ガイアの夜明け 感想

『開園!ジブリパーク ~舞台裏を独占取材~』【今日の「ガイアの夜明け」感想】

今日のガイアを3行で

  • ジブリパークの開園までに密着していました
  • ジブリパークの内情を少しみる事が出来ました
  • 色々な仕掛が少しずつ紹介されていました

※この記事はガイアの夜明けを見ながら自分のメモ書き的な感じで書いている記事です。放送内容を引用してます

11月1日ジブリパークオープン

11月1日ジブリパークがオープンしました。
スタジオジブリが手がけいます。
一歩踏み入れるとそこには映画で見たあの世界が広がります
5年の歳月をかけて作りあげたジブリパークの開園までの舞台裏をガイアのカメラが密着してました。

ジブリパークについて

愛知県の愛・地球博記念公園
モリコロパーク
東京ドームの40倍以上ある中にジブリパークがあります。
2005年の愛知万博の跡地。

自然の英知というテーマを受け継ぎ森や施設はそのまま活かされています。
まずは広大な公園の中に3箇所のエリアがオープンしました。

  • ジブリの大倉庫
  • 青春の丘
  • どんどこ森

日時指定の予約制だそうです。

ジブリの大倉庫

元々は温水プールだった場所です。
巨大なガラスの建物の中に2年以上かけて不思議な街を作りおました。
ジブリが一杯の宝箱です。

天空の城ラピュタやら千と千尋の神隠しの世界など。
色々なジブリの世界が詰め込まれています。

アトラクションやパレードはありません。

お客さん自身がジブリ映画の中に迷い込み、歩き回りmのぼり、覗いたり…色々な発見と出会えます。

青春の丘

耳をすませばの世界観が広がります。

どんどこ森

トトロの世界がモチーフです。
山の上にいるのがトトロ。

サツキとメイの家もあります。
これは万博でも展示されていたものを楽しめる感じです。

その家で山盛りのご飯を食べている人がいました。
スタジオジブリの宮崎吾朗監督。
宮崎駿監督の息子でゲド戦記とか作ってる方です。

この方が携わっているようでした。

変わった研修

2021年春の研修の様子が出てました。

サツキとメイの家のかまどに火を入れてました。
あれって使えるんだって感じでしたが。

この家の物を使う事に拘ったそうです。

触ってあげる事
自分が使ってるつもりで並べ替えてあげるとかそういう触り方してあげるといい
住んでいるという感覚を作った方が良いので。
見るだけのセットとして作るのではなく実際使えた方が良い。
触れた方が良い
触って欲しいという風に作ると触って貰える。
そうすると物が生き生きして見える。

トトロの時代設定は昭和30年代
サツキとメイの家も当時の雰囲気が表現されています。

しかし若いスタッフはその頃は知りません
お風呂も薪で沸かします。
身をもって体験するのがスタッフの第一歩です。

研修を一際頑張っている女性がいました。
吾朗監督の横にいる本間さん。運営本部の人。
面白い経歴の持ち主でした。

元々新聞記者
記者以外の仕事に携わってみたいと思って今の仕事を希望した

若いスタッフのリーダーとなりジブリパークの接客を作りあげようとしてました。

ジブリパークは、ジブリや県、中日新聞が共同出資した会社が運営するそうです。

アルバイト研修

大勢の若者がきました。
アルバイトスタッフです。
2ヶ月間接客トレーニングを行います。

まずはどんどこ森に連れて行きます

研修センターから歩いて20分以上
気温33度のなかでした。

家の説明をしっかりしていました。
子どもの手の届かなさそうなところにある薬箱など。
細部の細部まで拘っています。

そして重要なのは。

ジブリパークはどれも触って良い(一部を除く)

あれこれ触って確かめて欲しいそうです。

青春の丘エリアの研修

地球屋

耳をすませばに登場するアンティークショップです。

爺さんが営むアンティークショップとバイオリン工房スペースがあります。
バイオリンが下げられている場所が聖司君の作業スペース。
楽器演奏していた場所などもあります。

