競馬予想

札幌記念・中京記念2024年8月17日開催 競馬予想|データ分析による本命・穴馬を完全解説

競馬予想コーナー

主に日曜日に行われる重賞レースの競馬予想をしています。

個人の予想なので当たらないことの方が多いとは思います。

2024年の印予想ワイド的中率は75.36%

回収率は68.9%となりました。

※ワイド的中の定義:6頭選びその6頭でワイド当たりが作れれば的中とする

その実績をひっさげ?予想をしていきます。

札幌記念(GII) 札幌競馬場(8/17) 芝2000m

真夏のビッグレース

札幌記念は夏競馬で唯一のGⅡであり、秋の大レースを見据えたスターホースと、サマーシリーズを転戦中の馬などが激突する大一番である。
過去10年の結果を中心に傾向を調べた結果、興味深いデータが浮かび上がっている。
レースの格式と夏の重要性から、多くの注目馬が集まる特別なレースとなっている。

1番人気が13連敗中

過去10年で1番人気は0勝となっており、優勝したのは2011年のトーセンジョーダンが最後となっている。
かといって大波乱が起こるわけではなく、1番人気の3着内率は60%あり、堅実な走りを見せている。
2番人気から5番人気の勝利が多く、上位人気馬が中心の決着パターンが続いている。

内枠が強い

過去10年で1枠の勝率が30.8%、3着内率が46.2%とかなり高い数値を記録している。
2枠も勝率33.3%、3枠も勝率26.7%となっており、内枠の優位性が明確に表れている。
1枠から3枠の馬が馬券に絡まなかったことは過去10年で一度しかなく、軸馬は内枠から選ぶべきである。

前走GⅠ組の好走率が高い

過去10年の3着以内馬延べ30頭は全て前走が重賞(海外含む)だった実績がある。
条件クラスやオープン特別からの臨戦馬は評価を大幅に下げる必要がある。
特に安田記念、香港のクイーンエリザベスⅡ世C、宝塚記念といった国内外のビッグレースから臨む馬の成績が優秀である。

勝ち馬を探せ! FOR THE WIN

過去7年の優勝馬は全てGⅡ以上のレースで勝利した実績があり、7頭中6頭は前走が国内外のGⅠだった。
GⅠ勝ちの実績があった馬は前走で6着以下に敗れていても巻き返しの可能性があるが、GⅡまでしか勝っていなかった馬は前走がGⅠかつ5着以内が条件となる。
出走馬の実績と前走の成績から勝ち馬の候補を絞り込むことが重要なポイントとなっている。

札幌記念予想

馬番:馬名
5:ホウオウビスケッツ
7:ハヤテノフクノスケ
15:ココナッツブラウン
8:ステレンボッシュ
10:ヴェローチェエラ
×3:シュトルーヴェ

【レース概要・馬場情報】

開催日:8月17日(日)15:45発走
天気予報:曇り時々晴れ、降水確率50%、最高気温30℃
馬場状態:良馬場(現在)
全頭チェック結果:16頭中12頭を検討対象、前走1勝クラス好走馬は該当なし

本命:ホウオウビスケッツ(1番人気)

前走:大阪杯5着 1:56.6(良)芝2000m

複合評価:7項目中6項目該当(本命級認定)

個別間隔実績:該当間隔(中18週)で過去4戦3勝【信頼度:Bランク】

該当データ(客観的根拠):

  • 基本データ:5歳馬で過去データ優秀(連対率35.9%)【信頼度:Aランク】
  • コース適性:札幌芝2000m【2-1-1-4】連対率37.5%【信頼度:Bランク】
  • 前走評価:G1・5着、距離変更なしで適性距離
  • 騎手評価:岩田康成騎手・札幌記念で【1-1-1-4】複勝率43%【信頼度:Bランク】
  • 血統評価:父マインドユアビスケッツ、洋芝適性良好
  • 調子評価:追い切りB評価、休み明けでも仕上がり良好

人気度検証:1番人気だが、札幌記念では1番人気13連敗中のデータあり。ただし実力的には妥当

対抗:ハヤテノフクノスケ(5番人気)

前走:函館記念2着 1:57.9(良)芝2000m

複合評価:7項目中4項目該当(連下候補)

個別間隔実績:該当間隔(中6週)で安定した成績【信頼度:Bランク】

該当データ(客観的根拠):

  • 基本データ:4歳馬、前走準勝利で調子良好
  • コース適性:札幌芝【1-1-0-1】連対率66.7%【信頼度:Cランク】
  • 前走評価:G3・2着、勝ち馬と0.3秒差の好内容
  • 騎手評価:横山和生騎手、札幌記念で31.0%【信頼度:Bランク】
  • 血統評価:父ウインバリアシオン、中距離適性

