ガイアの夜明け 感想

『もう”素通り”させない!~「ちょっと寄りたい場所」見つけた~』【今日の「ガイアの夜明け」感想】

今日のガイアを3行で

  • 素通りをさせないアイデアについて
  • サウナにより町おこしをしていました
  • ベンチを置くことにより集客していました

※この記事はガイアの夜明けを見ながら自分のメモ書き的な感じで書いている記事です。放送内容を引用してます

山手線で利用しない駅

東京の山手線。
都心の一等地ですね。
利用している人に話を行きます。

山手線で降りたことがない駅

田端駅
目白駅
駒込駅

名前が挙がります。
とある調査では、

1位駒込、2位田端、3位目白という結果も。

立地が良いのに行かない場所というのは都会にもありました。

更に温泉県大分にも素通りされる町が
一発逆転の切り札は「サウナ」でした。

サウナのまち「豊後大野市」

大分県豊後大野市
そこに2月とは思えない光景…水着で川遊びする女性がいました。

気温は6.5℃

川遊び後向かったのはテントでした。
熱いという声が聞こえてきます。
中はサウナになっていました。室温は115℃
熱々の石に水をかけてミストも。

薪使った本格的なサウナで2時間2000円(1人)だそうです。
汗をかいたら川の中へ。
水温6℃ですが、天然の水風呂です。

「気持ちよさ過ぎて寝ちゃいそう」
「血の流れがめちゃくちゃ速くなっている」
「川から出た後の瞬間が最高」

こうして得られる気持ちよさを「ととのう」と言います。
大自然を満喫しながら「ととのう」サウナです。
これは町が抱える大きな悩みをきっかけに生まれました

温泉県大分は、別府、湯布院などがあり源泉数や湧出量日本一
観光客も多いですが豊後大野市は素通り。
温泉県にありながらメリットを受けられない町。

地元の人も嘆いていました。
「温泉があれば」と。

市長も悩んでいた

温泉が出ないというのは劣等感
温泉県大分と聞くと阻害されている感じがする
素通りはさせないという思い出取り組んでいたが宿泊地は温泉地が選ばれるそういう意味からすると通過される町。泊まってはは貰えない町

素通りされる街をなんとかしたい
豊後大野市は思い切った策を考えました。

サウナのまちを宣言

温泉に対抗してサウナでした。
豊後大野市の素通りさせない戦略です

サウナが人気の時代

サウナグッズは沢山あるようです。
サウナハット

被る事で頭周りの熱を抑えてより長くサウナに入れる

ウィスク

体を叩くと血行が促進されて汗が出る

などなど色々なグッズがあるようです。
それだけサウナ市場は大きいという事。

サウナ月に4回以上利用する愛好家:339万人
月に15回以上:33万人

なんていう数字があるようで2日に1回は入る人もいるそうな。

大分県豊後大野市はそのサウナ人気を取り込もうというものでした

旅行者の足を止めさせる

徹底していて、大自然とのコラボが売り
雄大な自然を生かしたサウナで勝負します。

サウナでたっぷり汗をかいた若者が後向かったのは洞窟の中

稲積水中鍾乳洞

そこを水風呂として活用していました。
全国のサウナ愛好家憧れのスポット
サーフボードに乗って洞窟探検も出来るそうな。
まさにここでしか味わえない体験です、

星空サウナ、夜桜サウナなどなどサウナ施設5箇所

大自然を生かしています。

去年7月以降サウナ客3000人

サウナのまちにしようと言いだしたのは高橋さん39歳
豊後大野市でゲストハウスを運営しているかたです。

元々東京でウェブ編集者だったそうですが。
大分県のイベントで豊後大野市の魅力を知って移住してきたそうで、奥さんと子どもがいます
サウナの大自然と相性の良さを知りました

綺麗な川が流れている
この自然の中で季節毎の空気の移り変わりと気持ちよさがあって
それがサウナには行ったときの外気浴に最適
サウナは自然があるところでやるのが適しているんじゃないかなと思った

高橋さんのゲストハウスも温泉はありません。
その為以前は冬になるとCloseだったようですが新たにサウナを作りました。
それによって年間客が来るように。
サウナは豊後大野市の大自然が生かされてました。
大きな水風呂は沢から汲み上げた水を使い。
絶景に抱かれた外気浴もあります。
客の感想も好評です。

