前のことを、再確認したのでした。
Return of the Bastardsへの挑戦
FK2に戻った私は、ストーリーモード「Return of the Bastards」を本格的に進めていくことにしました。
首都高バトル2025のストーリーは大きく3つのチャプターで構成されていますが、「Return of the Bastards」は『首都高バトルX』に登場した伝説のチーム「Phantom9」を率いていたスネークアイズと、その影響下にある走り屋たちとの戦いを描いた物語です。
スネークアイズは、かつて迅帝に敗れてアメリカへ渡り、スポーツコンパクト界で頂点に立った実力者。
彼が率いる新生Phantom9は、首都高に再び君臨しようとしていました。
そして、その影響力は首都高の随所に及んでいたのです。
次々と現れるライバルたち
Return of the Bastardsでは、様々なチームとの戦いが待ち受けていました。
私はFK2を駆り、次々とライバルたちを撃破していきました。
沈黙のカシオペア
ミステリアスな雰囲気を纏った走り屋。
静かな走りの中に、確かな実力を感じさせる相手でした。
紺碧のスナイパー
狙撃手のような正確無比な走りで、こちらの隙を突いてくる強敵。
しかし、FK2の安定した性能で対応できました。
夜明けのガーネット
夜明けを思わせる鮮やかな走りを見せるライバル。
スピード勝負では私の方が上でした。
スカールバレット
かつてスネークアイズがアメリカで倒した走り屋の一人。
実力者でしたが、FK2の前には敵いませんでした。
トランスドライブ
変幻自在な走りを見せる技巧派。
こちらも安定した走りで撃破。
チリツモ戦士
地道に積み重ねた実力で挑んでくるライバル。
しかし、この頃の私とFK2には敵わなかったようです。
これらのライバルたちを次々と倒していく中で、ある事実が明らかになっていきました。
それは、これらの走り屋たちの背後に、久遠のポラリスという存在が関係しているということでした。
久遠のポラリスの影
久遠のポラリスは、主人公と同時期に首都高を走り始めた新世代の走り屋。
パープルグレーに塗られた日産スカイラインGT-R(BCNR33)を愛車とする、ミステリアスな存在です。
彼女(本名:久遠ひかる)は、新世代の首都高を象徴するような存在であり、その影響力は様々なチームや走り屋たちに及んでいました。
Return of the Bastardsを進めていく中で、久遠のポラリスの存在がちらほらと垣間見えてきました。
「この戦いの先に、何が待っているのだろう?」
そんな予感を抱きながら、私はさらに戦いを続けていきました。
最終決戦:NAMAHAGEとの対決
Return of the Bastardsの最後を飾るのは、NAMAHAGEとの戦いでした。
NAMAHAGEは、初代首都高バトル(1999年)の主人公が後に名乗ったとされる「パープルメテオ」の系譜に連なる存在とも言われています。
まさに、シリーズの歴史を背負った重要なライバルです。
しかし、この頃の私は既に無敵状態でした。
なぜなら、新たな最強の相棒を手に入れていたからです。
最強の相棒:CIVIC TYPE R(FL5)の登場
NAMAHAGEとの戦いを前に、私はある決断をしました。
それは、CIVICツリーの最終車両であるHonda CIVIC TYPE R(FL5)’22を購入することでした。
FL5の圧倒的スペック
CIVIC TYPE R(FL5)は、2022年に登場した現行型シビック タイプRです。
FF(フロントエンジン・フロント駆動)最速を目指して開発された、ホンダの本気が詰まった一台。
そのスペックは、まさに圧巻でした。
ノーマル状態で330馬力という驚異的なパワー。
FK2の310馬力からさらにパワーアップし、加速力は明らかに別次元でした。
2.0リッター直列4気筒VTECターボエンジンは、低回転から高回転まで力強いトルクを発生し、どの速度域からでも瞬時に加速できる性能を持っていました。
そして、このFL5をフルチューンすると、この時点で550馬力にまで到達。
もはや別次元の速さです。
直線での加速はもちろん、コーナー立ち上がりからの瞬発力も素晴らしい。
FK2で感じていた「もっとパワーが欲しい」という不満は、完全に解消されました。
見た目も最高!赤いFL5
性能だけでなく、見た目もかっこいい。
私は鮮やかな赤色にペイントしてみました。
エアロダイナミクスとロー&ワイドフォルムを融合させた、質の高いスポーツカーの佇まい。
大型のリアスポイラーや、攻撃的なフロントフェイス。
走る姿は、まさに「速さの象徴」そのものでした。
「これで行ける!」
FL5を手に入れた瞬間、そう確信しました。
鉄板スキル構成で無敵の走り
FL5の圧倒的な性能に加えて、私は戦術面でも万全の準備を整えていました。
ドライバースキル(PERK)を、勝利のための鉄板構成で固めたのです。
採用したスキル構成
注目の的
FIRST ATTACK、REVERSAL ATTACK、BLOCKING成功時に相手にダメージを与えるスキル。
ダメージ量は破壊レベルよりもさらに大きくなるため、攻撃的なバトルスタイルには欠かせません。
