競馬予想

皐月賞を予想してみた(2025/4/20)

競馬予想コーナー

主に日曜日に行われる重賞レースの競馬予想をしています。

個人の予想なので当たらないことの方が多いとは思いますが、

2024年の印予想ワイド的中率は75.36%

※6頭選びその6頭でワイド当たりが作れれば的中とする

回収率は68.9%となりました。

その実績をひっさげ?予想をしていきます。

皐月賞(GI) 中山競馬場(4/20) 芝2000m

クラシック三冠の第一関門

昨年はジャスティンミラノが無敗で皐月賞馬に輝き、その優勝タイムは当時のコースレコードだった。

日本ダービー、菊花賞と続く三冠レースのなかで”最も速い馬が勝つ”と言われる皐月賞の特徴を見ていく。

近年は上位人気馬が中心

2017年と2018年には大波乱があったが、それ以降は上位人気馬が優勢となっている。

1番人気の成績はやや物足りないものの(勝率20.0%)、2番人気(勝率30.0%)と3番人気(連対率40.0%)は好成績。

6番人気以下の馬も一定の活躍を見せている(3着内率22.5%)。

重賞勝ち馬が活躍

過去10年の3着以内馬30頭のうち、25頭はJRA重賞の勝ち馬だった。

重賞初制覇となった2頭もJRA重賞で2着経験があった。

重賞連対歴のない馬を1着に固定するのは避けた方がよさそうだ。

前走で重賞を勝っていた馬は要注目

過去10年の3着以内馬30頭中21頭は前走を勝っての参戦だった。

特に前走で重賞を勝っていた馬は3着内率39.2%と高く、人気がなくても侮れない。

一方、前走で3着以下に敗れていた馬は3着内率5.0%と振るっていない。

安定感も重要

過去10年の3着以内馬30頭中16頭はこれまで3着以下に敗れたことがなかった。

特に無敗馬は3着内率44.0%と高く、2019年以降の優勝馬6頭中5頭が無敗馬だった。

近年は特に無敗馬の活躍が目立つ傾向にある。

勝ち馬を探せ! FOR THE WIN

過去10年の優勝馬はみな前走で2着以内に入っていた。

また全ての優勝馬は前走が重賞レースだったが、弥生賞からの優勝馬は意外にも出ていない。

トライアル以外の重賞で2着以内に入っていた馬が優勝するケースが多い。

皐月賞予想

馬番:馬名
10:クロワドュノール
11:ミュージアムマイル
13:アロヒアリイ
16:サトノシャイニング
15:ヴィンセンシオ
×8:ジーティーアダマン

本命:クロワデュノール

前走:ホープフルS(G1) 1着 2:00.5(良)中15週

該当データ:

  • 無敗の3戦3勝G1馬(過去10年の3着以内馬30頭中16頭は3着以下に敗れたことがない)
  • 前走ホープフルS(G1)を勝利(前走ホープフルS組は【2-0-0-3】で勝率33.3%)
  • 前走1着(前走1着馬は【7-8-6-53】で複勝率28.4%)

ホープフルステークスを含めて3戦3勝と、他を圧倒する成績を残しています。

皐月賞では「過去10年の3着以内馬30頭中16頭はこれまで3着以下に敗れたことがなかった」というデータがあり、特に無敗馬は〔5・3・3・14〕(3着内率44.0%)と高い成績を残しています。

また過去5年の皐月賞では、無敗馬は【5-3-3-14】と半数近くが3着以内に入っており、近年は特に無敗馬の活躍が目立ちます。

前走はホープフルステークスを勝利しており、前走ホープフルS組は【2-0-0-3】で33.3%という高い勝率を誇ります。

中15週と休み明けですが、追い切りでは上々の動きを見せており、堅実に仕上がっていることがうかがえます。

キタサンブラック産駒は皐月賞でも好成績を収めており、父系としても適性は高いと言えます。

対抗:ミュージアムマイル

前走:ディープ記念(G2) 4着 2:01.5(稍重)中5週

該当データ:

  • 前走重賞で1番人気(前走1番人気だった馬が【4-5-5-31】で複勝率31.1%)
  • 前走ディープ記念4着(弥生賞ディープインパクト記念組は【0-5-2-32】と2~3着率が高い)
  • データ項目で6項目すべてクリア(クロワデュノール含む4頭のみ)
  • 前走からの間隔も適切(中5週)

朝日杯FS(G1)では2着に入るなど、実績十分のリオンディーズ産駒です。

前走の弥生賞ディープインパクト記念では4着でしたが、データ分析によると弥生賞ディープインパクト記念組は【0-5-2-32】で連対率が高く、相手候補として非常に注目される存在です。

