ガイアの夜明け 感想

『熱烈ファンをつかめ!』【今日の「ガイアの夜明け」感想】

今日のガイアを3行で

  • 熱烈なファンを掴むためのあれこれを追っていました
  • ブラックサンダーは黒い広報室が暗躍してました
  • にんべんはだしアンバサダーとの関わりが強くなっているようでした

※この記事はガイアの夜明けを見ながら自分のメモ書き的な感じで書いている記事です。
放送内容を引用してます

熱烈なファンを掴め!

大行列や大ヒット。
それらを支えているのはファンの存在。
それも熱烈なファンの存在が重要です。

ブラックサンダーは奇妙な世界観でファンを掴んでいました。
黒い広報室という謎の組織が…


操業から322年の鰹節屋は鰹節離れを食い止めるためにファンと何やらやるようです

そういう取り組みを今日のガイアは追っていました

コンビニスイーツファンのパトロール

火曜日の都内のファミマに女性がやってきました。
脇目も振らずにスイーツ売り場へ直行。
次々に籠の中に入れて…食べられないぐらい買い込みます

パトロール

コンビニファンが新商品をチェックすること
大手コンビニでは毎週火曜が新商品発売日
毎週火曜の朝必ずコンビニにいっているそうです。

出ていた熱烈なファンのかたは

「わんたのスイーツ日記」というブログをやっている人気ブロガー
5000個以上のスイーツ食べてるそうです。
月間の閲覧者は133万人だそうです。
うちで3万人ぐらいなので…ですね。

まさにファンがファンを増やしているという感じになっているようで。
ブログを参考にしている人は多いようです。

ブログを始めた切っ掛けは、ファミマのチョコレートづくしのスイーツ食べて美味しかったからだそうです。

「食べたら専門店並みに美味しいと思った。それからハマった」

ファミマだけでなく他のコンビニもパトロールしてるそうです。
買ってきた物を早速撮影してます。
色々な角度から…加工は一際せずそのままを撮影します。

重視するのは映えでは無くありのまま

裏側も撮影したり。
切手コーティングの様子も。

綺麗にカットされた断面も。萌え断
ATOKが一発で変換したんですが。
流行ってるワードなんですかねぇ。

成分表などのパッケージも撮影して掲載していました。

30分撮影してようやく実食。
そしてブログ記事が完成していました。

良い感想だけでは無く辛口な意見も。

「一口食べたらもう良いかな」など。

正直さが多くの読者から支持されているそうです。

7年前から初めて365日毎日ブログを更新

うちも16年前から365日休まず更新してますが…。
ファンはいないからなぁ。
ファンを作れるって凄いですよね。

「頼まれているわけでもお金貰ってるわけでもない」

自分が好きなスイーツを皆に広めたいという気持ちで続けているとのこと。

私も自分の好きな事を広めようと色々記事書いてきましたが…
うーん。上手く行かないものです。
脱線しましたが。

熱烈ファンが新たなファンを産んでいました

コンビニ側もファンが重要な存在だと認識してます。

熱烈ファンについてどう思う?

コンビニは毎週たくさんの商品がでるから全てを客に伝えるのは難しいためファンを作る切っ掛けになってくれている

新プロジェクト

ファミマ初めての試みでファンが商品開発をしてファン投票で発売する商品を決める企画を実施したようです。

ファンが商品開発とは、ストアスタッフをファンとしたようです。
ストアスタッフがファミマの一番のファンだそうです。
そのストアスタッフの声を集めて商品開発するようです

