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Civilization VIプレイ記:初心者が挑んだトラヤヌスの制覇への道

Civilization VIプレイ記:初心者が挑んだトラヤヌスの制覇への道

Civilization Vのベテランプレイヤーとして、自信を持って新作に挑戦することにしました。
しかし予想以上にゲームシステムが大きく変更されており、戸惑いの連続となったのです。
今回はその戸惑いと克服の記録をお届けしたいと思います。

文明選択とゲーム開始

前作での経験を活かせると考え、バランスの取れたローマを選択することにしました。
指導者はトラヤヌスです。
新システムへの適応を考慮して難易度は控えめに設定してプレイを開始しました。

序盤から中盤にかけては、典型的な領土拡大と都市発展に力を入れていきました。
所属する大陸での拡張余地がすぐに限界を迎えたため、騎兵が登場する時代からは、生存をかけた戦争を開始することになりました。



限られた土地を巡る戦いは、それから長期にわたって続くことになったのです。

予期せぬ危機との遭遇

戦争に明け暮れる日々の中で、宗教への関心は自然と薄れていきました。
敵の軍事力との戦いに集中するあまり、別大陸で着々と力をつけていたマヤの存在に気付くことはありませんでした。
その油断が後に大きな代償を払うことになるのです。

転機となったのは、ある都市の占領でした。
勝利を確信して占領した瞬間、突如として敗北の文字が画面に踊ります。



原因を調べてみると、気付かないうちに自国の大半が別大陸に存在していたマヤのヒンドゥー教に染まっていたのです。
新たに占領した都市もヒンドゥー教の信者で溢れており、国全体としてマヤの宗教が主流となってしまったのでした。

逆転への挑戦

この危機的状況を打開するため、急遽方針を大きく転換することにしました。
宗教ユニットを大量に生産し、自国の都市を一つずつ丁寧に改宗していく地道な作業を開始したのです。



マヤの宗教的影響力との競争はまさに時間との戦いでした。

戦争に没頭するあまり宗教への警戒を完全に怠っていたことが、思わぬ形で裏目に出たのです。
大陸間の情勢把握の重要性を身をもって学ぶことになりました。
この経験は後の戦略に大きな影響を与えることになります。

最後の決戦

宗教の危機を見事に乗り越え、ついに残る敵はジョン・カーティン率いる豪州のみとなりました。
わずか数都市に追い込まれた豪州は、カーティンの平和主義的な政策を反映してか、軍事力は驚くほど脆弱な状態でした。

終盤戦の様相は、現代戦争の縮図とも言えるものでした。
6機のジェット爆撃機部隊を組織し、豪州の首都への大規模空襲を実施します。
対空防衛の脆弱な首都は、まさに無防備な状態でした。

ロケット砲兵とミサイル巡洋艦からの精密攻撃も加わり、都市の防衛施設は跡形もなく消し飛びました。
その後、機械化歩兵による大規模な地上侵攻を実施し、近代戦車部隊も投入しました。



カーティンの平和路線が仇となり、豪州軍の抵抗はほとんど見られず、想定以上にあっけない終わり方となったのです。

勝利と得られた教訓

2033年、ターン数467での制覇勝利達成となりました。
騎兵の時代から続いた戦争と予期せぬ宗教的危機を乗り越え、ついに世界統一を果たすことができたのです。



このプレイを通じて、私は重要な教訓を得ることができました。

  • 宗教システムの重要性:Civilization VIでは、宗教が勝利の鍵を握る重要な要素となっています。
  • 大陸間の情勢把握:目の前の戦争に気を取られ過ぎず、世界全体の動向を把握する必要があります。
  • 軍事力の維持:平和主義的な文明であっても、最低限の軍事力は必要不可欠です。

おわりに

長期の戦争、予期せぬ宗教的危機、そして現代兵器による圧倒的な軍事力での勝利を経験しました。
様々な局面を経験したこのプレイを通じて、Civilization VIの奥深さを実感することができました。
次回はこの経験を活かしつつ、より高難易度での挑戦を試みたいと思います。


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