また、前走で1番人気に支持された馬は【4-4-5-20】で複勝率39.4%という高い数字を残しています。

最終追い切りでは坂路でスピリットライズと併せて好調子をアピールしています。

モレイラ騎手への乗り替わりも追い風で、Cコースへの切り替えで良馬場になることも期待できます。

単穴:アロヒアリイ

前走:ディープ記念(G2) 3着 2:01.4(稍重)中5週

該当データ:

  • データ項目で6項目すべてクリア(クロワデュノール含む4頭のみ)
  • 関東馬(関東馬は単勝率7.7%、連対率15.4%、複勝率20.0%と高い)
  • 美浦所属で中山実績あり
  • 前走ディープ記念組(前走弥生賞ディープインパクト記念組は3着以内率17.9%と好成績)

前走の弥生賞ディープインパクト記念では3着と健闘しており、皐月賞の前哨戦として信頼性の高いレースでの好走は評価できます。

血統面でも注目で、父ドゥラメンテと母の父オルフェーヴルはともに皐月賞勝ち馬という配合です。

追い切りではS評価の高い評価を受けており、末脚の素晴らしさを見せています。

中5週と間隔も適切で、関東馬としても良い条件が揃っています。

また、皐月賞では関東馬が単勝率7.7%、連対率15.4%、複勝率20.0%と関西馬より好成績を残しており、美浦所属としてアドバンテージがあります。

連下:サトノシャイニング

前走:きさらぎ賞(G3) 1着 1:47.0(稍重)中9週

該当データ:

  • 前走1着(前走1着馬は【7-8-6-53】で複勝率28.4%)
  • 重賞勝ち馬(過去10年の3着以内馬30頭のうち、25頭はJRA重賞勝ち馬)
  • 東スポ杯2歳S(G2)2着(前走重賞で連対の経験あり)
  • キズナ産駒(キズナ産駒の昨年の皐月賞馬ジャスティンミラノと同じ配合パターン)

きさらぎ賞を圧勝した実力馬で、その走りぶりは見事でした。

前走のきさらぎ賞は2着のリンクスティップ、3着のランスオブカオスなど強敵相手に3馬身差の圧勝と内容も素晴らしく、その時計は過去10年の勝ち馬の中でも最速クラスです。

血統面では、昨年の皐月賞馬ジャスティンミラノと同じくキズナ産駒であり、配合パターンも似ています。

中9週と間隔はやや開いていますが、調教では気合い十分の走りを見せています。

西村淳也騎手との相性も良く、コンビで29.2%の連対率を誇ります。

連下:ヴィンセンシオ

前走:ディープ記念(G2) 2着 2:01.3(稍重)中5週

該当データ:

  • データ項目で6項目すべてクリア(クロワデュノール含む4頭のみ)
  • 前走ディープ記念2着(前走弥生賞組は【0-5-2-32】で連対率12.8%と好成績)
  • 関東馬(関東馬は単勝率7.7%、連対率15.4%、複勝率20.0%と高い)
  • ルメール騎手(コンビの連対率71.4%と抜群)

前走の弥生賞ディープインパクト記念で2着と好走しており、皐月賞の前哨戦として信頼性の高いレースでの好成績は大きな武器となります。

中山芝2000mで2連対と好相性のコース適性も有しています。

関東馬として輸送のリスクが少なく、美浦所属の利点も活かせます。

ルメール騎手とのコンビは連対率71.4%という驚異的な数字を誇り、騎手の手腕も勝負を分ける重要な要素となるでしょう。

追い切りではウッドチップコースでスピード感のある動きを見せ、馬なりで自己ベストを記録するなど調子も上向いています。

穴:ジーティーアダマン

前走:すみれS(L) 1着 2:11.0(良)中6週

該当データ:

  • 重賞以外からの参戦で馬券圏内(6~9番人気は【3-3-3-31】で好走が多い)
  • 追い切り最高評価(追い切り評価でSランク)
  • 2戦2勝の無敗馬(無敗馬は【7-4-5-36】で複勝率30.8%)
  • 脚質が先行(皐月賞は逃げ・先行馬が活躍することが多い)

前走のすみれステークスを圧勝し、まだ2戦と底を見せていない馬です。

過去のデータでは6~9番人気の穴馬が【3-3-3-31】と好走例が多く、現時点で12人気と人気薄のこの馬は面白い存在と言えます。

調教でも仕上がりは上々で、追い切り評価ではSランクの最高評価を受けています。

2戦2勝と無敗で、初戦は中京芝2000mを勝っていることからも距離適性は問題なさそうです。

すみれステークス組からの好走例は少ないものの、皐月賞は穴馬の活躍も目立つレースであり、上昇気配の強い馬として侮れない存在です。

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