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VOICEROID2 結月ゆかり
お値段はこんな感じ。
記事を書いている時点でAmazonでは品切れです。予約して購入して良かった!
今回からエディタが独立して、複数のボイスを1つのエディタで使えるようになったようです。
しかし1つのボイスしか必要の無い私にはあまり関係ないのですけど。
あまり動画も作らないのに複数ボイスなんて宝の持ち腐れです。
万能な結月ゆかりがいれば、私レベルの動画を作るには事足ります。
早速利用して動画を作成しました。
興味がある方はご視聴下さい。
BGMも絞ってますし、声しか出ていない上、ネタなども含まれていない動画なので声を聴くには良いかと思います。
エディタがかなり変わった
旧エディタはこんな感じでシンプルでした。
新エディタになると複数キャラクターが使えるようになると言うこともありましてちょっと専門的に煩雑さは増します。
UI/UXとして使いやすいかと言えば残念ながら複雑さが増して難易度は上がりました。
慣れていればそうでも無いのですが初見ではとっつきにくいかも知れません。
下にタブが4つあります。
マスター
基本となる設定部分ですね。私のチューニングはこんな設定値です。
そこからボイスごとに変える形となります。
(たまに弄ってるの忘れてボイスばっかり弄って後でここ触ってたのを思い出します)
ボイス
個別ボイスの設定値となります。
ここで、色々設定を弄ります。
話速は早いほうが好みなのでここでもちょっと早めに。
感情パラメータはここで弄ります。
フレーズ
一番使う部分。ここがメインとなります。もう睨めっこしまくります。
細かい文章の調整をここで行います。
単語
単語ごとに設定して置けます。
「A列車で行こう」など個別のアクセントを登録しておくと便利。
いつも変なアクセントになるのです。
調整方法:感情の使い方が難しい
感情が今回追加されています。
ここから先は個人的な使い方です。ガイドブックとかの方が詳しく書いてあると思います。
私はガイドブックや説明書を読まず、実際に触って感覚で覚えるタイプなので…。
これを入れると情感豊かな表現ができますが、かなり調整がシビアです。
最大値にしてしまうと声質が全く変わってしまいます。
基本的にこの設定を入れると声が高くなるというのがあるようです。
ベースの声からかなりかけ離れて、電話の時に声が高くなる女性みたいな感じになります。
その為1.0はほぼ使わないと思います。声を変えたいときに使います。
普段で感情をプラスするなら0.5未満に抑えてやると結構良い感じになります。
(個人的な感想)
その後、フレーズページに移りまして話速を少し抑えめにします。
そうすることで少し声が低くなります。
直接的には、高さパラメータもあるんですがこれ結構難しくて。
弄りすぎると機械音が目立ってしまいます。
機械音になると耳障りなノイズが入るのでその点だけは注意しています。
場合によっては抑揚も弄ります。
上げすぎると高くなるので、少し低めにしたり。
ちょっと白けてる感じにするには下げたりとか。
と、言う感じで文章ごとに設定を入れたり入れなかったりをして文章を作っていきます。
これがまた楽しいので弄くりすぎて元の音が分からなくなったりします
総評
複雑さは増したけどその分色々と遊べる要素が増えた。
表現の幅が広がるのでこれは買いだと思います。
最初の方に書きましたが初めてVOICEROIDを触る人にはちょっととっつきにくさはあると思います。
勿論、必要となるのは動画やゲームなど作る方になると思いますので、PC操作の初心者と言うこともないでしょうし。
その辺は慣れれば問題無いと思います。
問題点
フレーズを調整するときにアクセント句を分割したりするんですけど。
そうすると、それ以降のフレーズが平坦になることがあって全てのアクセント調節し直しになるんです。
今まで(EX+)はそれなりに調整してくれた気がするので劣化したのかバグなのか。
たまにあれ?って思う事がありますが、それは使い続けてきた人が感じる問題点かなと思いますし。
今後修正されるかもしれませんので問題は無いと思います。
因みに
感情を入れると若干表情が変わったりします。
細かい所への配慮もしっかりですね!