首都高バトル

首都高バトル2025プレイ記録【三連戦の試練】紅童子・金色般若・鉄翁との死闘

正式版リリースから数日、新たな戦いの日々

前回の記事では、スティールハートとの激闘を経て、なんとか勝利を掴んだところまでお伝えしました。
正式版がリリースされてから数日が経過し、現在は新たに登場したボスたちとの戦いに明け暮れる日々を送っています。

今回戦うことになったのは、紅童子金色般若、そして鉄翁という3人の強敵。
この三連戦が、想像を絶する苦行となることになろうとは…。

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第一の壁:紅童子との死闘

非力なマシンでは追いつけない

最初に対峙することになったのが紅童子。
この相手、見た目以上に強烈な実力の持ち主でした。

私の愛車であるZ34(フェアレディZ)は確かに良い車ですが、正直なところ性能面ではやや非力。
直線での加速力が足りず、紅童子に追いつくのが精一杯という状況が続きました。

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カーブでなんとか距離を詰めても、直線で引き離される。
この繰り返しです。

強烈なブロッキング技術

さらに厄介だったのが、紅童子の卓越したブロッキング技術。

こちらが追い抜こうとすると、絶妙なタイミングで進路を塞いでくる。
そして最悪なのが、MOB車(一般車両)への追い込みです。

巧みなブロックで私の車をアザーカー(一般車両)の群れへと誘導し、衝突を誘発させてくる。
SPを大きく削られ、気づけば劣勢に追い込まれている…そんな展開が何度も繰り返されました。

それでも、粘り強く戦い続け、なんとか紅童子を撃破。
「やった!」と安堵したのも束の間、すぐに次の試練が始まります。

第二の壁:金色般若の追撃

ナイトロなしでは厳しい戦い

紅童子を倒すと、間髪入れずに金色般若とのバトルに突入します。

金色般若も相当な強敵で、通常走行だけでは太刀打ちできません。
ナイトロ(ニトロ)を使わなければ追いつくことすらままならない速さです。

カーブでの立ち回りと、要所でのナイトロ使用。
そしてブロッキングを駆使して、なんとか金色般若に勝利することができました。

「これでやっと終わった…」

そう思った瞬間、画面に現れる新たなライバルの名前。

鉄翁

最終関門:鉄翁と果てしないループ地獄

三連戦という絶望

そう、この戦いは三連戦だったのです。

紅童子を倒し、金色般若を倒し、その疲弊した状態で鉄翁と戦わなければならない。
しかも、鉄翁に負けると…

また紅童子からやり直し

これが本当に精神的にキツかった。
零スタートに戻されるこのシステム、正直言って果てしなく面倒です。

無限に続くかと思われた悪夢

何度挑戦したか、もう覚えていません。

パターンは決まっていました:

  1. 紅童子と激闘を繰り広げ、なんとか勝利
  2. 続けて金色般若と戦い、完璧なブロックで撃破
  3. 疲れた状態で鉄翁と対峙
  4. 上手くブロックされて敗北
  5. また紅童子の元へ逆走して会いに行く

この5番目が本当に辛い。
わざわざ逆走して紅童子の元へ向かい、またゼロから同じ戦いを繰り返す。

「一生終わらないんじゃないか…」

本気でそう思いました。
苦行としか言いようがない時間が延々と続きました。

転機:伝説のチューナーとの出会い

PAでの運命的な出会い

心が折れかけていたある時、ふと立ち寄ったPA(パーキングエリア)で、伝説のチューナーという人物がいることに気づきました。

話を聞くと、車をパワーアップしてくれるとのこと。
ただし、その効果は1日限りという制限付き。

「お願いします!」

迷うことなく依頼しました。
持っていかれたCPは約150万
決して安くはありませんが、背に腹は代えられません。

確かに感じるパワーアップ

チューニング後、確かに車の性能が向上したように感じました。

直線での加速が明らかに良くなり、頑張れば追いつけるようになった気がします。
これまで絶望的だった速度差が、少しずつ縮まっていく感覚。

1日限りの効果なので、時間との勝負です。
PAでタイヤ交換とナイトロ補充を繰り返しながら、何度も何度もチャレンジを続けました。

ついに掴んだ勝利

完璧な戦いの連鎖

そして、ついにその瞬間が訪れました。

紅童子戦:長い戦いの末、車にぶつけてやることで勝利。
これまでの経験が活きた瞬間でした。

金色般若戦:完璧なブロックを決め、さらに銀座付近の中央分離帯にかすらせるという神がかった走りで撃破。
あの有名なぶつかりやすいポイントを逆に利用する形になりました。
自分でも驚くほど上手くいきました。

そして運命の鉄翁戦

意外な結末

実は、最後の鉄翁は意外とすんなり倒せてしまったんです。

バトルの舞台は江戸橋JCTから箱崎PA手前のエリア。
いつも通り激しい攻防が始まったのですが、ある地点で鉄翁がやたらと減速したんです。

理由は分かりません。
AIの判断ミスだったのか、それとも何か意図があったのか。

そのタイミングを逃さず、温存していたナイトロを全開。
一気にぶっちぎりました。

箱崎PAの入り口付近を通過した瞬間、画面に表示される「WIN」の文字。

「え?勝った?」

あまりにあっさりとした結末に、思わず拍子抜けしてしまいました。
タイミングが良かったんでしょうね。
運も味方してくれたと思います。

手汗でベタベタになりながら

気づけば、手汗でコントローラーがベタベタになっていました。

それだけ緊張していたんだと、勝利した後に実感しました。
何度も何度も挑戦し、心が折れそうになりながらも諦めなかった結果です。

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使用車両はいつものZ34。
微妙な性能で苦労しましたが、最後まで戦い抜いてくれた相棒に感謝です。

次なる目標:噂のライター

待望のCIVIC TYPE Rを求めて

さて、取り急ぎの目標は「噂のライター」を倒すことです。

このライバルを撃破すれば、CIVIC TYPE R(FK2) ’15がアンロックされて購入できるようになります!