普通だと楽器やアンティークは壊れたら困るのでイミテーションを置きます。
壊れても良いように

ジブリパークは違います
制作中のバイオリンも工具も、飾られた楽器も本物

ピアノとかも本物です。
段から触るのが良いと断言していました。

机の下の木くずも拘り
本物のバイオリン製作者に散らしてもらったそうです。

床掃除どうするかは清掃会社と協議しているところ

…そうか。そういう問題もあるのかと。

暮らしぶりが見える品々が沢山あります。
食べていたうどんの鍋やら主人公達のノートまで。

ジブリパークが目指すのは

いかに客にジブリの世界に入って貰うか

その為の役割をスタッフに語りかけます。

監視とかは使わず、見守りやサポートがスタッフの役割

アルバイトスタッフは何気なくきいていますが…
今まで見守るという接客はないです。

各エリアのリーダーも手探り
テーマパークの接客経験などがあると更に戸惑いがあるようです。
どうやって楽しませるかを考えて仕事をしてましたがそうじゃないからです。

「こういう所が面白いですよ!」とかも無しですからねぇ。

リーダーを統括する本間さんも悩んでいました。

客が主人公で影から見守る人たち

一般アルバイトの人や学生さんもいるのでどうやって伝えて行くかが難しい

時間はどんどん過ぎていきました。

開園まで1ヶ月半

コーチ陣がスタッフ研修に来ました。
ジブリの設定やらバイオリンについてなど専門分野のコーチです。

鳥の何を考えているのか分からない目。
トトロの目だそうです。
鳥の目から発想しているとか。

駿監督は色々な植物や動物を観察してそれを自分の映画の中に使っている

凄く自然の高い職場で働くのは生き物達と一緒にいること
好きにならなくても良いので嫌いにならないで

自然豊かだから虫とか動物とか沢山いますからねぇ。
それらを見て逃げるとかではなくという感じらしいです。

なかなかむずかしい職場ですね

バイオリン制作者による研修

耳をすませばのバイオリン
聞かれても正確に答えられるように制作工程や道具の名前を学んでいました。
さらには弾いてみたりもしていました。

地元の人とタッグを組んで作る

ジブリパークのイメージスケッチがありました。
宮崎吾朗監督が作った物です。
そのイメージスケッチの世界を表現したのがジブリの大倉庫

愛知の人の挑戦がそこにありました。

ジブリの大倉庫はサッカーグラウンドほどの敷地。
ジブリ映画の建物が所狭しと詰め込まれています。

天空の庭には天空の城ラピュタのロボット兵がいたり。
アリエッティの小人目線の世界があったり。
湯婆婆がいたり。

公開倉庫

ジブリが展示会なんかなどに出すときに作った美術品やオブジェも見れます。

中央階段

シンボです。
あちこちにタイルが使われていてきれいです。

このタイルの絵作開始は1年前。
タイル職人 白石普(あまね)さん。
宮崎吾朗監督のイメージ画を元に腕を振るいました。

とにかくタイルの形動きだけで動いているように描けるというか
これをタイルにしたときに止まったみたいになると行けないと思って。
プレッシャーが大変

目指したのは動いて見えるタイル装飾

愛知県瀬戸市

タイル作りの拠点にした街です。
陶磁器を瀬戸物と呼ぶのは瀬戸市が材料の土に富み陶磁器の一大生産地だったから
産業は廃れて街も寂しくなりました。

大倉庫の中央階段を作ったのは

ダイワセラミックス(株)

上記のタイルです。
市内に僅かに残ったタイル工場です。

会長の増岡さん
愛知万博のときは瀬戸市長

嬉しそうに焼いていた
自分で作るのが

3月タイルを焼いていた白石さん
モザイクと合うように計算して焼いていました。
目をつけたのは廃棄されたタイル

タイルを焼いている課程で駄目な物が1割ぐらいでるそうで。
それを広い再塗装して焼くと色合いの変わったタイルが出来ました。
そういうのを組み合わせて中央階段を^作っていました。

均一ではない色や形、凹凸など。
思わず一つ一つ触りたくなる魅力的な装飾になりました。

動いているように見えました。

グッズ作り

日本の製造業を支える物づくり県の愛知県

ジブリパークのグッズにも活かされています。
瀬戸市の木工工房
木片から削り出されたのはどんぐりでした。
ジブリパークのオリジナルグッズ

バードコール

企画したのは島村楽器の岡田さん

愛知県産の木材に拘りました

島村楽器

環境に優しい楽器を販売して収益を森林保護などに役立てています

林業衰退し人工林が荒れています。
愛知産の木材を使う事で地元の森の保護をしようと考えてました

木工加工は手間とコストが掛かるので断られたそうですが。
木工作家の渡辺さんに出会ったそうです。

最初はあまり詳しくは教えて貰えなくて…
ジブリの名前は出さずに話をさせて貰い
ジブリのグッズと知ったときは驚いた
森を守りながらも物を作るというテーマを持っていた
やりたい話だったし凄い嬉しかった

刈谷市にある友澤木工
1962年創業木製ベッドの製造販売などをしています。
ここにも依頼していました。
ここは楽器も作っているそうです。
カホンという南米発祥の打楽器です。