相手のSPを効率的に削ることができる、非常に強力なスキルです。
魅の極意
バトル開始から30秒間、攻撃力が50%増えるスキル。
序盤の攻勢に出る際に非常に有効で、相手のSPを一気に削り取ることができます。
スタートダッシュで優位に立ちたい時に最適です。
漂う威厳
相手にダメージを与える距離が短くなるスキル。
接近戦が多い首都高バトルでは、この技があるとないとでは大違い。
より近い距離から攻撃できるため、チャンスを逃しません。
これらのスキルを組み合わせることで、様々なライバルに柔軟に対応できるようになりました。
最強の戦術:スタートダッシュ&ナイトロ
FL5の戦術は、シンプルかつ強力でした。
スタートダッシュでナイトロをぶっ放し、一気にかわす。
これだけで、ほぼ勝ちが確定するのです。
FL5の550馬力というパワーは、ナイトロと組み合わせることで、まさに爆発的な加速を生み出します。
スタート直後に一気に引き離し、そのまま逃げ切る。
直線が多いコースなら、これで完璧でした。
ただし、カーブが多いコースではちょっと厳しい場面もありました。
いくらFL5が優れたコーナリング性能を持っているとはいえ、カーブでは速度が落ちるため、相手に追いつかれることもあります。
そんな時は、ブロッキングと「注目の的」で相手のSPを削りながら、次の直線でナイトロを使って再び引き離す、という戦術を取りました。
最悪の場合でも、スタートダッシュでナイトロをぶっ飛ばせば勝てる。
そんな圧倒的な安心感がありました。
FL5無双の始まり
FL5を手に入れてからの私は、まさに無敵でした。
NAMAHAGEとの最終決戦も、あっさりと勝利。
「こんなに簡単に勝てていいのか?」
そう思ってしまうほど、FL5の性能は圧倒的でした。
FK2で41連勝という記録を打ち立てた私ですが、FL5ならもっと連勝できるかもしれない。
そんな予感がしていました。
ここからずっとFL5を使い続ける
この時から、私のメインマシンは完全にFL5に固定されました。
NA2に浮気して失敗したことで学んだ教訓。
「好きな車で走るのが一番」
そして、FL5はまさに私にとって最高の相棒でした。
圧倒的なパワー。
扱いやすいハンドリング。
CIVICというブランドへの愛着。
すべてが完璧に噛み合っていました。
「やはり好きな車はいいですね」
FL5のステアリングを握りながら、そう実感していました。
この先、どんな強敵が現れようとも、FL5となら乗り越えていける。
そんな確信がありました。
Return of the Bastards完全攻略を振り返って
Return of the Bastardsを振り返ると、様々なライバルとの戦いがありました。
沈黙のカシオペア、紺碧のスナイパー、夜明けのガーネット、スカールバレット、トランスドライブ、チリツモ戦士、そしてNAMAHAGE。
それぞれ個性的で強力なライバルたちでしたが、FL5の前には次々と敗れていきました。
そして、この戦いを通じて垣間見えた久遠のポラリスの影響力。
新世代の首都高を象徴する彼女の存在は、今後の物語にどのような影響を与えるのでしょうか。
Return of the Bastardsは、スネークアイズ率いるPhantom9との戦いを描いたストーリーですが、その背後には新世代と旧世代の交錯があります。
過去の栄光と新たな時代の台頭。
その狭間で、私たちプレイヤーは首都環状最速を目指して走り続けるのです。
次なる戦いへ
Return of the Bastardsを完全攻略した今、次なる戦いが待っています。
首都高バトル2025には、他にも「Rebirth of the Legend」(伝説の再誕)や「Rise of the New Generation」(新世代の台頭)といったストーリーチャプターが存在します。
伝説の十三鬼将との戦い。
そして、迅帝との対決。
新世代の走り屋たちとの熱いバトル。
FL5という最強の相棒を得た今、どんな強敵が現れても恐れることはありません。
むしろ、より強い相手との戦いが楽しみです。
「来い、首都高最速の称号をかけて!」
そんな気持ちで、私は次なる戦いへと向かっていくのでした。
まとめ
今回のプレイ記録では、FK2からNA2への乗り換えと、そこからFL5への到達という流れを辿りました。
NA2は素晴らしい車でしたが、私には合わなかった。
しかし、その経験があったからこそ、FK2への愛着が深まり、そしてFL5という最高の相棒と出会えたのです。
車選びにおいて大切なのは、スペックや性能だけではありません。
自分との相性、そして何より「好き」という気持ち。
それが、長く楽しくプレイを続ける秘訣なのだと、改めて実感しました。
Return of the Bastardsを通じて、様々なライバルと戦い、久遠のポラリスの影響力を垣間見ることができました。
そして、FL5という最強のマシンを手に入れ、無敵の走りを手に入れることができました。
これからも、FL5と共に首都高を駆け抜けていきます。
次回のプレイ記録もお楽しみに!
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