ガイアの夜明け 感想

『使う電気は自分で創る!~ゼロエネルギーへの挑戦~』【今日の「ガイアの夜明け」感想】

今日のガイアを3行で

  • ゼロエネルギーへの挑戦についてを追っていました。
  • イオンでは創エネのために必死に駆け回っていました
  • 愛媛の西条市にあるいとまちではゼロエネルギーホテルを作っていました。

※この記事はガイアの夜明けを見ながら自分のメモ書き的な感じで書いている記事です。放送内容を引用してます

イオンモール幕張新都心の節電対策

売上高9兆円超えのイオングループ。
その1つイオンモール幕張新都心
5月上旬8:00

ある使命の為に動き出す人たちがいました。
イオンディライト近藤さん
開店2時間前から勝負が始まります。

通気口を開放して回っていました。
外気の風を入れる為とのこと。
エアコンを付けずに冷たい風だけでも館内を涼しくしようとしてました。

イオンの電気使用量

日本全体の0.8%使っている

イオン凄すぎですね…。
日本の電力の0.8%使うとは。

だからこそ如何に節電するかが重要のようです。

外の気温を確認し出入り口に向かいます
自動ドアの電源スイッチをOFFにして手で開け放ちました。
からっと晴れて湿度が低めなので自然の風を館内に通してました

何故こんなことを?

ターボ冷凍機冷房機器

運転するとかなり電気を消費するしろもの。
イオンの電気で使うのは空調です。
電気を大量に消費する機械を作動させたくないという理由でした。

こうやって春と秋は空調をしっかり調整したそうで。
2022年は2018年比で
5月は7.4%
10月は7.5%
節電似成功したそうです。

電気代が値上がりしています。
省エネにくわえ電気を創るプロジェクトも立ちあがっています。

使う電気を創り自給率を上げる

畑から電気を収穫したりとかもあるようです。

住みたい田舎全国1位

名水が無料、電気を自給自足、災害にも強い驚きの仕掛がありました。
ゼロエネルギーの日本初のホテルも創りました。
ゼロエネルギーなのに美味しく楽しい

という事で、今日のガイアはエネルギーについて追っていました

イオンモール豊川

愛知県豊川市
4月オープンイオンモール豊川
最新鋭の省エネイオンモール

延べ床面積は東京ドームの2.5倍
190の専門店が軒を連ねる

どこが最新の省エネ?

館内に風が吹き込んでいました
館内の木々の葉が揺らいでいます。

「外にいる見たいな気持ちいい風が吹いてきて快適」という声も。

仕組みは?

開発本部の松川氏

自動扉を開放することで風が下からながれて上の方につながり
高窓から抜ける用になっている

自然の風が効率良く通り抜けるように設計されています
これまでの店舗とは根本的に違うそうでして。

最新システムが導入されています。
常にAIカメラがエリア事に分析して混み具合を計算
自動で窓を開閉するなど空調コントロール

エリア事に照明の明るさエレベーターの稼働数も調整

客やテナントが不快にならないようにしつつ省エネに取り組んでいるそうです。
全自動省エネ

エネルギー消費量

50%以下に削減可能

このショッピングモールは節電だけでは無く電気も創り出すそうでして

フードコートの厨房に秘密がありました

食事作るとどうしても生ゴミが出てしまいます。

食品生ゴミ

これを有効利用していました。
モールの裏にあったのはバイオガス発電

バイオガス発電

生ゴミ→粉砕→タンクで発行して→バイオガス
それで発電機を回して出来た電気をモールで使うそうです。

1日に出る生ゴミ1トン

そこから回収出来る電気はモール使用量の0.4%相当

効率悪すぎですね。
捨てるよりはマシという感じでしょうか。
コストが高すぎると思います。

お店の人は。

きっちり店としても分別をして資源の有効活用をして行きたい

と語っていました。

他にも大量に電気を産み出す方法が。

駐車場の屋根の上に太陽光パネルを積んでいました。
駐車場に着けるのはイオンモールでも初めての事態。

駐車場の屋根の上に太陽光パネル

年間発電量:電気使用量の8%を発電

駐車場には太陽光パネルの設置が難しかったそうですが、イオンの働きかけで建築規制が緩和されて実現したそうです。
今後増えていきそうですね。
日本の駐車場のに太陽光発電無かったのは建築規制があったからだったんですね…なるほど。