これを集客するコンテンツとして攻めていくことにしたようです。
これを目的に来て貰うというコンテンツとします。

大きな課題

町全体を巻き込んだ物になっていない

町全体を巻き込むべく動き出しました。

道の駅きよかわにある日本そばの店にやってきました
ここで依頼していたのはサウナの後に食べて貰うサウナ飯の開発

たっぷりの唐辛子を入れて溶き卵を絡ませた蕎麦
牛肉辛麺なるものを開発してました。
あれじゃぁ蕎麦の良さ丸つぶれな気がしますが…。

カフェでは、ロウリュカレーという辛いカレーを開発。
激辛を名物にでもするんですかね。

サウナの客が地元の飲食店にも立ち寄り、観光名所や宿泊までしてくれるというサイクルを作ろうとしてました。

何とか滞在時間を延ばして豊後大野市に金を落として貰いたいという思惑からです。

今では20の飲食店が特製サウナ飯を出しています。

その中の一つ大五郎食堂という定食屋さん。
地元で50年商売してきた方です。
その方も刺激を受けたと語ります。

他から来たからこその視点があると褒めていて。
地元も頑張らないとと語っていました。

飲食店の意識も変わりつつあります。

しかしその一方で、地元の人はサウナに抵抗を感じてました。
敷居が高く利用したことがないという人が多かったのです。
身近に感じていない人が多いようです。

身近に感じてない人たちをどうやって巻き込むか

何とか感じて貰おうと動き出してました。
やってきたのは藤居醸造という酒蔵へ。
庭先で作り始めたのはテントサウナ

地元の人たちに魅力を知ってもらおうと企画したようでした。

酒蔵のご主人は初体験。
何故か帽子つけたままサウナ体験。
好感触でした。

こうやって地道に理解を得ようと頑張っていました。

サウナでまちを盛り上げ素通りする人の足を止めようというサウナに負けない熱い思いがありました。

裸の付き合いじゃないが
そこから生まれるコミュニティーがアウトドアサウナの良さ
仲良くなり笑顔で帰って行ける場所なのかなと思う

素通りさせないアイデア

大阪大学病院のロビーにはイタリアローマにある真実の口を模したオブジェがあります。

何かというと口の中に手を入れると消毒液が出るのでうs。
手を入れたくなるようにして素通りさせないアイデア。

大阪大学大学院の仕掛学とコラボしたそうです、。

とあるギャラリーでは入口の横に植物とじょうろが置いてありました。
前を通りが罹った人が水やりをしたくなるようにして素通りさせないアイデア。

ギャラリーに立ち寄る人が増えポイ捨ても減ったとんこと。

未来コンビニ

お洒落なコンビニです。
何となく未来っぽい雰囲気が。

徳島県にある人口1000人の過疎の村にオープン

買い物難民を救うだけじゃなく村を訪れる場所にと作成。
コンビニが出来た事で村が素通りされなくなり賑わうようになったそうです。

上野と秋葉原の間にある末広町でも仕掛をする人が

無料珈琲

目立つ金髪女性方。
屋台を作っていました
作っているのは、コーヒー
珈琲は無料です。

あっという間に人だかりが。
それは学習塾(エイスクール)の前。
人だかりに釣られて塾に興味を持つ人が

塾の集客に珈琲の屋台が一役買っていた

運営するインパクトある女性は田中さん
素通りされてしまう場所に賑わいを生み出す達人

田中さんに付いていくと
東京墨田区のコインランドリーみたいな店舗へ。

ランドリー…かと思いきやカフェ
ミシンやアイロン玩具まである

喫茶ランドリー

田中さんが経営しているお店。
喫茶店と洗濯機がある本やレコードなんかもあります。

施設の公民館のようなテーマで店を作ったそうです。
目指したのは地域の人たちがふらっと立ち寄れる居心地の良い空間

田中さんは設計デザインを手がけるグランドレベルという会社の社長

色々な場所に集客してました。

こみすて

フリーマーケットを出すことでゴミ捨て場を憩いの場に

スーパーのカフェ

スーパーの軒下ににカフェを作ったり

用事の無い人が通り過ぎる場所に賑わいを作ってきました。
素通りさせない達人

達人があるチャレンジをしていました。

場所は東京豊洲
タワマンが建ち並び大型商業施設がある街

そこに取り残されたスポットがありました。豊洲駅直結のあいプラザ
立地は良くて12の飲食店があるが素通りされていました。

近くにあるららぽーとやビバホームに人が流れてました。
あいプラザは通り道なだけです。