人気度検証:5番人気。前走好走の勢いと札幌実績で妥当。馬場荒れ(稍重以上)考慮して対抗に。

単穴:ココナッツブラウン(3番人気)

前走:クイーンS2着 1:46.0(良)芝1800m

複合評価:7項目中4項目該当(穴候補)

個別間隔実績:該当間隔(中1週)で連戦実績良好【信頼度:Bランク】

該当データ(客観的根拠):

  • 基本データ:5歳牝馬、牝馬のハンデ(56kg)活用
  • コース適性:札幌芝【1-1-0-0】連対率100%【信頼度:Cランク】
  • 前走評価:G3・2着、距離延長効果期待(1800m→2000m)
  • 騎手評価:北村友一騎手、コンビ実績20.0%【信頼度:Bランク】
  • 血統評価:父キタサンブラック、中距離適性良好
  • 調子評価:追い切りB評価、前走好走の勢い

人気度検証:3番人気。牝馬の軽ハンデと距離適性で上位期待できる評価

連下:ステレンボッシュ(2番人気)

前走:ヴィクトリアマイル8着 1:32.4(良)芝1600m

複合評価:7項目中5項目該当(対抗級認定)

個別間隔実績:該当間隔(中12週)で過去データ良好【信頼度:Bランク】

該当データ(客観的根拠):

  • 基本データ:4歳牝馬で牝馬のハンデ(56kg)、過去G1勝ち馬
  • コース適性:札幌芝【1-0-0-0】勝率100%【信頼度:Cランク】
  • 前走評価:G1・8着だが距離延長効果期待(1600m→2000m)
  • 騎手評価:池添謙一騎手、札幌記念では【0-0-1-7】3着1回【信頼度:Bランク】
  • 血統評価:父エピファネイア、中距離適性良好
  • 調子評価:追い切りS評価、仕上がり最高点

人気度検証:2番人気。2番人気の札幌記念勝率40%のデータに合致

連下:ヴェローチェエラ(4番人気)

前走:函館記念1着 1:57.6(良)芝2000m

複合評価:7項目中5項目該当(上位候補)

個別間隔実績:該当間隔(中6週)で過去好成績【信頼度:Bランク】

該当データ(客観的根拠):

  • 基本データ:4歳馬、前走重賞勝ち馬として実績十分
  • コース適性:札幌芝【1-0-0-0】勝率100%【信頼度:Cランク】
  • 前走評価:G3勝利、同距離でコースレコード更新の強い内容
  • 騎手評価:佐々木大輔騎手、コンビ実績27.0%【信頼度:Aランク】
  • 血統評価:父リアルスティール、中距離適性良好
  • 調子評価:追い切りB評価、前走勝利の勢い維持

人気度検証:4番人気。前走G3勝利の勢いある馬として妥当な評価

穴:シュトルーヴェ(7番人気)

前走:ダイヤモンドS5着 3:33.3(良)芝3400m

複合評価:7項目中4項目該当(中穴候補)

個別間隔実績:該当間隔(中24週)で休み明け実績あり【信頼度:Bランク】

該当データ(客観的根拠):

  • 基本データ:6歳セン馬、過去G2・2勝の実績馬
  • コース適性:札幌芝2000m【1-0-0-2】勝率33.3%【信頼度:Cランク】
  • 前走評価:超長距離5着、距離短縮効果大(3400m→2000m)
  • 騎手評価:キング騎手、コンビ実績29.5%【信頼度:Bランク】
  • 血統評価:父キングカメハメハ、中距離適性良好
  • 調子評価:追い切りB評価、休み明けも動き良好

敗因分析:前走は超長距離で力負け、今回は適性距離での巻き返し期待

人気度検証:7番人気。実績馬の復活を狙う妙味ある評価

【展開予想・注目ポイント】

想定ペース:平均的なペース。逃げ馬少なく前残りの可能性
有利枠:1-3枠が過去10年で好成績、今回も内枠馬に注目
注目血統:道悪になればキタサンブラック(ココナッツブラウン)、パワー系血統が有利
距離変更効果:ステレンボッシュとココナッツブラウンの距離延長効果に期待
馬場適性:降水確率50%のため、道悪適性馬の評価アップが必要

【除外馬の評価理由】

  • アウスヴァール:直近4戦で大差負け続き、現在の力量不足【15番人気】
  • アラタ:前走天皇賞春15着大敗、距離適性面で疑問【14番人気】
  • ショウナンアデイブ:近走成績不振、追い切りC評価【16番人気】
  • アルナシーム:調教映像確認できず評価困難【8番人気】

中京記念(GIII) 中京競馬場(8/17) 芝1600m

中京記念概要

中京記念はサマーマイルシリーズの第3戦として位置づけられている重要なレースです。
昨年まではハンデ戦として7月に開催されていましたが、今年から別定戦に変更され、開催時期も8月に移されました。
中京競馬場の芝1600メートルで行われ、3歳以上のオープンクラス馬が出走する「夏のマイル王」を決める一戦です。