更には冷凍冷蔵ショーケースの入れ替えもしていました。

蓋が付いているようでエネルギー効率が良い

新型ノンフロン冷凍ショーケース

消費電力50%カット

こうした取り組みの背景

2018年に出した脱炭素戦略がありました。
2040年までにCO2排出量を送料でゼロに

イオンも自然災害の被害にあっていました
2018年の西日本豪雨
イオングループ浸水被害などで15店が営業停止
浸水被害が大きかった店は営業再開に1年以上かかったところも。

これからの会社の姿勢を語ったのは

イオン吉田社長

環境への取り組みは社会貢献のレベルではない
事業そのものにならないといけない時代
グリーンエネルギーを創出する 自ら創る

イオンはCO2排出量の9割が電力由来
CO2を出さない電力に切り替える必要がありました

イオンの電力対策

イオンモールで太陽光発電を推進してきた渡邊氏

地域で一番電力を使う施設は使う電気は自分で創る。
地域で創る。2040ねんまでに電気の自給率を100%にする

その一環でやってきたのが千葉市役所

イオンは発電所を創って自給率を上げていきたいと考えてました。

イオンの太陽光発電所:全国740箇所

既に去年から30のイオンモールに供給しているそうです。

ただ太陽光発電所を創る土地の悪補が難しくて相談に
全国で先進的に取り組んでいる会社があるとのことで教えて貰ってました

千葉市緑区

自然に恵まれた地域にいるある人に会う為にやってきた

千葉エコエネルギー社長:馬上さん

サツマイモ・ジャガイモ・ナス
上で太陽光パネルが発電をしているそうです。

千葉エコエネルギーの自社農園

1ヘクタールの農地の上に3000枚の太陽光パネルがあります。
さらに多種多様な野菜を栽培

上に太陽光パネルあっても野菜は育つようです。
むしろ夏の暑い時期は日陰が重要とのことで質の良い野菜になるそうです
猛暑の去年も太陽光パネルのおかげで質の良い野菜を作れたとのこと。

さらに太陽光発電の売電収入:年間2400万円

野菜も千葉市内の様々な店に卸しているそうです。

この辺りを一緒に出来ればまさに循環
電気に加え収穫出来た野菜も売りになるかも知れない

この辺りででたくさんの農地を使わせて貰っているそうで。
理由は農業をやる人がいないからとのこと。
太陽光パネルが置ける日当たりの良い場所が見つかりそうです。

しかしまだまだ足りません
ある人たちから知恵を借りようとしていた

東京大学大学院工学系研究科の人たちでした。
イオンモールの社会連携研究をするそうです。

都市の施設事に電力の時間消費を季節別にシミュレーションして。
ある地域の時間帯別太陽光発電のグラフを作っていました。

昼間に充電しきれず無駄な電力があることに着目
昼間余っている電力は蓄電されず利用されていないのでイオンで使えないかと考えていました。

大阪堺市イオンモール

放電器を設置していました。

家庭(自宅)の再エネででる余剰の電力をモールに持ってきて貰う仕組みとのこと
自動車などにいれて持ってきて放電して貰う事でインセンティブポイントを提供するそうです。

買い物がてら放電して貰おうという試み

30分事に24ポイントが貰える

客の高い意識に対してポイントを付与して地域の客と商業施設が一緒になって取り組むことだと理解した
再エネのト取り組みは我々のミッションだと思う
一つ一つ壁に当たりながらチャレンジしていきたい