ファミマのファン定義

1.加盟店のストアスタッフ
2.お客

この2つファンを使いヒット商品を生み出そうとしてました。

スフレ・プリンの新フレーバー

スフレプリンはシリーズ累計5600万食を売った大ヒット商品。
カスタードプリンにチーズスフレを載せたスイーツ。
その新フレーバー開発にファンの声を取り入れます。

ファン活用作戦1

20万人のストアスタッフから新フレーバー募集

商品担当が考えるよりも客に近い立場の人が考える事で広がりが出るとのことです。

アイデアは応募総数3110件

そこから6つの商品を選んで地域限定発売。

ファン活用作戦2

・オリジナルスイーツ販売金額の伸び率
・スフレプリン買い帰り率
・エリア限定スフレプリン買い上げ率

などから1つを決めたようです。

2月22日から全国販売される物は決定したようで

西日本エリア代表ホットケーキなスフレプリン

スフレの部分にホットケーキ風の何かが乗ってました。
見た目味の両方でホットケーキのイメージをしっかりと再現とのこと。

大ヒット商品が生まれにくい現代
熱いファンの発信力が新たなファンを作り出す

ブラックサンダーの熱烈なファン

2月上旬バレンタイン商戦の東京駅
東京おかしランドに奇妙な人形がありました

店頭に並ぶちょこも独特な世界観…ブラックサンダーの期間限定ショップでした。

義理チョコでばらまいたりするために買い求める人が多くいました。

東京の小平市にある有楽製菓の直営店でもブラックサンダーの箱買い客が。
根強いファンが沢山いました。

ブラックサンダーの特長:サクサク食感

ブラックサンダーは私も好きなお菓子の一つ
出社時のコンビニとかでよく買っていました。

サクサクの食感の秘密はココアクッキーと小さなビスケット
2つを混ぜてチョコをコーティングしたお菓子。
熱狂的なファンが多いことで知られている

ファン歴17年の濃いファンが出てました。
ブラックサンダーのシャツ着て、クリアファイルを集めていて、冷蔵庫に常にブラックサンダー…

まぁ…凄いですね。

ブラックサンダーは年間2億本売れるヒット商品
きなこ、柿の種、白いなど18種類以上でています。

トースト専用ブラックサンダー

そんな物が!?
ファンがパンに載せて焼いて食べるのをみてトースト専用を作ったとのことで。
松下奈緒さん食べてましたが美味しいそうです

ブラックサンダーのファン獲得の手立て

小平市有楽製菓本社
ファン獲得のための取り組みが考えられていました。

社長の河合さんは39歳
400人社員がいるが社員と同じ目線でということで同じフロアにデスクがあります。

社長

「テレビCMもやってない。プロモーション活動にも金をかけられない
 自分がブラックサンダーのファンだったらどんなことをやったら嬉しいかを心がけてやってきた」

4年前に先代から会社を引き継いだそうで、そこからファンとの関係を変えたようです。

その理由

会社だけで考えた物では客に響かない商品が出て来た
ブランドは会社ではなくファンの物

有楽製菓の歴史

昭和30年ウエハースの製造からスタート
手軽なお菓子を生み出そうと28年前に出来たのがブラックサンダー
ヒットの切っ掛けは「生協の白石さん」体操の「内村さん」の口コミ
年間2億本を販売

ブラックサンダーはこういう熱烈なファンにより育てらました。

2021年4月ファンとのコミュニティ開設

運営を託されたのは入社4年商品戦略課鈴木さん31歳

まず取りかかったのはコミュティのネーミング

ファンにブラックサンダーのイメージを聞くと…

「黒」というイメージからちょっと悪い感じのイメージが。
確かにブラックサンダーは悪者感がありますよね。

こういう熱烈なファンの声を参考に
コミュニティを黒い広報室と命名

ファンを巻き込むために鈴木さんが広報室長となりファンを広報員と呼ぶ事に。

そしてSNSで発信
秘密結社や闇組織みたいなイメージになっています。

12月には変なメールが広報員に届きました。

「ミッション 新商品の感想を投稿せよ!」というもの。

敢えての命令口調。
広報員達はTwitterなどで呟いていました。
良いネタですからねぇ。

ファンの人たちは大いに楽しんでました。
独特な交流です。

有楽製菓の他の社員は、怪しい感じがするとか、女性が集まりにくいんじゃと心配してましたが。

鈴木さんの1日

7:30に出社…早いなぁ。

公式アカウントで「おはようサンダー」って呟いているそうです
瞬く間にリプきてましたが。

仕事の合間時間が出来るとタブレット片手にファンからの書き込みを確認。

大人気のアップルパイ専門店とのコラボ商品を確認したり。
その合間もファンに送るメッセージを考えていました。

黒い広報室が本格始動して5ヶ月
登録数1963人だそうで女性7割というから凄いです。

更にファンから変なVTRも届きます。
日本工学院専門学校の学生が自主制作したCM

熱烈なファンがCMまで作ってしまいました。
なかなか独特なCMでしたが。
それを受けて鈴木さんも「嬉しいし熱が上がる!」とテンション上がってました。

2月10日有楽製菓応接室に鈴木さんが学ランで登場…?