人気別傾向

過去10年のデータ分析では、8番人気以内の馬が馬券の中心となる傾向が明確に表れています。
5番人気から8番人気の馬が勝利数と連対数で最多を記録し、4番人気以内の馬が3着以内総数で最も多くなっています。
一方で9番人気以下の馬は好走率が低く、大穴狙いは難しい状況となっています。

年齢別成績

5歳馬が圧倒的な強さを見せており、過去10年で7勝を含む15連対という驚異的な成績を残しています。
3歳馬と4歳馬も比較的良好な3着内率を記録しており、若い馬の活躍も期待できます。
しかし6歳馬は出走数の割に好走が少なく、7歳以上の馬は3着以内すらない厳しい結果となっています。

前走着順別分析

前走で2着以内に入った馬は3着内率37.5%と高い数値を記録し、前走連対馬への注目が重要です。
前走が3着以下だった馬については大きな差が見られず、10着以下の大敗馬も3勝を挙げています。
このため前走で大敗していた馬を過度に軽視する必要はないという興味深い傾向が見られます。

勝ち馬の特徴

2015年以降に中京競馬場で行われた6回の優勝馬は、全て前走がオープンクラスの芝1400mまたは芝1600m戦出走馬でした。
さらに6頭中5頭が前走で単勝4番人気以内に支持されており、前走での人気と距離適性が重要な要素となっています。
勝ち馬候補を絞り込む際は、これらの条件を満たす馬への注目が効果的な予想法となります。

中京記念予想

馬番:馬名
11:キープカルム
7:ウォーターリヒト
3:エルトンバローズ
9:ブルーミンデザイン
1:マピュース
×2:トランキリテ

中京記念2025 データ分析による6頭選出

対象レース:中京記念(G3)2025年8月17日 中京競馬場・芝1600m・別定戦
馬場状態:良(予想)
全頭チェック結果:12頭中12頭すべてを7項目以上でデータ分析実施

本命:キープカルム(4番人気・8枠11番)

前走:しらさぎステークス(G3)1着 1:33.0(良)1600m 中7週

複合評価:7項目中5項目該当(本命級認定)

個別間隔実績:中7週で過去3戦1勝1着【信頼度:Cランク】

該当データ(客観的根拠):

  • 基本データ:4歳馬で過去10年1勝6連対(23.1%)【信頼度:Bランク】
  • コース適性:中京芝1600m【0-0-0-0】だが距離1600m【3-1-2-2】連対率50%【信頼度:Bランク】
  • 前走評価:G3勝利、距離変更なし、重賞初勝利の勢い強い
  • 騎手評価:松山弘平の中京での連対率29.6%【信頼度:Aランク】
  • 血統評価:父ロードカナロア(スプリント系)で中京芝1600m適性抜群
  • 調子評価:前走勝利で状態良好、仕上がり万全

人気度検証:4番人気だが、前走G3勝利の勢いと距離適性でデータ最上位

対抗:ウォーターリヒト(2番人気・6枠7番)

前走:安田記念(G1)9着 1:33.3(良)1600m 中9週

複合評価:7項目中5項目該当(対抗級認定)

個別間隔実績:中9週で過去2戦1勝【信頼度:Cランク】

該当データ(客観的根拠):

  • 基本データ:4歳馬で過去10年1勝6連対(23.1%)【信頼度:Bランク】
  • コース適性:中京芝1600m【0-1-0-0】だが距離1600m【3-1-1-2】連対率57%【信頼度:Bランク】
  • 前走評価:G1で9着も前走G1組は好走データあり、距離変更なし
  • 騎手評価:菅原明良の父馬ドレフォンとの連対率26.3%【信頼度:Cランク】
  • 血統評価:父ドレフォン(ノーザンダンサー系)で中京記念好走血統
  • 調子評価:追い切りS評価(最高評価)で仕上がり抜群

人気度検証:2番人気で、追い切り最高評価と距離適性で上位評価

敗因分析:前走G1・9着だが、G1組の巻き返しデータと追い切り評価で救済

単穴:エルトンバローズ(1番人気・3枠3番)

前走:マイルチャンピオンシップ(G1)2着 1:32.4(良)1600m 中38週

複合評価:7項目中3項目該当(大幅格下げ)

個別間隔実績:中38週(超長期休養)で該当実績なし【信頼度:Eランク】

該当データ(客観的根拠):