と語っていました。

その他のチェーン店でも

ファミマでは
飲み物を冷やす冷蔵ケースには透明カーテンで冷気を保ったり
照明の明るさを6割落したりして店舗全体の電気使用量を10%削減

電力使用量が大きい業種

5位 デパートスーパー
4位 娯楽場
3い 病院
2位 ホテル旅館
1位 飲食店

と、飲食店がやはり多いようです。

丸亀製麺

店内で打ち立てゆでたての讃岐うどんが味わえると人気

独自の機械を開発したそうです。

丸亀製麺では茹で窯が店の電気使用量の3割を使っているそうでうす。

そこで省エネ茹で窯
時間帯に合わせて自動で調整

忙しいときに最大火力、客が少なくなれば火力を落します。
安定した火力で茹で上げられるようです。

これで電気使用量の3割をい削減出来たそうです。

目標として2028年度までには全店舗に省エネ茹で窯を導入したいとのことでした。

糸プロジェクト

愛媛県西条市工業都市で人口12万人程。
住みたい田舎3年連続1位だそうです。
…人口12万人で田舎?

というのはさておき
日本一の美味しい水があるそうです。

石鎚山の麓に広がっていてその山の豊富な伏流水により地盤に穴を撃ち抜くだけで水があふれ出てくるそうでして。

うちぬきと呼ばれているようです。

市民の多くはタダで湧き水を生活に利用しているそうです。

いとまち

3年前に出来た商業施設です。
中に入ると平日なのに大勢がいます
地元で採れる新鮮な野菜や果物が並ぶマルシェ(産直市場)

旬の野菜を活かしたイタリア料理店が人気とのこと。

取材した日は広場では餅つきイベントが行われていました。

その中で楽しむ人が…。
いとまちを経営する石本氏
アドバンテック取締役だそうです。

街自体が人口も若い人も減って遊びに行く場所もなかった
最初は皆が集まれる場所にぎわいが創られる場所が出来たら良いねと

アドバンテックは1995年に西条市で創業
従業員455人

半導体製造装置の部品世界トップシェア

太陽光発電事業も2010年開始
全国106箇所で設置運営しています。
その中心人物が石本氏

創るだけでは駄目体感もして慣れ親しんで貰う

6.6ヘクタールの耕作放棄地を自分たちの手で開発しました。
2020年いとまちマルシェオープン

太陽光発電で創エネ。自ら使う電気は創る

床にも壁にも天井にも全て断熱材が入っていて省エネ設計

エネルギー消費量

基準値より91%減

我慢する、暑いけれど空調をいれないのは客商売なのでやれない
快適な環境の中で効率を良くすることで省エネを達成している

マルシェの横に住宅ゾーンもあり80区画を整備。
新居の完成を待つ人もいます

そして日本初の凄いホテルが誕生しました。

エネルギー自給自足のゼロエネルギーホテルが誕生

創ったのは石本氏
やっと出来上がったホテル
いとまちホテルゼロという名前にしたそうです。

ゼロエネルギーのゼロとのこと・

エネルギー消費量がゼロのホテル

日本初ZEB認証のホテル

ZEB

NetZeroEnergyBuildingからZEBだそうです。

総量でエネルギー消費がゼロの建物です。

省エネで50%エネルギー消費を減らし。
創エネで50%エネルギーを生み出して総量で実質ゼロにする仕組み。

いとまちホテルゼロをデザインしたのは隈研吾氏
必要電力は屋根の太陽光パネルでまかなえるように創っています。

ゼロエネルギーホテルをどうやって客に伝えるか
西条市の特長は水なので「うちぬき」をメインの庭に作りました。
ずっと水が出ている状況です。
勿論汲み上げてるわけじゃないのでエネルギーゼロ