オンラインイベント
青春というテーマでライブしてました。

閲覧者4500人

1時間半ライブ配信。
4人の広報員が特別ゲストで参加してました。
熱い思いを語っていた

ファンが楽しんでくれているのを交流で感じて改めて
「やってきたことは間違いではなかった。もっともっと楽しませてあげたい」と感じたようです。

ちょっと気になりますよね。黒い広報室

かつお節の魅力を発信!

東京日本橋にある歴史を刻む老舗も藻掻いていた

にんべん

創業から322年の鰹節専門店

鰹節購入量

60年前から 7割減少していました。

オンラインイベントのかつお節講座なんてのを開いてました。

かつお節の基礎から教えてくれます。削り方とか
削り立てと置いたのは違うとか。

参加者は鰹節料理に興味を持つ人たち
鰹節を好きになって貰うために必死です。

参加者は面白かったとか感想をくれてましたが…。

経営企画部の森さん

「伝えたことを知って生活に繋げていこうという声が聴けて嬉しかった」

鰹節離れを食い止めたいにんべん

ルーツは江戸中期に乾物屋として始まったところから。
伝統的な製法で作られた鰹節を販売しています、。

新しい事にも挑戦してまして。「

鰹節の使い切り商品

酸化を防ぐことで風味を損なわないのはにんべんが業界に先駆けて開発したそうです。

誰も嫌いになったわけではない鰹節はどうしたら浮上できるのか

鰹節専門店のにんべんがやっている事

髙津社長が案内してくれます。
髙津社長の名前は伊兵衛

代々伊兵衛という名前を襲名しているそうでして。
社長は戸籍から変えている筋金入りの伊兵衛でした。
改名できるんですねぇ。

なお13代目だそうです。
祖父も伊兵衛だったとのkと。

そのにんべんがファン獲得のために作ったのが
日本橋だし場

出汁が楽しめるバー(?)です。
削り立ての鰹節をこの場でひいてひき立ての出汁を提供しているというバー。

松下さんが飲んでましたが香りが強くて美味しいとのこと。

新しい提案としてクリームで飲みやすいようになった商品も。
ポタージュのような感じでした。

それも美味しいそう。

高津社長

「美味しさが料理の土台となるような味のインフラ。 多くの人に知ってもらう


ファン作りの場になればと思ってだし場をやっているそうです。

「だし場 はなれ」という場所も
そこではだしをつかった色々な料理を食べられます。
和の出汁と洋風、エスニックなどを組み合わせた商品もありました。

新しい出汁の使い方の提案の場でもあるようです。
ファンの方食べて貰えることで出汁の概念が広がります。


にんべんの人がラインしてました。

にんべんだしアンバサダープロジェクト

かつおぶしと出汁の魅力を発信する人たちがいるようです。
レシピなどの情報を発信してます。

これが熱烈なファンの集まり
メンバー500人

運営管理者が4年目の方。元アパレルで働いていた人。
アパレルから食へ

転職の理由は?

「元々食べるのが好きでその時に「にんべん」の求人見て、だしひけるようになったらいいじゃんと」

結構軽い理由でした。
希望に満ちあふれた転職だったが途中で行き詰まったそうです。

最初の1年はがむしゃらに何をしたら喜んで貰えるかなと考えて一生懸命やってた
2年目になると興味を持って貰えないようになったそうで。

2年続けていたけれどどうにか出来ないかと相談しました。

経営企画部は専門家に依頼

出口さんというアジャイルメディア・ネットワークの方に依頼。
アジャイルメディア・ネットワークは東証マザーズ上場企業で、200を超える企業のファン作りを支援してきたそうです。