友澤木工も

コロナでビジネスホテルなど業績悪化で煽りを受けてベッドの売上げも落ちた。木工屋として色々な物にチャレンジしたい

カリンバ
アフリカの民族楽器です。

試作品が出来ていました。
まだまだ改善点がありそうでした。

子どもが弱い力でも弾けるかという所が課題でした。

小さな子どもでも気軽に弾ける楽器にすること

カリンバとバードコール

これらをジブリパークのグッズとして作ったのは島村楽器

スギ・ヒノキは重量が軽く軟らかい木材
加工や音を綺麗に響かせるのに苦労をした
木材で堅さ柔らかさが違っていて違った音になる
少しでも日本の森のためになるようにと思い愛知の木材を使用した

オフィシャルパートナー:豊島

名古屋市中区にある繊維商社豊島

優しい色合いのシャツやエプロンを作っていました。
ルイボスや小松菜、珈琲などで染めていました。
使用済みのコーヒー豆などです。
廃棄野菜を再利用するプロジェクトでした。

こういう取り組みを続けてきていた

大量生産大量消費ではなく、コツコツと続けながら考え方が世の中に評価される用になったときに伸びるのかなと
消費者の意識も年々高くなり
環境負荷の低い製品い目が行くように

豊島はジブリパークのオフィシャルパートナーの一つ
トヨタ・敷島製パン・名古屋鉄道など愛知企業を始め22社がオフィシャルパートナー
新たな名所にするため応援する人が集まった会合が開かれました。

KDDI

名古屋の地元企業新しい繋がりが出来る
それも1つ非常に良いこと

三菱UFJ

自然との共生というところに共感

などなど参加者の声が聞かれました。

豊島の人もこの会合の意義を感じていました。

研修は続く

連日ジブリパークではスタッフ研修

10月中旬には運営シミュレーションが開かれました。

本番想定して来園者数は5000人
関係者や関係者の家族などが来園したテストが行われました

青春の丘エリア

ギリギリまで準備が続く
これまで連日トレーニングを積んだスタッフ
見守り接客は上手く行くか

ジブリの大倉庫の猫バスルーム
子ども達は元気いっぱい暴れ回ってました。

怪我をしないかハラハラしながら見るスタッフ

あれこれ注意すると簡単だがそうはしません。
動きがぎこちないがご愛敬

見守るのは難しいです。
分かります。子ども見守るって凄く大変ですからねぇ…。

ジブリパークの楽しみ

色々な楽しみ方があるようです。

大陸横断飛行

レストランのようです。
ここで味わえるのは
サンドイッチ屋ピザなどの軽食
長距離飛行のパイロットが片手で食べる食事をイメージして作ったそうです。
ちょっとお高めですけどね。

アリエッティの世界では小さくなったかのよう
思い思いに楽しんでいました。

ジブリパークには遊び心が沢山です。
自分で見つけるのも楽しみの一つ

釜爺のスタッフ募集ポスターなんてのもあるようです。
教えてもらわないと気づかないような物もあるようです。

来園者が自分で見つけてくれるのが理想だが…

なりきり名場面展

ジブリキャラと撮影できます。
顔無しが人気でした。

お客を入れて見ると見守るだけでは上手く行かないことも
見守る接客が上手く行くのか。
色々な秘密が隠されていますが…敢えて説明せずに見守ります。

地球屋のバイオリン工房でも黙って見守るスタッフ

客に触れてもらうため本物に拘った展示品
距離を取って見学するだけで触ってくれませんでした。

見終わった客は?

触っちゃいけないかなと思って触れずに回っていた

会議では…
楽器に触っていいんですときかれて
触って良いといったら子どもはバンバン叩いたりとかをしてしまいます。
正しい扱い方を教えれば変わります。

スタッフな的確な対応もありました。

「バロンの目を覗き込んでみて下さい」という声がけ

バロンの人形

精巧な作りなので触れない物の一つ

目を覗き込んでみて下さいと声かけたスタッフがいました。
それが素晴らしい対応だったようです。

まだ対応は探り中のようです。

開園

来園者が続々と

グッズ売り場はカリンバやバードコールが在庫切れに。
スタッフの挑戦も試行錯誤

2期の開園に向けた工事も進行中
もののけの里、魔女の谷が2023年にオープン予定とのこと。
ジブリの世界も広がります

オープンの時が一番ではない

運営しているが試行錯誤がある
徐々に改善改良されていく
慌てて最初に来なくて良いですよ

ゆっくり来て下さい。

ジブリは成長するので焦っていく必要はないとのこと。
この時期ですしね。
一回見て見たいとは思いますが…。

なかなか行けないですよね。

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