ホテルを魅力的に作る上で力を借りたのが

GOODTIME社長の明山氏

日本初のゼロエネルギー世の中に増えて欲しい
一緒に考えていけたら

ホテルの中も綺麗でお洒落
廊下はかなり長いです。長いのは屋根に太陽光パネルを載せる為です

更に照明も工夫して省エネしつつ格好良く見えるように配置
濃淡を付けることで省エネかつお洒落になったそうです。

室内には西条市の水が飲めるような仕組みが。
湧き上がってくるような仕組みがありました。
勿論エネルギーゼロ

部屋は57室ありゆったりサイズです。
淡い青のトーンで統一
スタンダードルーム(1泊2日朝食付き)13200~

色は地域特有の青い石伊予青石にちなんだもの
ホテルのあちこちに敷き詰められています

VIP用には源泉掛け流しの露天風呂も。

欠かせないのは料理
ゼロエネルギーホテルに欠かせない料理を作るのは入部さん

地元の養鶏場に行き拘り餌で育てられた鶏の卵を仕入れます。

餌は青のり…廃棄予定の青のりを地元業者から仕入
おから、米ぬかなど混ぜて発酵させて餌にするそうです。

有効活用出来る上に鳥の免疫を上げて
病気になりにくく健康になるので健康な卵に

今まで食べてきた卵と全然違うそうです。

他にも地元で作られているねぎなどに目を付けてました。

ゼロエネルギーホテルの為に創った絶品料理とは

電力の地産地消

電気代の値上がり自然災害
エネルギーを安く使う事が難しい今電力の地産地消も行われているようです

長野県安曇野市
小型水力発電所

用水路の水の流れる先に小さな建物
350世帯分に相当する発電を行っています
元々あった水の流れを有効活用してました。

宮城県東松島市
スマート防災エコタウン

大規模な太陽光発電をして蓄電池で使っている
災害時は病院など公共施設に電力を供給するそうです。

東日本大震災の経験が生きている

いとまちホテルゼロ

宿泊客は朝食が楽しみ
地元食材を使った美しいメニューが並びます

料理開発入部さん
新しいタイプのエッグベネディクトをホテルの朝食として提供したいと考えていました。

先ほどの鶏の卵
太いねぎ
茹でて敷き詰めます
酢で表面を固めた卵を一般的にはマフィンの上に載せるがねぎに載せることに

旬の素材と合わせたオリジナルメニューでした。

卵の味がダイレクトに味わえる濃厚な味だそうです。

糸プロジェクト社長
石本氏

もっとも拘ったのが蓄電池だそうです。

コンテナに大量の蓄電池が入っていました。
費用は酢億円掛かっているそうです。


石本さんの狙い

停電になった時でも太陽と蓄電池の力で3日間電気が使える街
800人が避難して生活を3日以上できる量を貯めているそうです。

太陽光で発電した電気を貯めていざという時に電気を送ります。

防災の街

これが形を変えて
色々な事業に発展していく目的で創ってるそうです。

いとまちに高知県黒潮町の松本町長が視察にやってきました

蓄電池などを紹介していました。

町長が直面する大問題を語ります

黒潮町は南海トラフの巨大地震の被害想定を内閣府からされたのが2012年3月
日本で一番厳しい想定を突きつけられた

高知県黒潮町
海が美しいです

南海トラフの巨大地震の甚大な被害が想定されていてどうさけるか探っていた
街作りをどうするか

防災と新しい時代の街作りをする必要があります

石本さんに協力を仰ぎ防災とエネルギーの街を作ることに

一日でも早く実を結べるように
微力ながら手伝いをしたい

エロネルギーな街
新しい発想で日本の未来の街作りを変えていくかも知れない

と締めくくられていました

まとめ・感想

電気を創り出すという話がでてました。
ほぼ全て太陽光でしたけども。
太陽光に頼りすぎじゃないですかねぇ。
もっと他の方法を作らないと。
太陽光と位置エネルギーを使った発電を組み合わせて…とか。

あと、いとまちの蓄電池。
あれ場所大丈夫なんですかね。近くに水路らしき物があるように見えましたが
溢れて水害とかでぶっ壊れるとかないんですかねぇ。
流石に対策はしていると思いますが心配になりました。

そんなこんなで創エネの話を眺めていました

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