前回の記事でもお伝えした通り、正式版でついに復活を果たしたホンダ車。
その中でもCIVIC TYPE Rは、私がずっと欲しかった車両の一つです。

22年ぶりにコンシューマー向け首都高バトルシリーズに帰ってきたホンダ車。
まさか本当に乗れる日が来るとは…感慨深いものがあります。

次回への期待

噂のライターとの戦いがどうなるのか。
そして念願のCIVIC TYPE Rを手に入れた時、どんな走りを見せてくれるのか。

次回のプレイ記録をお楽しみに!

正式版リリース情報

2025年9月25日、ついに正式版がリリース!

首都高バトルの正式版(フルリリース版)が2025年9月25日にリリースされました。
早期アクセス期間を経て、ついに完全版として生まれ変わった本作。
その内容は期待以上の充実ぶりでした。

22年ぶりのホンダ車復活

実車を再現した「首都高バトル01」(2003年発売)以降のコンシューマ向けタイトルにおいて、Hondaの車両は初の収録となりました。

これは単なる車種追加ではなく、シリーズファンにとって歴史的な瞬間です。
長年の願いがついに叶った瞬間でした。

正式版で追加されたホンダ車

  • Honda NSX Type S Zero(NA2) – 夢見の生霊の愛車として伝説的な存在
  • Honda CIVIC TYPE R(EK9) – FF最速を誇る初代Type R
  • Honda CIVIC TYPE R(FL5) – 現行型の最新Type R

物語の完結とゲームシステムの完成

早期アクセス版では2章までだった物語が、正式版のアップデートで最後まで遊べるようになりました。
首都環状最速の称号をめぐるストーリーが、ついに完結します。

主な追加機能

エンジン換装システム

非力な車両でもパワーユニットの換装により戦闘力を向上させることが可能になりました。
Z34のような中堅クラスの車でも、エンジン換装次第で上位クラスと渡り合えるようになります。

パークツリーの選択制

早期アクセス版では難易度担保のため制限が設けられていましたが、正式版では「開示制限あり」と「開示制限なし」を選択できるようになりました。
自由度と歯ごたえ、どちらを重視するかはプレイヤー次第です。

BADNAME編集機能

獲得済みのワードを組み合わせて、自分好みの名前に編集できる機能が追加。
より個性を表現できるようになりました。

NewGame+機能

物語後半の特定ライバル撃破後、保有CPや車両を維持しながら物語を最初から始められる機能。
やり込み要素がさらに充実しました。

技術的な進化

HDR出力対応により、より美しいビジュアル体験が可能に。
また、最適化により下限FPSが60から30に変更され、より幅広い環境でプレイできるようになりました。

車両挙動の改善では、車両挙動の安定性が向上し、サスペンションのダンパー調整幅が拡大。
より細かなセッティングが可能になりました。

BPシステムの改善

正式版では、相手のドライバーレベルに応じてBP獲得量が変動するシステムに変更されました。

ドライバーレベル 初回 二回目以降
1-5 5 1
6-10 10 2
11-15 15 3
16-20 20 4
21-25 25 5
26-30 30 6

より高レベルのライバルと戦うことで、効率的にBPを獲得できるようになりました。

日本ゲーム大賞2025優秀賞受賞

2025年9月23日に発表された日本ゲーム大賞2025において、首都高バトルが優秀賞を受賞しました。
これは元気のタイトルで同賞を受賞する初の快挙です。

18年ぶりのシリーズ復活作品が、『メタファー:リファンタジオ』(大賞)や『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』などの大作と並んで評価されたことは、まさに驚きでした。

開発チームは「復活を信じて待ち続けてくださったファンの皆様のおかげ」とコメントしており、長年のファンへの感謝の気持ちが伝わってきます。

追加されたパーツメーカー

正式版では、国内パーツメーカー25ブランドが追加収録されました。
カスタマイズの幅が大幅に広がり、より個性的なマシン作りが可能になっています。

実在するパーツブランドを使用できることで、リアリティと没入感がさらに向上しました。

その他の便利機能

  • PA間移動の代行 – 移動時間を短縮
  • チューナーの呼び出し – 任意のPAにチューナーを呼び出し可能
  • オーラの装備 – ライバルから獲得したオーラを装備
  • 回想機能 – 物語の進行によって登場しなくなるライバルの会話を確認可能

まとめ

紅童子、金色般若、鉄翁との三連戦は、これまでで最も過酷な戦いでした。

何度も心が折れそうになり、「もう無理かもしれない」と思った瞬間もありました。
しかし、伝説のチューナーとの出会いと、諦めない心が勝利をもたらしてくれました。

正式版リリースにより、首都高バトル2025はさらに進化を遂げました。
22年ぶりのホンダ車復活、日本ゲーム大賞優秀賞受賞、そして充実したゲームシステム。

まさに完全版と呼ぶにふさわしい内容になっています。

次回は、噂のライターとの戦い、そして念願のCIVIC TYPE Rでの走りをお届けします!


参考文献

※本記事は2025年9月30日時点の情報に基づいて作成しています。最新の情報は公式サイト・SNSをご確認ください。

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