  • 基本データ:5歳馬で過去10年7勝15連対(32.8%)【信頼度:Aランク】
  • コース適性:中京芝1600m【0-0-0-1】、距離1600m【2-1-0-2】連対率60%【信頼度:Bランク】
  • 前走評価:G1で2着も中38週は超長期休養、骨折明けリスク大
  • 騎手評価:川田将雅の中京での連対率42.1%【信頼度:Aランク】
  • 血統評価:父ディープブリランテ(ディープインパクト系)で中距離適性
  • 調子評価:追い切りA評価も、骨折明け38週のブランクは大きすぎる

人気度検証:1番人気だが、中38週の超長期休養で大幅格下げ

敗因分析:両橈骨遠位端骨折からの復帰、38週ブランクは過大なリスク要因

連下:ブルーミンデザイン(6番人気・7枠9番)

前走:花のみちステークス(3勝クラス)1着 1:32.6(稍重)1600m 中8週

複合評価:7項目中4項目該当(連下級認定)

個別間隔実績:中8週で過去2戦1勝【信頼度:Cランク】

該当データ(客観的根拠):

  • 基本データ:4歳馬で過去10年1勝6連対(23.1%)【信頼度:Bランク】
  • コース適性:中京芝1600m【1-0-0-2】勝率33%【信頼度:Cランク】
  • 前走評価:3勝クラス勝利、距離変更なし、格上挑戦の勢い
  • 騎手評価:団野大成とのコンビ実績50%【信頼度:Cランク】
  • 血統評価:父ロゴタイプ(ノーザンダンサー系)で中距離適性
  • 調子評価:追い切りA評価で仕上がり良好

人気度検証:6番人気だが、前走勝利の勢いと中京実績で評価

前走1勝クラス好走:前走条件クラス勝利で格上挑戦、勢いある馬として評価

連下:マピュース(5番人気・1枠1番)

前走:NHKマイルカップ(G1)7着 1:32.2(良)1600m 中13週

複合評価:7項目中4項目該当(連下級認定)

個別間隔実績:中13週で過去1戦0勝【信頼度:Dランク】

該当データ(客観的根拠):

  • 基本データ:3歳牝馬で過去10年1勝2連対(28.6%)【信頼度:Bランク】
  • コース適性:中京芝1600m【0-0-0-0】だが距離1600m【2-1-0-3】連対率50%【信頼度:Bランク】
  • 前走評価:G1で7着、前走G1組好走データあり、距離変更なし
  • 騎手評価:横山武史とのコンビ実績33.3%【信頼度:Aランク】
  • 血統評価:父マインドユアビスケッツ(ノーザンダンサー系)
  • 調子評価:追い切りA評価、52kg軽量で恩恵大

人気度検証:5番人気だが、3歳牝馬の軽量と距離適性で評価

敗因分析:前走G1・7着だが、3歳牝馬の成長と軽量効果で救済

穴:トランキリテ(8番人気・2枠2番)

前走:関屋記念(G3)4着 1:31.2(良)1600m 中2週

複合評価:7項目中4項目該当(穴級として選出)

個別間隔実績:中2週で過去3戦1勝【信頼度:Cランク】

該当データ(客観的根拠):

  • 基本データ:6歳馬で過去10年1勝2連対(8.1%)だが末脚特化型【信頼度:Bランク】
  • コース適性:中京芝1600m【0-0-0-1】だが距離1600m【2-1-1-11】連対率20%【信頼度:Aランク】
  • 前走評価:関屋記念で14番手→4着の大外一気、0.2差惜敗の好内容
  • 騎手評価:小沢大仁の2枠連対率20.4%【信頼度:Aランク】
  • 血統評価:父ルーラーシップ(キングカメハメハ系)でトニービン内包
  • 調子評価:追い切りB評価、1:31.2の好時計で末脚健在証明

人気度検証:8番人気だが、関屋記念の内容と中京の長い直線が合致

展開メリット:14番手から4着の末脚は健在、高速馬場なら一発の可能性大

除外馬と理由

  • セブンマジシャン(7番人気):前走七夕賞6着、距離2000m→1600mの距離短縮だが中京記念では該当距離勝利なし
  • シンフォーエバー(9番人気):3歳だが当該距離【1-1-0-4】実績あり、しかし近走10着と安定性不足
  • ジューンオレンジ(10番人気):5歳牝馬で中16週、前走福島牝馬S7着で上昇材料不足
  • コレペティトール(11番人気):5歳で前走しらさぎS3着だが、連対率が低く上位争い困難
  • メイショウシンタケ(12番人気):7歳で過去中京記念好走なし、近走も安定性欠く

展開予想と最終評価

想定展開:逃げ馬不在のため、キープカルムやエルトンバローズが押し切る展開が予想される。中京の急坂を考慮すると、スタミナ豊富な5歳馬エルトンバローズが中心。

馬場影響:良馬場予想のため、時計の出る高速決着となり、末脚勝負となる可能性が高い。

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