影響力を持ったインフルエンサーに起用しても瞬間的な情報拡散や売上げなどの短期的な効果となります。
プロモーション要素が強いとのこと

色々とにんべんの問題点を指摘していくアンバサダー

「にんべんは客に対してのおもてなしをやっていた印象
 物を提供し続けたり所謂至れり尽くせり
 こちらから何かを提供して初めて動いて貰っている
 にんべんは自分たちで考えた物をA、Bどちらがいいですかとよくやる
 ABになる手前の部分から一緒に取り組みをして貰うことが非常に大事」

駄目出しの嵐
唯一出口さんが良いと言ったのは

おだし通信

「これは絶対ヒント。ここは活路がある」

熱いファン獲得の手立て

にんべんだしアンバサダーが作るWEBの広報誌おだし通信

参加すると気になり、一緒に作った仲間という感じでつながりが出来ていくそうです。

アンバサダーが工場に行って製造工程を取材

どこに行き何をやるかアンバサダー自身が考えて作った模様。

ファンマーケに於いて大事なことは
結果を提示するではなくプロセスを見せて巻き込んで一緒にやること

ファンを巻き込み一緒に作るのが重要だそうです。

最新号のおだし通信

アンバサダー考案のレシピが出てました。
考案者の一人、山本さんを訪ねます。

東京のマンションの共有スペースのキッチンで料理している女性。
鰹節を使った料理教室でした。
にんべんの鰹節を使った料理教室をしてた

山本さんの本業は助産師

産後、体にダメージを負いやすい女性に鰹節が良いと考えて自発的にやり始めた

出汁の取り方から丁寧に教えます
できたてのだしは美味しいそうです。

生後10ヶ月の子も飲んだようですが美味しかったようです
子どもの舌は正直ですからねぇ。
それが認めれば美味しい事でしょう。

延べ500人以上に鰹節レシピを紹介してきた山本さん

なぜにんべん?

かつお節の香りが他とは違うそうです。

にんべんのかつお節は、本枯節

香りが他の鰹節と違います。
かつお節も作り手によって変わるようですが、にんべんのは焙乾した香りが強いそうです。

焙乾

乾かして天日干し繰り返して半年かかる作業

香りを活かした料理が厚切りの鰹節を入れて煮込んだカレー
風味付けに老い鰹節も

味も良かったようです。

更に自ら行動を起こすファン

FMやまと
ラジオパーソナリティの杉本さん
この方もだしアンバサダー

あることを始めようとしていた

新コーナーとして、「おだしでごはん」を始めました。
にんべんの出汁を使っての料理を紹介するようです。
出汁使ったレシピを紹介する番組となりました。

番組のスポンサーをしているわけでも無く出演料も払ってない

だしアンバサダーの活動することでにんべんの商品が一番好きになったそうです。

にんべんも変わる

創業以来初ファンの声を取り入れた新商品を開発していました。

ポーション出汁

という3月発売新商品が出来てました。

ファンの声を取り入れた新商品
創業以来初、鮮度が保たれるポーションタイプ
使い切りタイプです。

手軽に本格的な出汁を楽しみたいというファンの声を活かしてこの形に

パッケージの裏には料理のレシピもファンから出たアイデア。
だしアンバサダーの商品に使ってもらい味の感想も聞きました。


「にんべんが気合いを入れているのが分かった」
「コスパの面ではたかくなる
「あごだしとかでたらもっといいな」

次の商品開発に向かうにんべん

老舗がおおきくかわろうとしてます

「一方的に出すだけでは無くアンバサダーとコミュニケーションを とって交流が出来るのはファンしか出来ない。
 好きという気持ちを広げてそんな気持ち持って貰えたら嬉しい」

いまヒットを生み出すには末永く応援してくれる熱烈ファンを作ることが大事と締めくくられてました

後書き

熱烈ファンに支えられているのは大きいですよねぇ。
それぞれのブランドがどうやってファンを作り囲い込めるか。
そこから広げていけるか。
それが生き残る重要な部分になりそうです。

このブログも…ファンを作れるかなぁ。
作れたら良いんですけどね。

ガイアのファンとか。

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