更に、もう一つ問題広場は地下1階
人目に付かないのでした。

出店している店側の悩みは深刻
集客に苦しんでいてコロナが追い打ち
色々な人に知ってもらいたいと切に願っていました。

素通りスポットを多くの人が立ち止まるスポットに

田中さんが仕掛けるのは赤いベンチでした。

真っ赤なベンチで広場に魔法を

田中さんは飛び回る

田中さんは自治体大企業から依頼殺到で全国を飛び回ります。

千葉県富津市の2年前廃校になった小学校
校舎をリニューアルするプロジェクトを進めていた

地域の人が集まる場所にどうやって変えるか

田中さんからは不思議な言葉が

「牛丼店や酒場のコの字カウンター」
「ちゃぶ台的な者を」

ちゃぶ台?
一体どう言うアイデア?

分かりやすく教えてくれたのは大西さん。

地元の人がゆっくり過ごすのが大事
高齢者向けに田中はちゃぶ台でも置いたらと言っている。
小上がりとちゃぶ台があり靴を脱いで上がるのも良いのかも

田中さんの夫建築家の大西さんでした。
大西さんの役割は田中さんのアイデアを分かりやすく伝える事

他にも大事なことが

田中さんの発想を図面に起こすこと
ランドリー喫茶店も建築士の大西さんが描く緻密な図面があり実現した
この夫婦が最強タッグでした。

その新しいチャレンジがあいプラザ

トーキョーベンチプロジェクト

東京豊洲
たくさんの店が軒を連ねるが素通りされることに悩んでいた場所。
ベンチを使い賑わいを作ろうとしていました。

今回のプロジェクトはとあるメーカーが関わっていました。
それはIHI
豊洲周辺はこの辺一帯の造船所を中心に栄えた町です。
なのでいHIが出張ってました。

今の会プラザは
入口から駅に向かって一直線に通り過ぎているイメージがある

足を止めて貰う仕掛を考えていきたい

ベンチの配置を頑張っていました。
どうしたら人の足が止まるか

田中さんたちも準備を進めるなか豊洲に貼るポスターが完成

TOKYO BENCH PROJECT

特注のベンチは居心地の良さを大事として格好良さは二の次
一般的のベンチより奥行が広く平らです。

様々な用途で使って貰う想定だそうで、人の目を引く赤色に
しかし落ち着いた赤を使っていました。

3月6日
ベンチを設置します。
配置はIHIの寺田さん達が行いました。

駅から出口に向かうルート一番人通りが多いルートに沿うようにベンチを多く

16台のベンチを色々考えながら設置していました。

田中さんが確認にきましたがいきなり駄目出し

ベンチが置かれた感想を聞いている際。
物珍しそうに見ている人が居るという意見を聞きました。

しかしベンチは珍しいと思われてはいけません。
人が座りにくい状態だからです。
物珍しい=人が座りにくい状態

そこで椅子の配置を換えるなどして工夫していました。

連続しておかれていた椅子は離してみたり。
パーソナルスペースを確保したり。
座って貰うためには程よい距離が保てることが大事とのこと。

刺激を受けた寺田さん達IHIプロジェクトメンバーも置き方を検討してました。

取りあえず2ヶ月データを収集。
結果が良ければベンチを常設そうです。

果たして効果は出ているのか?


6日後訪ねてみると
座っている人がちらほら
思い思いに利用
足を止めてくれていました。
評判も上々です。

肝心なのはここから

店に立ち寄る人が増やす事が出来るかを観察してました。

賑わいは生まれたが周りの店の利用は?

待ち合わせをしていた女性。
お店に入りました

親子は広場の店で買った飲み物を飲んでいた
母が起ち上がりさらにお店へ
ハンバーガーとポテトを買ってました

地味に集客に役に立っていました。

ベンチが持つちょっと不思議な力です。

田中さん

我々はベンチまでですけど
ベンチの先にサーカスが来るキッチンカーがくる
発想さえしなかったことが発想出来て次々起こる
住んでる人の愛着が高くなり結果良くなる

と語っていました。

まとめ

素通りさせないアイデアが色々ありました。
サウナは色々な場所で使えそうですよね。
良いアイデアだなぁと思いました。
ただ汗かいた体で鍾乳洞の水汚れないんだろうかとか思ってましたが。

ベンチを置くだけでも集客が出来るというのも面白かったです。
ちょっとした切っ掛けで変わるというのも面白かったです

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